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概要
- ハンマーおよび大剣の攻撃モーションの1つ。
その名の通り、武器を横から叩き付けるというシンプルな攻撃。
ハンマー
- ハンマーの攻撃技の一つ。ハンマーを腰の辺りに構え、横に振って殴る。
縦振りは3回まで攻撃が繋がるが、こちらは1回だけ。ただし直後に縦振りに繋ぐ事は出来る。
- 縦に振るよりスキが小さいのが特徴。主に牽制に使われる。
縦振りの2発目までよりも強力だったが、MH3ではスタン値が0になり
威力自体も弱体化されてしまった(と言うより縦振りがより強くなった)。
- ちなみにこの横殴りの後は溜めに移行可能。
また、前述のMH3以外の作品では縦振りよりもスタン値が高いため、
スタン狙いなら縦振りよりもこちらの方が優秀。
敵のわずかな隙に横振り→溜めのコンボはハンマー使いの基本戦術の一つである。
- MHRiseでは入れ替え技「水面打ち」と入れ替え可能。
派生に若干の違いがあり、こちらの方がスタン値でわずかに優っているが、
モーション値が互角、動作の隙もほぼ同じな上、
そちらはなんとカウンター判定持ちという極めて巨大な長所を持つ。
そのため、入れ替えできるようになると「横殴り」の出番はほぼ無くなってしまう。
大剣
- MH3以降では大剣も同名のアクションを習得。
刃ではなく剣の腹を横から叩き付ける技で、MHXXまでは大剣唯一の打撃攻撃だった。
抜刀攻撃や溜め斬り、キックから繋げて繰り出せ、更に強溜め斬りへと繋げられる。
MH4では前転回避から直で繰り出せるようになっている。
- モーション値は18と、大剣の1発なのに片手剣の1発位しか無いものの、
技の出が速く、打撃属性なのでスタンとスタミナにダメージが入る。
MH3では斬れ味によってスタン値が変わり、紫だと40というハンマーの溜め2と同じスタン値が入る
(P3ではスタン値が一律21へと大幅に下がってしまった)。
- だが大剣の手数の少なさと、縦斬りやキックを経由する必要がある(MH3Gまで)のでスタン発生は難しい。
但し抜刀術【力】と併用すると非常に楽になる。
- 前述の通り、MH4では回避から出せるようになったので小型モンスターにも当てやすくなった。
打撃属性なのでケルビの角を集めるときには意外と重宝する…かもしれない。
普通に打撃武器担いだ方が早いのは言うまでもないが。
これにより強溜め斬りが出しやすくなった。
大剣使いにとっては多少なりとも便利になったという事だろう。
また回避から横殴りに繋いだ場合は大きく踏み込みながら技を繰り出すため、
抜刀時の大剣とは思えないほどの素早い攻撃ができる。
横殴りと前転回避を交互に使えば逃げるモンスターに対する追い打ちとしても使える。
さらに、モンスターの攻撃を回避しようとしてあと1歩足りないときに使えば攻撃を回避できる……こともある。
また、その大きく踏み込むという特性上、思いのほか攻撃範囲が(主に前方に)広い。
どれぐらい広いかというと、ぶっちゃけ縦斬りよりも広い。というか長い。
さらに横殴りなので側面への範囲もそこそこある。
だからどうしたという程度のものではあるが。
因みに回避後にスティックを倒し、素早く離すと方向を少しだけ調節出来る。
感覚としては溜め斬りの方向調節に近いかもしれない。
あまり多用する機会は無いだろうが、知っておいて損は無いだろう。
- 大剣の腹をべちんと叩きつける様子から、横ペチという通称で呼ばれることも多い。
余談
- スラッシュアックスやチャージアックスの斧モードにも大剣の横殴りと似たモーションの攻撃があるが、
こちらは刃で斬っているため横殴りではなく「横斬り」という名称になっている。
これらはもちろん切断属性。
- 横殴りという言葉は、かつては多くのMMOなどでもオンラインゲーム用語としても使われていた。
意味は、あるパーティが戦っている敵に、そのパーティメンバー以外の人が勝手に攻撃を加えること。
だいたいのMMOではかつて、敵に攻撃したプレイヤー全員に経験値などが分配されて入る仕様になっていたため、
一般的には嫌われやすい行為とされていた。
時代とともにMMOそのもののシステムの変化によって、このような仕様は見られなくなっていき、
現在ではオンラインゲーム用語としての「横殴り」は死語となっている。