
突き当たりの部屋の中に、ぼんやりと浮かぶものが……ユリの<花妖精の魔法液>を掛けたBook43にあった、<血の宝珠>のようです。
その文章に従えば、これを<銀竜の短剣>で砕けばいい訳ですが、Book45で「王は真実を語らない」事が綴られています。
それらを踏まえて、この先どうするかを決めて下さい。もし思いとどまるのなら、先程の魔法陣から2F EASTに戻ります。ただし、この時点で迎えられるENDINGは、<銀竜の剣>を持って<泉>をくぐるか、竜剣を持たずに<泉>をくぐるか、のどちらかしかありません。
それでも<銀竜の短剣>を使う事を選んだあなた、早速<血の宝珠>の前に進みます。

<血の宝珠>に、<銀竜の短剣>をドラッグします。すると、短剣が宝珠を砕き、赤い光が放たれて宝珠が消滅します。
その後、地響きのような振動が起き、暗くなったかと思うと、ゲーム冒頭と同じように2F WESTで目覚めます。枕元のメモを見ると……

文章が変わっています。これで、王から与えられた役目を果たした事になりますので、1F SOUTHの<泉>をくぐりましょう。この場合、<銀竜の剣>の有無は問われません。

その先で王が待ってる……かと思いきや、何と声だけ。ここで、短剣が砕いたのが人間の魂である事が明かされます。
更に、それを砕いた事で主人公も無事では済まず、王から役目は終わったとして記憶の海に沈まされる事に……
要するに、王にいいように使われ、ここまでやったにも拘わらず、存在を消されてしまう訳です。
これは真のエンディングではありません。真のエンディングを見たい方は、もう一度真実を探り直しましょう。