ファンタジーTRPGであるダンジョンズアンドドラゴンズの世界には、プレイヤーキャラクターとして使える人間やデミヒューマンだけでなく、モンスターなどの種族も多数生息している。
PCの作成過程では、能力値決定の後にプレイヤーにより決められる事項。
人間以外にも、エルフやドワーフなどが存在する。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
基本ルールにあるクレリック、ファイター、マジックユーザー、シーフは人間となる。
人間以外でPCとして選択可能な種族はドワーフ、エルフ、ハーフリングの3つ。
ただし、それぞれの種族自体がクラスそのものとなっており、能力値によって選択できなくなる場合がある。また、レベル1から様々な特殊能力を保有しており、ST判定の数値が良好で特殊攻撃などへの抵抗力が高い。
ルールサイクロペディアではプレイヤーキャラクターで選択可能な種族に関して、ある程度平均的な身長と体重の表が付いている。
アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ
基本ルールにある種族はドワーフ、エルフ、ノーム、ハーフエルフ、ハーフリング、人間の6つ。
種族として能力値に制限があり、能力値次第ではそもそも選択できなくなる種族があったりする。
種族によって選択可能なクラスが制限されたり、到達できるレベル上限が異なる。
また、デュアルクラスは人間のみ可能、マルチクラスは人間のみ不可能という特徴がある。
日本語版プレイヤーズハンドブックの24ページには、6つの種族の身長、体重、ゲーム開始時の年齢、最大寿命をダイスで決められる表がある。また、各種族の年齢による能力値の変化が設定された。
ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版
基本ルールにある種族は人間、エルフ、ドワーフ、ノーム、ハーフエルフ、ハーフリングの6種族に加えて、ハーフオークが追加されている。
これまでと異なり、選択可能なクラスもレベル上限もマルチクラスの種族制限も無くなっている。人間とハーフエルフ以外の種族にはそれぞれ特定の適性クラスが設定されている。