ボウガンやガンランスの弾を再装填する事で、剣士で言う砥石の使用に相当する。
結構様になった動作をするが、この間は完全に無防備。
ここでは、スラッシュアックスのリロードやチャージアックスのチャージについても触れる。
- 再装填(re-load)とある様にこの動作が該当するのは、厳密には2度目以降である。
とは言え1度目のロード(装填)だけでかたが付く事は基本的に無いため、
装填する行為そのものをリロードと呼ぶのが一般的*1。
目次
概要
- ボウガンは弾が込められていなければ無意味なので、モンスターの隙を見つけ素早く行う必要がある。
ボウガンや弾によってリロード時間は異なり、特に拡散弾やLV2状態異常弾などは時間が掛かる。
ガンランスはどれでも同じ。
- ほとんどのボウガンにはその名の通り弓と弦が付いており、
リロードして弾丸を込めるとグラフィック上でも実際に弓が引かれた状態になり、撃ち切ると元に戻る。
弦を引いて弾をリロードするという動作に合わせた、開発陣の細かいこだわりである。- どう見ても弓が付いていないボウガンも中には存在するが、そういった場合でもリロード済みか否かで
何かしらグラフィックが変わるようになっていることがほとんどである。 - 中には、残弾数を反映して1発ごとにグラフィックが変化するギミックを備えたボウガンも存在する。
- どう見ても弓が付いていないボウガンも中には存在するが、そういった場合でもリロード済みか否かで
- 自動装填のスキルを用いれば、最初のロードさえ済ませれば後は弾を変更するまでリロード要らず。
しかしこの自動装填、ライトボウガンの速射対象の弾やガンランスには適用されないので注意。- MHFでは似たようなスキルで「連射」があるが方向性・システムの違いによりあまり使われない。
MHF-Gで追加された「速射」スキルは、逆に速射対応弾(超速射を除く)だけが自動装填対応になる。
- MHFでは似たようなスキルで「連射」があるが方向性・システムの違いによりあまり使われない。
- ゲームシステムの都合上仕方ない事であるが、「リロードする」のはモーションの途中の特定の一瞬である。
その一瞬を迎えるまではリロードは全くできていないし、その一瞬を過ぎた後ならば
たとえレバーを捻っている最中であろうが弾は全て装填完了している。
そしてそのポイントはモーションの最後ではなくモーションの最初にあるので、
一瞬でもリロードの動作を行ったなら次の瞬間飛竜の突進などで吹っ飛ばされたとしても、リロードは完了している。- これを利用した「咆哮リロード」や「振動リロード」は重要なテクニック。
リロードも素早く済ませられ咆哮でも振動でも怯まないのが理想ではあるが、
どうせ咆哮などで怯んでしまうのであれば、それに合わせてリロードを行いわざとキャンセルされる事で、
1回分の隙で2回分の動作を済ませてしまおうというテクニックである。
場合によっては正直にリロードをしているよりも咆哮で怯んでおいた方が早く済む事もあり得る。 - MHWorldではガチャッという音がなるくらいまでにキャンセルされるとリロード出来なくなった。
その代わり装填速度が「普通」「速い」の弾のリロードは歩きながら出来るようになっている。 - MHRise及びMHR:SでもMHWorldと同様、音がなるくらいまで待つ必要がある。
また移動リロードが可能か否かは装填速度ではなく、装備中のボウガンの弾薬毎に決まっている。
概ね低レベルの弾薬は移動リロードが可能だが、一切の移動リロードが不可能なボウガンもある。
- これを利用した「咆哮リロード」や「振動リロード」は重要なテクニック。
- ライトボウガンでは武器出しリロードを行ったときに少し前進する。
この特性を利用して、エリアチェンジの境目ギリギリで武器出しリロードを行うことによって
リロードを終え、武器を構えた状態でエリアに進入する「リロードキャンセル」
(別名「エリアチェンジキャンセル(エリチェンキャンセル)とも)
というテクニックがタイムアタックで重宝されている。- ちなみにヘビィボウガンでもできなくはない…が、まず狙ってはできない程タイミングがシビア。
代わりに、エリア境界の手前で小タル爆弾やマタタビ爆弾を設置して武器出しリロード、
吹っ飛びながらエリア進入する技が使われる事がある。
小タルの場合フルチャージが潰れる点には注意。
- ちなみにヘビィボウガンでもできなくはない…が、まず狙ってはできない程タイミングがシビア。
- MH4以降のボウガンでは、ジャンプ攻撃でボウガン本体を振りかぶり叩きつける動作そのものが
リロードのレバーを引く動作にもなっているので
滞空攻撃をしながらスタイリッシュにリロードもできるようになった。
こちらも地上版と同じく一瞬でも動作を行えば空中で攻撃を受けてもリロード完了状態になる。
- MHRiseではハンターが武器アクションや大技を繰り出した際のボイスが追加されており、リロードでも専用の台詞を発する。
…のだが、その台詞がボウガンだけでなくガンランス、剣斧のリロードアクション全てに使い回されているため、
「撃ち抜く!」などと言いながら剣斧のビンをリロードするといったおかしな光景も見られる。
- MHXではブシドースタイルのジャストアクションから発展する特殊なリロード、
そしてリロードアクションを発展させた狩技がいくつか登場した。
これらを利用する事で従来よりも素早いリロードや強力かつ効率的な攻撃が可能となった。
ただし、これらのアクションはいつでも何度でも使えるというわけではなく、
基本的な条件が整っていたとしても乱発は不可能。
そのため、従来のリロードアクションを行わなくなってもよくなったとは言えない。- その他ガンランスのジャンプ叩きつけやヘビィボウガンの踏みつけ跳躍にリロード機能が追加されている。
元来リロードを必要とする武器は、
1リロード辺りの攻撃可能量/時間を用いてダメージ効率を弾き出すことができていたが
これら特殊なリロードの登場により、立ち回り次第でダメージ効率が大きく変化する事になった。
- その他ガンランスのジャンプ叩きつけやヘビィボウガンの踏みつけ跳躍にリロード機能が追加されている。
パワーリロード
- ブシドースタイルのジャスト回避から発展する特殊なリロード。
パワーリロードは回避動作終了後にリロードを行うと共に10秒間攻撃力がアップする。
パワーリロード状態はコックピットの残弾数表示ゲージが青くなる。
リロード直前にスティック入力で方向変換が可能で、水平撃ちでキャンセルできる。- オプション次第では高さ調節した射撃でのキャンセルも可能だが、
操作にややコツが要り、狙い通りの場所に撃つのは熟練を要する。
- オプション次第では高さ調節した射撃でのキャンセルも可能だが、
- 納刀状態でもジャスト回避は発生するが、その場合は他武器種と同仕様のパワーランになり、
パワーリロードは発動できない。
パワーリロードを使いたい場合は抜刀状態でジャスト回避をする必要がある。
- 通常のリロードとは違い、選択中の弾がすでに最大数装填されている場合でも使用可能だが、
何も弾を選択していないときには通常リロード同様に使用できない。
- MHXXでは両ボウガンのエリアルスタイルで行える踏みつけ跳躍時のリロードもパワーリロードになった。
と言ってもブシドーのものと同じ攻撃力アップ効果が得られるだけであり、
パワーランや水平撃ちへの派生は持たない(空中にいるため当たり前ではあるが)。
- ライトボウガン
- ジャスト回避後、何も押さないとパワーリロード、Xを押すとパワーランに派生。
「その場でパワーリロード」「すぐさまパワーラン」「パワーリロードしてからパワーラン」という
3つの行動を使い分けられる。
また、特殊攻撃ボタンで近接攻撃に派生することも可能。
- ヘビィボウガン
- ジャスト回避後、何も押さないとパワーリロード、パワーリロード後にXを押すとしゃがみ撃ちに派生。
「その場でパワーリロード」「すぐさまパワーラン」「パワーリロードしてからしゃがみ撃ち」
の3択から次の行動を選ぶ形となる。
ブレイヴリロード
- ブレイヴスタイルの納刀継続状態から発展する特殊なリロード。
納刀継続中にボウガンから火花が出るタイミングでブレイヴリロードを行った場合は
ブレイヴリロードの隙を軽減できるが、逆にタイミングを間違えると大きな隙となってしまう。
- 通常のリロードと違い、選択中の弾が既に最大数装填されている場合や、
何も弾を選択していない場合でも使用可能。
- ライトボウガン
- ブレイヴリロードを行うと高速でリロードが完了し、
一定時間ブレイヴゲージが溜まりやすくなり、反動が軽減される。
ブレイヴ状態でブレイヴリロードを行うと反動がさらに軽減され、
一段重くなった反動を差し引き、他のスタイルよりもさらに一段反動が軽くなる。
具体的な例を挙げると、反動:中の武器の場合、通常時は大、
ブレイヴ状態及び、通常時にブレイヴリロードをした場合は中、
ブレイヴ状態でブレイヴリロードをした場合はやや小となる。
- ヘビィボウガン
- 高速でリロードが完了し、ブレイヴゲージの上昇量がアップ、さらにブレイヴ状態での攻撃力がアップする。
単発自動装填
- MHWorldで追加された特殊なリロード動作。
弾は1発しか装填されず、1回撃つごとに自動で(強制的に)簡素な動作のリロードを行う。
プレイヤーからすれば「自動」だが、アクション自体はハンターの手で行う「手動」なのでややこしい。
対応弾は反動がなく、装填動作は通常リロードの「普通」と同等。
さらに歩きながら行えるため位置取りの調整もしやすい。
対応している弾はボウガンごとに異なり、そもそも対応弾のないボウガンも多い。 - 同じテンポで射撃を続けられ、リロードで足を止める事による被弾リスクが小さいこと、
攻撃中断が無いのでチャンスを逃さないことが利点。
また、無反動なので、主力弾が単発自動に対応していれば反動抑制パーツ分を他のカスタムに回せる。
逆に言えば、多めの装填数を短時間で集中的に吐き出すタイプのボウガンに比べると、
瞬間的な火力には劣ることになる。
- 攻撃を食らうなどして単発装填が中断された場合のみ、任意のタイミングで通常のリロード動作ができる。
この場合はステータス表示通り、だいたい「遅い」レベルの動きになるので、テンポが途切れるのに注意したい。- 装填拡張スキルに対応している弾なら、スキルを発動すると2発入った状態にはできるが、
1発撃つごとに単発装填の動作が入り、2発目が発射されることは無い。
ただし上記のように中断された場合は2発目を発射→2発目の枠で単発装填が始まるため、
実用的かはともかく、手動リロードの隙を消す効果はある。
- 装填拡張スキルに対応している弾なら、スキルを発動すると2発入った状態にはできるが、
- 現実の銃砲でイメージするなら、普段の射撃はセミオートマチック銃、
単発自動はポンプアクションやレバーアクションといった手動式連発銃に近い。
単発「自動」と名乗ってるのに…
なお、MHWorldの鬼ヶ島は現実の火縄銃のイメージからか単発自動装填に対応した弾が非常に多い。
実際の火縄銃は銃口から火薬や弾丸を棒で押し込む構造なので、レバー操作でガチャンと装填とはいかないのだが…。
- MHWorldではもともと反動やリロードの隙が小さい低レベル弾に対応したものが殆どで、
反動消しと継続射撃の利点が活きるのはLv2状態異常弾に対応するボウガンぐらいであった。
MHW:Iのマスターランクにおいては、Lv3の通常弾や貫通弾、徹甲榴弾など、
もともと装填数が少なく反動もリロードも重い弾に対応するボウガンが増え、
単発自動のおかげで格段に取り回しがよくなる場面も増えている。
ダッシュリロード
- 極ノ型のガンランス、ライトボウガン、ヘビィボウガンが使用可能なアクションで、
抜刀ダッシュ中にリロードを行うというもの。
- ボウガンの場合は、かなり早くリロードを済ませることができる(元の装填速度にもよるが)。
ただしヘビィボウガンの圧縮リロードは立ち止まってから行う。
また、リロードが完了するまでの僅かな間とはいえ方向転換ができなくなる点に注意。
- ガンランスはボウガンと比較するとリロードにやや時間がかかり、
リロード中の移動速度も低下してしまうが、利便性が高いことは間違いないだろう。
ライトボウガン
全弾装填
- MHX(X)のライトボウガンの狩技の1つ。
「手持ち且つ装備中のボウガンに装填可能な弾を一度に全てリロードする」という豪快な技。
詳しくはリンク先を参照。
回避装填
MH4G~MHXX
- MH4系、MHX系に於けるレギオス武器の独自ギミックであり
回避1回あたり1発*2がリロードされる。
ただし、こちらは飽くまで独自ギミックとなるため本項の説明とは多少の食い違いがある。
あくまで前説として軽く知っておく程度で良い。
MHW:I
- MHW:Iで追加された特殊なリロード動作。
ライトボウガン限定のリロード動作で、ボウガンのカスタマイズで回避装填パーツを装着することで可能となる。
発砲後のステップから更に回避を行うことで発生するスライディング回避を行うと、
小脇に抱えたライトボウガンを一回転させる動作を行い、装着したパーツ1つにつき1発の弾丸がリロードされる。- 回避装填のリロード動作にかかる時間は通常のリロード動作での装填速度は影響せず、一律で同じ時間となる。
- パーツ装着数の上限が4つである為、最大装填数も4発となる。
- 過去作における刃鱗磨きのギミックをカスタムパーツに落とし込んだ形となるが、
それらとの違いとして、最大で一度に4発装填できること、
ただの回避ではなくスライディング回避まで派生させないと発動しないことなどが挙げられる。
- 長所は概ね刃鱗ギミックと同様で、
回避と同時にリロードを行うことで、回避完了後に円滑に攻撃に移れる点と、
ボウガン自体のリロード速度は関係なく一律同じ時間でリロードできる点。- 威力は高いものの装填速度に難があり使いにくかった弾種や、
反動が大きいせいで装填速度の速さを生かしきれず、発砲こそ出来ても回避に手一杯で装填がしにくい弾種など、
扱いにクセや難があるためにこれまで選択肢に上がりにくかった弾やボウガンも手軽に扱えるようになる。
- 威力は高いものの装填速度に難があり使いにくかった弾種や、
- ここまでは評価すべき点を挙げてきたものの欠点も抱えており、以下の2点が主な欠点として挙げられる。
- 一度の回避装填での最大装填数が4発である為、装填数が5発以上の弾種では活かしづらい点。
- スライディング回避によって装填する為、装填に必要な時間のみで見た場合は所要時間が少々長い点。
そもそも属性弾という弾種は、反動・装填速度・装填数の全てにおいてクセが少なく扱いやすい銃が多いため、
わざわざ回避装填を用いて補強するまでもないこともしばしば*3。
それどころか、回避装填を活用しようとすれば、回避二回分の所要時間と少ない装填数が重くのしかかることも。
つまり、回避装填の長所を遺憾なく発揮させるとなると、装填数が過不足ない程度に少なく*4、
リロードの所要時間がネックとなる弾を主力に据えて運用するボウガンである事が望ましいと思われる。
特に威力こそ周知されても、反動や装填速度の扱いづらさから忌避されていた徹甲榴弾速射銃との相性は抜群。
もちろん、他の弾でも扱いやすさが多少上がる場合もあるため、完全に徹甲榴弾速射銃専用という訳では無いが。
- 余談だが、銃を回転させリロードを行うという動作は、現実の「スピンコック*5」という装填方法に似ている。
映画「ターミネーター 2」にて主演俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーが披露したものが有名だろう*6。
スピンコックは片手だけでリロードできるのが特徴なのだが、モンハンのボウガンは重すぎるためか両手で回転させる。
しかしそれでも、モーションのカッコよさは現実譲りである。
現実でのスピンコックはレバーアクション式*7の銃で行われるのがほとんどであるが、
レバーアクション銃の構造上、部品に強烈な負荷がかかり摩耗が激しくなるためあまり推奨される行為ではない。
モンハンに登場するボウガンは、モーションだけ見ればボルトアクション式に近いリロードモーションであり、
推測ではあるものの少なくともレバーアクション式とは到底思えない。
仮にボルトアクション式だとしても、回避装填のモーションだと到底リロードできそうもないものだが…。
一体どういった手順でリロードしているのか少々謎である。
クイックリロード
- MHFシーズン8.0から登場したライトボウガンの秘伝書装備時の特別な動作。
スタミナを消費することで素早くリロードできるが、最大装填弾数の半分しか装填できない。
また、一部の弾のクリティカル距離とクリティカル時の威力が変化する。
詳細はこちら。
ヘビィボウガン
火薬装填
- MHX(X)のヘビィボウガンの狩技の1つ。
通常とは異なる燃え盛る火薬を装填し、その後の一定回数まで発射された弾丸の威力を上昇させる技。
詳しくはリンク先を参照。
特殊弾装填「機関竜弾」「狙撃竜弾」
- MHWのヘビィボウガンに搭載された特殊アクション。
中折れした銃身に特殊弾を押し込みリロードが発生し、弾種が一時的に切り替わる。
射突型裂孔弾よりは短いものの長いリロードアクションは見物。
圧縮リロード
- MHF-Gでヘビィボウガンに追加された特殊リロード。
リロード中に特定のタイミングでリロードボタンを再入力することにより、
装填弾を圧縮して1発の弾丸にし、発射するというもの。
リロード速度自体は通常のリロードと大差ないスピードで行える。
- 秘伝スキル「銃仙」の発動時には、有効ゲージ内に極めて微量の水色のゲージが発生する。
ほぼジャストタイミングでないと有効にならないが、
上手くタイミングを合わせることで「パーフェクト圧縮リロード」となり、弾威力が増大する。
- 着弾すると爆発(肉質無視の固定ダメージ+微量のスタン値)が起こるのも特徴的。
爆発が起こるとは言え、撃ち出された弾の特性自体は大きくは変化しない。
例えば貫通弾なら相手を貫通するし、属性弾なら属性ダメージを与えられる。
- 機動力を犠牲に一撃の威力を高めた(という設定の)ヘビィボウガンが長年抱えていたジレンマである
「機動力がないのに手数を出さないと火力が上げられない」という事象を改善したモーション、と言える。
その特性上、従来あまり使い道がなかった嵐ノ型の溜め撃ちともかなり相性が良い。
- ただし1弾あたりの威力は普通に撃つより低下する。
装填数分の合計威力で普通に撃つ場合と比較すると、大体の弾は0.5倍程度の威力になる。
例を挙げると、LV2通常弾は威力12だが圧縮リロード時は4.8(G9.1以前。G10以降は後述)となる。
仮に9発装填できる銃で放った場合、単発撃ちでは12×9=108だが圧縮時は4.8×9=43.2となる。
銃仙のパーフェクト圧縮リロードでも、7.3×9=65.7となり、仮に溜め撃ちしても単発撃ちには及ばない。
もし1弾あたりの威力が変わらなければ、恐ろしいことになっていただろう。- ちなみに散弾と属性弾は圧縮時の威力減少がやや小さい。
- また、弾消費の激しさと反動の大きさも欠点である。
- 弾消費については、通常1発1発撃つ→装填弾がカラになったら再リロード、という動作なのが
5~10発まとめて撃つ→リロードという動作になるため普通に撃つより遥かに消費が激しくなる。
弾丸の調合素材は必ず持ち込みたい。できれば最大弾数生産スキルや、弾丸節約術スキルも発動させたい。 - 反動については、通常よりも6段階反動値が大きくなる。
反動軽減スキルで抑制できるのは4段階までであり、武器自体の反動軽減特性が強くないボウガンでは、
LV2通常弾ですら反動軽減スキルをつけても反動が発生してしまう可能性が高い。
- 弾消費については、通常1発1発撃つ→装填弾がカラになったら再リロード、という動作なのが
- また、上記に挙げた特定タイミング以外でリロードをしてしまうと、
圧縮リロード失敗となり多大な隙を晒す。
この時は弾丸の装填自体は行われるが、もちろん圧縮はされていない。
これはリロードボタンを連打していても発生してしまうため、実装当初は
(当時)猛威をふるっていたヘビィボウガンをアクション面から抑制する手段ではないか?と
言われたこともあった。
- そのため、DPSを稼ぐ目的で圧縮リロードを使うのであれば
ボウガン自体の反動も考慮しつつ無反動にし、威力低下を回転率で補う必要がある(散弾を除く)。
これは銃仙のパーフェクト圧縮リロードであっても同じである。
また、単発撃ちと異なり、嵐ノ型を使ったとしても射軸の強烈な修正は不可能な上に
外した時やヒット数が稼げなかった場合のロスが極めて大きくなる。
DPSを稼ぐ目的で圧縮リロードを使うのであれば、ボウガンの厳選、装備スキルの選定はもちろん
運用に際してかなりのプレイヤースキルが必要となる。
銃仙の場合は更にP圧縮を狙っていかないといけないため、
1発でP圧縮を成功させる技術も必要となるが、
一方で固執するとP圧縮が出来るまで攻撃できない、と元も子もない事態にもなるため、
やはり圧縮リロードを基本とし、狙っていったほうがDPS的には良いといえる。
しかし、毎回良いタイミングで狙える環境に恵まれるわけではないのも事実である。
そのため、基本は単発で攻め、チャンスを見出したら圧縮して必殺の一撃を浴びせる、
と言った判断もDPSを稼ぐために重要となる、と言えよう。
ただしその場合嵐ノ型だと、DPS面で不利なことになる可能性もある点は考慮したい。詳しくはこちら。
- ちなみに、圧縮リロードの他の使い道として、
「少ないチャンスに一撃浴びせて部位破壊」という一撃離脱型の、
言わば大剣やハンマーのような運用ができる。
この場合隙ができるという点を除けば反動は軽視できるため、武器を問わず有効で、
上手く使いこなせば、比較的小さく当てにくい辿異種モンスターの発達部位破壊にも活躍できるだろう。
特にギアオルグ辿異種に対しては極めて効果的であり、
P圧縮リロードした火炎弾を溜め撃ちで放つことで、尻尾に纏っている氷塊を一撃で粉砕する。
- 過去よりもヘビィボウガンに求められるスキルが増えている現在では、
運用時のスキル負荷の高さが最大のネックとなっている。
弾丸節約術スキルは現在の運用では必ずしも必須ではなくなったものの、
威力にまともに影響する装填数UPは勿論、上述した反動軽減系スキル、
嵐ノ型を使う場合は集中スキルなど、必要となるスキルが単発撃ちに比べ多くなってしまう傾向にある。
また通常弾の威力減少が非常に大きく、弾特性の問題もあってあまり使われていなかったため、
MHF-G10では通常弾の圧縮リロードが強化された。- 上の例で言うと、LV2通常弾は威力12だが圧縮リロード時は6.0となり、
仮に9発装填できる銃で放った場合、単発撃ちでは12×9=108だが圧縮時は6×9=54となる。
つまり約1.25倍の強化となった。
- 上の例で言うと、LV2通常弾は威力12だが圧縮リロード時は6.0となり、
- なお、状態異常弾も圧縮可能(蓄積値は減少する)だが、捕獲用麻酔弾、拡散弾だけは圧縮できない。
ガンランス
クイックリロード
MHP3~MH4G
- MHP3にてガンランスに追加された機能。1発だけだが素早く弾を装填できる。
これから「叩きつけ」につながり、
さらにそこから全弾放出する「フルバースト」につながる。- MHF-Gでもガンランスに追加された。砲撃直後に1発だけリロードが可能。
こちらは「素早く」というよりもむしろ他のアクションとの連携に重きが置かれている。
MHP3の叩きつけ→フルバーストのような「踏み込み薙ぎ払い→連撃砲」に繋げたり、
水平突きや踏み込み突き・ステップに砲撃(砲撃は直前の角度を維持する)と多彩。
更に単発砲撃限定だが、一定時間リロードした弾の威力が1.5倍となる。
- MHF-Gでもガンランスに追加された。砲撃直後に1発だけリロードが可能。
MHX(X)
- MHXのブシドースタイルでのみ行える突き上げリロードはこれに似ているが、
こちらは全弾装填できる。
- MHXXのブレイヴスタイルでは他スタイルとは異なったモーションでクイックリロードを行い、
このクイックリロードの出始めではガードポイントが発生する。
また、通常時は1発装填だがブレイヴ状態になると装填数が増加する。- こちらは様々な攻撃から派生することができるため、
ランスのカウンター突きなどのようにコンボ中に素早くガードを行うことができる。
さらにブレイヴ状態ならここから叩きつけへの派生が可能。
- こちらは様々な攻撃から派生することができるため、
MHWorld
- MHWorldではほとんどのアクションから繋がるようになった他、全弾装填と超強化。
但し、新実装の竜杭砲は装填できない。
コンボパーツとしても重要であるためか無消費でも行えるようになった。
代償として派生が複雑化。トレーニングエリアでしっかり体に覚え込ませよう。
- また、ジャンプ叩きつけにクイックリロード効果が追加された。勿論全弾装填。
そのため、弾がない状態でも叩きつけから即座にフルバーストにつなげることができる。
MHRise
- MHWorldと大体同じで全弾装填でき、竜杭砲は装填できない。
ただし、ジャンプ叩きつけのクリックリロード効果が削除されてしまった。
ガードリロード
- MHRiseのガンランスの入れ替え技の1つ。クイックリロードと入れ替える事で使用可能になる。
前方に盾を構えながらリロードするアクションで、ガードポイントを持ったリロードになっている。
ちなみにMHXXのブレイヴスタイルでのクイックリロードとは似て非なるものである。
このリロードでは砲弾が3発しか装填されないが、代わりに竜杭砲が同時に装填される。
ガードポイントの判定持続がかなり長く、リロードする必要がない全弾装填状態でも使用可能。
また、リロード中に大きくのけぞってもリロードが失敗することはない。
ヘイルカッター
- MHRiseのガンランスの鉄蟲糸技の1つ。
翔蟲を放ち、自分を真上に引き上げて跳躍しながら斬り上げ攻撃をし、ジャンプ叩きつけを繰り出す。
クイックリロード効果があり、更に竜撃砲の冷却を促進させる。
- MHWorldでのジャンプ叩きつけと概ね同じだが、モーションが非常に長いため気軽に打つことができない。
ダッシュリロード
- ボウガンと比較するとリロードにやや時間がかかり、
リロード中の移動速度も低下してしまうが、利便性が高いことは間違いないだろう。
スラッシュアックス
- スラッシュアックスの剣モードを使用すると消費されるスラッシュゲージも、
大幅に消費した場合はリロードで回復させる事ができる。
納刀中か斧モードにして放っておいても自然と溜まっていくが、リロードした方が早く使えるようになる。
しかしリロードにかかる時間はガンランスより長い。当然この間は無防備。
しかもボウガンやガンランスと違い、仕様上多少減っているぐらいではリロードができない。
また、MH4以降は空中でもリロードすることはでき、
その場合はモーションも若干短縮されてはいるが、残念ながら攻撃判定は無い。- MHFでのスラッシュアックスFは、このリロードモーションが大幅に高速化されている。
ただし、リロードは地ノ型と天ノ型でしか使用できない。 - MHWorldでは剣→斧の変形斬りでスラッシュゲージが回復する、
いわば簡易リロードができる仕様になった。
これによりこまめに斧と剣を変形斬りで行き来すれば、
リロードを挟まずとも長時間剣を使い続ける事ができる。 - MHRiseでも変形斬りでゲージが回復する仕様は継続しているが回復量が少なくなっており、
MHWorldと同じ感覚で使っていると、忘れた頃にうっかりリロードを挟んでしまう事もままある。 - MHR:Sでは、ビン変形強化をどの武器でも発動できるようになり、
ゲージを大きく回復できる二段変形斬り連携の存在もあって、うっかりリロードを出してしまうことは少なくなった。
- MHFでのスラッシュアックスFは、このリロードモーションが大幅に高速化されている。
エネルギーチャージ
- MHX(X)のスラッシュアックスの狩技の1つ。
かつてとあるスラッシュアックス使いのハンターは、
このリロードを如何に素早く完了するかを追求する事に精を出していたらしい。
当初は周りからは変わり者と評されていた件のハンターだったが、
やがてその研究と技術は単なる趣味の範疇には収まらず、驚くべき「技」へと昇華した。
その技こそMHXにて登場した狩技の一つ『エネルギーチャージ』である。 - 通常のリロードより素早くスラッシュゲージを回復でき
リロードが不可能となる剣鬼形態の発動時でも発動できるため、利便性はかなり高い。
使用後は剣モードになるため、どこからでも剣に変形できるのも強みの一つ。 - レンキンスタイルではリロードがリロード斬りという、これと同モーションの技に差し替えられている。
スラッシュチャージャー
- MHRiseのスラッシュアックスの鉄蟲糸技の1つ。
翔蟲を放ち、大きく移動した後にリロードしてスラッシュゲージを回復し、
更に7秒間スラッシュゲージが減少しなくなる。
移動距離は回避距離UPLv2を付けた前転回避と同程度で、
スラッシュゲージの回復量はリロード1回分相当の4割程度。
出だしに短い無敵時間が付与されており*8、回避技としても使うことができる。
- リロード効果が出るのは移動した後なので、移動中に攻撃を受けたりすると不発に終わってしまう。
また移動し終えてからリロードが行われるまでにも短い間があり、
右手がビン装着部に触れ、「キィン」という音が鳴るまで気は抜けない。
極めて稀だが、リロード音が鳴ってからリロードが完了するまでのほんの一瞬の間に
攻撃を差し込まれ、ギリギリで不発にされてしまうという悲劇が起きる事もある。
チャージアックス
- よく似たアクションに、チャージアックスの「チャージ」がある。
こちらは、武器に溜まったエネルギーをビンに入れる動作を行う。
エネルギーの溜まり具合や発動スキルに応じて、いくつのビンがエネルギーで満たされるかが決まる。
エネルギーが溜まっていないのに無理にチャージをしようとすると、チャージできないどころか
「チャージミス」と呼ばれる現象を引き起こしてしまい、大きな隙を晒すことになってしまう。
また、チャージしないままずっと攻撃していると、武器がオーバーヒートを起こしてしまい、
剣モードでの攻撃が全て必ずはじかれるようになってしまう。
カウンターフルチャージ
- MHRiseのチャージアックスの鉄蟲糸技の1つ。
鉄蟲糸を使って体を地面に固定して盾を構え、モンスターの攻撃を受けるとビンがフルチャージされる。
受けた攻撃の威力に関わらず、最小反動のガードをしつつ
チャージモーションも挟まずフルチャージされるので
たまに来る重い一撃のみガードするスタイルなら
ガード性能も不要となり、派生先の攻撃でそのまま反撃できる。
関連項目
武器/ライトボウガン
武器/ヘビィボウガン
武器/ガンランス
武器/スラッシュアックス
武器/チャージアックス
武器/レギオス武器 - ボウガンには回避時に弾が1発装填されるギミックがある。
システム/装填速度
システム/装填数
スキル/装填 - ボウガンのリロードと弓のビンの装着速度に影響を与えるスキル。
スキル/装填数 - 弾丸、ガンランス砲撃、盾斧ビンの装填数および、弓の溜め段階を増やすスキル。
スキル/自動装填 - 反動と引き換えに、自動的に弾が装填されるようになるスキル。
スキル/刃鱗 - ボウガンで発動させると、回避時に弾が1発装填されることがある。
アイテム/弾丸