武器/ツインボルト

Last-modified: 2023-09-15 (金) 14:08:47

冷徹な電竜が持つ強力な雷の
属性により、単発の攻撃力を
高めた双剣。
(ツインボルト/双光刃ココウノリュウ)

MHXの4大メインモンスターの一角、ライゼクスの素材で作られた双剣。

目次

概要

  • MHXの4大パッケージモンスターが一体である電竜ライゼクスを素材とした雷属性の双剣である。
    他のゼクス武器と同様に、緑色に光り輝く部位を持つのが外見の特徴。
  • 納刀時の外見は二振りの細身の剣であるが、抜刀状態になると刀身が3つに割れてフォークのような外見になる。
    これはレイピアと併用される短剣のマン・ゴーシュなどに見られる機構で
    (マン・ゴーシュの場合は相手の刀剣を絡めとったり、その後に破断するための機構である)、
    ゼクス武器の片手剣が実際にレイピアをモデルにしている事が由来と見られる。
    ただ、二刀流で扱う三つ又の武器という点では、むしろ琉球空手の釵(さい)のように見えるかもしれない。
  • 名称は他のゼクス武器と同様に火竜武器の銘を踏襲したものであり、
    ツインボルトは「ツインフレイム」、強化形のツインハイボルトは「ツインハイフレイム」がモデルである。
    G級武器の双電刃ココウノリュウも双焔刃リュウノツガイがモデルだが、
    二頭一対の火竜種が「竜の番(リュウノツガイ)」であるのに対し、ライゼクスの素材のみで作られたこちらは「孤高の竜(ココウノリュウ)」である。

性能

MHX

  • 下位のライゼクス素材を用いての一発生産となる。
    生産段階の性能は
    • 低めの攻撃力120
    • それを補う会心率15%
    • 双剣としては心許ない雷属性12
    • 斬れ味は素で非常に長い緑ゲージ、匠スキルでそれが延長
    • スロットが1つ
    というもの。
    攻撃力は低めだが、下位後半としてはかなり優秀な斬れ味による持続戦闘力でそれを補っている形である。
  • この時点での最大のライバルはジンオウガの王双刃ハタタカミだろう。
    会心率込みでの物理攻撃力・属性値・緑ゲージの長さのいずれも上回られており、
    スロットも同様に1つという強敵である。
    ただ、ハタタカミは一発生産できないので*1、攻略武器としてはそれなりな性能と言えるだろう。
  • 最終強化形であるツインハイボルトの性能は
    • そこそこの数値となった攻撃力180
    • 若干向上した会心率20%
    • 属性値は雷属性26と低めながら実用域に
    • 斬れ味は素で僅かながら白ゲージがあり匠スキルで延長が可能、青ゲージも長い
    • やはりスロットが1つ
    という性能。
    物理性能・属性・斬れ味ともにバランスよく纏まっており、
    特に匠スキルの負荷が重いMHXにおいて斬れ味はかなりのメリットである。
  • ではツインハイボルトの立場が安泰かと言うとそうはならない。
    双剣に限らずMHXの雷属性は超が付く程の激戦区であり、
    双属性や二つ名武器を含めると雷属性の双剣だけで最終強化形がなんと9種類も存在する。
    • 属性値と斬れ味における強敵がキリンの双雷剣キリン
      雷属性双剣で最高の属性値と共に、素でぶっ飛んだ長さの青ゲージと白ゲージを持ち、
      匠スキルで白ゲージの更なる延長も可能というトンデモない能力を持つ。
    • 物理火力におけるライバルは、下位の段階でもライバルだったハタタカミの強化形である王牙双刃【土雷】、
      そしてラージャンの闘神鬼【大嶽丸】など。
      白ゲージを出すのに匠スキルが必要だが、出現する白ゲージの長さは充分であるため、
      発動できる環境があれば素の攻撃力と共に相当なパワーを発揮する。
    • 更に言うと、バランス型の雷属性双剣としてもラギアクルスの雷双剣ツインクルスというライバルが存在する。
      ツインクルスは素で白ゲージこそないもののツインハイボルト以上の長さの青ゲージに、
      ツインハイボルト以上の物理火力と属性値を持っており、スロットが無いこと以外はかなり拮抗している。
    以上のようにツインハイボルトの立場はかなり厳しいものがある。
    「素で白ゲージを持つバランス型+雷属性双剣で随一の会心率の高さ」の個性を活かしていきたい。
    匠装備にせよ、業物装備にせよ、合わせて見切りが同時に発動するテンプレも多く、
    連撃超会心などで更に強化して瞬間火力で突っ切る戦術も有用。

MHXX

  • G級が解禁され、更なる強化形態双電刃ココウノリュウへの強化が可能となった。
    その性能は
    • G級装備としては若干低めの攻撃力290
    • 変わらず会心率20%
    • 属性値は雷属性30とまあまあな数値。
    • 斬れ味は素で紫10。匠で伸びる。
    • やはりスロットが1つ
    …と、なかなか良好な性能を誇る。
    但し、初期紫はあまり長くなく白・青も不安定な長さなのが若干の悩み。
    相変わらずMHX時代のライバルとしのぎを削る事は多い為、なるべく素で紫ゲージを持つ強みを見出したい。
  • なお、レベル8でも紫ゲージが出るのだが、普通に戦っていると緑どころか黄色まで一直線な程斬れ味に癖がある
    匠等でカバーするなら別だが、そうでないなら攻略用として使用するには少々難しいか。

MHR:S

大地に反逆する者、万雷を
束ねし孤高の者よ、格別なる
力で、王の喉元に喰らいつけ
(双電刃ココウノリュウ)

  • ライゼクスの登場に伴いこの双剣も復活。ツインボルトではなく新たな銘、「双光刃ココウノリュウ」を与えられている。
    天鱗と傀異化素材を投入し強化する事で往年の双電刃ココウノリュウの銘に戻る。
    • やや低い攻撃力310とそれを補う会心率20%
    • 控えめだが捨てているとは言い難い雷属性35
    • 斬れ味は素で紫20、匠で延長可
    • スロットはLv1が1つ
    • 百竜装飾品スロットはLv2
    概ねMHXXと同じ傾向。属性値がインフレしている今作ではやや物理に寄ったバランス型と言ったところか。
    攻撃力はやや物足りないながら、会心率20%に加えて紫ゲージが出ているため
    物理期待値は匠無しの状態なら雷属性双剣のトップに躍り出ている。
  • 雑に言ってしまうと真・王牙双刃【天業】からスロットと属性値を犠牲に会心率を得たような性能なので、
    半端なスキル構成ではあちらに歯が立たない。会心率20%をどれだけ活かせるかが鍵となる。
    クエストの都合上、弱点特効が有効になりづらい傀異化クエストに適性があるだろう。
    • また、イロヅキムシを前提とするなら奇しき赫耀のバルファルク相手の候補にもなる。
      こちらだとタマミツネのつるぎたち斎女舞奉双改もライバルとなる。
      雷やられによるスタンを取るか、水やられによる肉質軟化+素の物理性能を取るかになるか。
      いずれにせよ、クロスの四天王の力を持ってダブルクロスのパッケージモンスターを制すと言うロマンも味わえる。
      クロスのパッケージモンスターを担った四天王筆頭ディノバルドもいたら更なるロマンもあったろうに。
      もっとも火属性は相性がいいとは言えないのだが。

ツインリヴォルト

MHXX

  • MHXXで初登場した青電主ライゼクスの素材から作られる双剣。
    • ツインリヴォルトのリヴォルトの名は、英語で反乱を示す「Revolt」から来ており、
      公式サイトなどでは「ライトニングリヴォルト」という形で、
      青電主ライゼクスのキャッチコピーとしても使われている。
      稲妻を表す通常種武器の「ボルト(bolt)」も踏まえた秀逸なネーミングと言えよう。
    見た目は通常のものとは大きく異なり、片刃の短剣のようになっていて、持ち手付近に青い光が明滅するギミックがある。
    また、この双剣のブレードは抜刀時には刃先に、納刀時は峰側にスライドするギミックがあり
    納刀した時に左右の峰同士が背中合わせになることで、まるでブースターのバックパックを思わせるような形になる。
    防具の青電主一式は同じ色合いに背中に翼が生えているため、組み合わせると納刀時の姿は非常に映える。
    新たなモビルスーツの誕生である。
  • LV5の究極強化を施すと双霹刃ユイガドクソンになる。
    名前はそのまま唯我独尊だろう。
    性能は
    • G級武器としては少々低めの攻撃力280
    • かなり低めな雷属性15
    • 火力を補う会心率40%
    • 少々長めの白ゲージと僅かな紫ゲージ。匠で延長可能
    • 二つ名武器特有の狩技ゲージブースト効果。
    攻撃力と、特に雷属性にはかなり不安が残るがやはり紫ゲージの長さが目を引く。
    斬れ味ゲージ+2とまでは行かずとも+1だけでそれなりの長さになるので、白と合わせて継続力は高い。
    属性の役割にはあまり期待せず、弱点特効や超会心で高い会心率を生かしたい。
    物理攻撃力を伸ばすためにも白ゲージ以上の維持は意識しておこう。
  • テンプレ装備として名高いグギグギグと相性が良い。
    弱点特効・見切り+1・超会心を追加すれば、容易に会心率100%の安定感と圧巻の紫70を満喫できる。
    1エリアで砥石を使うことなく紫ゲージを維持できる場合ももはや多々ある。
    弱点属性がバラバラな大連続狩猟などに適しているだろう。
  • また、同モンスターから作られる青電主シリーズを装備しても良い。
    ユイガドクソンの特性を生かすスキルは概ね揃っている為、普通に組み合わせても概ね強い。
    但しスロット数が壊滅的になり他のスキルで困る事になるので要注意。
    防具まで手を出す場合は強力なモンスターと名高い青電主と連戦しなければならないため、
    一式を揃えるまでの道程は険しい。
  • なお、デュアルレジェンダリが攻撃力290に会心率50%とどちらも10高くスロット1、
    匠で紫ゲージがこちらと同じように延長可能という物理双剣としてまとまった性能になっている。
    こっちの方が青電主シリーズと相性がいいのではないか*2
    数値が低いとはいえ雷属性を考慮しなければ、狩技ゲージのブースト効果以外で
    勝っている点が何一つなくなるので注意。
    担ぐ相手はちゃんと選ぼう。
    青電主シリーズの飛燕を活用しようと狩技を1つしかセットできないエリアルスタイルにすると
    狩技ゲージブーストの恩恵が薄いというジレンマも…
    *3

関連項目

モンスター/ライゼクス
モンスター/青電主ライゼクス
武器/ゼクス武器
武器/ゲキリュウノツガイ - 対象的な銘を持つ双剣


*1 それでもデュアルトマホークのLV2からとあまり手は掛からないが…
*2 青電主シリーズで発動する超会心や飛燕が物理攻撃力にのみ効果があることも、これに拍車をかけている。
*3 獣宿し【餓狼】の必要ゲージが非常に高い為、それを使うなど使いようはある。