MH3Gで初登場した氷属性の双剣。
目次
概要
- ベリオロスの素材を使った双剣。
- 右手にスパイク、左手に琥珀色の牙を使用した刃を構える。
左は順手、右は逆手向けのデザインであり、順手剣と逆手剣を同時に扱うスタイルは珍しい。
特に右側は、ベリオXシリーズで構えるとさながらミニベリオロスである。
もちろん左右で属性値、リーチに違いはないし、モーションが通常と異なったりもしていない。
- 「なんか記事タイトルおかしくない…?」と思った方は間違っていない。
この双剣はシリーズによって武器銘に表記揺れがあるため、
ひとまず初登場作品のMH3Gでの表記を用いているからである。
詳しくは後述する。
性能
MH3G
- ニヴルプリザードが堂々の初登場。
ウルクスス双剣のスノウジェミニの上位での強化先である。
双剣自体がオミットされていたMH3はもちろん、双剣が復活したMHP3にもベリオロス双剣は未登場だったため、
上位でのサプライズとして双剣使い達からは喜びの声が上がった。
その一方で、ウルクスス双剣のまま強化を続けたかったスノウツインズファンはひっそりと涙を呑んだと言う。- 攻撃力266、氷属性180、青ゲージと上位武器としてはなかなかな性能。
その青ゲージは短いが、上位では緑ゲージでも十分通用するため問題ない。
会心率10%も地味に嬉しい。
- 攻撃力266、氷属性180、青ゲージと上位武器としてはなかなかな性能。
- 強化先のニヴルプリザード改では、攻撃力294、氷属性200、会心率20%と、
G級序盤(特にドボルベルク亜種)でも通用する実力を持つ。
………氷牙竜の棘10個に悩まされなければの話だが。
- G級強化で凍刻みブリザレイドへ強化される。
スペックは攻撃力322、氷属性220、会心率25%、斬れ味レベル+1で紫ゲージ。
スロットが無いことと属性値の低さが気になるところだが、G1の時点で強化できるうえに
レア素材も要求されないので、G級序盤~中盤では心強い存在となってくれることだろう。
余談だが、"凍刻み"の読み方は"いてきざみ"である。
- ライバルとしては、覚醒させた鉱石武器のタイフーンが挙げられる。
攻撃力350、氷属性250、スロット2と、これだけ見ればタイフーンの方が優勢だが、
こちらは斬れ味+1を付けても斬れ味が白ゲージ止まりであり、
覚醒の手間がかからず、会心率25%という点ではブリザレイドの方が優る。
匠双剣ヤークアゲールも覚醒で氷属性を帯びるものの、そもそもこれは上位止まりなので…。
- このように、氷属性双剣としては最強と言って差し支えない。
しかし、生まれた環境が悪かった。
爆破属性と毒属性が猛威をふるう本作では、最終的にアルコバレノや揺光などに取って代わられやすい
(クリア後になればさらに超硬質ブレードも)。
他の通常属性には高属性双剣が用意されており、爆破属性に埋もれぬ活躍を見せるのだが、
ブリザレイドは属性値も攻撃力も物足りないため、活路を見出すのが難しい。
さらに、氷に弱いモンスターは肉質が柔らかい傾向にあり、爆破や毒との相性も悪くないことから、
最終的にベリオロス亜種やジンオウガなどにはアルコバレノや揺光が担がれるだろう。
MH4G
- MH4Gにてニヴルブリザードと名を改め発掘武器として復活。
ニヴルブリザードは、ギルドクエストで人気が高いラージャンが出土グループに対応しているため、
ラージャン2頭となれば報酬量も相まって最強のニヴルブリザードの出土に期待が持てる。
また発光する洗練されたデザインのニヴルブリザードは双剣プレイヤーならば必見、
是非とも手に入れておきたい一品である。
MHXX
- MHXXでベリオロスが復活したのに伴い、ニヴルブリザードも復活。
ここまで来ると"プ"リザードはミスだったのだろうか……?
「ベルゲルブリザード」を経て、究極強化で「凍刻みブリザレイド」になる。
性能はこちら。- まずまずの攻撃力300
- 会心率25%
- 斬れ味は素で白50、斬れ味レベル+2で紫30
- 低めの氷属性23
- スロット2
久しぶりに戻ってきたと思ったら、後輩兎による完全包囲網が敷かれているとは誰が想像しただろうか。- 結論から言えば、この4振りは上手く差別化されているため、自分が使いたいものを選べばよい。
黒兎双斬ラヴィナとラヴィナサスペンディは物理期待値はほぼ同じだが、
前者は狩技ゲージの溜まりやすさで、後者には属性値でそれぞれ水を空けられている。
ウルクスグランディネは物理期待値に劣るものの、
スロット3を有し、素の白ゲージがもっとも長い。匠でも白のままではあるが。 - 一方、凍刻みブリザレイドの長所といえば、高い会心率だろう。
MHXXで人気の超会心と合わせた場合、凍刻みブリザレイドが物理最高火力へと躍り出る。
氷属性弱点のモンスターは肉質がやわらかい場合が多いので、手数型の双剣といえどもこの点は無視できまい。
スキルを整えたときに真価を発揮するのがこの武器の魅力と言えよう。 - ただ哀しいかな実は氷属性が10も通れば弱点特効+超会心を組んでもライバルに負けてしまう。
幸い上記の性能のためスキル周りについてはかなり融通が利くため、
如何にして会心率を100%に近付けるかがこの武器のポイントとなる。
弱特+超会心に更に攻撃などのスキルを付ける、というのも有効な選択肢だろう。
MHW:I
- MHWorldの休養期間を挟み、渡りの凍て地に姿を表したベリオロスとともに再登場。
例によって名前はニヴルブリザードとなっている。もはや「プ」は黒歴史だろうか
ただし今回は氷牙竜武器としてではなく、氷属性派生の延長線上として登場している。
実態としては派生系統の名前が異なるのみだが、途中の一発生産が出来ないため、
フリーズチェーン系統をしっかり強化していかなければならないという難点を抱えている。 - 性能の傾向としては会心率に長けたものとなっており、最終形のベルゲルブリザードになると25%にもなる。
一方で他は攻撃力350と属性値270、斬れ味は匠で延長できるそこそこの白と平凡な性能。
スロットはなし、レア度11と会心率以外は特筆すべき点でもないだろう。 - ライバルとなるのなら凍魚竜派生のブランハチェットと冰龍派生の氷聖ヘル。
前者は属性特化、後者は物理特化となっており、こちらは会心率を活かせないと厳しいところ。
会心率以外は何もかもが中間に位置するバランス型、あるいは器用貧乏と言えるため、
達人芸などのスキルを採用するのでなければ最終的な採用率は高くない。- 一方で攻略中はカスタム強化が出来ないため、バランスの取れたこの武器が使いやすいことも。
氷聖ヘルはストーリー中ではアイスフェザー止まりとなり、期待値がこちらに劣る。
ブランハチェットは氷属性が通る相手以外には使えないこともあり、
さっさと攻略するならこれ一本で押し通すというやり方も考えられる。
- 一方で攻略中はカスタム強化が出来ないため、バランスの取れたこの武器が使いやすいことも。
- なお、この武器は上述の通り順手剣と逆手剣を持っているのだが、
本作では鬼人化すると剣を逆手に持ち直してしまうため、持ち方が逆になってしまう。
MHRise
- 今作ではカムラ武器からの派生でニヴルブリザードが登場。「プ」なんて無かった。
派生時点から攻撃力90に会心率20%、氷属性15にそこそこの緑ゲージを持つ優等生。
ただしここから強化できるのが上位のHR6からなので、攻略用としてはスノウツインズの方が使いやすい。
- 最終強化はベルゲルブリザード。
攻撃力180に会心率20%と氷属性20、スロットはLv1が2つ。
斬れ味は素で青50を持ち、どちらかといえば物理寄り。
百竜強化は攻撃力強化IV、会心率強化II、氷やられ特効。
このうち攻撃力強化IVは攻撃力が10も上がるレア強化。
ベルゲルブリザードの火力をさらに上げられるため、事実上攻撃力190の武器となる。
- 同じ氷属性双剣としてはグレイス=ソウルの壁が高い。
斬れ味が緑ゲージ止まりだが攻撃力220に氷属性25を備えた鈍器型の高火力双剣で、
百竜強化込みの青ゲージならギリッギリ僅差でベルゲルブリザードが上回るのだが、
鈍器型の拡張性の高さや斬れ味ゲージの長さを鑑みると明らかにあちらが上手。
こちらを使うのであればやはり超会心は欲しい。幸い、Ver.2.0.0で超心珠も追加されている。
- さらにクシャルダオラの新デザイン双剣ルプス=ダオラがこれまた強敵。
攻撃力170と低いが素で白10が出ていて氷属性32と破格の数値を誇る。
この時点でギリギリだというのに、百竜スキル『鋼龍の魂』で連続攻撃中は会心+30%という
バケモノじみた効果のおかげで超会心運用において期待値でもスキル事情でもルプスが突出する。
持っているスロットもLv2が1つとまるで隙が無いのも強力。
さすが古龍武器だが、欠点らしい欠点といえば剛刃研磨が必須ということだろうか。
常に研ぎ続けないとあっという間に斬れ味が落ちるため、そういう意味では好みが分かれるところ。
MHR:S
- 今作ではフリームブリザードという新たな銘を経て、凍刻みブリザレイドに至る。
新しい銘が刻まれたのは、今まで上位→MR相当の続投がなかったためだろう。 - 凍刻みブリザレイドの性能はと言うと、
- 控え目な攻撃力310をカバーする会心率20%
- 氷属性35
- 斬れ味は素で紫が10だけ出ている
- 上位の頃から変化のないスロットLv1が2つ
- 百竜スロットLv1
上位の頃から持っていた空きスロットには研磨珠を詰め込むのがいいだろう。
ただし百竜装飾品スロットがLv1というのがブリザレイド最大の弱点。
強力な効果を持つ特効系を積めず、オトモへの采配を付けるくらいしかできない。- なお、物理期待値自体は2位の氷輪爪フェンガルを引き離して単独1位となっている。
それでいて氷属性も然程捨てていない為、氷弱点が紛れ込んだ連続狩猟では十分使う価値がある。
- ライバルとなるのはグレイス=クオーレあたり。
向こうは攻撃力330に氷属性38だが、白ゲージ止まりなので瞬間火力では僅かにブリザレイドに軍配が上がる。
しかしグレイスの白ゲージは70もあるため維持のしやすさでは圧倒的に負けており、
スキル込みの最終的な性能で言えばこちらはちょっと苦しい立場にある。
攻略段階でなら、グレイスの斬れ味がイマイチなのでベリオ双剣が多少有利ではあるのだが……。
- 他属性のプラス会心武器にもあるように、
弱点特効に頼らずに会心率を担保できるブリザレイドはどちらかというと傀異化クエストに向く…
のだが、ここで大きな問題が。そう、百竜装飾品スロットがLv1であること。
さらにグレイス(とウェントゥスとラヴィナ)の百竜スロットがLv3であること。
鋼魂竜珠や各種特効珠で火力が伸びるグレイスに特効を詰め込むことで突き放す、という運用ができない。
何の特効も通用しないヤツカダキ専用の双剣として組むというのが賢い選択かもしれない。- この点はVer.11.0以降で傀異錬成が登場したことで解消され、Lv2に進化させることができるようになった。
更にVer.12.0において枠数を6まで上げる事が可能になり、攻撃強化や属性強化Lv2との両立も可能に。
ブリザレイドの強みを考慮するのであれば、攻撃力を伸ばした方が都合がいいか。 - Ver.13から錬成の枠が8枠まで拡張可能になり属性や攻撃力などの更なる強化も追加。
これにより、百竜スロット拡張に4枠使用してもまだ4枠分の余裕が生まれ、
ある程度好きなように性能をいじれるようになった。
もちろん、先述の通りヤツカダキ専用の双剣と割り切った運用もより強力なものになる。
- この点はVer.11.0以降で傀異錬成が登場したことで解消され、Lv2に進化させることができるようになった。
MHF
- G9でのベリオロスの参戦と同時にニヴルブリザードが遷悠武器として登場。
亜種が存在しないため、ニヴルブリザード改→凍刻みブリザレイドの一本道強化となる。
攻撃力651に会心率25%、氷属性460と非常に高い性能を有するのだが、
空色ゲージが40、紫ゲージが16とやや短いため、巧流スキルの投入が欠かせない。
また、作成難度はブリザレイドより高いものの性能面で勝る、
改ミルト・テュレイラの存在も気になるところ。
MHXR
- 通常種と亜種の武器が登場。通常種は氷属性、亜種は土属性。
加えて、特殊種であるベリオロス凍氷種の物も実装されている。属性は氷属性。
4G以降にリリースされた作品であるためブリザード…かと思いきや、
なんと通常種武器の入手段階での名前は「ニヴルプリザード」になっている。黒歴史復活か
これによって表記ブレに関しての問題が複雑化することになってしまった。
- 今作オリジナルモンスターの凍氷種素材から作れる「ダブルブリザード(☆5)」は、
右手のスパイクは刃が青白く、左手の牙を使用した刃は水色に近い青色に変化しており、
美しくも涼しい雰囲気を持つ外観となった。
MHNow
- 2023年12月の大型アップデートでベリオロスと双剣が登場したことにより、通常種武器が追加。
今作はMHW(:I)のゲームシステムが流用されているためグラフィックも同作基準であり、
当然ながら武器銘も『ニヴルブリザード』である。
グレード6以上で『ニヴルブリザード改』に派生する。
- 性能面に関しては攻撃力234~1191で、氷属性117~910と会心率5%~20%が付与されるほか、
グレード8以上で回避距離UPのスキルが発動する。- しかし属性偏重環境の今作では、最終強化時点で氷属性値と素の攻撃力の高いレイギエナ武器の
フリーズチェーン(攻撃力361~1221、氷属性値232~1142)に劣ってしまう。
一方でベリオロスもレイギエナも出現率が妙に低いので、作りやすさには個人差が生じる。
素材に余裕が無い場合は、グレード6で氷属性攻撃強化Lv2が発動する
ベリオアームの強化を優先すると良いだろう。 - 余談だが、大型アップデートの「雪華散らす碧雷」のイベントの開催と同時にタイトル画面も変更され、
それに写り込んでいる双剣のハンターが使用しているのがこの武器である事は間違いないのだが、
何故か両方とも左手の琥珀色の牙状の刃のデザインとなっている。
両方とも牙状になっているのは特殊個体である氷刃佩くベリオロスから作られるベルゲルヴァトラの方なのだが、
そちらのデザインと間違えたのだろうか?
- しかし属性偏重環境の今作では、最終強化時点で氷属性値と素の攻撃力の高いレイギエナ武器の
暴風刃クロウェンティ
MH3G
- MH3Gでは亜種武器として暴風刃クロウェンティ→乱裂きヴィジェレイドも登場。
攻撃力378とかなり高いが、やはり無属性………だったが、覚醒で火属性150が出現。
また、素では斬れ味が青ゲージまでしかないが、斬れ味レベル+1を発動させると紫ゲージが出現する。
ブリザレイドと比較すると、氷属性と会心率を失った代わりに(要覚醒だが)火属性とスロット3を獲得した形となった。
だが、火属性双剣はコウリュウノツガイ、咎赦ス火天ノ両掌、炎焔刀イグナトルなどの強力な武器が多く存在し、
物理攻撃重視型として見ても超硬質ブレードに完敗。
そうでなくても、覚醒込みなら海賊Jエッジの方が双剣向けの属性重視な性能を持っている。
性能で勝てないのならば作成難易度では…と考えようにも、大竜玉を2個に加えて
微妙に手に入りづらい群青色の重牙を何と10個も要求される。
正直なところ、競合相手が少ない点で凍刻みブリザレイドの方が優遇されている感が否めない。
ベルゲルヴァトラ
MHW:I
- 本作で新たに登場した、氷刃佩くベリオロスの素材を使用した双剣。
一発生産、もしくはニヴルブリザードからの派生で入手することができる。
こちらは剣が両方とも牙を使った同型のもの2本となっており、通常種武器との差は大きい。 - 性能は既存の生産氷双剣のいいとこ取りとでも言うべき性能になっており、
攻撃力378に氷属性360、会心率15%と匠で延長も可能な素の紫ゲージと高水準にまとまっている。
スロットがないこととレア度11はベルゲルブリザードと同じで、
ブランハチェットと違いパーツ強化が出来ないという点はあるが、それらを考慮しても他より高性能と言える。- ただ、属性特化なら会心撃【属性】が発動する皇金の双剣・氷のMR強化があり、
そちらを持っているならあまり無理に生産する必要はないと言える。
そのためこの武器の真価は、入手が運次第という難点を持つ皇金武器に代わり、
十分な性能を持つ氷属性武器を確実に手に入れられるという点に尽きるだろう。
特にアルバトリオンの特別任務は氷属性が有効な炎活性状態で始まるため、
皇金武器がない場合こちらを生産しておくと有利に立ち回れるだろう。
- ただ、属性特化なら会心撃【属性】が発動する皇金の双剣・氷のMR強化があり、
余談
- 性能欄で散々強調した通り、この武器、作品によって武器銘が微妙に異なっている。
MH3Gにおいて武器名はブ(BU)リザードではなくプ(PU)リザードである。
モンハン大狩猟クエスト及びMHXRでもブリザードではなくプリザードであり、
2015年に刊行されたハンター大全4においてもニブルプリザードと記載されている。
一方、MH4G以降のメインシリーズとMHFではブリザードとなっている。
MH4Gの発売(2014年)以降の2015年に登場した媒体ですらも表記が割れており、
プリザードが単なる誤植なのか、
それとも何かしらの理由で名称変更されるに至ったのか、真相は不明である。
いずれにせよMHXX(2017年)以降の媒体では全てブリザード表記で一貫しているため、
これが翻ることはそうそうないだろうが…
そもそも初登場の3Gの時点で最終強化は「凍刻みブリザレイド」である。- 現状有力な説は
「プは誤字で、本武器が復活するMH4Gの発売に合わせて修正が入った」というもの。
MHXRに関しては2015年に配信が開始されたものの、元を辿れば2013年秋に発表された、
つまりMH4が発売された頃にMH3Gをベースとしてある程度完成していた作品であるので
結果4Gで訂正される前の3Gの名前のデータを使用している可能性が考えられる。
ただし、同じく2015年に発売されたMH3GからMH4Gまでの全武器を網羅しているハンター大全4においては
「ニヴルプリザード」として掲載されている。こちらも3Gのデータを参照したのだろうか。
- ちなみに、MHXRにおけるベリオロス凍氷種素材の双剣は「ダブルブリザード」。
通常種素材の双剣に倣った銘となっているのではあろうが、
上記の通りMHXRではニヴルプリザードである。
このため、MHXRでは実質的にプリザードとブリザードが共存していることになっている。
前述の配信までの経緯を考慮すると、単純に訂正されただけかもしれない。
- 余談だが、ウェディングブーケ等にも使用されるプリザーブドフラワーという花材も存在し、
こちらも「ブリザード」フラワーと頻繁に間違えられる。
- このため、稀に前半の「ニヴル」まで「ニプル」としてしまうプレイヤーさえいる。
「ニプル」の意味は各自英和辞書で。ここでは深くは言わない。
- ちなみに、プリザードが誤植で無かったとした場合、
冷凍"保存"的な意味での「プリザーブ」と"吹雪"を意味する「ブリザード」を掛けたネーミングと言えるだろうか。
- 現状有力な説は
- ニヴルの語源は北欧神話の霧の国「ニヴルヘイム」だろう。
天地創造以前から存在していた地底にある極寒の世界であり、
また死の女神ヘルが追放された場所であることから
死者の国ヘルヘイムと同一視されて「氷の地獄」とされることが多い。- これを踏まえると、やはりプは誤植であった可能性が高い。
- 強化形の銘であるベルゲルは、
ニヴルヘイムと同じく北欧神の存在であり、神々の敵対勢力である霜の巨神族(ヨトゥン)の開祖である
「霜の巨神ベルゲルミル」からだろう。
北欧神話で最初の生命である始祖の巨神ユミル(アウルゲルミルとも)の孫であり、
ユミルが神々に殺された際に起きた血の大洪水を生き延びた唯一の巨神であるとされる。
霜の巨神は「霜」という和訳のように寒波や厳寒を擬人化した霊的存在とされており、
そのため氷属性の武器の銘に採用されたとみられる。
関連項目
モンスター/ベリオロス
モンスター/氷刃佩くベリオロス
モンスター/ベリオロス亜種
武器/ベリオ武器
武器/ダーティリボルバー - 強化先の名称において、12年越しの再登場でボとポで表記揺れを起こしてしまった弓*1。