悪魔のミサイル

Last-modified: 2024-04-20 (土) 10:47:36

歴史
ノーストリリアの遺産とされる超兵器。兵器としてのミサイルの究極形。
ミサイリストによると、「悪魔のミサイルは全ての空間と時間を無に返す。伝説のノーストリリアさえ、悪魔のミサイル一発で滅んだ」という。

『ミサ』

  • 『ミサ』作中の人物の間では忌まわしい記憶として語られている。エウテルペの戦い以前に、悪魔のミサイルの存在はそれに先立つノーストリリア科学文明の遺産としてすでに伝説になっていた。メフィストマクベスの抗争の間にメフィストがこれを復活させ、完成したミサイル一発でエウテルペダナエの二つの宇宙国家を滅ぼしてしまった。
  • 「七日で星系を滅ぼした」といわれるマクベスさえ、悪魔のミサイルを造ることはできなかった。その完成はミサイリスト・マクベスの夢でもあり、ダナエ国の宗教とした八の地教にも悪魔のミサイル製造を崇高な教義に掲げている節がある。そのため、宇宙で唯一悪魔のミサイルを阻止しうると思われるガニメデ・シシをマクベスは警戒した。
  • ガニメデ・シシの血を引く者だけが悪魔のミサイルを止めることができると考えられている。エウテルペの戦いの折には、ガニメデの娘エリスがメフィストを止めるために犠牲になった。『ミサ』作中ではエリが同じ力の源である緑の石のネックレスを受け継いでいる。
  • ゲーム中の断片的テキストを寄せると、ノーストリリアの物理学者ガニメデ・シシ博士が提唱した「宇宙を八つの要素で記述する」*1という考えがあり、このうち五つの因子を制御すると悪魔のミサイルを造れる。悪魔のミサイルの力は全宇宙と時間を征することができるが、第八の因子が唯一の対抗策として挙げられ、「羊」というシンボルで書き残されている*2
    • 「羊の血を引く」はノーストリリア人の意味でもあり、作中ではガニメデとエリスを指す。

『ストーリー・オヴ・スペシャリスト』

  • 『ストスペ』の時代ではミサイルは過去の遺物となっている。わずかな人々だけが数十億年前の記憶を留めているが、悪魔のミサイルの伝説は『ミサ』の物語とは異なっている。
    ノーストリリアの科学的遺産である悪魔のミサイルを乱用したメフィストは宇宙を滅ぼそうとした。それを止めるためにエリスは犠牲になったが止められず、エウテルペの民は滅びた。後に少年エボリの手で悪魔のミサイルが再現されようとしたとき、少女エリが彼を止めようとしたが、やはり暴走したミサイルにより太陽系は破壊されてしまったという。
  • 『ミサ』でのMはむしろ嬉々として悪魔のミサイルを作ることを勧めているが、ゴート賢者フィガロの語るところでは、Mはこれらの悲劇を阻止しようとし、破滅の運命に抗おうとした偉人とされている。Mの意志を継ぐゴート機構は悪魔のミサイルの悲劇を止めることを使命に掲げ、その手段として表向きオクタビアンらエウテルペ一族に従いつつ、ノーストリリアの力を得た暁にはその力によってエウテルペ一族を永久に滅し去るという真の目的を隠している。
    • 賢者の一人バンバエリーゼを殺害し、悪魔のミサイル再現こそがゴートの目的であることも仄めかした
  • 技「」Lv∞。

    悪魔のミサイル
    かつて選ばれし者のみが作る事ができその者はスペシャリストと呼ばれたが、今ではオクタビー受賞者を指す意味に代わる。攻撃力+19

『スターダンス』

  • 銃器のひとつ。

    悪魔のミサイル
    かつて選ばれし者のみが作る事ができその者はスペシャリストと呼ばれたが、今ではオクタビー受賞者を指す意味に代わる。自分ユニットから2マス前方の上・中・下方に攻撃。

『ライヂング★スター7』

『アールエス』

『アポロガル・エピソード』


*1 5つの因子と3つの反陽子とある
*2 反陽子の形状が羊に似ているかららしい