アイルー村シリーズの主人公。プレイヤーキャラクターの総称とも。
一部ではアイルー村シリーズ独自のキャラクターとしても扱われている。
概要
- メインシリーズと同じく、基本的に「名前」・「性別」・「肌の色(毛並み)」の設定はプレイヤーの任意。
「マイアイルー」という名称も作中の世界観では使われない暫定的なものだが、
作品外部に登場する際はキャラメイクのデフォルト設定と共に使われる場合がある。
固有のデザインを持つキャラクターでもあるため、作品外部の登場率は何気に多い。
- ゲーム開始前のキャラメイクでは「名前」と「声」と「毛並み」が選択可能。
そのうち「声」と「毛並み」は“34×8”のパターンが存在する。以下は一覧。
キャラメイクの一覧 | |||||
---|---|---|---|---|---|
毛並み | アイルー | 茶アイルー | レモン | オレンジ | グレープ |
マスカット | メラルー | 黄メラ | 黒メラ | ムーディ | |
隠密 | ゴールド | 黒 | 茶 | 白 | |
ブラウン | 深青 | 蒼 | 桜 | ハッカ | |
漆黒 | 若葉トラ | 黄トラ | アメショー | 銀蒼トラ | |
灰トラ | 茶トラ | 赤虎 | 青ぶち | 茶ぶち | |
赤ぶち | 深海 | パープル | 白黒 | ‐ | |
声 | おとこのこ | やんちゃ | おじさん | おにいさん | おじいさん |
おんなのこ | おてんば | ‐ | おねえさん | ‐ |
- ※デフォルト設定:アイルー×おとこのこ
- アイルー村のアイルー達の声はメインシリーズ等で耳にするネコそのままの鳴き声ではなく、
さながら合成音声かエフェクターをかけたような音声が使われている。
間違いなく本家では扱われないような声なので、そのギャップに驚く人もいるかもしれない。
とはいっても、結局ここでも「ニャーニャー」騒ぐことには変わりないのだが。- メインシリーズ等のハンターと同じく、この音声は全てスタッフが担当したものらしい。
- 初期状態は“ぽかぽかベスト”というオレンジの革に白と水色のギザギザ模様の布をあしらった服装をしており、
作品外部にて“マイアイルー”のシンボルとして度々使われている。
なお、ゲーム本編では条件を満たすことで様々な服装に着せ替えられるようになる。
- 余談だが、作中で仲間になる住人達の殆どはキャラメイクと同じパターンで構成されている。
同じ毛並みで衣装と表情を揃え、相手の動きを真似るともはや見分けがつかない。
登場人物としての人物像
- どういうつもりなのか、村の離れ小島(ギルド予定地)で寝起きするクセがあり、
起きる時間も誰よりも遅い。長屋や祭壇が出来ても野宿と遅起きする癖は直らない。
そのため、決まって長老か代理の情報屋に起こされるのが日常であり、
アイルー村の物語も「いつまで寝てるんじゃ!」と長老に叩き起こされるシーンから始まる。- マイアイルー自身の出生は不明だが、少なくとも旅をして村に辿り着いたわけではないようだ。
- 探検クエストではメンバーが出す提案を採択し、指示を出す役割に就く。つまりはリーダー。
ゲームの画面上に表示されないが、作中では仲間と共に探検していることになっている。
- 性格は明るく表情豊かで、見ず知らずのアイルーの相談を快く受けるほど友好的。
来客が突然村の中に上がり込んでもイヤな顔ひとつ見せないが、
困ったことを言い出すアイルーに呆れ顔を見せるくらいには正直。でも怒らない。
そしてガーグァが逃げ出すほどのオーバーリアクションは一部で語り草にされるほど。
総じてプレイヤーの分身ながらも愛嬌にあふれたキャラである。カワイイ。- モンハンシリーズの主人公らしく自発的に話すことはないが、
特定のイベントで現れる会話の選択肢はマイアイルーのセリフとして扱われている模様。
ワガママが尽きない長老に対して「この人、何とかして…」と管理人に愚痴をこぼすシーンはガチ。
まぁカルチャーショックのコメントも彼(彼女)が残しているので、あまり寡黙な印象は受けないのだが。- ちなみに必ずといっていいほど語尾に「ニャ」付けする。
- モンハンシリーズの主人公らしく自発的に話すことはないが、
- 長老の思い付きを軽いノリで返すように村づくりを請け負ったとはいえ、
マイアイルーのセンスと人柄は村の誰もが認めるものであり、活動の中心人物になりうる素質は秘めていた。
住人のアイルー達がマイアイルーに従うのも彼(彼女)の人望故であり、
村の事業も彼(彼女)の働きかけによって実現し成り立ったと言えるものである。
G級編の冒頭では村づくりの功績を認めた長老から「村長見習い」の肩書きを与えられ、
ひいては次期村長になる為の勉強として、長老発案のアイルー村もっとモテモテ化計画
…じゃなくてもっとぽかぽか化計画をG級リーダーとして進める事になる。
- 最終的には総勢120匹を超える住人を迎え入れ、老山龍から大爪を採取する程の手腕を発揮し、
アイルー協会が認めたG級アイルーと様々な特産品の産出に大きく貢献する。
そして釣りも野菜も鉱石も虫も動物も料理も歌や踊りも爆弾も探検もプーギーもレースもオシャレも芸術も、
なにより仲間のみんなが大好きなアイルー村の村長として認められるようになる。
全ては成り行きとはいえ、いくらなんでも属性を盛りすぎではなかろうか。
- 事実上の続編となる“アイルーでパズルー”では同一の個体は登場せず、会話で語られることもない。
一応ツバキが開戦前のセリフで「師匠(=マイアイルー)」の名を出しているので
存在そのものが抹消されたと言い切れないのだが、彼(彼女)が村に居ない理由は明らかにされていない。- 余談だが、マイアイルーの存在は一癖もふた癖もある村の住人達の抑止力になっていたようであり、
登場する住人達の中には村の事業が崩壊しかねない願い事を抱えてパズル大会に望む者がいる。
開戦前に村中を掘り返したりプーギーだらけにしたり畑仕事に従事させたりな宣言をするわけだが、
その後の折り合いがついたかどうか心配である。実際ヤバイ結末になることもあるし。
- 余談だが、マイアイルーの存在は一癖もふた癖もある村の住人達の抑止力になっていたようであり、
アイルーでパズルー
- プレイヤー操作限定のキャラとして登場。シリーズ本編と同じくキャラメイクと着せ替えが可能。
ただし登場人物としては「パズル係の役職を目指して大会に参加する新参者」という設定であり、
シリーズ本編で活躍していたマイアイルーとは似ても似つかず、別個体として扱うべき存在と言える。
標準服のぽかぽかベストもジェムのネックレスが装飾として加わっており、デザインが若干違う。
- 必殺技は“ラッキーエッグ”。NEXTジェムを虹色たまごジェムに変えるシンプルな効果だが、
虹色たまごジェム自体が攻撃にも防御にも使える汎用性を持つので、初期装備ながらも強力。
また、開戦前に服を着せ替えることで必殺技を変更することが可能。ただしジェムパターンは据え置き。- ちなみに服装の入手先となる住人もプレイアブルキャラクターとして扱えるが、
長老のみは例外であり、プレイヤーが長老の必殺技を使うには必ずマイアイルーを通す必要がある。
- ちなみに服装の入手先となる住人もプレイアブルキャラクターとして扱えるが、
- ストーリー的に寡黙で通すのは厳しかったからか、今作では自発的に喋る。
恐らくモンハンシリーズの主人公としては初の事例だろうが、流石にマイナーすぎて話題にされない。
余談
- マイアイルーが着せ替えられる服装は非常に多く、性別や世代によって着れない服の制限はないので、
その気になれば男装や女装をすることも出来たりする。というか公式PVでしちゃってる。
当然おじさんが女の子の服を着れたりするわけだが、字面だけ見ると犯罪臭しかしてこない。
しかし元々のモデリングが性別・世代問わず共通した骨格なので、仮に異性の服を着ても違和感はなく、
住人達の反応もペアルックだと喜ばれるのがせいぜい。取り立てて騒ぐような話題ではなかったりする。
- アイルー村シリーズがメディア展開した作品にもマイアイルーがモデルのキャラクターは存在し、
“菊池晃弘”作の漫画版ではマイル、“相坂 ゆうひ”作の小説版ではココア、
DLE制作の“ぎりぎりアイルー村”ではニャイトの名前で登場する。
ただしキャラクターの設定は各作品ごとに大きく異なるので、ゲームのそれとは別のものと割り切るべきか。- とはいっても作中の立場は(経緯や展開に違いはあれ)ゲーム版と殆ど変わらない。ぎりぎりの方? 知らん。
ぽかぽかベストの件も含め、アイルー村では誰が主人公かが明確にされていると言えるのかもしれない。 - 関連グッズでは単純に「マイアイルー」名義で登場することが多い。
- とはいっても作中の立場は(経緯や展開に違いはあれ)ゲーム版と殆ど変わらない。ぎりぎりの方? 知らん。
- メインシリーズではオトモ用の防具としてゲスト出演している。詳細は以下のリンク先を参照されたし。
関連項目
シリーズ/モンハン日記 ぽかぽかアイルー村
シリーズ/アイルーでパズルー
ゲーム用語/主人公
オトモ/ぽかぽかシリーズ - マイアイルーを模したオトモ防具。
登場人物/アイルー村の住人 - アイルー村の仲間達。