武器/アースブレイド

基本性能

付加性能

入手

• ギーア寺院2Fの宝箱
  
  

鑑定

その他

ギーア寺院攻略中のみ入手可能な剣。
グランドカード、グランドファング、地のローブらと並ぶ、寺院限定の地属性装備群の一角。
本編中で手に入る武器としては時期的に高い攻撃力を持ち、プレイスタイル次第で主力に用いられることもあり得るか。
　
基本攻撃力28は既存のフランベルジュや紅蓮よりも一回り高く、また１つ強くなることを実感させてくれる。
注目すべきは初期Lvの高さ。拾った直後から育ち切ったこれら2振り並の攻撃力を持っており、即戦力として使いやすい。
ギーア寺院攻略中という、出国自体出来ない状況ともマッチしている。
　
順当に強くなってるし使いやすいしで、間違いなく優秀な武器なのだが……実際はとても立場が苦しい。
原因はグレイシーヌ編終了後という、行動範囲の飛躍的な拡張に伴う多数の寄り道要素の登場、これに尽きる。
世界各地を巡れば、これ以前に鬼哭、闇の剣、凪など同等以上の剣を入手でき、
レベルが上がりきったであろうそれらに比べると見劣りする。
何よりも、それらすら軽く上回るエッジも既に購入可能。
エッジに存在意義を食われまくる数々の武器の、ストーリー上入手武器の中での最初の被害者である。
　
全プレイヤーが今行ける寄り道全部こなしてからストーリーを進める、というわけではないのは確かだが、
新たに行けるようになったところへの好奇心から寄り道をしたくなるのも確か。完全新規地域は「1」の舞台なのでなおさらだろう。
特にギルド仕事の方面ではストーリー進行で消滅するものもあって、
その前に仕事はあらかた済ませておくというスタンスも少なくない。
モンスターを殺してくださいなどは後回しにするだけで悲劇確定だし。
シナリオ進行上に宝箱でポンと置いてあって確定入手可能なのはそこそこなアドバンテージなのだが、
剣という恵まれまくった魔境に身を置いていたこと、直前に行動範囲の拡張が入っていたことが不幸だったと言える。
　
また各遺跡や仕事といった時間のかかる寄り道を抜きにしたとしても、
同じ地属性・ほぼ同等の攻撃力・有力特殊効果持ちで最大２つ手に入るフォールチョンの陰に隠れることもあり得る。
各種の効果、特に攻撃時HP回復型で効果値吟味をしっかり頑張ったのなら、そちらに対抗できないのは仕方ない。
　
限界値は60*1。十分に高い部類だが、剣としては中の上程度。
同属性で限界値66・追加効果持ち・入手性良しな地の剣という完全上位互換や、
同じ60でも活かしやすい追加効果持ち・新品入手も容易なブレイドの存在から、
限界強化するメリットは薄いと言える。趣味で鍛えて使う分には問題ないが。
　
鑑定文には｢この剣を振るうことで本当の力が発揮できるとされる｣となっているが、実際は効果は内部で封印されていて発生しない。
まあ｢できるとされる｣なので実際には発揮できずとも嘘は言っていない。あるいは、この状態が発揮できている状態なのか。