MH3で初登場した防具シリーズ。
目次
概要
- ロックラックに存在する同名の防衛部隊の正装として採用されているという防具。
剣士用が城塞遊撃隊シリーズ、ガンナー用が城塞弓撃隊シリーズとなる。
デザインはシンプルかつ軽装だが、強い日差しや激しい戦闘から使用者を確実に守ってくれる、
ギルドお墨付きの装備であるという。- ちなみに剣士用胴装備は、男女問わず背中に剣を2本背負っている。
つまり双剣を装備すれば夢の四刀流である。
…別に双剣向けのスキルが発動するわけでもないので、ほぼネタだが。- 実は、さらに上を行く七刀流が実現できる防具が別に存在していたりする。
スキル構成で見ても砥石使用高速化など、あちらの方が双剣に向いたスキルが発動していたり。
といっても、それでもロマンに過ぎないのは否めないが。
- 実は、さらに上を行く七刀流が実現できる防具が別に存在していたりする。
- ちなみに剣士用胴装備は、男女問わず背中に剣を2本背負っている。
- 生産には少々特殊な素材を要求される事が多く、製作可能な時期や難易度は比較的高い。
- 着彩は広い範囲に対応しており、カラーリングによってかなり印象を変化させる事が出来る。
パーツ単位で見た場合に地味に格好良い/可愛いデザインで構成されており、混合防具にして着こなすのも一興。
性能
MH3
- 初登場となったMH3では、闘技大会などで入手できるコインを主たる素材として生産される。
各パーツの生産には3~4種類のコインが2~6個ずつ必要となる。
火竜のコインなど、確定報酬では入手できないものも含まれているため、なかなか一筋縄では行かない。
因みに上位強化に必要な素材は狩猟王のコインである。
- 肝心の性能だが、お世辞にも強力とは言い難い。
一式で発動するスキルは広域化+1、剥ぎ取り達人、高速収集、そしてマイナススキルの災難。
ご覧の通り、攻撃的なスキルが何一つ発動していない。それで良いのか遊(弓)撃隊。- まさか、「遊(ぶ)撃隊」なんてオチではないだろうか。
剥ぎ取りといい採集といい、そんな気がしてならない。
- まさか、「遊(ぶ)撃隊」なんてオチではないだろうか。
- しかもスロットは脚に一つだけ。
お守りや武器のスロットまで駆使しないと、スキルを追加する事も強化する事もままならない。
最終まで強化すれば防御力だけなら他の武具にも引けを取らない領域まで伸びるが、
この装備に特別なこだわりが無ければ、他の装備を優先的に強化した方が良いだろう。
なお、属性攻撃については剣士装備は全て0だが、
ガンナー用は火や氷、龍などには強い反面、水や雷には弱くなっている。
MHP3
- 闘技大会や素材として使われていたコインなどが無くなってしまったが、どうにかこの装備は続投。
生産にはなんとアマツマガツチやジエン・モーランの素材が必要。まさかの古龍装備化である。
素材が素材なだけに生産できるようになるのは終盤も終盤。
脚用の装備にはしれっと大地の龍玉を要求されるため、前作以上に生産は慎重に。
因みに古龍の素材がベースになっているにもかかわらず、レア度は5と存外低い。
- スキル構成も変わり、剥ぎ取り達人、見切り+2、体力回復量UP、そしてマイナススキルの不運。
少なくともMH3の頃よりは戦闘向きになった。
さらにスロットの数も5つ(頭に3つ、腰に2つ)にまで増え、前作よりも使いやすくなっている。
防御力もしっかり強化してやれば、最終的には前作よりも僅かながら高い数値まで強化できる。
なお、今作からはガンナー用の属性耐性も全て0となった。
- 舞台としてロックラックが登場しないためか、説明文が微妙に変更されて「砂の国の~」となっている。
MH3Gでもロックラックは出なかったが、説明文はMH3のものに戻っている。
データの流用先の違いだろうか。
MH3G
- 再びコインベースの生産レシピに。
しかし、今回はMHP3の時と同じようにモンスターの素材も必要となってくる。
さらにG級版として剣士用の城塞特攻隊シリーズ、ガンナー用の城塞隠密隊シリーズが新規参入した。
- まず従来の城塞遊(弓)撃隊シリーズのスキルは剥ぎ取り鉄人、体力回復量UP、見切り+1、
そして安定の不運。スロットの総数は4つになった。
全体的にスキルは弱体化しているが、運気のSPが-10と歴代最高になっているので、
簡単に打ち消す事ができる。
- G級装備の城塞特攻(隠密)隊シリーズは剥ぎ取り達人、根性、体力回復量UPが共通のスキル。
ついに不運からも解放された。
そしてもう一つ、気配のSPが大量に振り分けられており、
城塞特攻隊シリーズでは-10で挑発、城塞隠密隊シリーズでは+10で隠密が発動している。
実は発動には足りないだけで他にも様々なSPを秘めており、
6つのスロットやお守りを活かせばそれなりに自由なスキル運用が可能。
防御力も他のG級装備に匹敵するレベルまであり、地味に全ての属性に対して僅かながら耐性を持っている。
これこそロックラックの防衛部隊の本気…なのだろうか?
- ちなみに、この装備にはバグの存在が確認されている。
それは、女性キャラで剣士用装備の胴パーツを装備すると左足のモデリングがおかしくなる
(左脚の付け根が不自然に膨らみ、左脚全体が前方へとズレる)というもの。
性質の悪いことに、このおかしなモデリングはギルドカード閲覧時にも反映されてしまう。
オンラインに着ていこうものなら笑われること請け合いなので、着用する場合は重々注意するべし。
一応、スカート状の腰装備や、太もも全体を包むような脚装備であれば隠すことも可能だが…。
MH4
- コインベースの素材で続投。コインの他に各種袋が大量に必要。
脚装備に大地の龍玉が一つ必要だが、下位ダレン・モーランからでも手に入るのでそれほど苦労はしないはず。
- 一式でのスキルは剥ぎ取り鉄人、根性、体力回復量UP、気配のスキルは剣士ガンナーとも挑発で統一された。
剥ぎ取りのSPが14もあり、簡単に名人までもっていけるのが長所。
ただし、マスターまで上げるには武器スロかお守り必須で、スキルの追加が難しくなってしまう。- 発動には足りないが、やはり細かいSPを保持しており、
匠や装填数、剣術に痛撃などなかなか美味しいSP持ちなので、
剥ぎ取りと実用スキルを併用するのが割と容易である。
特に剣士用腰装備は、属性解放+3にスロ2と覚醒装備には非常に使いやすい一品。
脚も剣士は剣術、ガンナーは痛撃3ポイントにスロ1とこちらも使いやすい。
- 発動には足りないが、やはり細かいSPを保持しており、
MHX
- 今作ではコインではなく、特定の依頼を達成することによって製作が可能になる。
- スキル構成は一新され、一式で攻撃力UP【小】、スタミナ急速回復、飛燕が発動する。
伝統だった剥ぎ取り鉄人は無くなり、マイナススキルも一切なし。
攻撃的なスキルが増え、ここにきてようやく部隊らしい防具になったと言えるだろうか。
ジャンプ攻撃を多用し、スタミナの消費も激しいエリアルスタイルとは相性が良い。
- スロットは2スロが1部位、1スロが3部位の合計5スロットを備えている。
全体的に防具のスロット数が少ない今作の中ではスロット数が比較的多い方で、
武器やお守りのスロット、スキルポイントによっては1つか2つほどスキルを追加できる自由度の高さも長所。
- 作るにはギルドチケットを中心に、部位によって多種多様の素材が必要となるが、
これといったレア素材は要求されないため、製作難易度は低めである。
……がしかし、この防具を生産リストに載せるには非常に長く険しい道のりを要する。
まず村下位高難度(上位相当)でゲネル・セルタスの狩猟*1、大連続狩猟クエスト2つ、ドボルベルクの狩猟を1人で順番にこなし、
そして集会所上位の獰猛化個体の大連続狩猟クエストを2つクリアし、
最後に待っている腹ペコのアイツを狩猟してようやく製作可能となるのである。
しかも全て依頼クエストであるため、集会所では緊急クエストのように自分で受注する必要がある。
MHXX
- G級依頼クリアで城塞特攻隊と城塞隠密隊シリーズを生産可能。
発動スキルは剥ぎ取り鉄人、体力回復量UP、斬れ味レベル+1、挑発と上位とは完全に変わり4Gの性能に近くなった。
隠密隊なのに挑発が発動する…。
相変わらず防具そのものの生産難易度は高くないが、如何せん解放までが長い。
詳細は該当項目に譲るが、お手軽に手に入る装備でないことは確かであろう。