MH2にて初登場した、名前通りプーギーの一種とみられる黒い豚。
ドンドルマが拠点として登場する作品での出演が多い。
目次
概要
- 一般的なプーギーと異なり、黒い身体に紫スカーフを巻いた貫禄あるプーギー(?)。
左目部分の十字傷*1と右目の糸目、鼻先は白く染まっている。
大きさは一般的なプーギーとほぼ変わらないが、全く異なるカラー故に目立つ存在である。
「ドス」の名を冠する理由や、その荒くれ者のような風貌の所以は不明である。- MH3(G)のインテリアとして、その名も「ドスプーギー」なるものがある。
「プーギー?をモデルに作られたインテリア。これはプーギーなのか謎の一品」
と説明されており、ドスプーギーがプーギーとは別物のようにも読み解けなくはない。
MH3(G)にはドスプーギーが居ないため、モデルをはぐらかすための記述と思われるが……。 - モチーフは黒狼鳥イャンガルルガではないか?との指摘がある。
十字傷の隻眼や紫、黒といった要素はいずれも傷ついたイャンガルルガと類似しており、
また後述するが、MH4Gでは実際に黒狼鳥素材をくれたりもする。
そんな身なりではあるものの、喜んだ時の反応はプーギーと変わらない。
ハートマークを振り撒き擦り寄るドスプーギーの姿にはギャップを感じるかもしれない。
- MH3(G)のインテリアとして、その名も「ドスプーギー」なるものがある。
- プレイヤーからは正式名称で呼ばれることが多かった。
MH2の"ブタ"の予測変換や同じMH2初登場のドス猪との区別が面倒だったためでもある。
登場機会が増え、認知度が高まったこともあってか「黒豚」と呼ぶ人も散見される。
- 初登場のMH2ではオンラインモード限定で登場し、
MHP2には続投しなかったことから、長らくMH2とMHFでのみ会える存在だった。
その後は古参プレイヤー向けにさりげなく描写される程度だったものの、
アイルー村にて「プラック」と呼ばれる黒いプーギーが登場するなど、
プーギーよりも目立たないなりに細々と関連する存在が登場していた。- MH4Gではドンドルマが拠点として復活したことに伴い、
数年ぶりにナンバリングシリーズでドスプーギー自身が登場することとなった。
- MH4Gではドンドルマが拠点として復活したことに伴い、
- ドンドルマの街以外でも「ドスプーギー」と呼ばれる黒い豚と遭遇することがあるが、
彼らが全てドンドルマを拠点とする特定の同一個体なのか、
それともドスプーギーという種の1個体に過ぎないのかも不明。
各作品でのドスプーギー
MH2
- ドンドルマの街門エリアに登場する。古龍観測所の向かい側の林前を徘徊している。
村で行商ばあちゃんの後ろを付いてくる通常のプーギーとは異なり、
初回に撫でて喜ばせてもそのままハンターの家に居付くようなことはしない。- ドンドルマの街と完全に紐付いているため、オフラインでは一切見掛けない。
MH2のオンラインサービスが終了した今日では街門に行けず、彼と会うことはできない。
- ドンドルマの街と完全に紐付いているため、オフラインでは一切見掛けない。
- MH2のプーギーには「拠点内での採取ポイントを出現させることができる」仕様がある。
ドスプーギーも同様であり、餌を与えた後で撫でて大喜びさせると、特定地点まで猛ダッシュし、
その地点にて採取が可能となる仕様となっている。
また、サーバーに設定された季節ごとにドスプーギーの好物は変わっていくが、
対応した餌を与えると、ドスプーギーを大喜びさせることが可能。
その後に撫でて喜ばせることで、レアなアイテムを回収できる仕様となっている。- 採取場所は橋の傍、たそがれの流浪人近く、入り口右側、気ままな雑貨商近く。
採取回数がそれぞれ3回、4回、4回、3回と差異がみられる*2。
レアアイテムは特定地点でしか入手できず、また大喜びした後の挙動も季節によって異なる。
温暖期は全ての地点にドスプーギーが向かうため、中断しないとレアが出ない場所に行くことも。
酷いのは寒冷期で、大喜びした彼が向かう2択の内一か所でしかレアを採取できない*3。
繁殖期のみ有情仕様で、レアアイテムの取れない地点に行くことはない。
ただしいずれも雑多なアイテムが回収できるため、狙ったアイテムの入手は難しい。
これを周回するために爆死ゲリョス*4によるクエスト回しを用いるハンターもいたとか。
- 採取場所は橋の傍、たそがれの流浪人近く、入り口右側、気ままな雑貨商近く。
- 温暖期にお勧めの餌は米虫とホピ酒で、レアアイテムはドスビスカス。
寒冷期は銀シャリ草、スライスサボテン、ポポノタンでレアアイテムはアンバル鉱石。
繁殖期は頑固パン、ミックスビーンズでレアアイテムはエールナッツ。
以上のレアアイテムはMH2において他の入手先が存在しない貴重品である。
当然ながら現在では入手不可になっている。- ドスプーギーがいる場所の近くでは「ブタせんべい」というアイテムが購入できる。
当然餌として与えることはできるが、説明文とは裏腹にドスプーギーの反応は普通。
レアアイテムの入手も望めない。残念である。
- ドスプーギーがいる場所の近くでは「ブタせんべい」というアイテムが購入できる。
- 続編であるMHP2Gではポッケ村集会所にマルチプレイ拠点が移行したため、出番はない。
MHF
- MH2の要素が色濃く残るMHFでは、サービス開始当初はドンドルマと共に登場していた。
仕様は昔のままで面倒臭さが再認識されていたものの、
エールナッツなどレアアイテムは他の回収手段が存在した。
現在ではドンドルマ廃止に伴い直接は登場しない。
- なお、アシストコース加入時には「レジェンドプーギー」がクエストに現れる。
格好こそ教官そっくりだが、その体色や十字傷はドスプーギーそっくりである。
MH3(G)
- インテリアの一種にドスプーギーが存在する。
一方でこれらの作品に黒いプーギーは登場していない。
インテリアは古参向けのファンサービスらしく、知らない人にとっては謎の存在である。- 一般のプーギーぬいぐるみと同じく直立しており、紫のスカーフを巻いている。
十字傷などの再現もされているが、カラーリングが鼻先だけ白と少々雑。
- 一般のプーギーぬいぐるみと同じく直立しており、紫のスカーフを巻いている。
MHP3
- 英雄の祭の最中、様々な服を着たプーギーたちが行進する場面があるが、
「黒と緑の衝撃(スイカの服)」を着たプーギーがドスプーギーと似た体色である。
ほんの一瞬であり、ドスプーギーに分類してもよい豚なのかは不明。
MH4G
- 拠点としてのドンドルマ復活に伴い、ドスプーギーもNPCとして復活。
MH2サービス終了後はドスプーギーに会う機会はなかったため、久方ぶりの出番となる。
このせいでPシリーズをプレイしていたユーザーですら、
MH4Gを初登場作品と間違う人が散見される。
- 本作では大老殿内部に姿を見せ、大長老もそのことを言及している。
幸か不幸か、MH2のような餌を与えた後の拠点内アイテム回収はできなくなった。
当然、大長老の眼前で大老殿のアイテムを勝手に拾う……といった事態は起こり得ない。
教官の眼前の物ならば回収できたのに……
- また、未知の樹海での探索中に窮地に陥ったドスプーギーを発見することがある。
ハンターが助けると他のプーギー同様アイテムを残していく。
この仕様はMH4から存在しており、MH4Gにてドスプーギーが加わる形となった。
ドスプーギーと遭遇することで、プーギー用の服「ドスプーギー」や専用の称号も得られる。- ドスプーギーの場合、なぜかイャンガルルガと関連する素材が出る。
やはりモチーフなのだろうか。
- ドスプーギーの場合、なぜかイャンガルルガと関連する素材が出る。
アイルー村シリーズ
- 「プラック」という黒いプーギーが現れ、プーギーレースにも出走できる。
ドスプーギーと特徴がかなり近いが、ドンドルマの個体と同一の存在かは不明。- なお、よく名前を間違えられがちだがブ(BU)ラックではなくプ(PU)ラックである。
ブラック(黒)とプーギー(豚)を掛け合わせたネーミング、
という風に覚えておけば間違えることも少なくなる...ハズ。
- なお、よく名前を間違えられがちだがブ(BU)ラックではなくプ(PU)ラックである。
余談
- ドスプーギーは「モンスターハンター プーギーコレクションG」にラインナップされており、
曰く「知る人ぞ知るあの“ドスプーギー”」とのこと。
MHP2G基準のトレーディングフィギュアなだけに、シークレット扱いを受けている。
また、他にもドスプーギーをモチーフにした小物が発売された例がある。