ダンジョンズ&ドラゴンズにおける基本となる能力値が6つが存在する。
表記される言葉や記載される順番に変更はあるが、版を経ても能力値の基準は変更されていない。
- 筋力 (Strength)
腕力や脚力の強さを表し、戦闘でのダメージなどに関係する。 - 敏捷力 (Dexterity)
身のこなしや手先の器用さを表し、戦闘での攻撃の避けやすさなどに関係する。 - 耐久力 (Constitution)
身体の頑丈さを表し、ヒットポイントなどに関係する。 - 知力 (Intelligence)
知識の豊富さを表し、秘術呪文(マジックユーザー呪文)の使用などに関係する。 - 判断力 (Wisdom)
聡明さを表し、信仰呪文(クレリック呪文)の使用などに関係する。 - 魅力 (Charisma)
外見的な美貌と性格的な魅力の双方を表し、NPCとの交渉などに関係する。
能力値をダイスで決定する時は3d6を6回振るのが基本とされるが、出た目を好きな箇所に割り振ったり、増減させたりすることで調整する事もできる。ただし、いずれもDMの裁量次第である。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
新和版
キャラクターレコードシートで表記される順が異なっている。順番は以下の通り。
能力値へのダメージは、ごく一部のモンスター(例:シャドー)が特殊能力として有しているくらいで、能力値の増減は基本的にない。
PCの各能力値による修正は、魅力とそれ以外の2種類がある。ただし、後のルール改訂ではすべて統一され、魅力のみの特殊な修正値はなくなっている。
| 能力値 | 魅力以外 | 魅力 |
| 3 | -3 | -2 |
| 4~5 | -2 | -1 |
| 6~8 | -1 | -1 |
| 9~12 | 0 | 0 |
| 13~15 | +1 | +1 |
| 16~17 | +2 | +1 |
| 18 | +3 | +2 |
この版では技能が選択ルールであるため、DMが何らかの行為判定を設定する場合、1d20を振って該当する能力値以下であれば成功、高ければ失敗という下方判定が一般的であった。
ルールサイクロペディア
能力値の表記は以下の通り。
アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ
この第2版での表記と記載順は以下の通り。肉体的な能力を示す上3つと、知性などを表す下3つに分かれている。
PCが選択する種族によって能力値が-1~+1の範囲で増減する。各能力値は1~25が設定されている。ただし、一部を除いて19以上に到達することは難しい。能力値による修正値や設定値が多く、クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズよりも細かくなっている。
ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版
能力値の表記と記載順は上述の通り。種族による能力値の増減は-2~+2となっている。
能力値による修正値は、10を基準として2上下するごとに修正値が1ずつ変動する。
これまでの版と特に異なるのは、PCのレベルが4の倍数に到達する毎に、6つのうち1つの能力値を1点だけ加算することができるようになった事。また、魔法のアイテムによる能力値増加は+6まで、ウィッシュの呪文などによる体得ボーナス?は+5までと、幾つかの制限も加わっている。