防具/エース・クイーンシリーズ

Last-modified: 2020-04-11 (土) 18:00:44

筆頭ハンター達になりきれる防具。初出はMH4G。

目次

概要

  • 男性用は筆頭リーダーになりきれるエースシリーズ、
    女性用は筆頭ガンナーになりきれるクイーンシリーズとなっている。
    エースシリーズのガンナー用防具やクイーンシリーズの剣士用防具もある。
    • 案の定、これを装備してギャラリーで筆頭ハンターたちと共演するムービーを見ると…
      やっぱりシュールである。
    • 彼らの装備は、基本的に既存の装備をアレンジしたものなので、
      MH4以前の作品でもこれに近い見た目の装備を組むことはできる。

性能

MH4G

  • 発動スキルは共通が舞踏家裂傷倍加、剣士はそこに業物、ガンナーは連発数+1が発動する。
    G級防具でありながら、それ以外のスキルポイントは一切無い。「…他に何か。」
    • 個々のパーツとしてみると、剣士用の腕は斬れ味+3に3スロットとそこそこ優秀。
      潔癖+4、スロット2のガンナー胴も、特にヘビィボウガン用の装備を組む時はよくお世話になる。
      一方でなりきりに重要な頭部位は潔癖+2に斬れ味/速射+3とスキルは悪くないがスロットは1つ。
      組み合わせ時の拡張性を考えるとスロット1つは少々物足りない。
      筆頭ハンターになりきりプレイする際には必須の部位なのだが…(ちなみに髪の毛部分は色彩変更可能)。
  • しかし最大の問題は、筆頭ハンターを模しているにもかかわらず、
    筆頭リーダーが装備する双剣との相性がさしてよくないことである。
    業物はいいが、張り付いて戦うには舞踏家はいまいちと言わざるを得ない。
    一応、筆頭リーダーは剣全般が得意という設定もあるので、
    業物と回避距離を生かしやすいスラッシュアックスや太刀を担ぐといいかもしれない。
    一方でガンナー装備は、筆頭ガンナーの持つライトボウガンとの相性が良い。
    ガンナーであれば舞踏家も活かすことができる。更には速射スキルが不要な場合は頭を剣士用にすることで
    潔癖のポイントと空きスロット、そして見た目をそのままに防御力を稼ぐことが出来る。
  • 最後に作成難易度だが、作成には筆頭ランサーから依頼されたクエストで入手できる筆頭チケットの他、
    古龍の血と同じく依頼のあったネルスキュラ亜種とフルフルの捕食関係コンビの素材を用いる。
    さらに頭以外にはそれぞれ火竜・雌火竜・雷狼竜・黒蝕竜の逆鱗を1つずつ
    頭にはなんと千刃竜の鏡玉を使用する。
    しかし前述の通り頭部位はお世辞にも優秀とは言い難い性能。鏡玉を使用するかはよく考えるべきだろう。

MHX

  • 本作にも筆頭ハンター達が登場し、彼らの依頼をこなすと作成できる。
    上位装備のためか剣士・ガンナーともにスロットは一切無く、発動スキルも変更されている。
    剣士用は業物、心眼、スタミナ急速回復が発動し、見ての通り双剣で特に嬉しいスキルが2つ揃う。
    筆頭リーダーになりきるには十分すぎる性能だろう。
  • 一方のガンナー用は弾薬節約装填数UP、スタミナ急速回復。
    …なんだかボウガンというより弓用のスキル構成である。覇弓叛逆弓向けか。
    だが弓用にしても集中を付けるためには神おまと武器スロットの両方が必要になってしまうのが痛い。
    3スロットだけでもあればもう少し有用だったのだが…。無論弾強化スキルをつける余裕はない。
    ボウガンではパッとしない組み合わせであるので、武器まで筆頭ガンナーと合わせるのは難しいだろう。
    • 前作とは逆に、今回は剣士版はかみ合うがガンナー版がいまいちかみ合わないという結果となった。
      双剣と弓はスタミナが火力に直結するので要求されるスキルが似てくる傾向があるため、
      両方と合う組み合わせはなかなかないのだろうか。
  • ちなみに素材面はかなり緩和されている。
    ベルナチケットと古龍の血、それと獰猛化モンスターの素材を少々で済む。
    前作のようにひたすらネルスキュラだけを狩りまくる必要は無いし、レア素材も不要である。

MHXX

  • 今作ではエースX・クイーンXシリーズが登場。
    追加された筆頭リーダーの依頼を達成することで作成可能になる。が……
  • 性能は順当に強化されており、レア9として平均的な水準の防御力を持つ。
    スキルは上位装備のものに剣士は砥石使用高速化、ガンナーは最大数生産が追加される。
    ただし全耐性一律ゼロとスロット数ゼロに変化はない。
  • スキルとして見れば剣士はより双剣特化になり、特に素紫の武器と相性良し。
    逆にガンナーは最大数生産が弓では殆ど意味がない*1ため上位と変化なし。
    むしろブレイヴスタイルの納刀継続やエリアルの若干の強化からボウガンにも使えるようになった。
    ちなみに今作から登場している筆頭ハンターに関連した武器群とは好相性。
    剣士はザ・リーダーの素紫の維持に特化したスキルに最低レベルの拡張性を補うスロット3つがマッチ。
    ザ・ガンナーもブレイヴならイナシやステップ発射でスタミナを使うので珍しく気力回復が活きる。
    通常弾の弾数を補強する最大数生産や弾薬節約で長期戦に強くなるのも特徴。
  • と、ここまで性能に関して見てきたが、この防具の問題は作成可能時期にある。
    前述の通り、依頼をクリアする必要があるのだがその依頼というのが渾沌に呻くゴア・マガラの狩猟。
    4Gでは特別許可証前の相手だったが、今作ではHR上限解放後の裏ボスとなっている。
    つまり、HR上限を解放しないと作成出来なくなっている
    解放後となるとレア10の防具が跋扈するようになり、一式のレア9以下は型落ちしがち。
    その気になれば、護石と相談してこれと同等かそれ以上のスキルと高防御力を両立可能でもある。
    一式としての運用価値は時期的に殆どないのが現実である。
    • 一式での価値といえば防具合成くらいのものだろう。
      彼らの武器に合わせたスキルの防具をこの見た目にして戦場で活躍すれば、
      さながら気分は筆頭ハンターそのもの。
      逆に足手まといになると筆頭ふんたーの蔑称再来である

余談

  • ちなみに、前記の通り必要素材は筆頭ランサーの依頼で入手できるが、彼の防具は作成できない。
    形状が一番近いのはインゴットシリーズだろうが、金色具合が足りない。
    形状が近いというだけあって、肩周りの装甲など形状にも若干差異が生じてしまう。
  • 前述した通り、これら装備には元になったものが存在する。
    筆頭リーダーのエースシリーズなら胴から順に、 一方筆頭ガンナーのクイーンシリーズなら、 以上のものに少々手を加えたもので構成されている。
    …お気付きだろうか、腰が城塞撃隊ではなく城塞撃隊、すなわち剣士防具なのである。
    元になっただけで実物ではないのだが、なんとなく防御力が高そうな気がしてくる…かもしれない。
    • 元々の城塞遊撃隊【鎖帯】はハンターから見て右側に防御が集中している。
      ガンナー防具のそれとは逆であるため左右反転されたのだろう。
    • エースシリーズにはアロイ系列の見た目が複数入っている。
      これは初期案でダマスク装備を着ていたことの名残だと思われる。
  • エース・クイーンという銘はおそらくトランプの札のA・Qからだろう。
    筆頭ハンター残りの二人の装備に固有名がついたらランサーはキング、ルーキーはジャックだろうか?
    ルーキーは装備がころころ変わるし、最終的には既存のハンター装備しか着なくなる
  • 海外版「Monster Hunter 4 Ultimate」及び「Monster Hunter Generations」*3では、
    筆頭ハンターの表記が「Ace Hunters」となっている。

関連項目

登場人物/筆頭ハンター


*1 調合数が変動するビンは爆破ビンのみ
*2 インゴット、ダマスクも同形状であるため実際のベースはそれら3種のどれか。
*3 それぞれMH4G、MHXの海外版