MHPで初登場した、様々な魚系素材や、ガレオスを始めとした魚竜種素材を集めて作られた防具である。マルパカではない。
パジャマのようなピエロのような、何とも説明しがたい見た目をしている。
共通する特徴として剣士ガンナー共通装備、調合関係のスキルが充実している。
- 独特な形状の男性用頭防具は、中世ヨーロッパのペスト医が身に付けたものに似ている。
目次
概要・性能
Pシリーズ
- 全体的な傾向として、下位のほうがスキル的には充実している。
MHP2Gの場合、状態異常攻撃強化、釣り名人、調合成功率+25%、そして錬金術が発動する。
特に注目したいのは錬金術。この時点でこのスキルが発動する装備はかなり貴重。
スロットが4つ空いているので、博士珠を3つ入れれば調合成功率は+45%になり、調合書いらずとなる。
状態異常攻撃強化もあるので実戦でも使えないわけではない。
- モンスター素材はガレオスしか使わないのでさほど苦労しないが、それ以外の材料が結構大変。
特に頭に使用するハリマグロ×30は、農場施設も整っていない序盤ではかなり困難。
行商ばあちゃんから仕入れてもいいが、5,700ゼニーもかかる。
地味に全ての部位に調合書1入門編を使用するので、資金面での負担も大きい。
また博士珠にも調合書1入門編が必要なので、ここまで揃えると調合書だけで8,000ゼニーかかる。- 逆にいえば農場素材とゼニー、あとはガレオス素材さえあれば作れるというのは、
アクションゲームが苦手なプレイヤーに対しては大きな長所でもある。
序盤の内は防具として活用したハンターもいるのではないだろうか。
- 逆にいえば農場素材とゼニー、あとはガレオス素材さえあれば作れるというのは、
- 釣りと調合関係は、村でも効果を発揮する数少ないスキルである。
スロットを使えば最大数弾生産も揃うので、村内の作業着として用意すると便利。
- 上位ではマカルパUを作成可能(Sはない)。
やはり上位のガレオス以外にモンスター素材は必要ないが、春夜鯉×22が厄介。
ハリマグロと異なり、行商ばあちゃんという抜け道もないので地道に集めざるを得ない。
スキルは調合成功率+45%と錬金術…のみ。
スキル面では下位のほぼ完全劣化という珍しい装備である。
一応スロットは合計11個とそこそこあるが、
錬金術だけが目当てなら下位装備をそのまま使った方がいいだろう。
- MHP2GではマカルパZも作成可能。3スロットが2部位、他は2つと汎用性が高い。
今度は作成に購入価格15000zの調合書5達人編を要求される。
更にアイテム使用強化が発動し、強走薬などの効果が高められるのが強み。
が、一式でのスキルは剣士ガンナー共通でこれと調合成功率+25%のみ。
一応聴覚保護が7あるがギリギリ発動せず、加護のポイントが-7もあるため、使い勝手は悪い。
この装備の真価は、パーツ単位で他装備に組み込むことで発揮できるだろう。
腕・脚は効果持続+5にスロット3と破格の高性能であり、強走薬使いなら活かさない手はない。
この2部位の優秀さのため、スキルシミュレーターで追加可能スキルを検索すると、
剣士でもガンナーでもアイテム使用強化が候補に挙がることも少なくない。
MH2・MHF
- 魚竜のコインと各種の魚を素材に生産する。
MH2においては錬金術が発動する数少ない防具となっている。
特に+4を持つ頭と、+3を持つ上に胴系統倍加も有効な胴は便利。
- MHFではマカルパU→マカルパRへと強化可能。
部位毎に各属性攻撃や各属性剣晶のスキルポイントが5ずつ振り分けられている。
が、一式では調合成功率+にひらめきしか発動しない。
調合成功率はまだしも、ひらめきは完全に運頼みなスキル。
場合によってはマイナススキルにもなり得る。
火力UPスキルは装飾品を捻じ込まないと発動しないため、使用率は悪い。
一応頭には断食+5があったりするが…
SP防具も存在する。ただでさえカラフルな見た目がより派手な配色となる。
共通装備であることは変わらないので、採取用の装備としては便利。
MHX
- 2G以来超久しぶりの復活となる。
下位の無印と上位のUを生産可能。また、新たにSシリーズが解禁された。
- 無印の発動スキルは、調合成功率が+10、効果持続が+8とスケールダウンはしているが、
ほぼ旧作と同じ。スロットは5個。
実は本作の調合成功率スキルは、お守りと装飾品を除けばマカルパシリーズ専用スキルなので地味に希少。
調合書と魚素材をやたら使う面倒さは変わっておらず、そこまで無理して作るものではない。
- Sは調合成功率+10、効果持続+10、調合数+5。
見ての通り無印の上位互換だが、ほぼUの下位互換でもある。
とはいえ、効果持続だけ欲しいなら、効果持続+5の腕パーツは使えなくはない。
- Uは調合成功率+13、調合数+10、効果持続+5と徹底的に調合特化装備。
スロットは6個と多く、スロットだけで調合成功率+45%、調合数、効果持続を発動できるが戦闘に使うには中途半端。
調合数は5スロスキルなので、適当な装備に弾製珠を5個詰めて調合書を持っていった方が便利なケースが多いだろう。
狩技「完全調合」もあるため、今作の調合用装備は歴代でも群を抜いて需要が低いというのが実状である。- 素材だけで調合書3が5冊いるので、これだけで25000ゼニー吹き飛ぶ。
また、なぜかガレオス素材は使わなくなり、代わりにガノトトス素材が要る。
- 素材だけで調合書3が5冊いるので、これだけで25000ゼニー吹き飛ぶ。
MHXX
- 新たにマカルパXシリーズが生産可能に。また、マカルパZも再び作れるようになった。
生産素材に調合書を使うのは相変わらずであり、Xでは4(上級編)、Zでは5(達人編)が要求される。 - マカルパXは調合成功率+15、効果持続+10、調合数+6に加え、特殊攻撃が6ポイントまで付与されている。
腕防具の効果持続+5は健在で、さらに特殊攻撃+3、そしてスロット1個のオマケ付き。
状態異常武器用の装備を組む際には候補に上がるかもしれない。 - マカルパZシリーズは調合成功率+13、調合数+10、効果持続+10という構成で、
MHP2G時代にあった聴覚保護のスキルポイントはなんと削除。
以前よりも使いづらい装備になってしまった。- ただし、今作で登場したレンキンスタイルとはそこそこ相性が良い。
レンキンフエールでのアイテム増殖を常に最大にすることが可能で、
レンキン活力剤や速振薬などの効果時間を延長することができるためである。
またアイテム製造でポーチが満杯になりがちなレンキンスタイルにとって、
調合書分のスペースを空けることができるのも地味に嬉しい点。
- ただし、今作で登場したレンキンスタイルとはそこそこ相性が良い。
MHR(:S)
- 盟友のメルホアシリーズとともに復活。
春夜鯉はカムバックしたもののドスガレオスもガノトトスも不在なままなので、
キレアジ、小金魚、はじけイワシ、鮫肌の鱗、カジキマグロ、サシミウオなど
網羅しようかという勢いで各種魚を要求される。部位 マカルパ マカルパS マカルパX*1 スキル スロット スキル スロット スキル スロット 頭 睡眠耐性+1 無し 睡眠耐性+2 Lv2×2 睡眠耐性+2 Lv2x2 早食い+1 スタミナ急速回復+1 胴 水属性攻撃強化+2 無し 水属性攻撃強化+3 Lv1×1 水属性攻撃強化+3 Lv2x1
Lv1x1早食い+1 スタミナ急速回復+1 腕 飛び込み+1 無し 飛び込み+1 Lv2×1 飛び込み+1 Lv2x2 泡沫の舞+1 泡沫の舞+1 死中に活+1 腰 睡眠耐性+1 無し 睡眠耐性+1 Lv3×1 睡眠耐性+1 Lv3x1
Lv2x1水属性攻撃強化+2 死中に活+1 脚 早食い+1 無し 早食い+1 Lv1×2 早食い+1 Lv1x2 泡沫の舞+1 泡沫の舞+2 死中に活+1 一式 睡眠耐性Lv2 無し 睡眠耐性Lv3 Lv1×3
Lv2×3
Lv3×1睡眠耐性Lv3 Lv1x3
Lv2x6
Lv3x1水属性攻撃強化Lv2 水属性攻撃強化Lv3 水属性攻撃強化Lv5 飛び込み 飛び込み 飛び込み 早食いLv1 早食いLv1 早食いLv3 泡沫の舞Lv2 泡沫の舞Lv3 スタミナ急速回復Lv2 死中に活Lv3
効果持続や特殊攻撃も捨て去り水属性攻撃を操る防具へと変化を遂げた。
「パジャマのよう」な見た目に反して寝れなくなっている。
マカルパで24。マカルパSで52。素材と見た目の割には硬い印象。
水が得意で眠ることなく飛び込む…まるでイルカかなにかの様である。
- 恐らく歴代で最も実戦的な性能だが、この構成が刺さる相手は現状バサルモスのみ。
水属性攻撃が発動する一方で耐性も水属性が一番高いという困った仕様*2のため、
泡予防でタマミツネ、睡眠予防でイソネミクニに着ていけなくもないがそうなると水属性攻撃は窒息必至。
上位でも早食いがLv1止まりなのも気になるか。
あちらが立てばこちらが立たぬ、なんとも歯痒い状態になってしまっている。
一式よりは頭と腰や胴をピックアップして用いるのが妥当か。- グラビモス(亜種)、ウラガンキン、ホロロホルル、パオウルムー亜種など、
水属性の有効な睡眠属性の使い手はそこそこいるため構成自体は悪くないのだが、
どう言う訳かほぼ不在であり、なんともタイミングが悪い。
- グラビモス(亜種)、ウラガンキン、ホロロホルル、パオウルムー亜種など、
- MHR:SにてMR版も登場。
睡眠耐性や水属性耐性といった困った仕様はそのままだが、
スキルレベルの向上は当然として、新たに「死中に活」と「スタミナ急速回復」が追加された。- 泡沫の舞Lv3で自発的に泡やられを引き起こし、
死中に活により攻撃力+20を引き出すという自演自己完結型の防具になった。
回避に使用するスタミナに関してもスタミナ急速回復が付いたことによりカバーされている。
- 泡沫の舞Lv3で自発的に泡やられを引き起こし、
- スロット数が多めということもあり、水冷弾/水属性弓を主軸にするガンナーの場合はスキルシミュ等で顔を合わせることも。