ジエン・モーランとその亜種、およびダレン・モーランの専用BGM。
目次
砂海に浮かぶ峯山
- 使用作品
- MH3、MHP3、MH3G、MH4、MH4G
- 収録
- モンスターハンター3(tri-) オリジナル・サウンドトラック
- 前半戦(航行中)はこの曲、後半戦(決戦ステージ)では後述の「迎え撃つ大銅鑼」が流れる。
ジエン・モーランの圧倒的スケール感が前面に押し出された曲で、
全体的にスローテンポであるものの、それによって力強さと風格が演出されており、
曲名通り、悠然と砂海を泳ぐ彼らによく似合う曲となっている。- ちなみに、プラハで行われたMH3楽曲のフルオーケストラレコーディングにおいて、
最初に収録されたのがこの曲である。
「変拍子の中にしっかりと街音をねじ込み」とあるように、
砂漠の街ロックラックとの関連性を強調しているとのこと。
- ちなみに、プラハで行われたMH3楽曲のフルオーケストラレコーディングにおいて、
- 人によっては、某海難救助映画のテーマを彷彿させるといわれることも。
ただし、こちらの場合は船が沈んでしまえばその時点で終わりである。
- MH3のプロモーションムービー3では、この曲と共に船首に噛みつくジエン・モーランが初公開され、
あまりの威容に当時のハンターは度肝を抜かされたという。
- MH3では登場演出時にこの曲の短縮版が流れる。
また、MH3Gでは亜種である霊山龍との戦闘においても使用されている。
- MH4でも使用されており、ダレン・モーランとの戦闘時に流れる。
ゲーム開始直後のチュートリアルでダレン・モーランとの戦闘が行われるので、
プレイヤーがゲームを開始して一番最初に耳にすることになる戦闘BGMとなる。
ところでダレン・モーランは峯山では無い- また、ダレン・モーランの本格的な狩猟の際に見られる登場ムービーでも、
この曲を若干アレンジした短縮版が使用されている。
- また、ダレン・モーランの本格的な狩猟の際に見られる登場ムービーでも、
迎え撃つ大銅鑼
- 使用作品
- MH3、MHP3、MH3G、MH4、MH4G
- 収録
- モンスターハンター3(tri-) オリジナル・サウンドトラック
MONSTER HUNTER 2004-2012 HUNT
モンスターハンター 狩猟音楽集IV
- 「砂海に浮かぶ峯山」とは打って変わって、決戦ステージに相応しい勇ましい感じのBGM。
開幕から流れる危急感を感じさせる激しい旋律は、
遠方から接近するモーランの姿と合わせて決戦の予感を感じさせる。
中盤は立ち向かう撃龍船とハンターを鼓舞する激しい曲調で、
時折バックに流れる重低音とともに苛烈な戦場を現出する。
そして目玉は何と言っても終盤に待ち受ける圧倒的なまでに勇壮なサビだろう。
直前の静かな曲調から一気に盛り上がって訪れる大迫力のサビに心震わせたハンターは多いはず。
このテンションの中、迫り来る巨大な古龍。そしてそれを迎え撃つハンター。
こんな素敵なシチュエーションは多くのハンターを熱くさせた。
ロックラック、バルバレの命運をかけた決戦の名に相応しい至高の一曲と言えよう。
ちなみに、テーマ曲である「生命ある者へ」のフレーズがアレンジされた部分もある。
3系でクエストクリア後に流れるフレーズといえば伝わるだろうか。
- MH3Gでは撃龍船に壊滅的な被害を与えるブレス攻撃が追加されている。
亜種およびG級通常種戦ではうまく立ち回らないとたちまち撃龍船の耐久度が減っていくため、
失敗を繰り返したハンターにとっては苦い思い出も蘇る曲である。
- MH3及びMH3Gに存在するムービー「鳴り響く大銅鑼」では、この曲のアレンジが使用されている。
男性コーラス付きであり、峯山龍に挑む人々の熱気が伝わってくる。
- 作曲者の牧野忠義氏によると、
MH3の開発時、ジエン・モーランの開発作業は遅々として進まず、
楽曲を作る際にも、参考になりそうな資料と言えばたった1枚のイメージボードと、
「すごくデカい」「背中に乗れるらしい」という他のスタッフからの証言のみだったという。
そうした限られた情報から想像を膨らませていくしかなかったため、作曲には非常に苦労したらしい。
- 格闘ゲーム『MARVEL VS. CAPCOM: INFINITE』にて、まさかの原曲が採用されている。
作中舞台の一つ「バルカンダ」がダレン・モーランに襲撃されるイベントが発生し、
背景にてダレン・モーランが暴れる中、バルカンダを守る場面で使用される。
関連項目
モンスター/ジエン・モーラン
モンスター/ジエン・モーラン亜種
モンスター/ダレン・モーラン
フィールド/大砂漠
BGM/英雄の証