使い手に、本質までもを委ねる
という特殊な盾斧。さあ、その
変幻なる力の一端を発揮せん。
(百竜盾斧)
百竜盾斧は止まらない。
変化を恐れず相手を見据え、
最善の一手を追い続ける。
(百竜盾斧【随機応変】)
MHRiseに登場する百竜武器のひとつ。
目次
概要
- 百竜夜行の報酬で貰える百竜チケットとヌシの素材を用いて作られるチャージアックス。
その名の通り百竜強化を重視した武器であるため、これ専用の百竜スキルが存在しスキルの枠も他武器より多い。
百竜スキルの組み合わせによって自分好みの性能へ昇華させることができる武器である。
- 外見はカムラノ鉄盾斧に赤色を足したようなものだが、この赤色部分は好きな色に無料で染め変えることが可能。
また、最終強化すると他のチャージアックスのものに外装を変更することができるようになる。
性能
MHRise
- ヌシ・ディアブロスとヌシ・ジンオウガの素材を用いて、最終強化の百竜盾斧【随機応変】に変貌する。
そのデフォルトの性能は- 攻撃力210
- 斬れ味青40、匠4から白
- 榴弾ビン
- 百竜武器共通でスロットはなし
- 攻撃力や防御力などの汎用ステータス強化、および斬れ味変更
- 属性値・状態異常値や無属性強化の付与
- 会心率や属性値などのステータス激化、およびビン変更【強属性】
- 攻撃力強化IV、無属性攻撃強化、攻撃力激化のパワー特化型にすることで攻撃力は全盾斧中トップの250に到達する。
ただし、この編成だと斬れ味変更ができず会心率も-30%となってしまうため、
匠や鈍器、見切りや弱点特効でのケアが必須。- 攻撃力強化IVか無属性攻撃強化を外せば攻撃力240とやや攻撃力は落ちるが、
斬れ味変更や属性を追加できることも強み。
百竜スキルは強化前から引き継ぐことも可能なので、
ダメージ低下を抑えつつ属性値を付与したいなら一考の価値はある*1。 - ライバルとして金剛盾斧イカヅチやゼミラブロスアームズが立ちはだかる。
どちらも攻撃力は240とわずかに劣るが、こちらには無い強みを持ち合わせている。- 金剛盾斧イカヅチは膨大な斬れ味緑と鈍器使いによってこちらを上回るビンダメージを叩き出せる。
百竜盾斧も斬れ味変更【弍型】を発動すれば鈍器使い込みのビンダメージこそ並ぶものの、
会心率-30%がもれなく発動してしまう分、会心率0%の金剛盾斧が優れている。 - ゼミラブロスアームズに対しては
百竜盾斧は斬れ味変更【壱型】を発動すれば匠をLv1から運用可能な分、
白ゲージ運用であれば匠Lv2分が浮くため、
スロットを加味してもゼミラブロスアームズより百竜盾斧のほうが僅かに分があるが、
ゼミラブロスアームズは痛恨の一撃や防御研磨術IIといった優秀かつ独特な百竜スキルの択を持つため、
実力はほぼほぼ互角と言った所。
- 金剛盾斧イカヅチは膨大な斬れ味緑と鈍器使いによってこちらを上回るビンダメージを叩き出せる。
- 攻撃力強化IVか無属性攻撃強化を外せば攻撃力240とやや攻撃力は落ちるが、
- ただし、属性運用はやや劣勢となっている。
ビン変更【強属性】と属性値激化が同じスキル枠となっており、
属性値を最大の37にしようとすると榴弾ビンで固定になってしまうためである。
強属性ビンに変更しようとすると肝心の属性値激化を失ってしまい、属性値が大きく低下。
属性値27が強属性ビンでは最高の値となるため、素で属性値30超、百竜強化等込みで40超の強属性ビンが存在する
火属性、雷属性、龍属性ではかなり苦戦を強いられる。
一応、それらの盾斧はこちらの攻撃力205を下回っているが、
属性値重視の強属性ビンにおいては差別点になるとは言い難い。- 氷属性、水属性ではそれぞれグラスシュヴァリエと鮮斧シルドラードとリムズバロデルゥが存在するが、
グラスシュヴァリエは武器スロLV1x3、シルドラードは百竜強化でそれぞれ属性値30は超えるものの、
属性値に大きな差が無く物理火力がかなり低いこともあり差別化は容易。
鮮斧シルドラードは見た目がネタ武器なので、外装変更を活かして
マルチ向けに水属性重視の強属性ビンにカスタムしてもいい…かもしれない。 - 属性値激化を利用して斧強化メインで運用をしようにも
水属性ではしろたへの衣斧の御帝、氷属性ではダオラ=ゲンムが競合相手となり、
百竜強化や武器スロ込みで双方とも属性値37を超え、
それに加えて斬れ味も実用的なので百竜盾斧にはやや厳しい分野である。- この場合は火属性、雷属性、龍属性では競合相手の属性値を越えることが出来るが、
気絶を狙わないならば上記の属性値40超の強属性ビン盾斧を使えばいいのは言わずもがな。
- この場合は火属性、雷属性、龍属性では競合相手の属性値を越えることが出来るが、
- 氷属性、水属性ではそれぞれグラスシュヴァリエと鮮斧シルドラードとリムズバロデルゥが存在するが、
- 状態異常は強属性ビンに非対応なので、必然的に榴弾ビン運用となる。
ただし、百竜武器共通の悩みだが属性値強化や属性値激化は適用されないので
属性付与した以上に属性値を伸ばすことはできない。- 睡眠属性については、無理やりではあるが差別化が可能。
睡眠属性の盾斧は夢幻のメロウベロウしか存在しないが、百竜盾斧はこれより攻撃力が30も高い。
睡眠状態にしてアックスホッパー超高出力を叩き込む戦術を取るなら、
攻撃力が高い方が一撃の威力は上がる。また、メロウベロウは鈍器運用向きの緑ゲージなので
斬れ味変更壱型による匠前提白ゲージ運用であれば見かけ以上に大きく攻撃力に差をつけられる。
榴弾ビン固定なので迷いなく攻撃力/会心率激化を採用できるのもポイント。
あちらは百竜強化込みで睡眠属性20、こちらは睡眠属性10で必要な手数が倍になるので
斬れ味込みの高い攻撃力や会心構成を活かした戦い方を考えたい。
Ver.3.0で睡眠属性12にできるようになったが攻撃力10を犠牲にするのが悩みどころであり、
最終強化まで進めてしまうと睡眠付与Iがつけられなくなるため
睡眠武器運用をする場合は百竜強化のタイミングに注意。
- 睡眠属性については、無理やりではあるが差別化が可能。
- 抜きん出て強力というわけではなく、かといって使い物にならないほど悪くもない絶妙な立ち位置にいる。
外装変更は唯一無二の特性なので、火力は愛で補って見た目装備に興ずるのも悪くない。
榴弾ビンに関しては、斬れ味or攻撃力に強化を振る以外の選択肢がほぼないものの、
絶妙に実用的、かつ外観変更もあるために評価は高め。
反面、強属性ビンはビン自体はもとより属性値激化と両立できない仕様が向かい風となり、
属性値の上限が低いので評価は良くない。
MHR:S
- 他の百竜武器同様に残念ながらMRでの強化は未実装。
MHR:Sではチャージアックスが武器種ごと性能が大幅に変更され、
それに伴い強属性ビンの評価も大きく上がっただけに、惜しい所である。
余談
- 「随機応変」とは状況の変化に応じて行動を変え適切に処理することを表す言葉で、臨機応変の類義語である。
「随機」は仏語で命や人と性質や能力を表す。
つまり随機応変は対峙する相手に応じてアプローチを変えるという意味であり、
モンスターによって百竜強化で能力を変化させ対応するこの武器を端的に表現しているといえる。
関連項目
システム/百竜強化 - 強化の詳細はこちら
システム/百竜夜行 - 素材の入手元
武器/百竜武器
武器/カムラノ鉄盾斧