古代文字で碑文が刻まれた太陽神を祭る祭具。
現代技術で改良が施され、銃槍として転生した。
目次
概要
- MHP3で初登場した、凄く風化した銃槍を強化していくと完成する龍属性ガンランス。
元ネタのオブジェクトをそのまんま武器として担いだような形状。
- 竜撃砲のチャージ中には槍身と盾に刻まれた古代文字が浮かび上がるギミックがある。
また、本体と盾をよく見ると一部分が常に発光し点滅している。
性能
MHP3
- 攻撃力はブースト込みで215とガンチャリオットと同じだが、会心率が-5%となっており、
龍属性は33とガンチャリオットより7小さい。
そしてスロットが無い為、ガンチャリオットを持っている者からすれば弱く感じる。
しかし、ガンチャリオットは放射型LV3だが、オベリスクは拡散型LV3となっている。
砲撃主体で攻めるならば充分に強力。特に溜め砲撃の威力はかなりのもの。
MH3G
- めでたく続投。G級追加に伴い、G級強化先である「デオス・オシリス」が登場した。
デオス・オシリスまで強化すると攻撃力552、拡散Lv4、龍属性420まで能力が上昇。
特に龍420はMH3Gの龍属性ガンランス最高の属性値である。
- 数値上のスペックはなかなかのものだが斬れ味に難があり、
素の状態では非常に短い白ゲージしかなく、斬れ味レベル+1でもそれが伸びるだけ(=紫ゲージが出現しない)。
残念ながらエンデ・デアヴェルトまたは狼牙銃槍【貪獄】&覚醒装備ができたらお役御免となる。
MH4
- 匠での白ゲージを失い、攻撃力は322と物理面が物足りない数字になってしまった、
また、砲撃タイプも拡散から放射へ変更されているため、
ある程度の物理性能と拡散による高火力の砲撃で戦っていた前作までと違い、属性重視となっている。
しかし砲撃レベルは発掘武器を除き最高のレベル4であり、
属性値は龍属性600とガンランスどころか全武器中でもトップクラス、
更にスロットが3と拡張性も抜群の装備に仕上がっている。
- 対アカムトルム戦では、スロット3を利用してガード強化・ガード性能+・鉄面皮・耐暑などの
有効なスキルを網羅することも可能なので、作成時期的に大いに役立つ逸品でもある。
MH4G
- MH4GでG級追加に伴いG級強化先であるデオス・オシリスが復活。
攻撃力529、放射型Lv4、龍属性760と完全な属性偏重型。
今作でもガンランス最大の龍属性値を持っており、スロット3のおかげで拡張性も申し分ない。
なお、龍属性攻撃強化+3と属性攻撃強化を同時に発動させた場合、属性値は圧巻の1000にまで上昇する。 - 問題の斬れ味はMH3G同様匠でも白が伸びるだけで、紫は現れない。
今作の龍属性ガンランスは非常に激戦区で、特に同じ放射型でありながら砲撃Lv5、
攻撃力644にスロット3の拡張性を持ち、匠で紫ゲージ40が現れる祖龍霊銃槍が立ち塞がる。
龍属性ガンランス同士の比較については、祖龍霊銃槍の項目を参照。- 製作時期で勝負を挑みたいところだが、素材に太古龍骨を求められるため、作成はG★3許可証入手後となる。
そして同じ時期には狼牙銃槍【貪獄】ほか、強力な龍属性ガンランスも作成可能になってしまう。 - この武器ならではの強みを最大限に活かすなら物理耐性が高いが属性に極端に弱い相手が最適。
スロット3で属性強化スキルも付けやすく、的確に弱点を突いて行けば面白い程に部位破壊が進む。
特に極限強化された上記モンスターは丁度突きやすい部位が硬化せず龍属性も通り易いため、
狂竜石・属撃を発動させてひたすらガード突きを繰り返すだけで倒すことが可能。
本来なら水属性が一番通じる部位だが、本武器の圧倒的属性値が属性肉質の差を埋めてしまう。
ガンランスで挑む場合の最適解の一つになるだろう。
- 製作時期で勝負を挑みたいところだが、素材に太古龍骨を求められるため、作成はG★3許可証入手後となる。
MHX
- 今作でもMH4G同様に凄く風化した銃槍→オベリスク→デオス・オシリスの順で強化。
攻撃力150・龍属性60(龍属性ガンランス1位)・拡散型LV3・スロット3。
斬れ味は青が60ほどで、匠で追加される部分はすべて白。
獰猛化エキスと勇気の証Gがあれば最終強化できるので、HR解放前後で姿を現す古龍相手に担ぐのもいいだろう。
同時期に作れるマガラ種素材のガンランスよりも作成難易度は低く、攻略用としても悪くない。
太古の塊をいくら掘っても風化した銃槍だけ一向に出ないなんて事態さえ回避できればだが
MHXX
- G級の究極強化でデオス・ラートゥムに強化される。性能は以下の通り。
- 控えめながら及第点の攻撃力280
- 圧倒的と言うほかない龍属性76
- 砲撃タイプは拡散型LV4
- 斬れ味は素で短めの白ゲージ、匠+2でも延長されるだけで紫ゲージは出ない
- 拡張性抜群のスロット3
- 最大の特徴は、ぶっとんだ属性値であろう。76という数値はガンランス内ではもちろんのこと
すべての武器種の中でもトップクラスに位置する数値である。
しかも比較的手数が多いガンランスでこの数値というのは、非常に優秀である。 - 加えて砲撃タイプも威力の高い拡散型なので、物理に強く属性に弱いモンスター相手にはかなり相性が良い。
- そして、これだけの属性値を誇りながら攻撃力も280と及第点なのも嬉しいところである。
属性値がぶっとんでいる武器はその代償として攻撃力が低すぎて使いものにならないケースもあるのだが
この数値なら物理面の火力もある程度は当てにできるだろう。
紫ゲージの弱体化で相対的に白ゲージの価値が上がったのも追い風。 - 総じて、属性&砲撃重視でありながら最低限の物理攻撃も確保できている上に拡張性抜群という
オンリーワンの性能を誇る武器である。
相手を選ぶ必要があるので汎用性は低いが、得意な相手には獅子奮迅の活躍が期待できるだろう。
余談
- 「オベリスク」(串の意)という名前の由来は、古代エジプトに作られた同名のモニュメントから。
Wikipediaの画像を見れば分かるが、形は元ネタそのものである。- ちなみに現実世界のオベリスクは、時の権力者によって
ほとんどがエジプトからイタリアへと移されている。
場所によっては街中にも普通に突っ立っているので、
イタリア観光に行くと場違いな黒い柱に驚くかもしれない。
これこそ真の"Roman砲"か。 - 余談だが、実際のオベリスクは大抵断面が四角形なのに対し武器の方はなぜか三角形である。
- ちなみに現実世界のオベリスクは、時の権力者によって
- G級強化形のデオス・オシリスは、エジプト神話に登場する神の1人「オシリス」が名前の由来であろう。
オシリスはヘリオポリス9柱神の1柱であり、神話ではエジプト最初のファラオとされる。
弟のセト神によって暗殺されたが、妻のイシスと妹のネフティスのおかげで復活し、
死・復活・豊穣に関する神となった(『大英博物館 古代エジプト展』図録より一部修正)。
また、冥界の王でもあり、死者に永遠の命を与えるかどうかを審判するという
仏教・ヒンドゥー教における閻魔のような役割も担っている。
- 「オベリスク」といい「オシリス」といい、有名カードゲーム漫画の『遊☆戯☆王』に登場する
3枚の「神のカード」と名前が一致しているが、これは由来が同じエジプト神話やエジプトの古代建造物だから。
…なのだが、見た目がそのものである「オベリスク」はともかく、
強化系に「オシリス」の名を当てたのは明らかに意識したとしか思えない…。
俺のオベリスクより、貴様のオシリスの方が上だと言うのか!!?。
この調子だと、残った1枚である「3幻獣神最上位の神」の名前もいつか出てきそうである。- とか言ってたらMHXXで、「真名ラーホルアクティ」と言う、
3枚目の神のカードと3幻獣神最上位の神の名前が混ざった武器が登場した。 - ちなみに、もうひとつの神のカード「ラーの翼神竜」と同じあだ名で呼ばれるモンスターはいる。
もちろんラージャンのことである。
イメージカラーは一致しているが、残念ながら属性は一致していない。 - 神のカード「ラー」はエジプト神話における「太陽神」であり、
説明文にネタが仕込まれているようにも感じられる。
ちなみにMHXXでデオス・オシリスの究極強化で遂にデオス・ラートゥムが登場したが、
上記の通り真名ラーホルアクティもラーの名を持っている。
- とか言ってたらMHXXで、「真名ラーホルアクティ」と言う、
関連項目
武器/凄く風化した○○
武器/真名ウアスアンク - エジプト神話繋がり