原語は「Potters」もしくは「Pottery」。
potterは陶工や陶芸家のこと。potteryは陶器や製陶業、陶工の仕事場を意味する名詞。
ウィキペディアの記事によると陶器は「カオリナイト（カオリン）やモンモリロナイトを多く含んだ粘土を原料とし、窯で1100 - 1300°Cの温度で焼いたもの。釉薬を用いる。透光性はないが、吸水性がある。厚手で重く、叩いたときの音も鈍い。粗陶器と精陶器に分けられる。」と記述されている。
陶器の製造は基本的には専門職であり、窯やロクロなどの専用の設備を必要とするし、材料となる粘土やうわぐすり等も必要になる。
ファンタジー作品でもほとんど見かけない職業だが、コンピュータゲームでは陶器用の粘土を採取してくるイベントで見かけるくらいか。
クラシック・ダンジョンズ＆ドラゴンズ
第4版では日本語未訳のアクセサリーで登場する。
GAZ11 The Republic of Darokin
日本語未訳。判定基準となる能力値はデクスタリティ。
実用的な品物（例えば食べ物を入れる深鍋や単純な瓶）もしくは（豪華に装飾された壺のように）芸術的に素晴らしい作品となる陶器を作る技能。
手慣れた陶工ならば同業者による作品を評価したり、時々作品を売ることで裕福な暮らしをおくることができるという説明はあるが、ルール的な解説はない。
アドバンスド・ダンジョンズ＆ドラゴンズ第2版
一般技能の1つ。
一般技能
関連能力値はデクスタリティ。修正値はー1。分類は共通技能。
陶器や陶製品を作り出す技能。
設備としてロクロと窯、粘土、うわぐすりが必要。1日に大型の作品1つか、中型・小型の作品を2つ作ることができるが、窯の中で1日かけて焼き上げる必要がある。
材料費は安く小型で3cp、中型で5cp、大型の作品で1sp。
ダンジョンズ＆ドラゴンズ第3版
〈製作〉技能の分野の1つとして「陶芸」がある。
関連項目
【製作（技能）】