インストール先は何処が最良か
- Win7 Win8 Win10の場合、C:\Program Files以下にインストールしてはいけない。
- 別ドライブ、またはパーティション分割されたドライブがあればそこに。
- Win10環境下 C:\Program Files (x86)へのインストールによる起動は確認。
Direct X 9Cのバージョン及びNVIDIAユーザー向けの解説
- Direct X 9Cは、2010年6月のバージョン。パッケージ版からのインストールであれば、本体と一緒に入っているものからインストールすれば良い。無論、その後最新版Direct X 9Cを再インストールしても問題はない。
Geforceのドライバは、320.18以前。これ以降のドライバでも動作しないことはないが、テクスチャのクオリティが落とされるバグがある。
現在は、最新版のドライバでも問題なく動作する方法が公式フォーラム上で発見された。NVIDIA先生、お許し下さい!
- ↑ゲーム側の設定不具合によって落とされたテクスチャクオリティ
- ↑正規のテクスチャクオリティ
- 本シム公式フォーラムのFlanker15氏の情報によって、コンフィグファイルを編集することで最新版グラフィックドライバでも問題なく動作することがわかった。
要は、Steel Fury - Kharkov 1942\data\k42\loc_rus\config\config.engcfgに簡単な編集を加える事でゲーム側にグラボ関連の誤認識を修正するものだが、記事主が編集したものをパッチとして配布するので、NVIDIAユーザーはドライバを最新版に更新した上で導入されたし。パッチ導入のゲーミング環境は1080pを想定している。DLはこちら(video_config_fix2)
ただし、このパッチを入れた状態でミッションエディターを起動するととんでもないローポリゴンが表示される。ミッションエディター使用時は外しておく事。 - また、video_config_fix2を導入すると、config.engcfgが上書きされてしまうため環境設定がこのMod専用になってしまうので注意(特に画面解像度を調整している場合)!
この際、config.engcfgを通常のメモ帳で開いてはいけない。
回避策としては、自身でカスタマイズしたconfig.engcfg に video_config_fix2 の内容を書き写す必要がある。変更必要点は以下↓(wiki専用フォーマットのためコピペ厳禁。書き換えは手動で!)
formats()
{
user, 0, 2;
tbump, -1, 2;
hbump, -1, 2;
obump, -1, 2;
fbump, 0, 2;
lbump, 0, 2;
bump, -1, 2;
flora, 0, 2;
trans, -1, 2;
normal, 0, 2;
techn, -1, 2;
human, -1, 2;
objs, -1, 2;
marks, 0, 2;
atest, 0, 2;
clouds, 0, 2;
detail, 0, 2;
menu, 0, 2;
font, 0, 2;
uncomp, 0, 2;
}// end of formats
要は、0 を -1 に書き換えるのだが、面倒であれば全部書き換えてしまっても良い。また、上記と同様にミッションエディターを起動する時は任意で元に戻す。
- 「パッチをいちいち入れたり外したりするのが面倒だ」という場合は、そもそもゲーム側にビデオメモリのチェックを行わせないという方法も取れる。
\Steel Fury - Kharkov 1942\root\programs下のk42game.programをNotepad++で開き(ここでも通常のメモ帳で開いてはいけない)、check_vidmem = true;
の閾値をcheck_vidmem = false;
に変更するとテクスチャクオリティは常に最高の状態が保たれる。この処置を行ったあとは、念のため4GBパッチを入れ直しておく。
ゲーム内グラフィックス設定はどう設定すれば良いか
特に不具合がない場合は設定する必要はないが、不具合が出る場合は以下の設定を試すことで改善した報告がある。
- no video setting restrictionsのチェックを入れ、use desktop resolutionを外す。
この設定を行うと、ロード中に画面が暗転(ロード画面の解像度とゲーム設定の解像度違うため)し、応答がなくなることがあるが、ロード自体はきちんと進んでいるので安心されたし。
そもそも設定が出来ない(設定オプションが応答しない場合)
- コンフィグを直接いじることで、グラフィックスオプションを設定する。
まずゲームを起動し、 no video setting restrictions のチェックを入れ use desktop resolution のチェックを外す。
この設定を行うと、ロード中に画面が暗転(ロード画面の解像度とゲーム設定の解像度違うため)し、応答がなくなることがあるが、ロード自体はきちんと進んでいるので安心されたし。
次に、Notepad++のインストールを行う。
続いて、Steel Fury - Kharkov 1942\data\k42\loc_rus\config内のconfig.engcfgをNotepad++で開く(最新版であれば文字化けしない)。
lod_dist0 = 25.000000;
lod_dist1 = 150.000000;
lod_dist2 = 0.000000;
↓
lod_dist0 = 750.000000;
lod_dist1 = 1000.000000;
lod_dist2 = 0.000000;
先ほどのように、検索画面を出してbb_widを探す。そして、解像度任意のものに変更する。以下は一例。
bb_wid = 1920;
bb_hei = 1080;
bb_freq = 60;
上記を行ってもグラフィックに変化が見られない場合
- まず手始めに、デスクトップの解像度を落とす。Win7の場合、右クリック>>画面の解像度(C)で設定できる。そして、1600 x 900当たりに引き下げ(任意で良い)、config.engcfgにも同様に
bb_wid = 1600;
bb_hei = 900;
を当てはめる。 - ショートカットを管理者権限で起動してみる。
グラフィックを更にハイクオリティに描画する。
- NVIDIA Inspectorというツールを使って、更にテクスチャクオリティを水増し、アンチエイリアスがゲーム側でかけられない場合にもアンチエイリアスを強制的に設定できる。
解凍して起動すると、こんな画面が現れるので、マウスでポイントしている部分をクリックする。
すると、このような画面が現れる。同じようにマウスでポイントしているところをクリックし、新たなプロフィールを作成する。今回は、Steel Fury - Kharkov 1942とした。
加えて、ドライバアップデートを適用したときには、この作業をやり直す必要がある。
- デフォルト比べ、少々だがテクスチャクオリティが上がった。結構綺麗である。
- nvidiaInspector有無における比較(個々のPC性能による間差があるため、あくまで参考です。)
SteamLibrary\steamapps\common\Steel Fury Kharkov 1942\MODS\STA2.2+JCM_ausf.G_June\data\k42\loc_rus\config
にMODの初期状態のもconfigファイルがあるので、それを今のconfigファイルを上書きすればリセットできます。configファイルは
SteamLibrary\steamapps\common\Steel Fury Kharkov 1942\data\k42\loc_rus\config
にあります。
ただしこの方法を使うとバニラのconfigファイルが消えます。 -- 2022-12-07 (水) 07:18:54