MHFのベータテスト参加特典として配布される武器群。
多くの場合は片手剣の「ベータナイフ」で、
名前が少し違う「ベータソード」や、双剣の「ダブルベータ」もある。
概要
- デザイン元はシリーズおなじみの武器であり、
ベータナイフはハンターナイフ、ダブルベータはツインダガーが元となっている。
色合いは種類によって異なる。
ただし、ベータソードだけは新規デザインで、十字剣型となっている。- ベータナイフは刀身に半円の模様が、
盾に剣と鎚を彷彿とさせる模様が描かれている。
ちなみに、後にアミクスソードというイベント武器が、
ベータナイフと同デザインの武器として登場している(カラーは黒)。 - ダブルベータもベータナイフと同じ方向性で、
大型の刀身に半円の模様があり、小型の刀身にラインが入っている。
- ベータナイフは刀身に半円の模様が、
- 参加特典とは言っても、本当にただ単に参加するだけでは対象外で、
一定のハンターランクまで到達といった条件が設けられる場合がほとんどである。
そこまで厳しくはないので、参加して少しやりこめば簡単に条件は達成できるだろう。- ただしハンターライフコース(1400円、初回500円)への登録という、
別の意味でハードルの高い条件がある場合も。
- ただしハンターライフコース(1400円、初回500円)への登録という、
- 当然と言えばそうだが、これらの武器は後になって新規に入手することはできない。
ベータ武器を持っていることは、そのプラットフォームでの古参の証ともなる。
ベータ武器一覧
- MHF自体が歴史の長い、そして多くのプラットフォームで展開されているゲームなだけあり、
ベータテストの開催数も多数に上り、それに対応してベータ武器の総数もかなりのものとなっている。
- ベータナイフ【紅】
- PC版MHFのクローズドβテスト参加特典。
クローズド、つまり限られた人しか参加できなかったβテストであり、
その参加特典である【紅】も激レアな武器となっている。
ただしその入手性を考慮したのかは定かではないが、
性能面では下記の【蒼】に劣る。
最終強化時の銘は「フラム・レーム」。
火属性と睡眠属性が付与され、【蒼】とは差別化がなされた。
ちなみに特設サイトによると、赤いからといって3倍になる訳ではないらしい。
- ベータナイフ【蒼】
- PC版MHFのオープンβテスト参加特典。
性能は【紅】の完全上位互換であり、初期段階では攻撃力50近くもの差をつけているほか、
防御力+10とスロット1のボーナスまである。
最終強化時の銘は「アクア・レーム」。こちらには水属性が付与されている。
- ベータソード【黒】
- PC版MHFのオープンβテスト参加者へ配布されたイベントコードで入手できた武器。
これのみナイフではなくソードとなっている。
特典としてベータナイフとはどう違うのかと言うと、こちらは接続障害のお詫びの品である。
他の武器とは異なり強化ができず、性能面でもベータナイフ【蒼】に劣る。
これを入手できる人なら必然的に持っていることになる【蒼】の方が使い勝手がいいだろう。
一応、会心率10%のボーナスはあるが……
- ダブルベータ
- PC版MHFのクローズド・オープンβテスト両方への参加特典。
2つのテストへ参加した特典ということでか、剣を2つ持つ双剣である。
クローズドへの参加も条件であるため、こちらもベータナイフ【紅】に並ぶ激レア武器。
片方が青色、もう片方が赤色という、いかにも火属性と水属性が付与されていそうな色合いだが、
残念ながら無属性。当時は複属性や双属性も無かったので仕方ないが。
最終強化時の銘は「エクレール・ヴィオ」。
ついに火属性と水属性が……と思いきやまさかの雷属性。当時は(以下略)
そもそも「エクレール」とは「雷」を意味するフランス語である。
- ベータナイフ【黄】
- PC版MHFのオープンβテスト(ハンゲーム版)参加特典。
性能はベータナイフ【紅】と全く同じであり、
最終強化時の「ドルミ・レーム」までそれは変わらない。
- ベータナイフ【紫】
- Xbox360版MHFのオープンβテスト参加特典。
先のベータ武器とは異なり、生産時から属性を持っている。
こちらは水属性であり、強化することで睡眠属性も付与される。
最終強化時の銘は「アルカ・シーカ」。
- ベータナイフ【呂】
- PS3版MHF-Gの先行体験テスト参加特典。
【呂】というベータ武器群の中でも一風変わった字があてられている毒属性の片手剣。
武器説明文には「漆黒の片手剣」とあるが、
見た目は銀と黒のグラデーションに青い模様という色合いとなっている。
最終強化時の銘は「エクスベータ【漆】」。
これ以降のベータ武器は、俗に言う準G級武器段階までの強化先が用意されるようになった。
- ネオダブルベータ
- PS3版MHF-Gの先行体験テストとオープンβテスト両方への参加特典。
ダブルベータに次ぐベータ双剣で、氷属性と毒属性の双属性武器。
色合いはベータナイフ【呂】と同じ。
最終強化時の銘は「ネオエクレルベータ」。
生産時の銘が「ネオ」の「ダブルベータ」であることから、
こちらも「ネオ」の「エクレルベータ」(つまり「エクレール・ヴィオ」)ということなのではあろうが、
別に雷属性になっている訳ではなく、変わらず氷属性と毒属性である。
- ベータナイフ【空】
- WiiU版MHF-Gのオープンβテスト参加特典。
色合いは青と銀のグラデーションで、氷属性に加え防御力+10のボーナスを持つ。
最終強化時の銘は「エクスベータ【天】」。
会心率30%という高い数値が光る。
- ベータナイフ【清】
- PSVita版MHF-Gのクローズドβテスト参加特典。
クローズドということで【紅】のような激レア武器になるかと思われたが、
人が集まらなかったためサーバー負荷テストとして一般解放、
つまり事実上のオープンβテストとなり、この武器も多くの人が入手できるようになった。
火属性と防御力+10のボーナスを持つ片手剣となっている。
最終強化時の銘は「エクスベータ【宙】」。こちらも会心率30%を持つ。
- ハイダブルベータ
- PSVita版MHF-Gのクローズドβテスト参加特典。
事実上のオープンβテストとなったのは上記の通りであり、
その変更の際に新たな特典として追加された。
青と水色のグラデーションで、龍属性と防御力+10を持つ。
最終強化時の銘は「ハイエクレルベータ」。またしても会心率30%を獲得している。
- ベータナイフ【渾】
- PS3版とPSVita版MHF-Gで、
「プレコミュ」公式ブログに掲載されていた共通イベントコードで入手できた武器。
下記のベータナイフ・白黒と並び、ベータテストに関わらない特異な入手経路となっている。
色合いは青と黒のグラデーションで、雷属性と防御力+10を持つ。
最終強化時の銘は「エクスベータ【濁】」。やはり会心率30%を獲得。
- ベータナイフ・白黒
- DMM版MHF-Gのサービス開始記念で掲載された共通イベントコードで入手できた武器。
DMM版ではベータテストが行われなかったため、このような入手経路となった。
武器名通り白黒のグラデーションで、龍属性と防御力+10を持つ。
命名法則が他の武器とは若干異なり、
最終強化時の銘も「ベータナイフ・白黒VI」となる。会心率30%も恒例となったようだ。
- ベータナイフ【光】
- PS4版MHF-Zの「みんなでテスト」参加特典。
他のベータナイフとは異なる点として、
納刀時は黄色だが抜刀すると水色に変色する。
性能面でも、最初から光属性と青ゲージを持つという強力なもの。
最終強化時の銘は「エクスベータ【輝】」。
環境に合わせて辿異武器となっており、辿異スキルとして「スキル枠拡張+1」を持つ。
余談
- ベータテストへ参加することで特典装備(のイベントコードなど)が受け取れるというシステムは、
オンラインゲームであるMHFならではと言える。
メインシリーズでも体験版やベータテストが配信されたことは何度かあるが、
現状こういった形の特典装備が配布されたことは少ない。- MHXRでは、事前登録キャンペーンとして「始まりの宝剣」が、
クローズドβテスト応募特典として「始まりの宝鎚」が受け取れた。
- MHXRでは、事前登録キャンペーンとして「始まりの宝剣」が、
関連項目
ゲーム用語/体験版
武器/ハンターナイフ - デザイン元
武器/ハイツインダガー - 同上(厳密にはこれの更に元となるツインダガー)