武器/ネブラグラディウス

Last-modified: 2023-08-03 (木) 03:26:03

MHFに登場する大剣で、オオナズチ剛種武器
毒気を帯びた龍の一撃をその身に秘めた凶大剣とされる。
当記事ではG級武器「ネブララガルト」についても記す。

目次

概要・性能

ネブラグラディウス

  • シーズン5.0より登場した、剛種オオナズチを討伐して作成可能な武器、珍しく大剣である。
    柄から鍔までの部分はオオナズチ独特な色合いの皮を用いて作られており、
    刀身部分は朱色に染まった刃に仕上がっている。
    簡単に説明するなら「大剣サイズになった双剣オオナズチ」と言えば大体伝わる。
    • 舌のようにぐにゃぐにゃした湾曲の刀身に、
      オオナズチの尻尾を思わせる、くるりんとした巻きも健在。
  • 生産時の銘は「ネブララケルタ」。
    そこから強化を施すことで「ネブラグラディウス」となる。
    以下、ネブラグラディウスの性能。
    • 攻撃力1152と、他の大剣に一段劣る
    • 龍属性360とそこそこ
    • オオナズチ武器らしく毒属性470と高い値を持つ
    • 斬れ味レベル+1で比較的短めな白ゲージ紫ゲージ
    • スキル拡張に便利なスロット2
    このように、もう少し物理が高かったら、と言いたくなる不遇な大剣。
    最低でも攻撃力1200か1248があれば示しがついたかもしれない。
    いくら属性値があっても、攻撃力が劣っていてはやはり採用度が低くなってしまう。
  • その性能に比例するかのように、作成は剛種武器の中でもすこぶる容易
    「霞龍討伐の証」5枚は、剛種オオナズチ自体がさほど強くない事から集めるのは容易であり、
    要求されるその他の素材が
    • ネブララケルタ生産
      • 古龍種の剛爪×2
      • 古龍種の殻×3
      • 古龍種の鱗×3
    • ネブラグラディウス強化
      • 古龍種の上鱗×3
      • 古龍種の上毛×3
    と、めちゃくちゃ簡単で、レアどころか準レアのようなものすら一つもない。
    確かに「古龍種の剛爪」はIII系の古龍種汎用素材だが、
    剛種オオナズチを5頭も討伐して集まらないなんていうのはまずない。
    • ちなみにMHF-G9.1で緩和される前も、必要素材そのものは同じであり、
      数が少し多い程度であった。
  • この武器は最古参の剛種大剣として知られているが、
    実は剛種大剣が本格的に日の目を見たのはシーズン8.0のフォルテペルフェットからである。
    それまではこの武器のように、攻撃力などもう一声欲しかった、というものが大半で、
    剛種大剣自体が微妙な位置付けにあったのである。
    そんな剛種大剣のトップバッターがこの武器であり、今から作成しても微妙感はぬぐえない。
  • さらに不遇なのは、『天嵐武器』という名の剛種武器強化派生先が
    様々な剛種武器に実装され続けているのにもかかわらず、
    ネブラグラディウスにはそのような強化派生がないという点である。
    これ自体は今となってはさほど問題ではないが、上述した基礎性能の問題があり、
    「どうせ作るならもっと良い剛種大剣を」ということでプレイヤーから見向きもされていない。
    誰からも忘れ去られているのには何か哀愁すら感じさせる。
    生産リストの「ネブララケルタ」の文字をこの数年間素通りしているプレイヤーは一体何人いるのだろうか。

ネブララガルト

  • MHF-G10でオオナズチがG級進出を果たし、
    それに伴いネブラグラディウスの意匠を受け継いで新生したG級武器。
  • ネブラグラディウス同様、龍・毒の双属性であり、
    Lv1の時点でその性能はネブラグラディウスを完全に凌駕している。
    G級武器なので当たり前ではあるが…
  • Lv50時の性能は下記の通り。
    • 極めて高い攻撃力2491
    • 龍属性1100、毒属性690
    • 凄まじく長い紫ゲージが発生
    と、まさにG級という強力な性能に生まれ変わることができた。
  • 非常に高い性能を有する当武器であるが、旗色は決して芳しいとは言えない。
    何故なら現在のMHFの大剣業界は「空色ゲージ」が最優先される傾向にあり、
    空色ゲージの無い武器は選択肢に上がりにくいためである。
    またもや、「あと一声欲しかった」という状況になってしまっている。
  • ただし大剣にとって基本的に相性が良くない、スキル「消費特効」との相性は非常に良く、
    それを用いることで差別化を図る、ということは十分可能である。
    また毒属性を活かし、状態異常追撃スキルなどと併用するという手もある。
    性能差がどうしようもなかったネブラグラディウスの時代と異なり、
    棲み分けを図る余地は十分にあると言えるだろう。
  • G10後半に実施された運営インタビューによると、
    実装以降多く作られていた武器としてこのネブララガルトが挙げられている。
    今村ディレクター曰く、「毒と龍属性の大剣が少なかったのが理由ではないか」との事。
    上述したように、G10の新スキルである消費特効を試す分には非常に適していたという事情もあるだろう。

余談

  • この武器の銘に付いている「グラディウス」(G L ADIUS)とは、古代ローマで使われていた剣一般を指す。
    刃渡り70cm程度の短めの剣で、どう考えても大剣というよりは片手剣の方がしっくり来る
    英語で「剣闘士」を意味する「グラディエーター」(Gladiator)はこの武器が語源となっている。
    なお、コナミより発売の有名なシューティングゲームの方は「G R ADIUS」。
    他にもローマの軍神マルスの異称にも「GRADIVUS」というものがあり、これも「グラディウス」と読む。
    • 後にMH4にて、グラディウスの名を冠する片手剣が登場した。
    • この武器に限らずオオナズチ剛種武器は全て「ネブラ」の名を冠しているが、ギギネブラとは何の関係もない。
      ただし毒属性を持つという点は一応共通している。

関連項目

モンスター/オオナズチ
武器/ナズチ武器
武器/インビジブルアサシン - MHFに登場する、もう一つのナズチ大剣
武器/グランシャムシール - こちらは本家シリーズでMH4Gから登場したナズチ大剣