DB BR 411 'ICE-T'

ドイツの車両アドオン。ICEの車体傾斜式電車。

基本情報

アドオン名	DB BR 411 'ICE-T' EMU Add-On
国	ドイツ
開発元	Dovetail Games
軌間	1,435mm
電気方式	架空電車線方式
最高速度	230km/h
シナリオ路線	Hamburg-Hanover
Steam実績	あり
価格	1,980円
発売日	2013年11月7日
販売先	Steam

車両解説

実物紹介

ICE-Tはドイツの鉄道で初の車体傾斜式電車。車両形式は7両編成が411系、5両編成が415系である。ICE-3と並行して開発されたもので、主に曲線区間の多い在来線列車の高速化を目的に開発された。同時期にはICE-Tの気動車版となるICE-TDも開発されている。

開発当初は在来線のインターシティーの高速化を重視した「ICT」（TはTriebzug、動力付列車）の名称で呼ばれていたが、最終的には「ICE」のブランドに組み入れられ、ICE-Tとして登場した。

車体傾斜装置はイタリアの車体傾斜式電車「ペンドリーノ」の技術を採用している。傾斜角は8度まで対応。

最高速度は230km/hとICE-3より控えめだが、曲線区間でも速度を落とさず通過できるようになったことで、在来線の高速化が実現した。

アドオン概要

本アドオンではICE-Tのうち、7両編成の411系を収録。曲線区間では実際に車体が傾く機能が備わっている。

定速制御装置のAFB、保安装置のPZB、LZB、警報装置のSifaに対応する。

当初よりHamburg-Hanover路線のシナリオに対応していたが、2014年のMunich - Garmisch-Partenkirchen路線配信時にGarmisch路線と本作がツインパックとなった。後にTrain Simulator 2015で本車両、Garmisch路線が付属し、その際にシナリオが本車両側に収録された。

紹介映像

シナリオ

Hamburg-Hanover路線向けのシナリオを3件収録。

• Training: Driving the ICE-T
• DB ICE-T Replacement Train
• DB ICE-T Snowy Winter’s Day

このほか、Munich - Garmisch-Partenkirchen路線のシナリオも収録された。

• Ice on a Summers Day
• Return from the Ski Lodge
• Rush Hour Madness

QuickDrive対応。他の電化路線で走行可能。

Tutorial（Hamburg - Hanover）

Training: Driving the ICE-T - Expert Controls Tutorial

ICE Tの運転操作を熟練操作モードで学ぶ。ハンブルク中央駅へ向かう。

• 所要時間：5分
• 難易度：簡単

Training: Driving the ICE-T - Simple Controls Tutorial

ICE Tの運転操作を簡単操作モードで学ぶ。ハンブルク中央駅へ向かう。

• 所要時間：5分
• 難易度：簡単

Career（Hamburg - Hanover）

DB ICE-T Replacement Train

ICE Tをハノーファー中央駅からユルツェン駅までノンストップで運転。ユルツェン駅で故障したインターシティ26系統列車の代替便となる。

• 所要時間：40分
• 難易度：難

DB ICE-T Snowy Winter’s Day

大雪ででダイヤが乱れる中、ICE Tをハンブルクからツェレまで運転。

• 所要時間：70分
• 難易度：難

Career（Munich - Garmisch）

Ice on a Summers Day

ミュンヘン・パジング駅手前を走行中に始まり、ヴェルハイム（オーバーバイ）駅まで運転する。

• 所要時間：35分
• 難易度：中

パジング駅を出発後、160km/hでの走行区間からUIでの予告なしに制限60km/hとなる箇所があるので注意（注意深く見ると沿線の信号機に制限60km/hを示す表示が出ている）。この速度制限区間で渡り線を移動している。

Return from the Ski Lodge

冬のスキーシーズン、ガルミッシュからヴェイルハイムまでの速達旅客列車を運転する。

• 所要時間：40分
• 難易度：難

Rush Hour Madness

ミュンヘンの車庫から出庫しミュンヘン中央駅へ入線、ミュンヘンからガルミッシュまでラッシュ時の速達旅客列車として運転する。

• 所要時間：45分
• 難易度：簡単

実績