目次
概要
- MH2で初登場の弓。
祖龍の魂を宿した白き神弓。
穢れ無き心にて弦を引けば、闇を祓い千の勝利を約束するという。
- 黒龍素材で作られる殲滅と破壊の剛弓の祖龍版。
こちらは龍属性を帯びており、白く輝くフレームが神々しい。
- 剛弓にも言えることだが、矢をつがえる部分がミラルーツの頭を模している。けっこう不気味。
性能
MH2、MHF
- MH2最強の連射弓である剛弓をさらに上回る攻撃力に高い龍属性を備え、防御+20のおまけ付き。
さらに溜め3は剛弓と同じ連射…とだけ書くといかにも強力であるが、この弓には大きな欠点があった。
それは強撃ビンを含む一切のビンが使えないということ。
属性が通る相手ならば相応に強力ではあるが、そうでない大半の敵には剛弓の方が強くなってしまう。- MH2当時は弓という武器種の性能そのものが今よりかなり低かったので、
「強撃ビンの差が埋まってしまうほどの長期戦」が頻発し、そういう時は勇弓の方が強くはなった。
- MH2当時は弓という武器種の性能そのものが今よりかなり低かったので、
- MHFにおいては攻撃力が剛弓共々引き上げられたが、
対応ビンなどその他の性能は一切変わらなかったため立ち位置的な変化はあまり無い。
ちなみにHR100以降でさらに強化できるようになったが、剛弓はどのシリーズでもI→IIという名前なのに対し
MHFの勇弓は「繁栄と無敗の神弓」となる。
同時期に作れるようになる剛種武器と比較すると衰退と全敗しているが。
- なお、MHFでは上記の事情から全く見向きもされていなかったはずのこの弓が
突然大量生産される事態が起きたことがある。
それは2013年末~2014年1月にかけて開催されたイベント「目指せHR100!オリジナル防具を手に入れろ!」で、
11番目の課題が「HR91到達+『勝利と栄光の勇弓』(強化先『繁栄と無敗の神弓』でも可)の所持」
という条件だったためである。
ただしこのイベントは11個の武器所持の課題それぞれに対してクラントシリーズの生産素材が
1部位分ずつ与えられる形だったため、クラントF Lv4の強化素材を自力で集める*1のであれば
この弓を生産する必要はなかったりした。
その上、イベント開催期間の最終週には「祖龍」が配信されていなかった。
MHP2(G)
- ブラックボウから殲滅と破壊の剛弓との二択で強化できる。
祖龍の角をひとつ余計に使うが直接生産することも可能。
- G級素材でIIに強化した際の数値は攻撃力336、龍属性値270。
属性特化弓である龍頭琴の属性値が300であることを考えると極めて高い龍属性値を持っている。
- 溜めタイプはLV1が拡散、LV2が貫通、LV3が連射。
同じく溜めタイプを持つ龍属性連射弓である覇滅弓クーネレラカムと比較すると、
こちらは装填数UPなしでも最初から溜めLV3が解放されていて、カタログスペックも勝っているように見えるが、
溜め3と会心率、ビンの問題ではきゅんの実質下位互換である。
勝っている点は精々裸で担げる点である。
- MHP2では名前にI、IIはついておらず、P2Gに移行する際に上位の段階にIが追加された。
覇弓の弱体化ばかり目立つが、実はこの武器もP2Gで大幅な弱体化を食らっている。
MHP2では、上位の段階でP2GのIIと溜め1以外全く同じ性能だったのである。
P2Gでは上位のIでMH2時代以下の性能まで弱体化させられ、溜め3は連射Lv2とひどい有様。
こちらも覇弓と同様に、G級で通用する弓をMHP2では上位で使っていたことになる。
- ペイントビンが使えるようになったため、「全ビン使用不可」とは呼ばれなくなった。
…といっても、強撃ビンが使えないのは変わらない。
- 性能以上に辛いと言えるのが、IIへの強化に必要な3つの古龍の大宝玉。
祖龍武器の宿命とは言え、やはり重くのしかかる負担である。はきゅんの方が強いし、大宝玉も1つで済む。
MH4G
- 祖龍の久々の復活によりこの弓も姿を現した。
本作は龍属性連射弓が犇く環境だが、その性能は…- 変わらぬ攻撃力336
- 4割増しされた龍属性380
- 溜め3で連射Lv4
- ビンはペイントビンのみ
攻撃力もかなり高い水準に、最高の龍属性値、さらにこの性能で剛射持ち。
強化された龍属性をこれでもかと叩き込める。まさに古龍キラーである。
- この弓により攻撃力・属性値共に劣る真・狼牙弓【滅罪】はほぼ完全につなぎの立場に甘んじることとなった。
一応いくつかのビンを装填可能で、スロットも二つあるがこの性能差を覆すのはかなり難しい。
- 致命的な欠点として強撃ビンが装填できないため、強撃ビン追加スキルは必須。
さらに溜めレベルをよく見ると連射Lv4止まり。
連射Lv4とLv5ではモーション値はほぼ変わらないが集弾具合に大きな差があり、
小さな弱点を射ぬく場合には全矢を弱点に当てるのが難しい場面も存在する。
狼牙弓や覇弓を含むほとんどの生産弓は最終強化で連射Lv5に達するためにこれが意外と痛い欠点となり、
実戦での火力においては覇滅弓クーネレラカムに及ばないこともある。
小さな弱点をこつこつ狙う弓の基本の戦い方ならクーネレラカム優勢、
高い龍属性値を大きな隙にまとめて叩き込むなら勝利と栄光の勇弓と
得意なシチュエーションは異なるので、目的によって使い分けるのがベストだろう。- なお、装填数UPで追加されるのは連射Lv5。
ビンの関係でクーネレラカム以上にスキルが縛られることになるが、
剛射弓であるこの弓と溜め4は好相性なので、
スキルに余裕があるなら発動を視野に入れてもいいだろう。
- なお、装填数UPで追加されるのは連射Lv5。
MHXX
- ミラルーツ復活によりこの弓も登場。
G級祖龍素材で「勝利と栄光の勇弓」として生産し、
最終強化で「圧勝と栄誉の勇弓」、究極強化で「完勝と栄冠の勇烈弓」となる。
究極強化後の性能は- 攻撃力300
- 龍属性35
- 拡散Lv2-貫通Lv2-連射Lv4-(連射Lv5)
- 曲射は集中型
- スロット、会心率0%
- 対応ビンはペイントのみ
また、使えるビンがペイントのみなので、強撃ビン全Lv追加もほぼ必須。
両方揃えた場合の破壊力は凄まじく高い。溜め4を連続でぶっ放せるブレイヴスタイルとの相性は抜群。
上述のスキルを揃えた上で各種火力スキルを盛る事が難しいのが難点か。
- 龍属性連射弓最大の属性値を活かしたW属性強化運用も面白い。
二つ名リオ夫婦の翼など、龍属性が良く通り当たり判定がデカイ部位を持つ相手だとかなり楽。
- ライバルとなるのは4Gに引き続きアカム弓の究極強化である「覇殲弓イクセレラカム」、
素で龍属性を得た黒龍の弓「断滅と崩壊の剛烈弓」の2張り。- 覇殲弓は会心率25%にスロット1つ、装填数UPで溜め3の連射4が出現し、
素で強撃ビンLv1以外の攻撃力増加ビンに対応している。 - 剛烈弓はスロット3と会心率25%を備え強撃ビンLv1に対応している。
- 覇殲弓は会心率25%にスロット1つ、装填数UPで溜め3の連射4が出現し、
関連項目
モンスター/祖龍 ミラボレアス
武器/ミラ系武器
武器/殲滅と破壊の剛弓 - 元デザインの黒龍武器
武器/破滅と災厄の紅蓮弓 - 紅龍(特殊個体)武器