武器/ラサーサアルシアラ

Last-modified: 2023-11-29 (水) 01:57:58

目次

概要

  • MH4Gより登場した、千刃竜セルレギオスの素材で作られたライトボウガン。
    金色の鱗で装飾された機関銃のような銃身で、放熱用の穴が多数空けられた長い銃身が特徴。
    発射の度に銃身の背についた飾りが前後に動くギミック付き。
  • レギオス武器特有のギミックとして、武器出し状態で回避をする度に
    選択中の弾が1発自動装填されるという『単発自動装填』機能を持つ。
    単発自動装填は回転回避とステップ回避のどちらでも発動する。

性能

MH4G

ラサーサアルシアラ→ラサーサアルシアラ改→叛逆の旋弩→叛逆弩ヴァルレギオン

  • 最終強化の「叛逆弩ヴァルレギオン」の性能は以下。
基本性能
  • 攻撃力390
  • 会心率20%
  • スロット:2
  • リロード:やや速い
  • 反動:大
  • ブレ:なし
  • 速射対応弾:LV2通常弾(3)、斬裂弾(4)
装填数
 
LV1LV2LV3
通常弾83(6)4
貫通弾540
散弾444
 
 *カッコ内はリミッター解除後の数値
  • 高攻撃力、高会心に加えてスロット2と優秀なスペックを備え、
    LV2通常弾の速射で汎用性と継戦能力に優れるため、どこでも使える一丁。
    また、シリーズ史上初となる斬裂弾4連速射はかなり隙が大きいが、
    尻尾切りの大きな味方となるのは勿論、元々の攻撃力の高さやMH4Gの仕様変更により主力に使える威力を持つ。
    斬裂弾速射は極限化の解除にも有効ということもあり、ギルドクエストでの採用率も高い。
  • そして、最大の特徴は冒頭の通りの単発自動装填。
    回避と同時に1発だけリロードを行うのだが、速射を軸に戦うならこの1発で十分。
    ステップ回避で1発or2発装填を選ぶことで、通常リロードは殆ど使わず戦うこともできる
    この特性上、ソロでの狩猟や頻繁に回避をしなければならないモンスターとは特に相性が良い。
    今までリロードしていた時間が全て攻撃に置き換わるといえば、その強力さがわかるだろうか。
    • この武器の斬裂弾速射のDPSは、LV2通常弾速射のDPSとほぼ同等である。
      斬裂弾のダメージ計算は斬属性ではなく弾属性で行われるため、肉質による変わりは無い。
      隙が通常弾速射より大きいので単純なダメージ稼ぎとしては下位互換になってしまうが、
      尻尾切断を狙えたり極限状態の解除に有用な分のリスクとしては火力が落ちないだけでも御の字だろう。
      弾切れ対策に持ち込むというのもアリだが、LV2通常弾は素材を持ち込めばまず弾切れは無いため、
      そちらの影は薄い。
  • 一方で弱点もはっきりしており、「弾種の少なさ」「装填数の少なさ」が最大の短所。
    ライトボウガンでありながら属性弾や状態異常弾の一切が使用できない上に、
    貫通弾と散弾の装填数はまずまずながら反動が大なので適性が無い。
    そして、LV2貫通弾やLV3散弾を無反動で撃つには反動軽減+2が必要(サイレンサーを取り付ければ+1に緩和可能)。
    このため、取れる戦法はひたすら物理弾の速射」だけであり、搦め手は一切無い。
    通常弾速射の汎用性は高いが、それが通じないグラビモスやオオナズチなどはまさに天敵といえる。
    • 反動「大」は速射しているだけなら特に無問題だが、忘れているといざと言う時に面倒くさい事になる。
      この銃でLV2通常弾以外に撃つ事がある弾といえばペイント弾や捕獲用麻酔弾のような
      全ボウガン共通の弾だけだが、このうち捕獲用麻酔弾は反動「中」以下でないと反動が生じる
      特に2回目のシビレ罠など、効果時間が短く素早く麻酔弾を撃ち込まなければならない時、
      この反動のせいで手間取って間に合わず捕獲をミスる、などということがあり得る。
      そもそも反動「大」以上のボウガンをまともに使う事自体が滅多に無いので忘れがちだが、
      愛用のヴァルレギオンで捕獲に向かう時は気をつけよう。
  • また、メインウェポンのLV2通常弾がたったの3発装填なので、拘束時などは満足に攻撃できないことも。
    チャンス時の火力はリミッター解除による全弾リロードでもいくらか補えるが、
    • LV2通常弾が少なくLV3貫通弾はそもそも入らないなど、物理弾しか使えないのに
      物理弾の装填数も大した事が無いため、フルリロードしてもそんなに強くはならない
    • 速射がなくなる事により、相対的に自動装填機能の効果が非常に小さいものになってしまう
    • モーションが短いステップ回避ができなくなり回転回避のみになるため、
      自動装填機能そのものも使いづらくなる
    • 速射中心の運用をすることで無視できていた「反動:大」が無視できなくなり、
      反動軽減スキルでスキル枠を圧迫してしまう
    などなど欠点がかなり増えるので、リミッター解除するくらいなら他の武器を担いだ方が良い。
    素直に装填数UPで補うか、他のLV2通常弾3連射銃と使い分ける必要があるだろう。
  • LV1・2の貫通弾もそこそこ入るため、
    反動軽減+2を発動させて無理やり貫通ガンとして運用する方法も一部にあった。
    「ライトボウガンのタイムアタック」と言う限定状況なら割と真面目な選択肢になる程度の性能は持っており、
    実際に貫通ヴァルレギオンで記録を出したケースもある。
    ただの貫通ガンとして使うなら他にも選択肢が一杯ある、と言うか期待値では敵うべくも無いが、
    MH4Gにはリロードする事自体がリスクになるモンスター
    斬裂弾速射と貫通弾が有効なモンスターが暴れ回っていたため、
    ヴァルレギオンを無理やり貫通ガンに仕立て上げてでも使う意味はあった。

MHX

  • 今回はスタイルによってステップができるかできないかが変わる。
    ステップができないスタイルだと回転回避でしか回避リロードができないので、
    若干だが使い勝手が悪くなる。
  • LV4まで強化した、最終形態「叛弩アルシアラ」の性能は以下の通り。
    • 攻撃力220、会心率10%、スロット1
    • リロードやや速い、反動大、ブレなし
    • 通常弾9/5/6、貫通弾6/5/0、散弾6/6/6、それ以外は非対応
    • 内蔵弾:LV1斬裂弾16発、LV2斬裂弾10発、LV2強装弾15発
    • 速射対応弾:無し
    なんと何も速射に対応していない初期装備ですら対応弾はあるのにである。
    4Gでは速射に限定して使う事で反動大を無視できていたのだが、
    今作ではどう足掻いても反動大と向き合わなければならない。
    • 反動大でも無反動で撃てるのはLV2・LV3通常弾とペイント弾のみ。
      散弾の装填数やLV1・2の斬裂弾を備える点は優秀だが、これを撃つには反動軽減が必須。
      LV1・LV2散弾、LV1貫通弾、LV1・LV2斬裂弾ならばサイレンサーをつけて反動中にすれば
      なんとかなるが、LV3散弾とLV2貫通弾は反動やや小が必要になるためスキルがどうしても必要。
  • 途中から獰猛化セルレギオスの素材を使って「叛逆の旋弩」へ派生可能。
    その最終強化形態「叛逆弩ヴァルレギオン」の性能は以下の通り。
    • 攻撃力240、会心率20%、スロット2
    • リロードやや速い、反動大、ブレなし
    • 通常弾9/5/6、貫通弾5/4/0、散弾5/4/4
    • 内蔵弾:LV1斬裂弾15発、LV2斬裂弾10発、LV2強装弾15発、連爆榴弾5発、鬼人硬化弾5発
    • 速射対応弾:無し
    なんとこちらも速射非対応である。
    変わっているのは若干の攻撃力と引き換えに装填数が弄られている程度であり、
    反動大を何とかしなければ通常弾をちまちま撃つだけの取り柄の無い銃なのは全く同じ。
    内蔵弾が微妙に追加されているが、これまたヴァルレギオンでやる事に特に意味が無いものばかり。
  • どちらに派生しても同じ様な使いにくさを抱えてしまい、特にやる事のない銃になってしまった。
    少ない装填数と重い反動を速射と自動装填でやり過ごし、物理弾の連射で押し切るかつてのスタイルは失われ、
    斬裂弾の扱いに長けると言う特徴こそ残ってはいるものの、肝心の速射は没収されたうえに
    内蔵弾になってしまった関係で調合による補充が不可能になってしまったため、
    斬裂弾そのものが相手の尻尾を切るまで撃ち続けられる代物ではなくなった。
    他のレギオス武器はきちんと今作でも活躍できているもの、
    一線級ではないが環境やライバルのせいで影が薄いだけで十分戦えるものばかりだが、
    ライトだけはライバルの有無に関わらず単体で使い道が無い有様
    「とりあえず速射没収」というあんまりな調整に憤慨するライト使いも多い。
  • MHXではリロード周りの各種仕様の追加により、
    自動装填機能そのものがそこまで特異なものではなくなってしまっているというのも向かい風。
    • 4Gでは、レギオス武器以外の全てのボウガンは必ずどこかで手動リロードをしなければならなかったので
      自動装填機能が強い個性として輝いていたのだが、MHXにはブシドースタイルが存在する。
      抜刀状態でジャスト回避したときに発生するパワーリロードによって
      回避しつつリロードがどのボウガンでもできるようになってしまった。
      もちろんパワーリロード特有のモーションが入るため全くのノーリスクでは無いのだが、
      レギオス武器特有の個性は若干薄れたと言える。
    • 他のレギオス武器は回避行動を多用するエリアルスタイルとの相性の良さがあるが、
      ボウガンに限っては別に相性が良いという訳でもない。
      ジャンプ攻撃がジャンプリロードを兼ねているため、エリアルスタイルでジャンプ攻撃をすればするほど
      勝手にリロードされていくので自動装填機能があっても無くても変わらないのだ。
      むしろ自動装填機能を活かすなら、短いモーションのステップができるギルドスタイルが必要になる。
      • とはいえ、自動装填以外のスペック的にはエリアルスタイルに適性はある。
        サイレンサーを装着し、散弾で乗りを狙ってみるのも面白いかもしれない。
        矛砕シリーズを装備すれば反動を3段階まで落とす事ができ、
        LV3散弾まで軽々と空中でばら撒く事ができる。
        それでもやはり、速射によるラッシュがないのは痛いが。
    • 更に、内蔵弾システムの追加により多数の弾を使い分ける場面が増えた今作のライトにとっては
      いちいち手動リロードしなくても弾を入れ替えるのに自動装填機能が役立ちそうではあるが、
      そもそもこれは全弾装填で一気に解決できる。できてしまう
    一応見方を変えれば、
    「本作のライトで必須とされる全弾装填をあえて外す」選択肢を取れる数少ないライトではある。
    とにかく通常弾撃ち以外の全てを切り捨て、
    豊富な狩技の選択肢により立ち回っていく独自の戦法を取れば「完全劣化」とまでは言われないだろう。
    他の武器と同じ扱い方が一切通用しないという意味では、孤高のライトボウガンと評せるのかもしれない。
  • 通常弾以外に適性が無く、期待値はトップクラス、速射はない、反動もデカい…という特徴は、
    かつて通常撃ちライトという色物玄人武器として密かな愛好者を生んだあの武器と同じである。
    • 実はこの武器の期待値は252と、
      本作軽弩最高の武器倍率を誇るパワーバレル付きのエイヌオンカムの期待値252.525と互角である。
      そのエイヌオンカムも今作で弱体化を食らっているが…。
      速射が無く反動が【大】のこのボウガンに超会心や弱点特効などのスキルを付加し、
      動きの素早い鳥竜種などのモンスターに強力な通常弾で射撃するという使い方も如何だろうか?

MHXX

  • 叛弩アルシアラ、叛逆弩ヴァルレギオンともに限界突破によるG級強化が追加された。
  • 叛弩アルシアラは2回の強化で「乱叛弩アルシアラ」へと銘を変える。
    • 限界突破でLV5になった時点で待望の速射が追加される
      …のだが、その弾はなんと榴散弾
      着弾し炸裂するといえば素材元の刃鱗飛ばしのイメージとピッタリだが、
      正直役に立つとは言い難い。
      一応瞬間火力だけはそれなりにあるが、榴散弾速射は隙【大】なのでカバーする手段が必要になってしまう。
      そして、榴散弾速射がやりたいだけならクロスブリッツァの方がお手軽かつ強力で、
      榴散弾が尽きた後の継戦能力で勝負をしようにも、そちらには極星嘆弩グラーガロアという名銃が控えている。
    • 散弾の装填数が8/7/7とやたら増えているが、反動「大」は何も変わっていないので、
      特にやることが無い銃であるということは全く同じ。
  • 叛逆弩ヴァルレギオンも2回の強化で「叛断ノ覇弩レギオン」になる。
    • こちらは最後まで速射無しのままであり、相変わらず使い道がない。
      攻撃力330、会心率20%、スロット2という基本スペック部分は優秀ではあるが、
      個性になるほど特別高い訳でもなく、強化に獰猛化素材を大量に使うので強化も易しくない。
      それどころか最初の限界突破の時点で「獰猛化狩猟の証V」がいるため、G級後半まで強化自体できない。
  • 今回は刃鱗磨きによって他の武器にもレギオス武器のギミックを付与できるようになってしまったので、
    自動装填機能と言う個性すらも唯一無二ではなくなった。
    ただし、刃鱗磨きによる装填は確定ではないので、一応本家の面目は保っている。
    また、この武器と併用すると確定で1発、確率で2発装填されるので他の武器との差別化は一応できている。
    ここまで来ると、全弾装填を外した運用も視野に入れる事は出来る。
  • 尤も、全弾装填を外しても反動「大」をどうにかしなければ運用に難があるのは全く変わらない。
    攻撃330・会心率15%のザンブル=ダオラ、攻撃340にスロット3の真名トリスメギストス
    LV2通常弾の速射に対応しているため、通常弾を撃つ事ではどう足掻いてもこれらの下位互換となる。
    ここから派生する武器も無いので、見た目の趣味以外では担ぐ意味はほぼない。
    • 更に、酷な現実を叩き付ける武器として、真・王牙弩【天鼓】の存在が追い討ちを掛ける。
      あちらはリロード「普通」、反動「中」と平凡なスペックだが
      なんと攻撃力と会心率がこちらと全く同じ330と20%でスロットまで同じ2個。
      通常弾の装填数は相変わらず多く、
      LV1麻痺弾が4発装填可能で電撃弾の速射に対応、さらにこちらがMH4Gから失った斬裂弾の速射持ち。
      しかも今作の斬裂弾は特化運用が非常に強力になっており、凄まじい瞬間火力を発揮できる銃として
      人気ではないものの独自の地位を確立している。
      唯一叛断ノ覇弩レギオンが付け入る部分があるとすれば、天鼓は貫通弾がLV2しか使えない点だろう。
    • ならばと散弾で勝負しようとすると、今度は会心率こそ0だが同じ攻撃力で反動に問題がない大御所、
      超ド級弩アルデバランがいるのでとてつもなく厳しい。
      こちらが反動「大」をどうにかしない限り何をどうやろうと、
      ギミック+通常弾の運用だけでは勝ち目がなく完全下位扱いになってしまう。
      もはや速射を抜きにしても高威力の通常弾撃ちという使い方だけではどうにもならない武器となってしまった。
  • 今作ではブレイヴスタイルという、反動を軽減できるスタイルが登場した。
    ブレイヴスタイルを選ぶと反動が無条件で1段階上がってしまうが、ブレイヴリロードを行うことで反動は元に戻る。
    これに加えてサイレンサーを付けて反動中にすれば、斬裂弾が無反動で打てるようになる。
    だからどうしたと思われるかもしれないが、斬裂弾はその性質上、ブレイヴゲージがたまりやすい
    そして、ブレイヴ状態では更に反動が軽減され、反動「やや小」にまで抑えられるのである。
    後は好きな弾をステップによるラピッド弾での攻撃と混ぜて使えば、ロマンある狩猟を体験できるはずだ。
  • また、今作新登場した狩技、チャージショットとは相性が良い。
    実用性はともかく、レンキンスタイルで特化運用するのも面白いかと思われる。
    • 素の攻撃力が高く、会心率も付き、ネックの反動もレンキン狩技弾の速射(隙【小】)で無視できる。
      加えて、レンキンゲージ溜めのタイムラグこそ発生するが、無限に弾丸を現地調達できる事から
      レンキン狩技弾をメイン弾に据えると言う無茶なプレイも実用圏内に入る珍しい銃となる。
      他の武器でも同じ事はできるが、それに加えて回避による自動装填の独自性により
      レンキン狩技弾30発のノンストップ猛ラッシュを折々に仕掛けられるのは、この銃一つだけである。
      絶対回避をSP狩技にしておけば、溜まる度に発動するだけで安定的に回復することもできる。

MHR:S

  • セルレギオスの復活に伴いこの武器も登場。
    骨武器の強化系である「咬弾チェイサー改」からの派生強化で作る事ができる。
    セルレギオス素材で「ラサーサアルシアラ」「ラサーサアルシアラ改」、
    傀異化素材を投入して「叛弩アルシアラ」になる。
    このうち叛弩アルシアラに使う傀異化素材は鱗と牙で、
    これらはそれぞれEX★3・★4の素材であるため完成はMR50が必要とかなり遅い。
    • 遅いと言っても、サンブレイクでは一部を除いた殆ど全ての武器にレア10の最終強化段階が用意されている。
      それらは一律で傀異化素材や特殊個体の素材を用いて強化するため、入手時期は他と大して変わらない。
  • 最終強化である「叛弩アルシアラ」の性能は以下の通り。
    • 攻撃力330、会心20%
    • スロットはLv2が一つのみ、百竜装飾品スロットはLv2
    • デフォルトで装填は「速い」、反動は「中」、ブレは「なし」
    • 装填可能な弾は通常弾のLv1~3、貫通・散弾・放散弾それぞれのLV1と3、
      斬裂弾と捕獲麻酔弾のみ
    • 斬裂弾は3発装填、速射対応
    MHXX以前との重要な違いとして、この武器の強みだった単発自動装填機能は無くなっている
    刃鱗磨きスキルはあるが、この銃だけは標準でその機能が備わっているなんてこともなく、
    純粋にスペック通りの銃でしかなくなっている。
    MHW:Iに登場していた回避装填パーツが似た機能を持っていたこともあり、
    まさか単発自動装填がオミットされると予想できたガンナーは少なかっただろう。
    また、MHWorldから登場している全く同名の機能にも対応していない。
  • この武器のみの利点として、斬裂弾速射対応ライトの中で唯一の装填数3を持つ。
    そのため、斬裂弾のみに特化した運用であれば右に出る者はいない。
    サンブレイクではRise時代に猛威を振るった影響で斬裂弾そのものが弱体化されてしまったため、
    Rise時代の通りに暴れられるわけではないが、それでも斬肉質が柔らかい相手には重宝する。
  • 弱点としては斬裂弾以外がほとんど使えないこと
    そして斬裂弾速射が歩き撃ちに非対応なこと
    速射対応弾は斬裂弾のみで、他に主力になる弾も通常弾Lv3がせいぜい。
    弾切れに関してはベースキャンプに取りに帰ればいいので特に問題はないのだが、
    搦め手に使える状態異常弾も装填できないのは弾をなるべく外せない斬裂弾には痛い。
  • さらに、斬裂弾速射ライトには手ごわいライバルもいる。
    まずはRise時代に斬裂弾特化ライトとして名を馳せた真・王牙弩【天鼓】
    こちらと比べるとカタログスペックでは攻撃力が10高い、会心率が10%低い以外は全く同じ
    単発自動装填がないとはいえ斬裂弾の装填数が1多い関係上でDPSで勝り、歩きリロードがあるので快適性も少し勝るが、
    あちらはLV2通常弾速射や電撃弾、そして麻痺弾が使えるという利点が存在する。
    また、Riseでライトボウガンを使ったことがある人はまず間違いなく王牙弩を既に持っているはずであり、
    尻尾切りだけのためにわざわざこの銃を新造して持ち替える意味があるかと言うと……。
  • また、意外なところでは大風鎌銃エルロウもライバル候補に挙がる。
    こちらは攻撃力・会心率・百竜スロットによって火力では完全に勝るが、
    あちらにはこの武器にはない斬裂弾速射の歩き撃ちに対応しており、快適性では譲らない。
  • 総じて、本作のライトボウガンに取り巻く環境の逆風が激しいが、
    斬裂弾速射特化ライトとして唯一無二の個性を持っているため、
    斬裂弾に吹く逆風にも負けずに敢えて斬裂弾ライトを担ぎたいシブいハンターにオススメ。

MHF

  • 2018年4月のアップデートでセルレギオスがMHFに登場したのに伴い、
    ラサーサアルシアラも遷悠武器として登場。
    他の遷悠ライトボウガン同様、HR5とGR100の2段階を個別に生産する形になっており、
    GR100ではMHXXの究極強化後と同じ「乱叛弩アルシアラ」である。
  • MHFではレギオス武器のユニークギミックがいずれも備わっていないため、
    本武器には単発自動装填がない。
    ただし、それを踏まえてか装弾数が非常に優れたものになっている。
    主力となりうる実弾3種の装填数は以下の通り。
     
    LV1LV2LV3
    通常弾9912
    貫通弾666
    散弾666
     
  • 全レベルの通常弾、貫通弾、散弾でMHFライトボウガンの限界値に達する装填数をマークしており、
    流石にここまで充実しているものは遷悠武器では存在しない。
    また、乱叛弩アルシアラは攻撃力こそ636とG級のライトボウガンとしては並み程度だが、
    会心率が50%であるため、本武器を用いればほぼ確実に会心率100%に持っていける。
    速射は備えていないが、少なくとも2018年時点の環境では別にそれが欠点になることはない
  • ただし、リロードが「普通」、反動が「中」のため、
    全ての弾を最速無反動で扱うにはスキルの負荷が重くなってしまう。
    MHFのライトボウガンは貫通弾が主力弾となっているが、スキル追加なしで問題ないのはLv1弾ぐらいである。
    G級では装填数UPと装填速度または反動軽減の複合スキルを使うのがメジャーではあるため、
    使う弾、もしくはリロードの手段によってスキルを調整する必要が出てくるだろう。
    一般的にはLv1弾とLv2弾が用いられる傾向にあるため、「装填速度+1」があれば問題はない。
  • また、高い会心率を持つ貫通弾メインの遷悠武器は他にも存在しており、
    全レベル使えるものに限定しても、
    • 会心率20%だがリロードが「速い」ため反動軽減+1だけで全レベル貫通弾を扱えるダイヤモンドクレスト
    • 会心率40%かつ弾速が若干早いが、同じくリロードが「速い」夜行弩【梟ノ眼】
    • 防御力マイナス400という痛い補正があるが、会心率40%、反動「小」のTHEエデン
    の3つが上がる。
    強いて言えば、これらは"遷悠種"が当時のMHF内にて、
    最高のクエストランクだった時代のモンスターの武器であるため、
    "遷悠種"の位置づけが変わった後のセルレギオスと比較し手ごわく、入手難度が高いという点はある。
    性能面で明確に劣るということではないので、好みの問題でもあるが。
  • 遷悠武器は位置づけ上では辿異武器の繋ぎとなっており、
    本武器も最終的な素のポテンシャルを鑑みると、各種辿異武器、
    特に会心率がそれなりにあり、リロードと反動が同じ、全レベル貫通弾を扱える、
    絶極冥雷銃【瑠璃鶲】と肩を並べるのは難しい。
    GR200時点の絶極冥雷銃【尉鶲】と比較する分には会心率などで勝るため、
    使い方によってはかなり長く使っていけるのではないだろうか。
    • ちなみに、素の会心率が非常に高いという特性は辿異スキル「閃転強化」
      の恩恵を強く受けやすい。
      本武器で閃転強化+2を発動させておくと、攻撃力720となり、
      絶極冥雷銃【瑠璃鶲】(攻撃力702)以上のスペックが発揮できる。
      ただ、絶極冥雷銃は武器本体に「閃転強化+1」を備え、
      閃転強化+1だけで閃転強化+2の乱叛弩アルシアラをやや超える攻撃力(729)になるため、
      もし「閃転強化」で差別化を図るのであれば、会心率オーバーの攻撃力ボーナスも含めた、
      総合的な専用装備の構築が必要になるといえる。

余談

  • 記事名にもある「ラサーサ」とは「弾丸」という意味のアラビア語である。
    ラサールアルシアラ」でも「ラサーサアオアシラ」でもないので注意。
  • 初登場のMH4Gでは全ての段階の武器説明文において「単発自動装填」のギミック説明が挿入されており、
    他の武器と比べてどことなく堅苦しいというか、説明書のような印象を受ける解説となっていた。
    MHXでは強化を行うと単発自動装填に関する記述は姿を消すが、
    叛弩アルシアラ
    昂ぶる想いを弾丸に込め、反逆への戦いに終止符を打て。
    叛逆弩ヴァルレギオン
    変わらぬ未来、変わらぬ運命。変革を喚ぶ破壊の旋風が撃ち砕く。
    …代わりに運命の戦争とかを連想させるオサレな一文が追加される。

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モンスター/セルレギオス
武器/レギオス武器
スキル/自動装填
スキル/刃鱗