ハンターさん、このハンマーを使って下さい!
これで最高の一打を放ってきて! ぎゅー!
(イサナ船ハンマー!、発進、撃龍鎚イサナ!(MH4G))
キャラバンの夢と希望を載せて進むイサナ船を象った大鎚。
どんな困難も果敢に打ち砕く。
(イサナ船ハンマー!(MHX))
最終進化したイサナ船ハンマーは、今こそ発進する。
無敵の船で勇猛果敢に龍へ立ち向かえ。
(発進、撃龍鎚イサナ!(MHX))
MH4G、MHX(X)に登場するハンマー。
一応断っておくとクエスト名などではなく武器名である。
目次
概要
- 最近のトレンドなのか、これまたナイスなネーミングのハンマー。
その名の通りイサナ船を象った、イカしたハンマーである。
- 外見はまさにデフォルメされたイサナ船。
しかし作りも結構細かく、撃龍槍や牙までしっかり作り込まれているのが確認出来る。
工房の技術には脱帽と言わざるを得ない。
もちろん、撃龍槍を射出してリーチを伸ばしたりなんてことは出来ない。そこに技術を使え
性能
MH4G
- 旅団クエストを進めると作成できる、所謂コレクター向けイベントアイテム。
「高難度:進め勇魚よ黒鎧竜へ!」をクリア後、加工屋の娘から貰えるハンマーを強化して入手できる。
相手はもちろん黒鎧竜…なのだが、よりによって悪夢の2頭クエスト、しかもダブルで狂竜化個体である。
村クエ故にソロで彼ら2頭を屠らなければならないが、幸いにも指定地は地底火山。
こやし玉が意味をなすクエストなので、持ち込めば難易度はかなり下がる。
- 素材は鉱石素材の他、その因縁の相手であるグラビモス亜種の素材を大量に使う。
素材だけなら立派なグラビ武器である。グラビモス亜種の素材は真っ黒だが、
何をどうしたら鉱石だけで色鮮やかなイサナ船に仕上がるのだろうか。- 尤も、原型となったであろうハンマーは我らの団がドンドルマに入った時点で既に完成している。
…それにグラビモス亜種やらの素材を足しても色が変わらなかったという事だが、
モンハンでは割とよくあることである。きっと中身に使ったのだろう
- 尤も、原型となったであろうハンマーは我らの団がドンドルマに入った時点で既に完成している。
- 見た目に反して高い性能を誇る。
- まずまずの攻撃力1352
- 匠でしっかり紫ゲージ
- スキル構成の幅が広がるスロット3
- 覚醒でなんと龍属性530
匠と覚醒の両立が必須という壁が存在するが、龍属性ハンマーとしての性能はかなり高いと言えるだろう。
- 高水準のハンマーではあるがクエストを進めると更なる武器が現れる。
ミラボレアスの鎚であるミラデモリッシャー、シャガルマガラのTHEアースもG級相応の強化を受けており、
龍属性ハンマーとして名を馳せている。
匠覚醒が必須な時点でこちらはかなり分が悪い上、
ミラデモリッシャーは攻撃力1404に加えて覚醒不要で龍属性730と上位互換になっている。
しかしながら製作難易度はこれらと比べて段違いに楽なので、
イサナ船に思い入れのある方は是非作成して振るってみてはいかがだろうか。- ただし、前述の通りグラビモス亜種の素材の他、真紅蓮石を10個、
メランジェ鉱石に至っては20個も用いる。
モンスター素材より遥かに楽であるとは言え、確率が確率なので、
出ない時は非常にもどかしい思いをするかもしれない。
- ただし、前述の通りグラビモス亜種の素材の他、真紅蓮石を10個、
MHX
- MHXでも続投。団長からの依頼をこなしていくことで作成可能になる。
覚醒が存在しないため、素で龍属性を持つようになったがその属性値はわずか15と龍属性ハンマー中ワースト2位。
斬れ味+2で白は出るものの、攻撃力は180と低めで4Gから据え置きのスロット3くらいしか見るところがなく、
今回はネタ武器枠のオマケアイテムにその身をとどめている。
MHXX
- 究極強化により新たな銘を獲得。
その名も「イサナ船よ永遠に!」。くどいようだが断じてクエスト名ではない。銘が名詞ではない武器の一つである。
ちなみに公式ガイドブックによると、読みは【いさなせんよとわに!】であるらしい。間違えないようにしよう。
もしかしたら映画「ヤマトよ永遠(とわ)に」とかけてるのかもしれない。
- その性能は
- やっぱり低めの攻撃力300
- 斬れ味は上位と変わらず素の白は10と貧弱だが、匠+2でそれなりの紫20が出る
- 上位と変わらずワースト2位の龍属性20
- 対抗馬は現れなかった龍属性ハンマー唯一のスロ3
- 龍属性ハンマーでは唯一のスロット3なので、どうしてもスロット3が必要なら…と言いたい所だが、
素の白ゲージが短すぎるため、実質的に斬れ味絡みのスキルが必須なのがネック。
そして、本作では斬れ味絡みのスキルが不要なスロット2の龍属性ハンマーの層が厚すぎ、
かといって匠+1・匠+2のどちらの道にも頭抜けた物理期待値の武器が存在するためこちらの道でも厳しい。 - これらの事情から、よほどイサナ船に思い入れがあるのでなければ使うことはないだろう。
永遠にネタ枠
やはりというべきか、我らの団と共に苦難を乗り越え続けたハンターだけがこの武器を扱いきれるのだろう。
もしかして加工屋の娘のなつき度が一番重要なのだろうか…?- 一応、最初に登場した時の攻撃力は1352、倍率に直して270相当。
一方今作だとMH4Gに直せば攻撃力1560・スロ3・匠で紫20持ちとなり、
4G基準であればミラガルズイーラにも充分対抗できる性能へのチューンアップに成功している。
今作でも周りに押されてしまってこそいるが、
これを年端も行かぬ少女二人が作ったというのはやはりとんでもない大偉業であることには違いない。
- 一応、最初に登場した時の攻撃力は1352、倍率に直して270相当。
余談
- この武器によってついに読点まで銘に取り入れられてしまった。
一昔前のコピペ「形容鉄塊」が色々な意味で実現されつつある。
なにせこのハンマーの銘は、紛うこと無き単文であるのだから。- ちなみに強化前の銘は「イサナ船ハンマー!」。
ハンマーではなくハンマー!。やはり感嘆符がいい味を出している。
- 読点や感嘆符がつく武器はこれがメインシリーズで初めてだが、疑問符が付く武器はもっと以前から登場している。
その名は「ねこ?ぱんち」。なんと、こちらは初代MHから既にあった武器である。
「イサナ船ハンマー!」は、実は偉大(?)な先輩を持っていたのであった。 - 時は流れてMHW:I。
なんとイベント武器で感嘆符の後輩が登場。
メインシリーズでは久々の登場だが、なんの偶然かあちらもハンマーである。
そして性能もお察しレベルである。 - それから更に時は流れてMHR:S。
ここに来てまさかの感嘆符の後輩達が現れた。
ちなみにその中にはなんの偶然かハンマーもあるのだが、
あちらは残念性能じゃないどころかむしろ普通に一線級の性能を持っている。
- ちなみに強化前の銘は「イサナ船ハンマー!」。
- イサナと言う銘とイサナ船の形状に反して龍属性であるため、
当のグラビモス亜種本人に対しては属性が全く意味をなさない(正確には部位破壊後の背中と腹にのみ通る)。
- 上記のように、性能上はミラデモリッシャーの下位互換に位置する。
しかし、真に注目すべきは加工技術を修業中の少女と町の武器販売員の少女二人が考案し、
G級モンスター相手に通用する性能に仕上げた点であろう。
この性能の武器をあの年齢で考案、実用化させた2人の少女の将来が楽しみである。
説明文の最後にやられてそのままで良いよと思ったそこのハンターさん、ちょっとご同行を……
- なお、覚醒で龍属性、スロット3、そして(ある意味)特別なハンマーという点では、
MH3Gのポルトマルクを彷彿とさせるものとなっている。
- 抜刀・納刀時に
飾り撃龍槍の作動音が、攻撃時には最早ありもしないバリスタの作動音が鳴る(発射音ではない)。
中々芸が細かい。
- MHSTでハンマーを装備した際に使用できるライダーの特技が、どれも感嘆符が付いたものなのは、
この武器の名前を意識してのことなのかもしれない。
- 似たような武器として、MHXRでは戦国BASARAコラボとの第二弾で登場した、
「長宗我部元親」、いわばアニキの戦艦「暁丸」を模したハンマー「カラクリ槌暁丸」が登場した。
こちらは、ハンマーの動力源なのか雷属性を持つ。タメると後部のプロペラが回転する。
流石はカラクリ兵器を幾つも開発してきた、元親アニキの貫禄とも言える。
船その物をモチーフにしたハンマーという点では、「イサナ船ハンマー!」と一致する。
関連項目
世界観/イサナ船
アイテム/隕石の大塊
モンスター/グラビモス亜種
武器/グラビド武器
武器/工房試作品撃龍鎚 - 同じく撃龍鎚の名を冠するハンマー
武器/激!金獅子インパクト - 同じく感嘆符が銘に入るハンマー
武器/宇宙征服!スーパーエイト - 同上
武器/ゴシャ武器 - MHR:Sにて最終強化を施すと感嘆符が銘に入る武器群