武器/運命ヲ焼キ尽クス銃弾

Last-modified: 2023-07-17 (月) 08:07:09

世の業を司る獄弩。
神を捉え、地を焼尽する審判の一撃で、世界は昏迷の暁闇へと移ろう。

目次

概要

  • MH3Gに登場するラスボス、グラン・ミラオスの素材から誕生したライトボウガン。
    バレルやフレームの弦の代わりとなる部分は常時発光、明滅を繰り返している。
  • 見た目はグラン・ミラオスをモチーフとしたドラゴンの一部と言ったところで、
    頭部、翼、尻尾を思わせる意匠を確認することができる。
    しかし頭部の口からではなく尻尾側から弾を撃ち出す
    しかもバレルに射出する穴が見当たらない
    よく見れば一応銃口はあるのだが、やたらと小さい。
    これで良く弾を撃てるものである。
    • どうやら頭部はストック、翼は弦、尻尾がバレルのようである。
      普通はバレルとストックが逆では…?
  • 武器そのものではなく武器から放たれる銃弾が銘となっているという珍しいボウガン。
    このライトボウガンの象徴ともいえる火炎弾をイメージしたものと思われるが、
    他のミラオス武器とはまた違った意味で一線を画したネーミングセンスと言えよう。

性能

  • 基本的な性能は以下の通り。
     
    攻撃力会心率リロード反動ブレスロット速射
    390
    (416*1)
    -30%速いやや小右/小0LV1拡散弾(2)
    火炎弾(3)
    滅龍弾(2)
     
  • 攻撃力はMH3Gのライトボウガン中トップ。
    会心率-30%は少々痛いが、これを考慮しても高火力である。
    速射対応弾の関係上肉質の硬い相手にも立ち回れる他、
    肉質無視の徹甲榴弾と拡散弾全LVに対応し、爆破弾はデフォルトで装填数4
    全ての対応武器の中で最大の装填数である。
    リロード、反動も優秀なためスキルを組みやすいが、スロットが無いのが少々残念。
  • 会心率-30%は傍目から見れば痛いが、このボウガンにとっては殆ど関係ない。
    なぜなら、このボウガンは専ら属性弾&炸薬撃ち
    そして装填数を生かした火炎弾&滅龍弾速射が仕事だからである。
    御存じの通り、属性弾は武器倍率に比例して属性値が高まり
    また会心率は物理攻撃力にのみ影響し、属性値や肉質無視ダメージには影響しない
    ライトボウガン最高火力から殆ど何の制限も受けずに発射される属性弾の威力は凄まじく、
    火炎弾と滅龍弾に至っては速射まで可能である
    属性攻撃強化系スキルを組み込み、ブレ小を逆手に取った暴れ撃ちを発動させれば準備は完璧。
    更にそこに炸薬、爆破弾まで詰め込めるのだから、その恐ろしさはわざわざ述べるまでも無い。
    弱点属性を炸裂させ続ける銃弾は、正しくモンスターの運命を焼き尽くす
  • この特性から、火&龍属性を弱点とするモンスターに対して非常に高い火力を発揮し、
    滅龍弾速射でリオレウスに反撃すらさせないといった状況を作り出すことも可能。
    火、龍属性双方を弱点とするラギアクルス亜種&希少種に至っては、
    速射するだけでイジメかと思えるほどの恐ろしい光景が展開される
    立ち回りさえ把握しておけば、ランディープラギ亜すら難なく狩猟完了まで持って行けるだろう。
    • 連発数+1、攻撃力UPのスキルが発動する陸奥・極 / 天城・極一式とのシナジーは抜群で、
      属性攻撃強化も発動させればラギアクルス希少種ですら滅龍弾と火炎弾を撃ち切っただけで瀕死に追い込める。
      拡散弾速射も3連になるのでこちらもさらにダメージが加速。
      有効な相手ならもはや通常弾を補助として持ち込むだけで充分という、ライトボウガン屈指の火力を誇る。
  • ちなみに取り回しがデフォで理想的かつ装填数も平均値はクリアしているため、
    会心率を補えば余裕で物理ダメージ用としても使える。
    この場合もリオソウル一式が見切り+3、装填数UPと簡単に補えるため、運用は簡単。
    武器性能だけではなく、防具一式のスキルにも恵まれたボウガンと言えるだろう。

余談

  • 本武器とヘビィボウガンはインフェルノ~からの派生はなく、一発生産のみ。
    そのため生産にレア素材の光炎の大龍玉が必要。
    また、この銃を生産するには煉黒龍の炎爪を始め、
    凶眼や重翼といった部位破壊が重要な素材が必要なので、
    ミラオス武器の中でも作成難度はかなり高い。
    尤も、一発生産ゆえに必要素材数は少ないので、素材総数の面で言えば楽ではある。
  • グランミラオス素材から作られる武器種の共通点は、「攻撃力が低く属性値が高い」である。
    近接武器はもとより、遠隔武器であるも、その流れに沿っている。
    他方で、本武器とヘビィボウガンである悪鬼サエ啼ク怒号ノ砲は、
    高攻撃力、低会心率と、毛色が違う設定となっている。
    これは属性弾による属性ダメージが攻撃力を参照する仕様に合わせているものと思われる。
    よって、高い攻撃力で高属性値を示しつつ、低会心率によりそのままでは物理弾攻撃は有効でないという、
    本武器もまた変化球ではあるが、「攻撃力が低く属性値が高い」を体現しているのだ。
    • ちなみにウカムルバス素材のボウガン二種についても、
      高攻撃力、低会心率という特徴のため、初登場時は氷結弾を叩き込むのに優秀とされていた。
      しかしウカムルバス武器全体の特徴は、ミラオス武器とは違い「攻撃力が高く属性値が劣悪」のため、
      2ndGの頃はボウガン系統のみ属性攻撃が得意な武器として異色を放っていた。
      その後ライトボウガンは氷結弾運用を没収された。合掌。
  • MHR:S時点では、ボウガンにおける属性弾が得意であるという特徴づけは、
    ボウガンのステータスが、速射、移動撃ち、貫通属性弾の登場、等多岐に渡るため、
    おおむね当該属性弾の運用がしやすいという方向性が主流である。
    そのため、ミラオスボウガンのような、高攻撃力、低会心率という手法は取られないことが多い。

関連項目

モンスター/グラン・ミラオス
武器/ミラオス武器


*1 ロングバレル装着時