TSR社製品
TSR社から販売された。
オリジナル・ダンジョンズ&ドラゴンズ
所謂、初版のダンジョンズ&ドラゴンズ。記念すべき第1版。
この版を基点として、クラシックD&DとAD&Dに分化した。
もちろん未訳。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
初心者向けに編纂されたD&D。
- Dungeons & Dragons Basic Set(第2版)
未訳。 - Dungeons & Dragons Basic Set(第3版)
未訳。 - Dungeons & Dragons Basic Set(第4版)
日本語訳は新和が発売。 - Dungeons & Dragons Rules Cyclopedia(第5版)
日本語訳はメディアワークスが発売。 - Classic Dungeons & Dragons GAME(第6版)
未訳。第5版Rules Cyclopediaの初心者向けボックスセットにプラスチック製フィギュアを加えて再発売したもの。
ウィキペディアではクラシックD&D第6版とされているが、内容的にはほとんど変わらない。
アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ
いわゆる上級者向けとされたD&Dだが、後に継承されたのはこちらの方。
- Advanced Dungeons & Dragons 1st edition
未訳。 - Advanced Dungeons & Dragons 2nd edition(第2版)
日本語訳は新和が発売。
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社製品
TSRからD&Dを引き継いだウィザーズ・オブ・ザ・コースト社から発売された。
ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版
- Dungeons & Dragons 3rd edition(第3版)日本語訳はホビージャパンが発売。
- Dungeons & Dragons V3.5(第3.5版)日本語訳はホビージャパンが発売。
D&D第3版および第3.5版の展開は第4版刊行により終了した。この終了が性急だったためか、D&D3.5版のプレイヤーがパスファインダーRPGに流れたと言われた。そのためパスファインダーRPGは「D&D第3.75版」という異名を持っている。
D&D4th
- Dungeons & Dragons 4th edition(第4版)
2008年6月に発売。日本語版はホビージャパンから同年12月から発売開始。
D&D5th
- Dungeons & Dragons 5th edition(第5版)
2014年発売。
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社は当時の事情から英語圏以外での展開には積極的でなく、Gale Force Nine社による海外で業務委託が行われるまで間は非英語版での展開はされなかった。日本語版はGale Force Nine社を間に挟んだ形でホビージャパン社から2017年末から刊行された。
その後、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社側の事業再編により同社はGale Force Nine社と訴訟で争うことになる。この訴訟は2021年2月に和解したが、その影響により同年10月にホビージャパンは日本語版の刊行途絶を発表、2022年6月30日をもって、ホビージャパンによる日本語展開が終了した。
それから一カ月後の2022年7月29日、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト日本支社が新たに日本語版公式サイトを公開、同社が日本国内でのD&D製品の翻訳と出版を直接取り扱う旨が告知され、同年12月16日よりウィザーズ社が新刷した製品の販売が開始された。