荒涼なる入り江

荒涼なる入り江について

かつては活気ある缶詰工場を中心に繁栄していたが、地震安定性の低さにより、荒涼なる入り江はグレートベア本土の他の地域から切り離された。

通行が困難な上、シンリンオオカミのナワバリの真っ只中にあるため、荒涼なる入り江を探索するのは気弱な者には向いていない。

そこにたどり着けるほどタフな者にとっては、缶詰工場のコンビナートは役立つ品の宝庫だ。

荒れ果てた湿原、峡谷に隣接。

• 全エリア中でも珍しいシンリンオオカミが登場するエリア。
  いくつかマリンフレアを入手できる場所もあるが、基本的には何も準備せずにここに来たら数匹に連続攻撃を受ける事になる。
• 峡谷と繋がる高台側と湿原と繋がる低地側とに独立していて、そこを上下に行き来する為には高台から登山ロープを下げないといけない。
• 低地側では海岸で釣りが可能で気温が低く崩落している建物が多い。
• 本エリアの目玉となっている缶詰工場はちょっとしたギミックや特殊な設備などがある。
• また、他のエリアよりオーロラの発生率が少し高い模様。
   

隣接エリア

• 荒涼なる入り江の洞窟～荒れ果てた湿原
• 峡谷
   

マップ

• 荒涼なる入り江のゲーム内地図
  • (地形のみ) クリックで拡大
  • (地名、アイコン付き) クリックで拡大
• ユーザー製地図
  • ネタバレマップ：手斧やライフルなどの落ちているアイテムも含めて全データ
  • ややネタバレマップ：プレイヤーのスポーン地点と落ちているアイテムは含まないが、植物や死体の位置、建物や洞窟の位置、設備は含む
  • 建物地図：道路と建物や橋の位置だけを含む地形図
  • 地形図：建物や橋を含まない、地形と道路だけの地図
     

氷のデルタ

• 荒れ果てた湿原エリアから洞窟を挟んで来れるエリア
• 左側の高台から流れ落ちてきている滝から細い川が広がって複数の中洲に分断されている地帯。
  ヘラジカやシンリンオオカミもうろついているので移動には注意が必要。
• 凍った川の一部は薄い氷で不注意に横断しようとすると水没してしまう。
  水没すると衣服が100%濡れるし低体温症になるしで危険なので、ダッシュで通り抜けるか、安全に渡れる場所を探そう。
• ハンターの隠れ家が複数あるが野生生物から逃げ込むときは、階段を登ったあたりではまだ攻撃を受けるという報告もあるので、反対側の角まで移動しよう。
   

キャビン（下レーブンフォール）

• マップ東側の川の上流、滝の近くにあるキャビン。滝のあたりの場所名が「下レーブンフォール」。
• キャビンから滝の方に歩くとキャンプ用のテーブルやベンチの跡があり、いくつかの缶詰が落ちている。
• キャビンから西側の崖には哀愁の展望台があるが、崖上に登るには前もって上からロープを垂らしておく必要がある。
• 入り口を入ってすぐの暖炉のある部屋は天井に穴が開いていて気温が若干低い。休憩する時は奥のベッドがある部屋に移動しよう。
• 外には燃料入れの箱が置いてあるがロックされているのでバールが必要。
• キャビン前に落ちている木の枝あたりにアイテムが落ちている事がある。

倒れた灯台

• 崩落しているためとても寒い。
• 申し訳程度の保温効果しかないが、ストーブの前に藁ベッドがあるので休息は可能。
• 足元に気をつけながら上まで登ると信号拳銃一式が置いてある。（侵入者難易度を除く）
• ふもとがうさぎの生息地になっている。

缶詰工場労働者住宅

• 少数のキャビンが立ち並ぶ住宅地だがほとんど崩壊しており、１つだけ入室が可能。
  崩壊している住居の近くには少数の石炭が落ちていて、リスポーンもするようだ。
• キャビンはこれといって目立った特徴はないが、まともな屋内を持つ住居が少ないこのマップでは貴重な存在。
  たまに良いアイテムが配置されている。
• 釣り小屋が近いので居住はしやすいかもしれないが、クマの巡回ルート内なので要注意。

秘密の山路

• エコーワン無線塔の崖下、東側の凍った池の近くには植物の根を掴んで段差を登れるポイントがある。（ロープ不要）
  登った上には手斧がないと破壊できないデッキブラシの茂みが道を塞いでいるが、茂み中央あたりは歩いて抜けられる部分がある。その先は崖の中腹を進む細い一本道になっている。
• 一番奥は凍死体と草のベッドがあり、数種類の貴重な道具のうちの１つか２つがスポーンする。
• ベッドはあるが吹きさらしなのでここで眠るのはおすすめしない。
   

ラストリゾート缶詰工場

• 複数の建築物から構成される大型の工場エリア。
  開け放たれて吹きさらしの複数の倉庫と、ロードを挟むトレーラーハウスと作業場がある。
  氷上にはハービンジャー号という船があるが、甲板は歩けるものの船内に入ることはできない。
• フライス盤や弾薬用作業台などがある一部エリアには、足場が崩れているため正面からは辿り着けない。
  • 該当設備がある作業場へ向かうためには、倉庫内に垂らされているロープを登り、梁や船上を伝って延々と歩く必要がある。
    船やコンテナ等の上を渡り、最終的に工場全体の上部を一周するようなルートを通る。ほぼ1本道だが落下には注意。
• ロープがある倉庫の裏側には従業員用の休憩スペースがあり、ベッドやドラム缶などが設置されている。
  ただしロードを挟まない屋外扱いなので気温は低く、状況によっては焚き火をしないと厚着をしていても凍えてしまう事もある。
• シンリンオオカミの縄張りになっているので移動の際には注意が必要。
  コンテナの壁に落書きしてある通り、マリンフレアを恐れる傾向があるので護身用に用意しておくのも手。
  敷地内に車がいくつか点在しているので、逃げ込んで少し時間を潰してやり過ごすなどの対処も可。
• 缶詰工場という名の通り、イワシの缶詰が多数落ちている。
  難易度によってはそこそこの量の食糧を調達可能。
  点在している木箱を破壊すると中に缶詰が入っている事もある。

缶詰工場埠頭

• 「作業場」の施設があるエリアだが、桟橋が壊れていて簡単には辿り着けない。
  前述の通りロープを上って遠回りをして行こう。
• 作業場に通じるドアは暗証コードでロックされているが、ドアの下に「缶詰工場のメモ」が落ちているので入手して読んでみよう。
  解錠用の暗証コードが書かれているメモ「通信レポート」を手に入れるための場所と、そこへ行くためのルートのヒントが書かれている。
  通信レポートの入手方法のネタバレを開く

  高台側の「エコーワン無線塔」内にある。

• 無事にコードを入手したら（拾わずに読むだけでも可）、ドア横のキーパッドをクリックすれば自動で番号を入力してくれる。
  ただしキーパッドはオーロラ中でないと動作しない。
  他のマップよりは高確率でオーロラが発生するようなので、ドアの前にあるドラム缶で火をおこして暖を取りながら夜を待っていてもいい。
  ロックされたドアの手前はドラム缶に着火しなくても外よりは気温が高いので、時間帯や服装によっては体感温度がプラスになる場合もある。
  • 出直す場合はまた遠回りで辿り着く必要があるので、泊まり込む予定ならば食べ物は少し多めに持ち込もう。
  • シンリンオオカミに見つかることがあるが、埠頭を渡ることは出来ないので放置で構わない。
• ドアは解錠すると開いたままになるので、次回以降はオーロラを待たなくても入ることができる。
  ドアの先には小部屋があり、そこから普通のドアをもう一つ挟んで作業場がある。（作業場はロードを挟む部屋）
   

作業場

暗証コードでロックされたドアの先の小部屋から、さらにもう1枚のドアの先にある部屋。

• ロードを挟む屋内で、銃弾などのクラフトに使う弾薬用作業台や、銃器や刃物を修理できるフライス盤が設置されている。
• 中にはいくつかの小部屋があり、トイレ、冷蔵庫、ロッカー、たる入のガソリン(ドラム缶)などが備わっている。
  室内にはリボルバーや弓のこ、登山用ロープ、懐中電灯、硫黄、除草剤、石炭が配置されている事もある。
• ベッドが無い上に、アクセス環境が悪い(足場を伝って遠回りしなければいけない)ので、連続して作業する場合は寝袋が必須。
  • 初アクセスでオーロラを待つ場合は数日かかることもあるので、食料は多めに持ち込もう。
     

初回入室時の注意

• 初めて入る時はオーロラ中だと思うが、電線で感電しないように注意。
  また、オーロラ中でなくても、電線の上に立ってクラフトをしたり寝袋を敷いて寝たりしている間にオーロラに切り替わると即感電死するので注意。
• 難易度依存かランダムか、中にオオカミがいる可能性がある。
  シンリンオオカミではなく普通のオオカミだが、オーロラ中に訪れるとオーロラオオカミになっていて、フレアなどを恐れずに襲いかかってくるので注意。
  オーロラ中に室内に照明が点灯していても、恐怖状態にならないで襲ってくる場合が多いが、たまに恐怖状態になって走り回る事もある。(v1.69)
  • 最初に入室する時はオーロラ中だと思うが、ライフルなどの遠距離武器と格闘用の手斧などを持参して確実に殺そう。
    フライス盤を使わなくても良いなら、キーパッドを解錠した後にすぐ入室せずオーロラが消える朝を待ち、通常のオオカミに戻って室内が明るくなった状態で戦う選択肢もある。
     

フライス盤

• オーロラ中にだけ電気が通って使用できるようになる。
• 金属くず等を使って修理ができるので、クリーニングキットや砥石を使い果たした後に役立つ。
• 修理される品質量や成功確率は、銃器の場合は「銃職人スキル」、道具類は「修理(作成)スキル」による。
• 道具類に関してのみ、破損してしまうと修理不可能になるので、壊れる前に修理したい。
   

弾薬用作業台

• 電気は必要ないのでいつでも使える。詳しい解説はクラフト(弾薬用作業台)を参照。
• 弾薬用作業台で鉛を溶かして弾丸を作る時は、作業台下部に備え付けの弾薬用鍛冶場に火を入れる必要がある。
  • 鋳造・鍛造するときとは違って温度の制限はないので、石炭を使わなくても構わない。
  • 弾薬加工専用なので、通常の鋳造はできない。
  • 調理スロットの空きもないので調理・水の確保もできない。
• 夜間に実包を作る際は明かりが必要。夜間作業をしたい場合、弾薬用鍛冶場に火を入れて明かりを確保できる。
• 弾薬用作業台には通常の作業台と同じく引き出しが2つついており、そこを漁る事が出来る。
  弾薬製造用の素材を収納するのに便利。
• 銃職人スキルが低い時に弾薬をクラフトすると、状態％が低い実包が完成して不発になりやすい。
  弾薬のクラフトについては銃職人スキルも参照。
   

大破したトレーラー

• 缶詰工場の北側の海岸沿いにあるトレーラーハウス。
• ３つのうち２つは大破し、１つだけが無事で残っている。外の犬小屋近くのドラム缶にマッチが置いてある事も。
  中にはベッドはなく休むには寝袋が必要。
  ※床に簡易ベッドがある事もある（侵入者難易度の時だけ？）
• トレーラーの北側にはヘラジカがうろついている事がある。（氷のデルタのヘラジカとは別の縄張り）

トレーラーハウス（缶詰工場の西）

• 正式な場所名はない、缶詰工場から西に進んだ所にある２つのトレーラーハウス。
• 缶詰工場の従業員が休む場所なのか、ベッドが並んでいる。
• 外側にいくつかアイテムが置いてある事がある。
• すぐ北側に小さな橋がかかっていてその先は小山になっているが、山の上にはたき火跡、凍死体、バックパック、スノーシェルターなどがランダムでありアイテムを拾える場合もある。
   

長い橋

• マップの海岸沿いにある高速道路が入り江をまたぐ長い橋。
  数台の車が放棄されている他、横転したトレーラーのコンテナがあり扉が開いていて内部に入れるが保温効果は無い。
  コンテナ内はたまに凍死体やアイテムが入っている。
• 弾丸を作る時の素材となるバッテリーが車から回収できる事もある。
  バッテリーは15.0kgと非常に重たいが、弓のこで鉛くずにすれば６個で1.5kgにできる。
  • 解体は風で凍えないように車内で行い、それでも冷えるようなら車の近くで焚き火をしよう。
  • 焚き火ができない等の理由で橋の上で解体せずに直接バッテリーを缶詰工場に運ぶ場合は、
    工場内のトレーラーハウスに余分な荷物を置いて身軽にしてから持ち込み、そこで解体しよう。
• 橋の下の氷上には、橋上や周囲に死体が無いのにカラスの羽が落ちていることがある。(v1.83)
   

地すべり

• マップの海岸沿いにある高速道路が東側で行き止まりになっている地点。
  地すべりがおきていて先に進めないようになっている。
  地すべりがおきていなければ、この先は海岸線沿いにしばらく進んで沿岸のハイウェイの「落石」に続いていると思われる。
   

レーブン・クロッシング

• マップの海岸沿いにある高速道路が東側の小川をまたぐ小さな橋。
• 橋の上と橋の下にバックパックが落ちている事がある。
  橋の下はウサギの生息場。
• 橋から東に行くとすぐに「地すべり」だが、途中に凍死体と手斧（たまに手斧だけ）が落ちている事がある。
• 南に行くと「缶詰工場労働者住宅」やクマの住処の洞窟がある。
• 橋から川を北に辿る「下レーブンフォール」の滝やその付近のキャビンに辿り着く。
   

沿岸のハイウェイ：終端

• マップの海岸沿いにある高速道路が西側で行き止まりになっている地点。
  橋が崩れて先に進めなくなっている。
  橋の下を南に向かうと小島がある。
• 周囲には放置車両が少しあるだけで、めぼしいアイテムはあまり無い。
   

峡谷の外れの山頂

• 峡谷側から来るとすぐの場所。
  ここから先は狭い高台になっていて「展望台」と「無線塔」だけがある。
  高台とふもとを行き来するための「海岸の山道」は崩落していてマップの低地側エリアとは隔絶されている。
  展望台の横に唯一ロープクライミングで下に降りれるポイントがあるが、最初はロープが掛かっていないので他の場所から持ってこないといけない。
   

洞窟（高台）

• 「渓谷の外れの山頂」から斜面を下っていくと左側の山沿いに発見できる浅い洞窟。入口前に手斧でしか破壊できないデッキブラシが茂っていて、一見塞がれているが横をすり抜けて入れる。
• 中には草のベッドが用意されているが入口の近くなので気温は外と同じで寒い、寝袋があるなら洞窟の奥の温かい場所で寝よう。
   

哀愁の展望台

• 高台にある展望台。
• 近くには崖下に降りるための登山用ロープをかける岩がある。
  しかし最初はロープは掛かっていないので、下側から登ってくる事はできない。
  ドアの外、横側の壁にロープが掛かっている場合があり、高確率でそこで入手できる。(v1.69では100%？)
  マップ下側の建物で登山用ロープを見つけても、5kgもあるそれを持って高台まで長い道のりを歩くのは苦労する事になる。
• 高性能な服の他、ナイフやクマ皮の寝袋が置いてある場合がある。

ラジオ管制小屋（エコーワン無線塔）

• 高台にある無線塔とその管制小屋。
  下からもよく見えるが、崖下からここに登るのには非常に遠回りをしないといけない。
• 高性能な服が置いてある場合がある。

洞窟（南西の島）

• 「沿岸のハイウェイ：終端」や「トレーラーハウス（缶詰工場の西）」から南に進むか、缶詰工場から海に降りて西に進むかするとたどり着ける小島。
• 洞窟がひとつあり、いくつかのアイテムが落ちている。
  島の東側あたりの海上にはシンリンオオカミがうろついているので注意が必要。
   
   

コメント