自分を律する力、すなわち自己コントロール力は習慣化に欠かせないキーとなり、また日々の幸福感もまた自己コントロール感によってもたらされる。
長期目標達成のための意思力の力ほど頼りにならないものはなく、自分を律した行動をとりたいのであれば環境を整備する必要がある。
象(欲望)を目的地に連れていくためには調教師(理性)が引っ張るのではなく、目的地までの道筋を整えて(環境整備)、象自らに歩いてもらうように働きかけなければならない。
環境整備とはすなわち目的達成までの道程に生じる阻害要因を除去または許容可能な水準まで軽減するということである。
Core
◆PDCAを常に回す(阻害要因の発見)
⇒阻害要因はPで予見されることもあればDやCで露見することもある。日々漫然と過ごしているとなぜ失敗したのかにすら気づけない。
気づかないと自分の意思力(思考不足)のせいにして負のスパイラルに落ちてしまう。失敗は成功の母であり次に繋げられるようにする。
◆阻害要因の物理的隔離(阻害要因の除去)
⇒例えば、ネットサーフィンはネットができなければできない。阻害要因を遠ざけるか自分が阻害要因から遠ざかるのが成功のコツ。
我慢するのではなく、根本から触れられないようにするが意思決定のシンプルさを生む(1を0にする)
◆意思力の負担軽減(阻害要因の軽減)
⇒どう知恵を回しても除去しきれない阻害要因についてはで意思の力に頼る必要が生まれる。
この時阻害要因の誘惑(象)が強ければ強いほど意思の力(調教師)が疲弊する。これを可能な限り軽減する工夫をする。
Procedure
◆阻害要因の発見
- 22時になったら(if)今日の作業の振り返りを行う(then)
⇒夜時間参照。失敗した時はもちろん成功した時もなぜ成功したのかの原因分析をする。
◆阻害要因の除去 ![[tip]](https://cdn.wikiwiki.jp/to/w/common/image/face/tip.gif?v=4)
- 仕事開始の時間になったら(if)デバイスを封印する(then)
⇒封印の仕方はハードロックとソフトロックの2種類がある。
ハードロック:物理的に触れらないようにする。タイマー式のロックボックスは市販のものもあるし、自作も可能。
ソフトロック:インターネットブラウザの拡張機能Blocksiteなどを使用する。iosなら内蔵されているスクリーンタイムなどか。
◆阻害要因の軽減 ![[tip]](https://cdn.wikiwiki.jp/to/w/common/image/face/tip.gif?v=4)
- 朝起きたら(if)30分まで小掃除をする(then)
⇒朝時間参照。整理された環境は集中力を生む。
- 第1,3日曜日になったら(if)中掃除をする(then)
⇒とりあえず先送りにしておいた諸事項をまとめて片づける。PostponedBoxをカラにする。
- 仕事用のスマホはスクリーンタイムを設定しておく。仕事中は(if)スマホを自分の視界に入らないところに置く(then)。
⇒プライベート用と異なり、仕事用のスマホは完全に封印できない。スクリーンタイムなどシステムの力を利用し、必要外のネットサーフィンを避ける。
- ☆IteTプランニングを設定した時は(if)アレクサでリマインダーを設定する(then)
⇒超重要。〇時に△するというIteTプランニングは強力だが、欠点として習慣化までは身体に身についておらず、忘れてしまうということである。
アレクサでリマインダーを設定すれば時間が来た時にすべきことがわかる。スマホのリマインダーは手元に阻害要因のスマホを置かなきゃいけないところがナンセンスだった。
Note
- 目標達成の為にモチベーションは強力な力であるが、これには不得手がある。
それは、モチベーションは性質として波があるものということである。波高が高い時は強い前進の力を生むが、低い時にはまるで役に立たない。
高パフォーマンス発揮のためには、波高が高い時だけでなく低い時も前進できるような工夫が必要である。
すなわち換言すれば、環境整備とは波高が低い時でも前進出来る力を生むための技術である。
一方で繰り返しにはなるが、モチベーションは波高が高い時には非常に強力な前進の力を生む。
不得手があるというだけでこれ自体は非常に強力な力であることを心に刻む。モチベーションアップの技術(波高を高く維持する技術)については詳細ページ参照。
- 会計士受験時代、環境を整備するために毎日自習室に行ってスマホを家から持ち出さなかったことを思い出す。
2年間毎日12時間勉強していたのに、環境を家に変えただけで試験直前に全く勉強できなったことを思い出す。それほど環境整備の力は強力な力なのである。