秘湯を求めて
- 使用作品
- MHP3,MHX,MHXX,MHRise
- ユクモ村におけるBGM。
MHP3作品全体のイメージである「和」に従い、
秘湯を求めても「和」をイメージし、拍子木や三味線、尺八など和楽器も多く取り入れられた曲となっている。
ユクモ村では温泉に入ることができるのが本作の特徴の一つであるが、その温泉という雰囲気も良く表現されている。
集会浴場の楽曲『狩人の集う秘湯』はお祭りのような盛り上がりを見せる湯屋の曲だが、
こちらは比較的落ち着いた曲想であり、山々の片隅にある穏やかな集落のイメージを印象付ける。- MHP3のオープニングでは『英雄の証』のフレーズに続いて使用されるという待遇を受けている。
それまでのナンバリング作品はそれぞれのテーマ曲でOPを締めくくる傾向が強く、
そういった型から外れた「緊迫感のある狩猟の後の日常」といった情景が印象深い内容となっている。
また、その後にユクモ村の安寧を崩す存在が登場してクライマックスに至っており、
OP映像においてもMHP3のストーリーが大筋で掴める内容といえる。
- MHP3のオープニングでは『英雄の証』のフレーズに続いて使用されるという待遇を受けている。
- MHXでは新たに編曲されたものが収録され、使用されている。これはココット村やポッケ村も同様である。
こちらのアレンジ版では尺八の存在感がより増している。
- MHRiseでは原曲版が、他のユクモ村関連のBGMと共にセットでDLC販売された。
購入することで、里内のBGMを購入した楽曲に変更することができる。
雰囲気的にもマッチしており、MHP3をプレイしたユーザーは懐かしい気持ちになることだろう。
- MHP3のクエストクリア時の楽曲『帰する場所へ』『生者を照らす朝日』には
この曲のサビ部分をアレンジしたフレーズが存在している。
どちらも『秘湯を求めて』をより明るくした、達成感のある曲想となっている。
いわゆるPシリーズで据え置き機作品と異なるクエストクリアBGMを採用したのはMHP3のみで、
拠点や各クエストで聞くことになるこのフレーズが頭に残ったプレイヤーは多いことだろう。- その後、新大陸に舞台を移したMHW:Iでこのフレーズが使われた楽曲が登場している。
それはMHP3の看板モンスターであるジンオウガの専用曲『閃烈なる蒼光』のアレンジ曲で、
元々のサビの前に挿し込まれるように激しい曲想で加えられ、新たなサビの一部と化している。
MHW:Iにて復活したメインモンスターたちの楽曲には各作品の楽曲らしきフレーズが採用されており、
ジンオウガについてもその一環として採用されたと思われる。
- その後、新大陸に舞台を移したMHW:Iでこのフレーズが使われた楽曲が登場している。