フィールド/撃龍槍

Last-modified: 2024-04-07 (日) 19:30:48

超大型モンスター迎撃用兵器の一つ。
砦や戦闘街など、一部のフィールドに設置されている。

目次

概要

  • モンスターに対する迎撃用兵器の中でもトップクラスの威力を誇る代物
    まさに最終兵器と呼べるに相応しいものである。
  • その名のとおり、超巨大な槍のような武器を高速射出して触れた敵に大ダメージを与える。
    基本的に巨大かつ長大なドリル型兵器である場合が多いが、戦闘街海底遺跡などのものは
    巨大な極太の杭(いわゆるパイルバンカー)を射出するものとなっている。
  • 撃龍槍は多くの地域に普及しており、古代文明の遺跡にも設置されていることから、
    はるか昔から活用されていたことが分かる。
    • かつてはMHシリーズを通して文句なしの最強兵器であったが、
      現在はドンドルマの戦闘街、およびシュレイド地方の砦に新設された超ド級大砲『巨龍砲』にその座を譲った。
    • MHR:Sの時代では技術が進歩し、射出可能な上に火薬を仕込み命中後に炸裂させることで追撃を与える機構が搭載された、
      遠距離向けの『連装式撃龍槍』も存在している。
      撃龍槍は遂に空を飛び爆発するまで進化しているのだ。
  • 主に動力は蒸気機関で、設置されているフィールドによって形状は多少異なるが使い方は変わらない。
    ボタン一つで簡単に発動できるが、一度使うと再使用できるまで蒸気を溜める時間が必要で、
    基本的に約10分かかるか、一度しか使えないことも。
    与えられるダメージは多大だが、それ故に的を外すと非常に手痛い。
    ちなみに、与えられる最大ダメージはどれも変わらない。
    • 上記の通り兵器としての威力最強は巨龍砲に譲ったが、あちらは撃龍槍を遥かに超える巨大さと、
      専用の燃料が必要になることから、運用のし易さで見れば難があると言える。
      その点、クールタイムさえ凌げば蒸気機関だけで連発も可能で、船などにも積める規模である撃龍槍は
      比較的扱いやすく、対巨龍兵器の主軸である事は今も昔も変わらないようだ。
  • 陥落した砦や街などには、折れたりして再使用できなくなった
    古びた撃龍槍が野晒しにされていることがある。
    これを逆手に取ったのか、古びた撃龍槍を攻撃の手段に用いるモンスターが存在している
    またそれとは逆に、折れた撃龍槍をハンターの武器に活用している地域も存在する。
  • 使用者のみカメラアングルが変わり、槍がモンスターを貫く様がベストアングルで望める。
    ただし使用後数秒はそのままのアングルのため(作品によってはスキップ可能)、
    すぐにモンスターに接近したりバリスタなどを使おうとしても、元に戻るまで行動しにくい。
    • 使用の際にはスイッチをピッケルでガツンと強く叩く。
      当たり前だが物が軽くぶつかった程度で暴発しては困るものなのでスイッチが押しにくいのは当然だが、
      使用時はカメラアングルが変わるせいでピッケルでスイッチを入れている様子が見えない事が多い。
      (スイッチを押している当人以外からの視点なら普通に見える。)
      ちなみに明らかにピッケルを取り出して叩いているが、鉱石の採取と違って別にピッケルが無くても叩ける。
      小説版第二、六弾によると、近くに小槌が備え付けてあり、
      それでスイッチを叩いて使うようだ。
      • MHWorldからはスイッチの形状が異なっており、使用準備が完了すると
        地面に設置された仕掛けが稼動して開く仕組みになっている。ハンターの身長の半分ほどの
        レバーがせり出すので、傾いたレバーを反対側に倒すことで作動させることができる。

フィールドごとの特徴

  • 撃龍槍は様々なフィールドに存在するが、それぞれ特徴が異なる。
回転する細長い4本の槍となっており、ヒット数は1本につき1回。
形状は工具のプラスドライバーと言えば分かりやすいだろうか。
ラオシャンロンシェンガオレンの攻撃にカウンターで発動すると気持ちがいい。
また、立ち上がったラオシャンロンにヒットさせた場合、四足歩行に戻すことが可能。
下にいると梯子を登るのにかなり時間がかかるため、攻撃阻止に使用する場合は早めに離脱して待機しておくか、
モドリ玉でBCから移動した方が手っ取り早い。
MHXXで復活した砦にも、エリア2(旧エリア5)の同じ場所にきちんと用意されているが、
今回は1回しか使用できなくなっているので、慎重に狙おう。
また今作では細い回転槍から太いパイルバンカーに変更され、ラオシャンロンの背中にもヒットする位置に設置された。
タイミングによっては体を砦に凭れさせるダウンを取ることも可能。
戦闘街
極太の2本の槍。MHP2G以前の場合回転はしないが、1本につき2ヒットする。
なおMH4Gでは改良され回転するようになった。
シェンガオレンだけでなく、クシャルダオラテオ・テスカトルオオナズチにも使用できるが、
的の小ささから命中させるのは少し難しい。
MH2と最初期のMHFではヤマツカミにも使用できた。
大型古龍の場合、当たりさえすればほぼ一撃で翼の部位破壊が達成できる。
シュレイド城
回転する剣山のような槍で、長時間出続け、多段ヒットする。
流石のミラボレアスもこの一撃をまともに食らえば大きく仰け反り、滞空中であれば間違いなく叩き落せる。
但し、発射ボタンがある位置には壁際の中央付近にある階段からしか上がれないため、
使うタイミングはかなり限られる。MH4以降の新シュレイド城にも存在し、フィールドの4分の1ほどを占める高台の下に
2本のの撃龍槍が備え付けられている。
仕様的には以前のシュレイド城のそれとほぼ同じであるが、
発射ボタンは登りやすく広い高台の上にあるため、旧作より使いやすくなっている。
  • 因みにカメラの角度を調整すると、撃龍槍の反対側は剥き出しになっているのが見える。
    その状態から回数を重ねる使用での故障が心配になるが、何度使用しても壊れる事は無いので存分に放とう。
また、ベースキャンプには超大型モンスターすら一撃で屠れそうな、
通常の撃龍槍の数倍はあろうかという超巨大撃龍槍が稼働している。
BCのギミックなので残念ながらミラボレアスに対して使用することは出来ないが、
もし当てられたなら絶大な助力となってくれただろう。
MHW:Iではミラボレアスの体力を一定割合まで減らすと使用可能になる。
仕様もMHWの他の撃龍槍と同じ割合ダメージ&単発ヒット×2本になっているが、ミラボレアスの体力が莫大なため、
マルチプレイだと余裕で1万ダメージを超えてくるほど強力な兵器に変貌した。
更に当たると空中だろうが地上だろうがダウンするので、追撃を確実に決めることも可能。
リーチがフィールドの半分よりも長く、撃った後も判定が長めに残るため、適当に使っても大体命中する上、
片方しか当たらずともミラボレアスがもんどりうって倒れるためモーション中にもう片方も当たりやすい。
海底遺跡
3本の槍で、エリア3の奥にある。
ナバルデウス(亜種)は怒り時にハンターを無視して離れ、
その後は必ず撃龍槍に接近し、どうぞ貫いて下さいと言わんばかりにしばらく停止する。
最大のチャンス+大ダメージなのだが、怯ませられないとかなり上方に移動してしまうため大きなタイムロスとなる。
同じく海底遺跡で戦うことになるラギアクルス希少種に対しても使用できるが、
上述したナバルデウスとは違って能動的に撃龍槍に接近することはなく、当てるためにはこちらからの誘導が必要となる。
命中時の威力は確かだが、迂闊にスイッチの位置に居座っているとラギアクルス希少種の猛攻にさらされるので注意が必要。
大砂漠
撃龍船の船頭(決戦エリアでは船の横)に回転式の撃龍槍が備え付けられている。
形状はシュレイド城のものとほぼ同じ…というか、これ以降の撃龍槍は殆どがシュレイド型である。
使用することになる相手はジエン・モーランその亜種、及び近縁種のダレン・モーラン
移動エリアと決戦エリアでそれぞれ一度ずつ使用でき、起動スイッチは船頭に設置されている。
移動エリアでは矛先は真正面を向いているので、そのまま使用しても撃龍船と併走するように移動する
超大型古龍に対しては当たらない。この撃龍槍の使用タイミングは彼らが撃龍船の前方へ移動して
正面から体当たりを繰り出す大技を前にした時であり、巨体が激突する寸前に使用することで
突進に対するカウンターとして働き、船体の損害を回避しながら大ダメージを与えることができる。
決戦エリアで使用するものは船体に対して90度横、迫る古龍へ向き直った形になっている。
こちらは明確な使用タイミングはなく、進撃を続けて密着した相手に対してハンターが任意のタイミングで使用し、
命中させるとお馴染みのあの曲が流れ出す。
  • 大海原のイサナ船にも、撃龍船のものと似た撃龍槍が設けられている。
    こちらはクールダウンの時間が約2分と、他のフィールドにあるものより大幅に短くなっているのが特徴。
    イサナ船で戦うゴア・マガラセルレギオスは、
    時折どうぞ貫いて下さいと言わんばかりに撃龍槍の真ん前に飛んで来るので、この時を狙って使用すべし。
厄海
破壊された撃龍船が海岸の左端と海底に存在し、両方撃龍槍が装備されている。
此方は船頭から一本の巨大な槍が飛び出すタイプなのだが、破壊された影響かリーチが非常に短い。
グラン・ミラオスが余程近付いたときでないとまず当たらないのでしっかり見極めよう。
陸上に設置されているものはミラオスの脛にヒットすることが多く、ミラオス自身の反応も相まってとても痛そうである。
  • ちなみに、HDverでは撃龍槍に苔らしきものが付着しているのが確認できる。
闘技場
MH3におけるロックラックの闘技場では、上位イベントクエストで邪魔な岩が取り除かれ、
撃龍槍を使用することが出来るようになる。高台の上にスイッチがあり、闘技場の奥に撃龍槍がある。
普通では当てづらいので槍の前で拘束しておくと当てやすい。ただし高台は攻撃で崩れるので使うのならお早めに。
水中闘技場でも同じく4本の槍。底の壁にスイッチがあり、その上に撃龍槍がある。
高台ではない分いつでも使えるが、槍が上にあることと水中なので非常に当てづらい。
  • MHP3の闘技場は3と同じ場所のハズなのだが、何故か撃龍槍そのものが撤去されており、
    使う事ができなくなってしまった。
    3Gで再び撃龍槍が設置されたものの、やはり使用することはできなくなってしまっている。
  • MH4で初登場した立体闘技場にも登場。ただし、種目によって岩が置かれている事がある。
    槍の目の前にスイッチがあるため、確実に当てるには自らを囮にして攻撃を食らう前にスイッチを押す必要がある。
    角度はハンターの背丈にあわせて調節されているので、起動した撃龍槍に串刺しにされるような悲劇はない。
  • MHXでは砦も撃龍船も存在しないため、立体闘技場に設置されているものが唯一の撃龍槍である。
    この撃龍槍のおかげで、撃龍槍はシリーズ皆勤を一応保っている。
ゴグマジオス
MH4GではなんとG級のラスボスのゴグマジオスが初代撃龍槍を背負って登場する
実際には武器庫を襲った時に偶然引っ付いただけのようで、これを攻撃に使ってくることはないが、
背中を2段階まで破壊すると撃龍槍が落ちてフィールド上に残る
まさかと思って近づいてみれば使うことができる。しかもこんなボロボロでも威力は普通のものと同じ大火力。
ただしやはり整備不良等の無理が祟ったか、1回使うとバラバラになって壊れてしまう。
圧倒的なタフネスを誇るゴグマジオスに対しての貴重なダメージソースなので、しっかりと狙って発射しよう。
旧砦跡
MHXXでは、上述した砦に加え、アトラル・カ専用フィールドである旧砦跡に設置されている。
旧砦跡の撃龍槍は1本の回転式のドリルが飛び出すというもの。
しかしこの撃龍槍、普段はアトラル・カが糸で塞いでしまっているのか、
糸の操作が墟城に集中するアトラル・ネセト(墟城形態)として活動している時か、
旧砦跡全体がアトラル・カの支配から解放された討伐後にしか使用できない。
つまりアトラル・ネセトにしか当てるチャンスは無いのだが、
当のアトラル・ネセトは遠くのハンターには踏みつけによる岩盤砕きで応戦することが多く、
滅多に突進を使わず、なかなか撃龍槍前のハンターに寄ってこないため、当てるのがとてつもなく面倒。
当てると大ダウンを取れるが、わざわざ撃龍槍前に誘導するよりは
背中に乗って繭を攻撃したり足ハメでダウンを取る方がはるかに効率的であり…。
結局のところこの撃龍槍、オンラインどころかオフラインでも使われず、
MH史上、類を見ない程に空気と化してしまっている
討伐後にお遊びで意味もなく使われるという光景も日常茶飯事である
  • 一方で、なんと当のアトラル・カも折れた撃龍槍の残骸を武器として利用してくる
    第3・第5形態時に、時折フィールドの地面に埋没していた撃龍槍の残骸を背負うようになり、
    この状態から特殊な糸で残骸を持ち上げ、振り回したりぶん投げたりする。
    更に、これとは別に錆びた撃龍槍を数本引きずり出し、ミサイルの如くハンターに飛ばし、
    第5形態では糸でどこかから吊るした撃龍槍を、自身を守るかのように回転させる攻撃も披露する。
    アトラル・カ戦で撃龍槍と言うと、どちらかというとこれらの技の方が印象に残るだろう。
  • 兵器としての撃龍槍が無用の長物と化しているためか、アトラル・カ戦においては
    撃龍槍を当てても例のBGMが流れるという演出は無い。
    本当の最終決戦は、墟城を完全に崩した、その先に待っている。
特殊闘技場と新型船
MHWorldでは、闘技場の設備に加え、
ゾラ・マグダラオス用に投入された調査団製新型船の内蔵兵器として登場。
闘技場の物は左右二連装、新型船の物は単装式だが、
どちらも望遠鏡のような多段式構造で、待機時の長さをコンパクト化しつつ、
発射時は従来型並みの射程を確保している。
変形ロボットばりの動きで船首内蔵型が展開される様子は、その手のジャンルがお好きな人には堪らないシーンである。
なお、本作ではモンスターの総体力に対する割合ダメージとなっている為、
マルチ時の歴戦王ゾラ・マグダラオスにぶち当てると10000を超える大ダメージを拝むことができる。
  • MHR:Sにも、古龍に対抗すべく建造された新型船が登場する。詳しくは後述。
翡葉の砦
MHRiseでは、百竜夜行の迎撃拠点、翡葉の砦にも設置されている。
砦のレイアウトによっては撃龍槍が5本ほど用意されている豪華な配置の場合や、
三方向から一点に向かって撃龍槍を放つことができる殺意に満ちた状態の場合もある。
  • Riseではダメージの与え方が変更され、撃龍槍が当たっている間に150の固定ダメージが継続して入るようになっている。
    その性質上、真価を発揮するにはモンスターをその場に固定する必要がある。幸い、命中すれば通常のモンスターなら
    その威力から次々とすっ転んでダウンするので、適当に使用しても最大ダメージを与えられることが多い。
龍宮砦跡
上記の翡葉の砦に加え、ナルハタタヒメが待ち構える龍宮砦跡にも、
かつて使われていたとされる撃龍槍が3本残されており、第三形態の移行後にハンターが使う事ができるようになる。
直径だけでもハンターの背ほどはあり、その射程は何とエリア半分まで至る。
長さの心配はないが、横方向の幅は当たり判定がやや狭めなので、定位置に移動してしばらくその場に居座るようになる
形態変化時など、確実に当てられるときを見極めて使いたいところ。当たるとかなり痛々しい音がする。
  • 普段通りハンターに使われるだけだったRiseの撃龍槍だが、ver.3.0.0へのアップデートにて事情が変化。
    アップデートで追加された真のラスボス、百竜ノ淵源ナルハタタヒメもまた、この槍を扱うようになった。
    磁力と風による浮力で地中から古びた撃龍槍を幾つも掘り出し、
    柱状に配置したと思いきやグルグルと高速回転させ巻き込もうとしてくる。
    接触すればもちろん大ダメージかつ大きく吹き飛ばされる。動き自体は読みやすいが動きが速く、
    また何本もの槍が回転しているため、一度接触して翔蟲受け身をしたらまた接触、
    という事故が起きやすい危険な技である。
  • なお、その百竜ノ淵源ナルハタタヒメ戦では撃龍槍使用可能になる前に下層に移動するため
    ハンター側が撃龍槍を使うことは上層でのイブシマキヒコ戦を含めできない。
    さすがに古龍の巣である下層には撃龍槍は設置されていないのだろう。
    が、なぜか連射砲等の武器は地面から生えてくる。
城塞高地(使用不可)
エリア2から3へ至る石橋の先には巨大な城門があるが、その左右に剣山状の撃龍槍が一基ずつ設置されているのが確認できる。
城門の上には壊れた大砲も点在し、橋を通って進軍してくるモンスターへ対抗するための備えだったのだろう。
しかしメル・ゼナによって城塞都市が陥落して以降、この地が廃墟となって久しい(手記を見る限り恐らくは50年以上)ため
損壊が激しく、片方に至っては中ほどから折れて橋に刺さったままという無惨な有様である。
城門の屋上にスイッチらしきものも見受けられるが、レバーが根元から折れてしまっており当然使用は不可能。
  • 槍が飛び出したまま停止していることを見るに、自動的に収納されることもないほど壊されている、
    もしくは壊れるほど酷使したと思われる。
淵劫の奈落
MHR:Sでは、ガイアデルムとの決戦場である淵劫の奈落上層に緊急配備されたものが登場。
1本あたりは小型だが連装発射され、そして噛生虫キュリアの脅威への対策か投射型兵器になっている。
ガイアデルム第1形態と戦う中層で信号弾を放つと発射され、1発300程度のダメージながら
数にものを言わせて複数叩きこむことで、トータルでは龍宮砦跡の破龍砲並のダメージを叩き出している。
なお、第1形態戦の経過時間により使用可能になるため、長引いた場合は複数回発射することも可能。
  • ムービー中では対ガイアデルム用に投入された決戦型狩猟船の内蔵兵器としても登場している。
    やはり投射型だが、こちらは船に搭載される相応の大型サイズであり、
    突き刺さった後に柄の先端部が爆発・衝撃で槍の外装ごと対象を抉る構造になっている。
    ガイアデルムの地上出現時に発射された際は、左右の二射を爆発前に引き抜かれてしまうも、
    下部の三発目がクリーンヒット。ガイアデルムを押し戻し、淵劫の奈落での決戦に持ち込んだ。
    この下部の三番撃龍槍は決戦時にも再び使用され、中層から下層へさらに押し込む大ダメージを与えている。
  • ちなみにこれらはベースキャンプ近くに待機しているセルバジーナとラパーチェからの観測情報に基づき発射されている。
ネコ式撃龍槍
MHR:Sで追加されたオトモのサポート行動のカラクリくじの技の効果で発動することがあり、
オトモアイルーが小型の撃龍槍を備えた箱の上で待機し、大型モンスターが接近すると自動で射出される。
小型故に威力はそこそこだが、当たった大型モンスターは確定でダウンする。
迎撃拠点
下から飛び出した撃龍槍が真上を貫く仕組みになっている。
当てるのは至難の業だが(テオ、クシャ以外)、こちらは中心部の大きな1本と、
それを囲む中程度の大きさの4本の計5本が、大1本→中4本の順に突き出る。
狡猾な古龍種の裏をかくためにこのような設計をしたらしい。
大闘技会
「撃龍槍の鍵」を採取することで使用可能になる。
場所を問わず相手プレイヤーのモンスターの真下からいきなりズドン!と突き出る。
一体どんな設計になっているのか、ぜひ教えてもらいたい。
まさか、フィールド全体に撃龍槍が敷き詰めてあるわけではあるまいが…。
なお、鍵さえあれば何度でも使用可能であるため、複数回連続使用で一気に削ることも出来る。
無論、相手のリオレウスが飛んでいたりする状況では当たらない。

撃竜針

  • ミナガルデやドンドルマの街を覆う壁に取り付けられている、対大型モンスター用迎撃兵器の一種。
    機械仕掛けの小型撃龍槍で、工房で操作している。
    外壁を乗り越えようとするモンスターに向けて突き出され、モンスターを撃退する。
    しかし、残念ながらゲーム中ではその活躍を見る事は出来ない。

余談

  • 名前を間違えられることがやたらと多い用語の一つでもある。
    でも龍槍でも龍撃でも竜撃でもなく、
    ましてや激流葬でもなく、撃龍である。
    もちろん読み方も「げきりゅうやり」などではなく、「げきりゅうそう」である。
    • ことに「激流葬」は良く見かける誤字であり、使っている日本語入力ソフト(IME)によっては
      普通に変換したら出てきたり、時には予測変換の候補になってしまっていることもある。
      これは人気カードゲームの『遊☆戯☆王』に「激流葬」というカードが実在し、
      しかも強力な性能を持つ人気カードであるため、変換される頻度もまた多く、
      それが入力ソフト側にもフィードバックされているためである。
      一応モンハン世界でも、上手くいけば古代樹の森で再現することができる……かもしれない。
    • モンハン世界の巨大武器の代表格でもあり、巨龍砲や撃龍杭砲、破龍砲を指す時も
      名前がいちいち面倒なためか「撃龍槍」だの「撃龍ナントカ」だのと一括りに呼ばれてしまうこともある。
      このようにモンハン世界の巨大な大砲は様々な名前・形式があるが、
      巨大な槍に関しては基本的に「撃龍槍」で一貫している。
    • しかしながらハンター用のランスとして加工されたものはである。ややこしい…
  • シュレイド城のBCでは前述の通り超巨大撃龍槍が動いているのだが、
    普段我々が目にするものとは比べ物にならない頻度で出たり引っ込んだりを繰り返している。
    なんと制約であるはずの「10分間のクールダウンタイム」が必要ないのである。
    シュレイド王国の技術の賜物だろうか…。
    是非、現代の撃龍槍にもその間隔短縮技術を取り入れて欲しいものである。
    撃龍槍で刺すだけのヌルゲーになってしまうかもだが…。
  • 撃龍槍はリオレウスのような大型モンスターを一撃で葬る威力があるとされるが、
    当然ゲームでは威力が下方修正されており、そのような威力はない。
    実際、戦闘街のドス古龍位なら両翼にかするだけで容易く部位破壊できるのだから、
    仮に直撃させたら例え古龍といえどただでは済まないのは明らかであろう。
  • 上記した撃龍槍と関わりのあるラスボス、ゴグマジオスとアトラル・カだが、
    この2頭、比べてみるとこと撃龍槍に関しては対照的である。
    • まずゴグマジオスは、その巨体からは想像もつかない俊敏性を発揮し、
      さらにファンサービスと言わんばかりに撃龍槍のある高台に手を掛けてくれるので
      (とは言えもたもたしているとブレスで手痛い一撃をもらってしまう)撃龍槍が当てやすい。
      加えてゴグマジオスが背中に引っ付けている撃龍槍は、
      武器庫を襲った際にたまたまくっ付いたものに過ぎない。
      このため、戦闘中に背中の撃龍槍を使い攻撃してくるといったことは一切なく、
      それどころか背中の撃龍槍を使われて、大ダメージを受ける事も往々にしてある。
    • 対してアトラル・カは、小さい本体が糸で巨大な瓦礫を動かしている故の鈍重な動きをし、
      撃龍槍の前にわざわざ来てくれるというサービスの類も一切ないため、上述した通り空気になっている。
      また、アトラル・カは撃龍槍をはじめとする各種兵器を、砦などを襲うことにより意図的に手に入れており、
      戦闘中に撃龍槍を巧みに使い、ハンターに大ダメージを与えてくる。
      さらにこちらが落ちている撃龍槍を有効活用出来ることはほぼ無く*1
      撃龍槍により痛い思いをする事はほぼないのだ。
      クエスト中に使えない時間があったり、使用可能でもなかなか寄ってこないのは、
      もしかしたら撃龍槍が使用された時の危険性を認識しているからとも考えられる。
      アトラル・ネセト時に集会酒場からの支援物資破壊を優先的に狙う性質があるが、
      これをバリスタ・大砲といった通常兵器を利用されることへの警戒*2と解釈すれば辻褄は合う。
    • なお、百竜ノ淵源ナルハタタヒメは両者の中間であり、大質量物としての撃龍槍を切り札として浮上させ、迎撃に用いている。
      回転方向を変えて2~3周させるため、迎撃手段としてはアトラル・カ以上に強力である。
      また、竜宮砦跡上部で交合前の自身や番に撃龍槍を使われた警戒からか、使用後は必ず地中に沈下させる。
      一方で撃龍槍以外の兵器には無頓着で、撃龍槍以外にも大量の兵器が眠る竜宮砦跡の地盤に磁力を作用させては、
      年代物の大砲や速射砲も無造作に浮上させてしまい、ハンターからの反撃を度々もらっている。
      本体が大型モンスターであるアトラル・カと、正真正銘の超大型モンスターであるナルハタタヒメでは、同じ兵器への警戒・利用という思考でも認識する範囲が変わるということだろうか。
  • MHST2に登場する街ルルシオンには、街を囲う外壁の外側に超巨大な撃龍槍が何本も備わってある
    近くで見ることができないため正確な大きさは分からないが、
    恐らくはシュレイド城のBC内にあるものよりもさらに大きくて太いと見られるが、
    それが複数本設置されているというのは視覚的な意味でもインパクトが凄まじい。
    派生作品ではあるものの、このルルシオンの外壁のものが、シリーズ最大規模の撃龍槍と言って良さそうだ。
    • ちなみに、外壁の上部にはそれよりサイズが小さい撃龍槍と大砲がこれまた無数に設置されていたりする。
      巨大撃龍槍で仕留めきれない外敵は、こちらの方で対処すると言う事だろう。
  • 撃龍槍と一言で言っても、上記の通りその姿は多種多様。壁や床から貫くものが殆どだが、
    船に搭載したり、投射したりする彼らも撃龍槍。ハンターの撃竜槍サイズであってもネコ式撃龍槍
    機構・サイズ等では到底分類出来そうにもない。
    MH世界においては、「強大な龍をも撃ち落とす」という人々の願いを込めて作られた槍が、
    撃龍槍と呼ばれるのかもしれない。
    ネコ式は竜だろうが獣だろうがバンバン撃ってるが。
    • あるいは初代撃龍槍が文字通り古龍を仮想敵として設計されたものであり、
      その機構を踏襲する兵器は初代撃龍槍の後継、派生型として仮想敵に関わらず撃龍槍なのかもしれない。

関連項目

フィールド/撃龍船
フィールド/スイッチ
アイテム/折れた撃龍槍
武器/撃竜槍【阿】 - 折れた撃龍槍を再利用したランス。
モンスター/ゴグマジオス - 撃龍槍と深い関わりを持つ巨大古龍。別名の由来でもある。
モンスター/アトラル・カ - 折れた撃龍槍を武器として用いる甲虫。
モンスター/百竜ノ淵源ナルハタタヒメ - 撃龍槍を武器として用いる古龍。
BGM/最終決戦 - 撃龍槍をヒットさせることが演奏のトリガーになっていることが多い。
BGM/英雄の証 - 同上。


*1 きちんと沈下させず足場に残るので、ジャンプ攻撃から乗りを狙える程度。
*2 アトラル・カが中身を確認できているとは思い難いが、実際に支援物資にはこれら兵器の弾薬が入っており、落着位置はバリスタ・大砲付近になる。