Blade Rondo -Night Theater-/切り刻むエキストラ

Last-modified: 2020-09-09 (水) 13:43:41

()(きざ)むエキストラ≫
コスト2 [L] ◆補助

召喚(ドール・エキストラ)

【昼】[ATK]1/【夜】[ATK]5
あなたのターン開始時に以下を行う。
◆物理 雑草刈(ざっそうが)りの(はさみ)物理攻撃
◆物理 雑草刈(ざっそうが)りの(はさみ)物理攻撃

Blade Rondo -Night Theater-で登場した2コスト◆補助
召喚(Y)効果を持つドールの1種で、昼夜共に物理攻撃を2回行う効果を持つ。

 

ドールの中で最も分かりやすい効果を持ち、また唯一2コストでもある。
舞踏剣≫や≪黒の剣≫に似た、連続攻撃を行う効果を持っている。
ただし、この2枚と異なり攻撃力は固定値。≪加熱法≫で攻撃力を上げる必要はないが、爆発力も控えめとなっている。

 

流石に防御力を上げないと馬鹿にできないダメージを受ける為、このカードを前にした相手は防御力を上げることになるだろう。
加護法≫にコストを割かせ、相手の行動を制限することがこのカードの主な役目になる。
夜まで戦いが長引くと、この傾向は特に顕著になっていく。
ただし、逆に言えば防御力を上げるだけでこのカードの攻撃は防げるため、アタッカーとしての単体採用は不安が残る。

その処置のしやすさを逆手に取って、サポートしつつ攻撃役に据えるのもよい。
牙城崩しの槍≫との組み合せることで、攻撃をしつつ≪加護法≫の使用を再度強制することが出来る。
同じドールである≪窓辺立つミュージカル≫と組み合わせて、ダメージを上げるのも有効。
指揮剣≫と組み合わせて3連続攻撃を仕掛けるのも面白い。

 

また、同弾でいくつか収録されているドールをサポートするカードとの組み合わせも良好。
他ドールよりコストが軽いというのは単純ながら大きく、取り回しの良さに繋げられる。
グリムスカビオス≫や≪身代わりのトルマリン≫のような捨て札にする必要がある場合でも、2コストであるこのカードは序盤から展開が行える為相性が良い。
フィナーリア≫や≪開花するスケルツォ≫は場にドールを並べる必要があるが、その上でもこのカードは小回りが利くだろう。特に前者を使う上では必ず採用したい。

 

シンプルな効果であるがために、弱点も多い。
最も分かりやすいのは≪月光のルチル≫や≪身代わりのトルマリン≫のような防御力増加・ダメージ削減効果を持つカードであり、無力化されることが多いと思われる。
また≪迷い道のトパーズ≫や≪聖域のフローライト≫は非常に相性が悪い。
またセットエリアに置かれる都合上、≪ディスペルワイス≫のような除去カードも厳しい。コストが低い為、こうしたカードで対象に取られやすいのは難点である。ドールのサポートカードに繋げる上でも、このリスクは留意しておきたい。

 
  • 2019年12月21日(土)に公式で開催された、「ブレイドロンド混成ルールβ大会」において注目されたカードの1つ。
    これは、このカードがベスト8プレイヤーの中でも優勝者しか採用していなかったため。
    公式の総評でも取り上げられ、「僅か2コストで相手に「加護法」の5コストを強いる動きが強力です。」と紹介された。
  • 上記の結果は非常に興味深いものである。
    同大会のベスト8には、≪陽光導くカンタータ≫・≪氷刃剣≫・≪黒の剣≫の3枚を用いることで後攻3ターン目にして相手の体力を削り切るという超短期決戦を目指した戦術も見られた。
    そこに対し、このカードが加護法使用によるコスト圧迫の面で真価を発揮するのは、夜が訪れる後攻6ターン目以降という比較的遅いタイミングである。
    即ち、同大会においては短期決戦向けの戦術と長期戦向けの戦術が共存していたということになる。
    戦術が多岐化していたことが分かるエピソードであろう。
  • 「切り刻む」とは小さく切る、何度も切ること。
  • 「エキストラ」とは①映画やテレビで群衆・通行人などの役を演じる臨時雇いの出演者のこと。②特別なこと、臨時のもの。Extre。
カード情報
カードナンバーNo.34
イデア名Pieta(ピエタ)Rozalia(ロザリア)
Artozyako
フレーバー小馬鹿にしてきた者たちを夜に容赦なく制裁する床屋の寓話「人間たち」

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