原語は「Dexterity」。
機敏さ、敏捷性、反応速度、バランス感覚などを表す。
ゲーム作品ではよく使われる能力値の1つであり、dexterityの代わりにagilityの表記を使う作品がある。またdexterityを手先の器用さやバランス感覚、agilityを体全体の動きの速さとして分けていることがある。
D&Dシリーズではシーフやローグといったクラスにとって特に重要だが、アーマークラスにも影響するため、前衛クラスにとっても無視できない。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
表記は「デクスタリティ(敏捷性)」で、数値の範囲は3~18。
修正値は、アーマークラスや飛び道具での命中判定に加算される。PCの最大値は18。
アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ
表記は「デクスタリティ《Dex》」で、PCの数値の範囲は3~19。
能力値ごとに、不意打ち修正、射撃戦修正、防御修正の3つの項目が設定されている。ただし、7~14では3項目とも修正値が0となっている。
ローグにとって特に重要な能力値であり、経験点ボーナスだけでなく、シーフの特殊能力にも影響が出る。
ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版
表記は「【敏捷力】」。
修正値は、アーマークラスや遠隔武器のロール、【敏捷力】に対応する技能だけでなく、反応セーヴィング・スローにもかかる。
種族による平均的な【敏捷力】は、ゼラチナス・キューブで1、ディスプレイサー・ビーストで14~15、ブリンク・ドッグで16~17となっている。
関連項目
【アーマークラス】