王国騎士が愛用する操虫棍。
揺るがぬ希望を持つ者だけが
手にすることを許された武器。
目次
概要
- MHR:Sで初登場した操虫棍。
エルガドの王国騎士が使っている操虫棍であるこの武器は、
槍に旗が括りつけてあるデザイン……というより旗のポールにショートソードが括りつけられていると言った方が正しいだろう。
納刀時には小剣部分がくるりと反転し切っ先がポールと重なるため、納刀時は本当に昇り旗を背負ってるだけにしか見えない*1。
デザイン的にはかっこよく仕上がっているものの、他のシンプルな王国武器に比べると変化球な設定の武器と言える。
素直に西洋のスピアやグレイブの形でも良かったのでは……?- 虫笛側はシンプルな石突の中に発光部が見える。こちらには特にギミックは無し。
- なお、この旗は武器に付いているものなので、この色は当然変えられない。
武器だけなのでコーディネートに差し支えが出る事は少ないだろうが、装備を赤以外のカラーに統一したい人はご注意。
性能
MHR:S
- 製法はロンディーネの盟勇同行クエストのオロミドロを狩猟する★3「泥振り払う刃風」のクリアで教えてもらえる。
ロンディーネの盟勇同行クエストは比較的早めに発生するため、作成時期も早い。
作成には鉱石と王国騎士団の証Iとイソネミクニ亜種の爪が必要。
作成時点では+50の高い防御ボーナスと白斬れ味の下に伸びるやたら長い青斬れ味が特徴。
- その後強化の音沙汰も無くストーリーが進み、ストーリークリア後の傀異クエストにて傀異化した牙と鱗、
そして盟勇同行クエストで手に入る王国騎士の証IIIを用いて強化、
最終形王国騎士操虫棍ホープ改に至る。
その性能は、- 最終形としてはやや控えめの攻撃力320
- あって損はない会心率10%
- 斬れ味は素で紫50、匠で紫100まで延長可能
- スロットはLv2とLv1が1つずつ
- 百竜装飾品スロットはLv2
- この武器だけの持ち味防御力ボーナス50
- 猟虫Lvはぼちぼちな14
それでも操虫棍全体の中では低い方の火力になってしまうが、
紫の長さや高い防御ボーナスによる斬れ味スキル、生存スキルの負担軽減により
スキルを盛って火力を上げられることがこの武器の強み。
特に傀異討究クエストに入るとモンスターの攻撃がどんどん痛くなってくるため、
先に行けば行くほどこの+50が効いてくる。- 紫は長い一方白斬れ味はさほど長くないので研磨術【鋭】の採用も十分視野に入る。
この武器の弱点である火力の低さを補えるので相性はかなり良い。
その場合は業物など斬れ味を長持ちさせるスキルを切って、匠で紫を伸ばすだけにしても良いかもしれない。
ただ、作成時同様青斬れ味は必要ないほど長いのでLv1では機能しないことに注意。
- 無属性武器のライバルとしてはカムラ、鉱石、骨の各武器ツリーの基本の三振りが、癖の少ない性能同士で競り合っている。
特に、カムラ武器の最終形カムラの傑刃棍はホープほどではないがそこそこの素紫と、
Lv4とLv2という火力スキルを盛りやすいLvのスロットを持っていてスキルの盛りやすさも高く優秀。
この中ではホープが一番火力は低いが、手数の多い操虫棍には斬れ味の長さは有れば有るだけいいので、
紫斬れ味の長さによる継戦能力で差別化していこう。
- 低火力の代わりに斬れ味と防御ボーナスに優れるという、特徴がはっきりした武器。
長所を活かし、短所である火力を補うスキル構成を心がければ相手を選ばない活躍ができるだろう。
余談
- 王国武器は「ブレイブ」や「ノーブル」など、騎士が持つ精神に関する言葉が並ぶ。
操虫棍は「ホープ」、「希望」が割り当てられている。
旗はコミュニティの象徴である紋章や図柄が描かれる事が多く、
それが描かれた旗は旗そのものがそのコミュニティのメンバーにとっての象徴として扱われることもある。
この武器の旗は王国騎士団の希望の象徴なのかもしれない。- 槍、この場合はランスではなく柄の長いポールウェポンとしての槍だが、
これらは旗竿として旗が括りつけられる事があり、いざ攻め入られたという時には
旗をくるくると巻き取ってそのまま攻撃することもできたという。
それが転じて現代のスポーツの旗には槍のようにとがった穂先を着けられることがある。
- 槍、この場合はランスではなく柄の長いポールウェポンとしての槍だが、
- 旗はエルガドの各所に飾られている物ではないオリジナルの絵柄。
太陽とその下に飛ぶ鳥のような模様で、本武器以外には片手剣の盾にも類似した紋様が描かれている。