支出を抑え、現金を貯めるというスキルは人生を豊かにするうえでまず初めに身に着けるべきスキルである。
支出を抑えるという事は即効性が高く、投資や仕事の収入を増やす事よりずっと簡単で効果が高い。
自己資金がないと投資を始めるスタートラインにも立てず、ずっとラットレースを回り続けることになる。
投資仲間に自己資金の少なさを指摘された時、ものすごく恥ずかしくて、生活様式を真剣に変える必要があると感じた。
したがって、ここに現金を貯めるための術を整理する。
Core
◆自分の価値観を明確にする(支出の整理)。
⇒価値を感じるものにはお金を出すべきであるが、リソースは有限であり価値を感じないものにも支出をしていては一生ゴールにつかない。
◆予算を定め家計簿をつける(支出の把握)。
⇒固定費を削減する。予算の中で娯楽を楽しむ。
◆お金を使わない趣味を楽しむ (やりたい事への熱中)。
⇒自分の価値観の中に特定のスキルを極めるというものがある。これを日常の中に組み込めれば支出も下がりやりたいこともできるwiniwnの関係になる。
◆副業で収入を増やす。転職で本業の収入を増やす(収入の増加)
⇒副業/転職参照。
Procedure
◆価値観を明確にする。
- 価値観参照。これまでの人生を深掘りしていって価値のあるものにだけお金を使う。いわば支出の最適化。
◆家計簿(しない事の明確化) ![[tip]](https://cdn.wikiwiki.jp/to/w/common/image/face/tip.gif?v=4)
- 月初めになったら(if)月次予算を定める(then)。
⇒消費額=予想手取り-浮かせたいお金。いくら貯蓄に回したいのかを先に考え消費してよい金額を逆算する。
「なんのためにいくら欲しいのか。収入から逆算して、それはどれくらいで達成できるのか」を考える。
- 夜22時になったら(if)家計簿を記帳し娯楽費を把握する(then)。もし忘れていたら(else)、翌朝5分程度で昨日の支出を振り返る(then)。
⇒基本的にはマネーフォワードで自動化するが、自分でも娯楽費を把握しお金を使っていることを強く意識する。
支出を把握してみると意識していなかった娯楽費が多い。毒状態であることに気づいてすらいないのではお金は貯まらない。
- コンビニに行ったら(if)コーヒーだけ買って帰る。(then)もしコンビニで買いたい食べものがあったら(else)家のもので代用できるかを考える(then)。代用できない場合(else)緊急性を考えて必要な場合のみ購入を許可する(then)。
⇒コンビニでの買い物は基本しない。とりあえず入るということを辞める。認知資源の無駄遣いだし何よりモノが割高。コンビニで一番多い浪費は空腹時の飲食物。コーヒーは価値を感じるので買ってよい。
◆趣味への熱中(スキルアップ) ![[tip]](https://cdn.wikiwiki.jp/to/w/common/image/face/tip.gif?v=4)
- 夜時間(朝時間)になったら(if)イラストを15分以上する(then).
⇒夜時間参照。日常に創作を習慣として取り入れることで余暇においてのゲームや漫画などによる消費を減らす。
※ゲームも漫画も自分の中で「価値を感じるもの」である。それぞれ本当に作品に触れたいと思ったものは気兼ねなく購入しても良いが、考えなしに手を出して買わない。
Note
- これを書いている今、自己資金が足りなくて不動産事業のスタートラインにすら立てていなくて苦しんでいる現状を強く心に刻む。金はむやみに使うものではない。
一方で、将来のことばかり考えて「今ここ」に心がなくなっていたことに気が付いたことも思い出す。
心が追われた状態で投資をすると視野が狭くなり、ヘッジのしきれないハイリスクに手を出してしまう(より短期で成果を求めようとして難易度が跳ね上がる)。意思決定のエラーをきっと起こす。
将来の為の「我慢」をしているという思考になっていたらそれはきっと危険信号。今このを楽しみつつ、将来利益の最大化を目指す。
- 必要最低限からボトムアップする思考を持つ
自分にとって大切かどうかを問うクセがつく。
- 必要最低限を想像する。
トップダウン思考だと自分だと妥協しているつもりでもそれほど妥協になっていない事が多くなる。
- あえて不便を受け入れる。
時短をお金で買っているが、浮いた時間を有効活用出来ていないのであれば不便を受け入れるメリットが生まれる
- 完璧を目指さない。
困りごとに対して100点の解決策じゃなくてもいい
- 生活日用品の兼用
ティッシュ→トイレットペーパー
ワイパー→キッチンペーパー
トイレ用洗剤→食器用洗剤
浴室用洗剤→ボディソープ
献立のパターン化
水筒の持ち歩き
コンビニコーヒーの代案
娯楽費目標月10000(ボトムアップ)
- 生活はマンネリ化する。
マンネリ化した時に多額の出費をしがちなのが俺の習性
新たな居場所を見つける必要がある
- オタクグッズ
⇒オタクとして育ったからにはコラボグッズとかに弱い。本当に買う必要があるかを考える。- 過去似たようなグッズがどうしても欲しくなって買ったけど、結局タンスの肥やしになったグッズはないか。
- 過去、買わなくて後悔したグッズはあったか。ほとんどないと思うが、万が一あったらそれはなぜか。
- それは本当に俺が「所持」しなくてはいけないものか。
ソシャゲはガチャ演出の時点で既に脳に大量の快楽物質を出させているという。
これを応用し、「こんなグッズがあるのか!欲しい!」と思えただけで、自分の満足は既に達成していると捉えることもできるのではないだろうか。
所持するのではなく、「それがこの世にある」ということを感謝する
- 今行われているお金のゲームは、あなたに自分と他人の比較させ、その結果としてたとえあなたに必要のないものでも「もっと欲しい」と思わせるようにつくられている。
このゲームから抜け出して、自分の意思でルールを定める。もっと多くの物を手に入れるためのものでもなく他人よりもうまくやるためのものでもなくな。
自分が勝者のように思える仕事をえらぶことになる。収入だけが自分の勝っていることの判断基準ではなくなる。
判断基準は、友人や家族と過ごす時間が増えるとか、趣味や関心ごとに費やす時間や、幸せや喜びをもたらしてくれる活動に費やす時間が増える。
幸せな国の壊し方はほかの国の「よりいいところ」を比較させ、幸せの定義を変えてしまう事。
自分にあった暮らしに気づく。「幸せ」というのは自分で定義するもの