武器/D=ガン

Last-modified: 2023-11-13 (月) 20:36:30

強靭な素材と最新の技術により
生み出された泥翁竜の軽弩。
独自機構で岩をも粉砕する
(D=ガン)

技術の研磨により、泥翁竜の
軽弩は強化された。その銃弾は
対象を内部から粉砕する
(D=スラプト/D=トラクタ)

革新的な改良で進化した軽弩。
その銃身から放たれる弾道は、
獲物を惑わせ確実に仕留める
(D=エルデム)

目次

概要

  • SF映画のビームライフルのような、近未来的なデザインが特徴。
    抜刀すると、持ち手付近にあしらわれた円形のパーツと、そこから銃口に向けて伸びたラインが
    黄色く発光するというギミックがある。SFチックな見た目によく合い、とてもカッコイイ
    見た目のインパクトではどこぞのアームキャノンといい勝負である。
  • パワーバレルを取り付けると銃口部分が1.5倍ほど長くなり、より細く鋭くなる。
    何ならそのままモンスターに突き刺して戦えそうなビジュアルになるが、
    もちろんそんなフロムマジックのようなこと*1は出来ない。
  • MHR:Sではオロミドロ亜種が登場し、そちらの素材で「Y=ガン」を作成できるようになった。
    直接生産できる他、D=スラプトからの派生も可能。

D=ガン

MHRise

  • 最終強化は「D=スラプト」。
    他のオロミドロ武器と同様に、レア素材の泥翁竜の黄玉が要求される。
    その性能は、
    • 攻撃力180、会心率0%と火力はやや低め
    • ブレなし、反動「やや小」、リロード「やや遅い」とまあまあ
    • スロットはLv2とLv1が1つずつと優秀
    • 百竜強化は攻撃力強化III/通常弾追加II/弱点特効【属性】
    • 通常弾4/3/0、貫通弾2/1/0、散弾2/1/0、放散弾2/1/0
    • 徹甲榴弾、拡散弾、斬裂弾は装填不可能
    • 状態異常弾は毒弾6/5、睡眠弾3/0、減気弾4/3
    • 属性弾は水冷弾が7発装填、貫通水冷弾が5発装填で移動射撃と移動リロードの両方に対応
      他には氷結弾が2発装填。貫通電撃弾が1発装填。
    • 速射対応弾は無し
  • 上記の通り、かなり癖が強い水属性特化型ライトボウガンとなる。
    水冷弾と貫通水冷弾の装填数が非常に多く、移動射撃と移動リロードにも対応しているのは文句なしに優秀だが、
    速射は水冷弾系統を含めて一切不可能。さらに、物理弾の装填数は完全に死んでいて最早使いようがない。
    この武器専用の装備を構築する必要がある程に、恐ろしくピーキーな性能をしている。
  • 弾強化スキル速射強化といった重いスキルは必要が無いので、その分をとにかく属性強化に回そう。
    攻撃水属性強化はもちろんのこと、鋼殻の恩恵属性会心といったスキルも可能なら搭載していきたい。
    入れ替え技を属性強化リロードにするなら、装填速度Lv3も必要になる。
    百竜強化は「弱点特効【属性】」を採用するのがオススメだが、適用される相手と部位は限られるため注意。
    弱点特効【属性】については、オロミドロ武器の項目も参照されたし。
    • このスキルは氷結弾と貫通電撃弾にも適用されるため、
      この武器は複数の弱点特効【属性】を発動できるという珍しい特徴がある。
      尤も、装填数が終わっているので雷、氷弱点の相手に担いでいく機会は皆無だが
  • スキルさえ整えれば、水属性に弱いモンスター相手に鬼のような強さを発揮してくれる
    的確に水弱点の部位を狙うことで、マガイマガドやディアブロス、トビカガチといった強力なモンスター達を
    5分程度で捕獲ラインに持っていくことができる。さらに慣れれば5分も掛けずに討伐に持ち込むことも可能。
    装備や肉質の把握など準備に手間は掛かるが、その圧倒的な火力はやみつきになること間違いなし。
    今作では水弱点のモンスターが非常に少なく、活躍の場が少ないのが実に残念である。
  • 水属性特化型ライトとして競合するのは、ロアルストリームあまとぶや軽弩の水珠
    ロアルストリームは、この中で最も早く作成できることと、百竜強化によって散弾も扱えるのが持ち味。
    あまとぶや軽弩の水珠は反動や装填速度といった基本性能が高く、貫通弾の扱いも得意なのが長所。
    こちらは水冷弾の扱いに完全に特化している代わりに、物理弾関連の性能が悲惨そのもの……と、
    上手い具合に作成時期や性能が差別化されており、使い分けは十分に可能になっている。

MHR:S

  • 強化先が追加。最終強化先D=エルデムは攻撃力320とやや控えめ。
    嬉しいことにLv1スロットがさらに1つ増え、Lv2が1つ、Lv1が2つ。そして百竜装飾品スロットもLv3。
  • MRから百竜強化のシステムがなくなったため、通常弾がデフォルトで実用レベルまで装填可能になった。
    それ以外については特に変わりなし。
    特にというか、全く、全然、なんにも変更なし。もちろん、速射対応弾が実装されることもなかった。
    • 他の水ライトはいくらか装填数が改善されているものもあるが
      当武器の装填数と歩行リロード・歩行撃ち対応というアドバンテージには未だ比肩するものがないため
      他の水速射ライトに対してもまだまだ強気に出られる実力を持つ。
      水冷弾のみの取り回しという点では
      まさかのこいつが追走を仕掛けてきた。侮り難し海竜種界。
  • MHR:Sでは装飾品と防具スロットの自由度が大幅に拡張されており、より豊富なスキルを選ぶことができるようになった。
    当ボウガンであれば、引き続き弾強化や速射強化にスキル枠を割かず、属性強化に一点集中していくことになる。
  • MR以降は伏魔響命を筆頭に、火力を存分に高められるスキルと装飾品が益々追加される。
    スキル構成により色濃い個性を出していけば、速射使いに差をつける活躍も夢ではない。
    • 上位の頃と同じく、属性強化リロードを採用するならば補助に装填速度LV3は最低限欲しい所。
      あとは装填拡張や各種補助スキルで使い勝手を向上させていくのも良いが、
      伏魔響命に加えて攻撃、水属性攻撃強化、連撃を最大まで盛り、
      ダメ押しで見切りと会心撃【属性】まで積めるだけ積んでしまえば
      怒れるマガイマガドも震え上がる水の化け物が出来上がる。
      百竜スロットが3なので、上位までと同様に弱点特効【属性】が入るのは嬉しいところ。
    • 伏魔響命については強力な専用スキルによりデメリットを打ち消すのがメジャーであるため、
      サンブレイク発売後しばしは、上述した攻撃スキル特盛りの運用は
      リスクが高いものであり、そこまで実戦的ではなかった。
      • ヒーラーとなるサポート役の仲間を据えてマルチプレイをするなど
        工夫を凝らせば運用することは可能であったが、ワンマンではまず体力がもたない。
      しかし、無料アップデート第一弾で登場した傀異錬成により、専用スキル持ち装備の拡張性が向上したため
      専用スキルを維持しながらも火力スキルを盛る余地が出来るようになった。
      これにより伏魔響命を備えつつ、期待値をさらに練り上げることも現実的な話になってくる。
      もちろん、最高の理想値を出すためには途方もない傀異錬成の繰り返しは覚悟する必要があるが、
      それを成した暁には相応の見返りを見せてくれるはずである。
    • 伏魔響命のリスクを嫌う場合は、伏魔響命の代わりに鋼殻の恩恵でも使いやすい。
      特に、LV3まで備えれば超回復力を得られるため
      耐久力に関する安心感が得られる上にフルチャージを兼ねてもう一押し火力を継ぎ足せる。
      なにより、鋼殻の恩恵LV3はノーリスクなので他スキルでのケアを考慮する必要がない。
      加えて、LV3なら腕と腰(または脚)だけで事足りるので、
      防具の呪いもかなり軽く、防具の組み合わせの幅が広げやすい。
      瞬発的な火力では伏魔響命に及ばなくとも、火力を積んでなお便利な補助スキルを付ける余裕もできるため
      工夫をすれば結果的にDPSを上げる手立てを講じることもできるだろう。
      それと、防具レベルの都合により傀異錬成ガチャに使う精気琥珀も少なくて済む
      今流行の顕如盤石とクシャナの鋼殻の恩恵についてくる挑戦者を揃えて
      相手が怒りだしたらこちらも水魔の如き怒りで迎え撃つなども面白いかもしれない。
    • Ver.13より、Lv1装飾品で鋼殻の恩恵を発動できるようになった。
      スキル編成に伸び代が見出せる当武器としては願ってもいない好アップデートである。
      個性のあるカスタマイズをしていきたいところ。
      ただし、伏魔響命と併用する場合、鋼殻の恩恵のLv3は無効化されてしまうので注意。
      LV1or2の水属性値上昇はしっかり機能してくれるので、併用するならLV2に。
    当ボウガンを使いこなしたいのであれば「速射も使えないなんて」などと言われないよう、是非とも工夫を凝らしてみよう。

Y=ガン

焦熱の素材と特殊な技術により
生みだされた溶翁竜の軽弩。
どんな獲物も確実に撃ち抜く
(Y=ガン)

未知の技術を用いて進化した、
Y=ガンの改良型。独特の形状
で扱いには高い技量を要する。
(アルケム=Y)

MHR:S

  • 亜種武器のY=ガンはMR4にて製作可能。
    その後MR5終盤にて「Y=ガン改」、MR50で「アルケム=Y」へと強化できる。
    読み方及び由来は錬金術を意味する「アルケミー」(Alchem+y)。
    アルケム=Yの性能は、
    • 攻撃力320、会心率0%とD=エルデム同様。
    • ブレ左右/小、反動「やや小」、リロード「やや遅い」
    • スロットはLv2が1つ、百竜装飾品スロットはLv3
    • 通常弾7/6/5、貫通弾3/3/0、散弾5/0/0、放散弾4/3/3
    • 徹甲榴弾2/0/0、拡散弾2/0、斬裂弾は装填不可能
    • 状態異常弾は減気弾4/2のみ
    • 属性弾は火炎弾が3発装填、貫通火炎弾が3発装填で移動射撃と速射に対応
    となっている。
  • こちらは速射強化にスキルを投じる必要があるが、
    スキルを揃え切った貫通火炎弾速射の威力と使い勝手は圧巻。
    難点を挙げるなら、本作の火弱点モンスターは体躯が小さかったりピンポイントでしか火が通らなかったりする事が多い。
    その辺りを全部クリアしてくれるオオナズチやイブシマキヒコにはまさに特級の破壊力を叩き出してくれるだろう。
    素材元の通常種に当たるオロミドロも体躯が長く射線に角度をつければ有効に機能する。
    Riseから存在するヤツカダキの貫通火炎弾速射ライトボウガンもMR化しており、
    ソブル・ド・エテルネは貫通火炎弾速射の移動射撃に対応している。
  • 第一弾アップデートで追加された鳳仙火竜砲【銀炎】は強力なライバル。
    大きな差異としてはスロット関係で勝り、貫通火炎弾の装填数が1発劣る。
    傀異錬成での拡張性を含めて性能的には拮抗しているが、
    リオレウス希少種の討伐さえできるなら作成可能時期が向こうの方が早いのが辛いところ。

余談

  • 武器名の由来は「泥岩」。堆積岩の一種で、構成する砕屑物の粒径が1/16mm以下のものをこう呼ぶ。
    また、銃を意味する英単語「gun」にも掛かっていると思われる。
  • 最終強化名の由来は英語の「disrupt」。粉砕する、妨害する、混乱させるといった複数の意味を持つが、
    武器説明文から考えると、「粉砕する」を意識したと見るのが妥当か。
  • 亜種武器名の由来は「溶岩」。また、通常種武器と同じく「gun」にも掛かっているのだろう。
    最終強化名の由来は英語の「alchemy」。錬金術を意味する単語である。

関連項目

モンスター/オロミドロ
モンスター/オロミドロ亜種
武器/オロミドロ武器


*1 リンク先のゲーム作品において、PVやオープニングで描写されたものの実際のゲームには実装されていない挙動や要素の事