防具/ギルドナイトシリーズ

Last-modified: 2024-02-15 (木) 11:49:06

無印から登場する防具。
本項では、この防具と関連が強いギルドガードシリーズギルドバードシリーズ
ギルドパレスシリーズギルドクロスシリーズ
そして女性用のスカラーシリーズについても後に紹介する。
なお、ギルドナイトシリーズの女性用装備である
メイド/プライベートシリーズについては個別記事を参照。

目次

概要

  • ギルドナイトが任務の際身につける衣装…のレプリカ
    レプリカとは言え、その性能は対飛竜戦に用いても全く問題ないほど。
  • なんと、初代MHから登場している最古参のシリーズでもある。
    無印時代の説明文によれば、ギルドに貢献することで使用を許されるようだ。
    ギルドナイトスーツとギルドナイトベストの2系統がある。
    ちなみにどちらのシリーズも剣士、ガンナー共有である。
    • 同じギルド装備として派生シリーズが多いのも特徴で、
      一部の女性用装備は受付嬢の制服のレプリカになっているものもある。
  • デザインは非常に秀逸で、
    ギルドナイトスーツシリーズは、派手さと威厳を両立した羽帽子が特徴的なデザイン。
    ギルドナイトベストシリーズは、頭部が怪盗を思わせるマスクになっており、
    胴体部分もデザインはスーツの使い回しながら色合いが違うため受ける印象はまるで異なっている。
  • 作成難易度は各種コインを要求されるので地味に高い。
    MH4で再登場した際には作成にコインが不要になったが、
    集会所ラスボス以降で手に入る希望の証と探索かギルドクエストでのみ戦えるモンスターの素材が必要なため、
    製作にはやっぱり苦労する。
    ギルドに貢献を認められるのはやはり簡単な事ではないようだ。
  • 孤島地方やユクモ村ではあまり普及していないのか、登場しない。

性能

  • 見た目はカッコイイが、性能は基本的に典型的且つ完全な物欲装備
    このためパーティープレイだと嫌がられる可能性が高いので注意。

MH~MH2

  • 初期のシリーズでは発動スキルが採取、神のきまぐれ、幸運戦う気ゼロの構成であった。
    ちなみにこの頃はスーツとベストは完全に同性能で見た目が異なるだけであった。
    • MHGでは印の無い(下位の)ギルドナイトシリーズを作成する場合
      全部位にモノブロスハートが1つずつ要求されるという狂った作製難度だった。
      おそらくオフライン専用プレイヤーのために用意されたやり込み要素だったと考えられる。
      MHP・MH2ではモノブロスハートを要求されることはなくなっている。ありがたいことである。

MHP2(G)

  • 流石に酷すぎたのか、MHP2からはベストがガンナー用に分けられるようになった。
    …が、発動スキルに不運が含まれているという存在意義を根本から否定するような状況に。
    他のスキルも散弾強化にブレ幅DOWNと悪くはないが、
    散弾メインならブレ幅DOWNいらないよね」という微妙に噛み合わない構成。
    • ちなみにスーツの方はいい意味で相変わらず。
      探知が付くなど、多少は実戦向きのスキルは発動するようになった。
      なおベストがガンナー向けだからと言って、こちらは剣士向けのスキルが発動するわけではない。

MH4(G)

  • 3シリーズではしばらく登場しなかったがMH4でギルドナイト装備が久々に復活。
    下位の方は後述のギルドバードのみであり、
    ギルドナイトの方は上位装備、ギルドナイトXはG級装備として登場している。
    一式での発動スキルは剥ぎ取り鉄人広域化+2挑発となり、
    さらに一式では発動には足りないが剣士は、ガンナーは装填数のポイントも付く。
    ギルドバードと発動スキルや耐性が似通っていることから、
    事実上ギルドバードSが廃止されギルドナイト装備に置き換えられた形と言える。
    脚装備は胴系統倍化なのでもう一つ二つはスキルが発動可能。
    パーティプレイで広域化を活用した支援キャラとしてなら活躍できるだろう。
    • 脚部位は男性用の胴系統倍化の脚部位としては最高の防御力を持つが、
      見た目がピチピチの黒タイツなため、全体的にゴツい男性用防具と見た目が合いにくい点が悩みどころ。
  • ギルドナイトXは発動スキルの割に必要素材がデンセツコインGや各種コインGなど
    意外と集めるのが面倒になるアイテムばかりであるが、
    部分的には優秀なSPを持っているので是非作製してみよう。

MHX(X)

  • MHXでも上位からの登場。
    ただしギルドバードもSシリーズがあるので単に重役出勤なだけ。
    スキルは幸運とオトモへの采配。要は物欲装備のままである。
    これはギルドバードSとほとんど変わらなく、号令が采配かの違いしかない。
    全部位に1スロットあるので戦闘スキルを付けられないことはないが、厳しいものがある。
  • MHXXではG・ナイトXが登場する。
    スキルは剣士に剛撃、ガンナーに裏稼業が追加され一応実戦に耐え得るものとなった。
    …が、大半の人は防具合成によってその見た目を活用していることだろう。

関連防具

ギルドガードシリーズ

  • ギルドナイトシリーズのバージョン違いのような立ち位置にある防具。MHP2から登場した。
    こちらはシリーズ通して蒼と紅の2種類が用意されている。
    剣士用がベスト、ガンナー用がスーツになっている点もギルドナイトシリーズと変わらない。

MHP2(G)

  • 上位で作成可能。こちらは男女共有である。ギルドガード紅、蒼が作成可能。
    こちらもスーツとベストが用意されている。
    肝心のスキルは…
    • 紅スーツは探知が消えて運搬の達人に、
      さらに悪霊の加護が付くなどますます実戦からかけ離れてしまった。
    • 紅ベストは散弾強化散弾追加が付く有用な構成。
      ただ、幸運が消えている上悪霊の加護も付いているのが悩みどころ。
    • 蒼スーツは剥ぎ取り名人と精霊の加護が付く…のはいいが、
      不運がさらに凶悪化して災難になってしまっている。
    • 蒼ベストは通常弾強化が付き、剥ぎ取り名人もあるが、やはり災難がネック。
      まあ、素材ツアートレジャーハンターで使うのであれば問題ないだろう。
      秘玉の剥ぎ取り確率もグンと上がる…かも…?

MHX(X)

  • 久しぶりに登場。ギルドナイトと再会しギルドバードと邂逅することとなった。
  • 村クエストを攻略していくと依頼される2つのクエスト、
    「高難度:青の連撃!」と「高難度:赤の猛攻!」のそれぞれをクリアすると、
    ギルドガード蒼、紅がそれぞれ生産可能になる。
    要求素材は、ギルドチケットとポッケチケットに加え、青い素材と赤い素材をそれぞれ用いる。
    • 蒼シリーズは、本作の炭鉱夫推薦装備筆頭。一式でお守り収集とオトモへの采配が発動する。
      オトモへの采配はともかく、護石王のSPが付く装備はほとんどない。
      スロットも全身で1つずつ空いているので、護石王の装飾品を全てに詰めて、
      村クエでもらえる採取+10のお守りを装備、後はスロ3の武器に採取珠を3つ入れれば、
      お守りハンター採取+2のお守り特化装備ができる。
      ついでにガブラスやウロコトルなどを構ってくれるオトモの攻撃力防御力も上がる。
      え?けむり玉とこやし玉でいい?
      オンラインでたんと掘れ燃石炭に行ったら、全員が青いギルドナイトだった…
      というのもザラである。
      • なお、護石王の装飾品には火竜の煌液がいるので、HR6だとかなり厳しい。
        運が良ければ護石王のお守りがあるはずなので、そちらで代用しよう。
        護石王+5スロ3のお守りがあれば武器スロも不要になる。
      • ちなみに、胴部位に護石王のSPが2、スロットが1あるので、
        胴だけ作って残りを倍加で埋めてもスキル構成的には問題ない。
        ただし、普通にプレイしていればギルドガード蒼一式を作る方が各部位の倍加装備を作るより楽である。
        他に倍加装備を作成済みなら使い回しが効く程度。
      • SP的には宝纏シリーズの劣化ではあるのだが、あちらはスキル発動が非常に厄介なので、
        作成が楽なこちらの方が人気は高い。
    • 紅の方はほぼ話題にならない。こちらはお守り収集が剥ぎ取り鉄人に変わっている。
      採取特化でも問題なかった蒼とは違い、剥ぎ取りのSPを有効活用しようと思うと、
      大型モンスターとの戦闘が避けられないので、活躍させるのはかなり難しい。
  • 生産可能になるためのクエストはどちらも大連続狩猟で、
    最初から2頭配置されており、片方を倒すと最後の1頭が出現するという師匠からの試練と同形式のもの。
    とはいえ、分断柵が機能する上に再使用できるようになるまでの時間が20秒と短いためさほど苦戦しない。
  • MHXXでは赤、青共にG級版が追加された。

MHF

  • 男女共用であり、ギルドガードベストとスーツ、更に紅と蒼の計4種類が存在する。
    一式での発動スキルが以下の通り。 紅系列が攻撃系、蒼系列が防御系といったところだろうか。
    なお、どの系統でもこのままでは発動スキル以外のスキルポイントが一切なく、
    スロットも多くて2個。ロビー以外には碌に使い道がないとも言える。
  • しかし、LR防具の実装と共に、ギルドガードシリーズもG・ガードRシリーズに
    強化出来るようになった。ベスト・スーツと紅・蒼に分かれているのも一緒である。
    なお、スキル構成は大幅に変わっており… と、なんとも言えない組み合わせとなっている。
    ただし、発動スキル以外にもスキルポイントが付加され、混合防具にも一応使えなくもない。
    スロット数が相変わらずなので、使われることはあまりないが…。
    何より、剣士・ガンナー共用装備の宿命なのか防御力が低く、一式での防御力は350台がいいところである。
    ダメージインフレの激しいMHFでは、少々心もとない数値である。
    なお、派生強化に狩人祭専用の素材を必要とする。
  • なお、頭防具のみSP防具版が存在する。
    古龍SP防具には劣るが、それなりの防御力に加え、SP装飾品でのスキル値の自由度、
    加えてファッション性も高い為、中々秀逸な逸品に仕上がっている。

ギルドバード・スカラーシリーズ

  • MH3で新たに登場したギルド○○系の新シリーズ。
    ギルドガードの剣士版をブラッシュアップしたような外見で、金の縁取りがより強調されているのが特徴。
    また、タイも金色に変更されている。
    見た目は剣士・ガンナーで全く同じだが、スキルは大幅に異なる装備セットになった。
  • ギルドナイト装備の派生形だが、男女でコンセプトが大きく異なっている。
    女性用のスカラーシリーズは、モガの村(ロックラック)受付嬢の制服と同じデザインである
    • 机仕事に特化した軽装で、明らかに狩猟に適しているとは言い難い。
      しかしこう見えて、男性用のギルドバード装備と同等の防御力・性能を持っている
      常識的に考えるとおかしい…
      • 剣士用装備の説明文にて、「単なる帽子とは思えない防御力を持つ。(スカラーフード・頭装備)」
        と防御力の高さには保証がつくほど安全性が高いことがうかがえる。見た感じただのべレー帽にしか見えないが
        なしては、「受付嬢の着る衣装にも防御力はあるのだろうか。(スカラースーツ・胴装備)」
        解説者も疑問符を打つほど。その秘訣は未だ謎に包まれている。
    見た目は似ても似つかないが、性能と必要素材は全く同じという少し異質な装備である。
    なお、MHX(X)ではスキルが男女で異なっている。

MH3(G)

  • 以前のシリーズにあったギルドナイトシリーズと比べると実用性が大幅に改善されている。
    幸運は相変わらずついているものの、自動マーキングと回避性能+2という実践向けのスキルがついた。
    ただ、作成に必要なコインは死ぬほど多く、作成するには相当な回数闘技大会クエストを回す必要がある。
    マイナススキルとして挑発が発動してしまうが、回避性能があるためそこまで気にならないだろう。
  • MH3の上位ではギルドバードGが作成できるようになるが、こちらは下位版以上に作成が面倒なだけでなく、
    自動マーキングと回避性能が発動できないという大きな問題を抱えている。
    代わりに幸運が激運になり、捕獲名人も付く…と、徹底的なまでの物欲装備仕様である。
    そして、マイナススキルの挑発は相変わらず。
    こんな状態でクエストに行っては嫌われるのは疑いようがなく、やはりと言うか下位版の方が人気が高かった。
    また、地味な欠点だが鎧玉で強化してもなぜか上位版のこちらの方が少し防御力に劣っている。
  • なお、どちらもオンラインモードでなければ入手できないコインが要求されるため、
    サービスが終了した現在ではMH3では入手不可能になっている。
  • MH3Gでは運気と千里眼のSPは引き継ぎつつも、回避性能のSPが体力に変更されてしまった。
    しかも、付与されるSPが控えめでどれも低ランクのスキルしか発動しない、となんだか微妙。
    ちなみに上位版はギルドバードSに名称を変更されている。
    • G級装備のXも追加された…が、発動スキルは体力+20探知お守りハンター幸運挑発で、
      スロット数も計3個しかないなど、どこか微妙な感が漂っている。
      一式でお守りハンターが発動する唯一の装備ではあるのだが、
      戦闘用としても採取用としてもスキルが全体的に中途半端な感じである。
      • 一応脚が胴系統倍加なので、ここだけは使えないこともない。
        ただ、脚の胴系統倍加はアシラXやラングロX、ガンキンXとライバルが多いので、
        耐性のバランスがいいことを活かさないと運用は難しい。

MHP3

  • MHP3では打って変わって不運と捕獲名人が付くように。
    合わせて観察眼も発動するので捕獲特化装備として運用するといいだろう。
  • おまけ的に広域も付与されており、下位版は広域+1、上位版は広域+2が発動する。

MH4(G)

  • ギルドナイトシリーズと同時にこちらも続投。
    上位版のギルドバードSは廃止され、ギルドナイトに置き換えられている。
    発動スキルが剣士ガンナー共通で幸運広域化+2挑発となっている。
  • 脚装備は下位では貴重な胴系統倍加持ち。
    カブラシリーズなども同じだが、こちらは防御力の高さや耐性のバランスに優れている点がポイント。

MHX(X)

  • 今まではギルドバードとスカラーは全く同じ性能だったが、
    今作では異なる性能を持つ装備に変更された。
    また、作成方法もコインではなく、チケット類を中心とした素材関係からに変更された。
  • まずは男性用のギルドバードから。こちらは下位の無印版と上位のS版がある。
    スキルに関してはいつも通り幸運がデフォルトで発動し、
    それに加えてギルドナイト装備のオトモへの采配の代わりに、オトモへの号令が付いてくる。
    下位の方は悪霊の気まぐれがマイナススキルとしてついてくるが、上位ではなし。
    全体的に、ギルドナイト装備とほぼ同じ構成と言える。
    • ギルドナイト装備ではギルドチケットが要求されたが、こちらでは龍歴院チケットが要求される。
      なぜ龍歴院なのかは不明。ギルドと関係の深い組織だからだろうか? 
      MHXXではスキルになんと剛撃・裏稼業が追加されたG・バードXシリーズが登場。
      もしかすると、レプリカなどではなく実戦投下品なのかも…。
      必要素材はモンスターG級素材に龍歴院チケットG、そして不屈の証エルトライト鉱石
    一方の女性用であるスカラーシリーズは性能が大きく変わり、
    発動スキルは回避性能+1、笛吹き名人(精密射撃+1)、挑発となっている。
    回避性能は12ポイントで空きスロットも3つあるため、回避性能+2の発動は容易。
    防具合成解禁前に見た目とスキルの両立装備を入手できるという点で狩猟笛使いからの人気が高い。
    • こちらは作成に必要な素材がギルドバードと同じく龍歴院チケットに加えて、
      ユクモ村の村人の依頼で手に入るユクモチケット、後は中型モンスター・大型モンスター素材を少々。
      ただし加工屋のラインナップに並ぶための条件が指定されており、
      アイシャからの依頼でガノトトスを1頭狩猟する必要がある。
    • なお、腰パーツの製作にラングロトラ素材が要求されるだけでなく、
      強化途中で入る素材要求も勇気の証+ラングロトラ素材…とやたらとラングロトラ素材が要求される。
      赤いからだろうか
    • MHXXで追加されたスカラーXもスキルは上位版と同じく回避性能、笛吹き名人/精密射撃、挑発だが
      素のスキルポイントが回避性能+15に引き上げられているほか、スロット数は実に10個と大幅に拡張された。
      ギルドバードと比べると防具自体に強力なスキルがついていないぶん、
      自身で欲しいスキルを付けられるようになっている。

MHR:S

  • MHW(:I)に続きMHRiseも未登場に終わったが、今作は他地方の文化が集う拠点ということもあってか
    過去作受付嬢装備が多数集結しており、その中のスカラーと対であるギルドバードも復活を遂げ。
    グラフィックが大幅に向上し、装備デザインはそのままに細かな部分がより精巧に生まれ変わった。
    • 特にスカラー腰は最新ゲームエンジンでスカートが揺れる機構が加わったことで、
      狩猟中に脚装備のとある部位が頻繁に見え隠れするようになった。
      ちなみに設定資料上では受付嬢アイシャのとある部位は若草色である
      更に着彩変更が2色に対応したことで、大きく目立っていたベルトを含めて単色にできるようになり、
      重ね着の自由度が大幅に向上した。
  • 防具の作成条件は、MH3出身であるベリオロスの捕獲サブクエストとなっている。
    また、各部位に必要なモンスター素材も全て3出身モンスターで統一されている。
  • ギルドバード・スカラー共にスキル構成が統一されている。
    スキルは回避性能Lv5、キノコ大好きLv3、精霊の加護Lv3、幸運Lv3、笛吹き名人Lv1が発動し、
    従来作のスカラーシリーズに準じたスキル構成になっている。
    • 新たに追加されたキノコ大好きスキルは、装備のモデルとなった人物に因んだものだろうか。
      本人はキノコに対してニガテ意識を持っているはずだが…

ギルドクロスシリーズ

  • 胸に新大陸調査団の紋章が描かれた黄と赤のサーコートに、白いマントを羽織ったデザインの新顔装備。
    ギルドナイト装備と同じ西洋の騎士モチーフだが、こちらはより古い時代の騎士装束をモデルにしているようだ。
    バケツヘルムが共演していれば、十字軍ごっこができただろうに。
    ギルド系防具では珍しく、頭防具は帽子ではなく金色のサークレット(輪状の頭飾り)。
    ちなみにMHW:Iに登場した「将軍」の服装とは外観と雰囲気が似ているものの、あちらとは完全に別のデザインである。
  • 男女で共通したデザインであるため、腕や脚の装備は女性でもしっかりと身に付けている。
    腕や太腿などが露出するデザインが多い女性装備の中では割と貴重な部類であり、しかし大柄にはならないため、
    女性装備ではなかなか難しい正統派な鎧の装備として合わせるのにはちょうど良い。

MHW(:I)

  • 闘技大会の中でも高HRにならないと受注できない高難度のクエストのクリア報酬、撃龍王のコインをキー素材とする装備。
    古龍やそれに相当する強敵の装備がひしめくレア8装備であるが、レア8の中では一番防御力は低い。
    性能は以下の通り。
    部位αβ
    スキルスロットスキルスロット
    精霊の加護+2Lv1×1精霊の加護+2Lv1×3
    雷耐性+2
    死中に活+1Lv1×1死中に活+1Lv3×1
    氷耐性+2
    整備+1Lv1×1整備+1Lv3×1
    水耐性+2
    不屈+1Lv1×1不屈+1Lv1×3
    龍耐性+2
    飛燕+1Lv1×1飛燕+1Lv3×1
    火耐性+2
    一式精霊の加護Lv2Lv1×5精霊の加護Lv2Lv1×6
    Lv3×3
    死中に活Lv1
    整備Lv1死中に活Lv1
    不屈Lv1
    飛燕Lv1整備Lv1
    雷耐性Lv2
    氷耐性Lv2不屈Lv1
    水耐性Lv2
    龍耐性Lv2飛燕Lv1
    火耐性Lv2
    シリーズ
    スキル
    4部位以上・強運
  • α装備は全身に属性耐性のスキルが付いており、全てを空きスロットでLv3まで発動させれば防御力も+50となる。
    ……が、扱うモンスターが特に少ない水や氷をはじめ、属性耐性を複数種確保する必要性は薄いし、
    他のスキルが些か微妙なものばかりであり、使いにくい感は否めない。
    護石や武器スロットで精霊の加護と整備を補えば快適性だけは確保できるが火力スキルがほぼない上に、
    強運のせいで寄生としての印象が強くなってしまうため、一式では使いにくい。
    β装備は耐性スキルが無くなった代わりにスロットが増えている。ただし元が元なので、
    わざわざこれ一式からスキルを構成する必要性は薄い。単品では頭と腰が、
    装飾品も合わせて単品で精霊の加護or整備Lv3とLv1スロット2つを確保できるため実用性があるが、
    余ったスロットに入れる有用な装飾品がないとやや使いにくい。
    • なお、強運のスキルはアステラ祭【感謝の宴】で登場したフルドレスシリーズも持っている。
      あちらは一式装備が必要だがスキルもスロットも強力かつ作りやすいためかなり不利。
  • 後に歴戦王クシャルダオラの報酬チケットを使って重ね着装備が作れるようになった。
    こちらにも撃龍王のコインが必要になるため、歴戦王とは別に集める必要がある。
    着彩設定は通常装備のαが赤い部分、βはマント等の白い部分が黒に変わっておりこれが変更可能なのだが、
    重ね着装備版はβの初期色で着彩設定の部位はαと同じという両者を合わせたような仕様になっている。

MHR(:S)

  • Ver.3.5アップデートにて初心者サポート防具として伝家の護石とともに配布された。
    初心者サポート防具とするには解説文がかなり不自然だが未来への投資ということで気にしないでおこう。
    世界観に合わせてか、胸の紋章はギルドのものに書き換えられている。
  • スキル構成は以下のようになる。
    部位スキル
    植生学+1
    腹減り耐性+1
    地質学+1
    ランナー+1
    地質学+1
    壁面移動+1
    植生学+1
    翔蟲使い+1
    地質学+1
    剥ぎ取り鉄人+1
    伝家の護石腹減り耐性+1
    壁面移動+1
    合計地質学+3
    植生学+2
    腹減り耐性+2
    壁面移動+2
    ランナー+1
    剥ぎ取り鉄人+1
    翔蟲使い+1
  • 属性耐性は一律0、下位防具なのでスロット無し。
    防御力は一部位につき24とレア3防具では低い方だが序盤を乗り切るには十分な値だろう。
    ちなみにレベル1で最大強化であるためこれ以上の強化は不可能。
  • 胴をレザー、腕をチェーンにそれぞれ換装すれば地質学の代わりに植生学が最大レベルになる。
    どちらも最序盤で作れる為、意識してSPが割り振られた可能性が高い。
    必要に応じて使い分けていくことになるだろう。
  • 入手時期に対して高い防御力ゆえに序盤は非常に強力だが、採取スキル以外はそこまで多くない上、
    強化も不可能なのでMHWorldのガーディアン装備と違いラスボスまで駆け抜けるほどの性能はない。
    しかしその気になれば下位程度はこれ一つでも戦える上に、採取用として長く使える利点もある。
    高い防御力による下位序盤の防具生産スキップと、上位突入頃の装備調達における利便性の確保が可能になり、
    ゲーム進行において非常に役に立つことは間違い無いだろう。
  • ちなみに入手できるのは配布される一着のみで生産はできない。それ故にか売却も不可能である。
    伝家の護石も同じく売却不可で、初心の護石や絆の護石と同様にマカ錬金術・輪廻にも非対応である。
  • ギルドクロスシリーズの重ね着も同時に受け取り可能である。
    着彩にも対応しており赤い部分と(マントを含めた)白い部分が着彩できる。

ギルドパレスシリーズ

  • MHW:Iで新たに登場したギルドナイトシリーズのマスター版。
    今までのギルド系装備の中でもひときわファンタジー色が強く、
    彫金細工が美しい白金色の鎧をベースに、緑基調のマントをあしらったオシャレで格好いい装備となっている。

MHW:I

  • スキル構成は以下のようになる。
    部位αβ
    スキルスロットスキルスロット
    体力増強+2Lv3×1体力増強+2Lv4×1
    Lv2×1
    攻めの守勢+1
    挑戦者+2Lv1×2挑戦者+1Lv4×1
    Lv2×1
    火事場力+1火事場力+1
    攻めの守勢+2Lv3×1攻めの守勢+2Lv4×1
    Lv1×1
    火事場力+1
    挑戦者+3Lv1×2挑戦者+2Lv4×1
    Lv1×1
    死中に活+1死中に活+1
    火事場力+3Lv2×1火事場力+2Lv4×1
    Lv1×1
    体力増強+1体力増強+1
    一式体力増強Lv3Lv1×4
    Lv2×1
    Lv3×2
    体力増強Lv3Lv1×3
    Lv2×2
    Lv4×5
    挑戦者Lv5挑戦者Lv3
    火事場力Lv5火事場力Lv3
    攻めの守勢Lv3攻めの守勢Lv2
    死中に活Lv1死中に活Lv1
    シリーズ
    スキル
    2部位以上・幸運
    4部位以上・剥ぎ取り名人
  • α、βともにデザインは共通で、カラー変更はそれぞれマント、鎧部分となっている。
  • 腰装備の挑戦者3ポイントは挑戦者を組み込む際には候補に上がる。ついでに死中に活がついてくるのも嬉しい。
    良くも悪くもこの腰装備のお陰で前作あまり遊ばれていなかった闘技大会の需要が大きく上がることになった。
    • のちに歴戦王イヴェルカーナのイベントクエストのクリア報酬で重ね着が作成できるように。
      デザインは優秀なのだが、カラー変更がα装備と同じマントのみの対応であり、着合わせが限られるのが玉にキズであった。

MHR:S

  • マスターランク闘技大会をこなすことで再び登場。
    大まかな性能は変わらず、挑戦者Lv5、火事場力Lv5、攻めの守勢Lv3、災禍転福Lv3、壁面移動【翔】Lv1となる。スロットは各部位にLv3かLv4が一つ、腰のみLvとLvが一つずつ。
    シリーズスキルは削除されたので、物欲スキルは発動しない。
    • そのままではスロットにやや不満の残る装備ではあるが、傀異錬成の実装によりこの点はある程度緩和できるようになった。
  • 今作でも重ね着が登場。マントと鎧、両方のカラー変更が可能になったため、使い勝手も格段に向上した。
  • 傀異錬成においてはレア度9でありながらレア度10の防具とほぼ同様の錬成結果が出現する
    特殊な防具となっている。これを利用することでギルドパレスでレア度9のコストで錬成を回し目当ての結果を引ければ
    リセットしてその直前まで引いてレア度10の防具に錬成することでその結果をほぼほぼ移植でき精気琥珀を節約できる。
    傀異錬成実装後すぐに発見され話題になったが最終大型アップデートのVer.16でも
    スロット特化型のレア度9と10のコストが何故か同じだったくらいで修正される様子はない。
    導きの地の地質学のように黙認されたのだろうか

ギルドネコシリーズ

  • MHP3で登場したオトモ装備。
    武器「ギルドネコレイピア」と、防具「ギルドネコロポス」「ギルドネコスーツ」の3点から成る。
  • 要求される素材はMHP3では勇気の端材、MH4系では火竜の端材と粋な端材など。
    MHX系では加えて龍歴院チケット等の様々なチケット類が要求され、端材だけでは作成できない。
  • 武器は上位では「ギルドネコカリバー」、MHXXのG級では更に「ギルドXネコカリバー」と強化されていく。
    どの作品・どのランクでも無属性の切断武器であり、高めの会心率が売り。
    • 特にMHP3のギルドネコカリバーは、あのナルガ武器すら上回る単独トップの会心率20%を誇る。
      実は今作のオトモが使う爆弾は武器の攻撃力も属性も関係ないが会心率は参照するという仕様のため*1
      爆弾特化のオトモには最適解となる武器となる。
      • 対抗馬は防御ボーナストップのガンキンSネコ鉄塊か。
        あちらはマイナス会心のため爆弾の期待値が下がってしまうが、
        防御上昇による手数増加も期待できるので総合的にはどっこいどっこいだろう。
  • 防具はギルドナイトシリーズを模した外見をしていてかなりかっこいい。
    防御力は中の上程度で、属性耐性は全て0。
  • ハンターと違い赤色のものしか用意されていないが、
    防具の着彩設定で赤い部分全てがカラー変更可能なため、
    蒼の再現もできるし、その他の好きな色でもオリジナルのギルドナイト装備を楽しめる。

余談

  • 一応同じ外見のくせにシリーズ通してやたらコロコロ発動スキルが変動する装備である。
    それも、幸運不運という真逆のスキルが発動してしまうことがある。
    地域によって幸運の証だったり、不吉の象徴だったり変わる装備だったりするのだろうか?

関連項目

世界観/ギルドナイト
防具/メイドシリーズ - ギルドナイトシリーズと対を成す女性用防具
防具/ブリゲイドシリーズ - ギルドの名は冠していないものの、デザイン的には後継者的存在


*1 武器の攻撃力は関係ないが、オトモ本体の攻撃力は参照するので注意