原語は「Stronghold」。
要塞、砦、拠点を意味する名詞。
敵から重要な拠点を守るために構築された建造物。古来から城が代表的だが、洞窟や山岳を利用した構築物もある。
基本的に指揮や兵站、あるいは政務を行う拠点であり、それらを守るために城壁や堀などの防衛用の構築物が設置されている。
欧州では城や要塞などの周囲に城壁が巡らされ、その内部に市街地が形成された。日本では城の周辺に市街地がある例は少ない。
テーブルトークRPGではプレイヤーキャラクターが城や要塞を保有するという事があまり例がない。SF作品では宇宙船やロボット、銃火器を保有できる事はある。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
エキスパート・ルール・セットで登場する。
原則としてはネームレベルに達したプレイヤーキャラクターが定住を決めた時に建設する城や砦を指す。
もちろん実際に要塞を建造する時には、そのための土地と資金を用意して資材を調達したり築城の専門家や人手を雇う必要がある。
土地は辺境で誰もいない場所であれば苦情が来る可能性は低い。しかし、誰もいない土地は開拓されておらず野生動物やモンスターが徘徊しているため、それらを駆除しなくてはならない。それが終わったら今度は土地をならしたり、建築用の資材を輸送したり雇用した人材が作業できるようにしなくてはならない。
おおまかな城の建造費用はエキスパート・ルール・セットのダンジョンマスターズセクション23ページに記載されている。それによると、標準的な城本体だけでも75,000gpが必要であり、しかもこれは外壁と屋根と床でしかない。内壁や内装のためにはこの価格がさらに25%上乗せされる。これはあくまで標準的な価格であり、僻地であれば資材や人材の手配にさらに費用が必要なのは言うまでもない。
実際に設定してみると分かるが、普通に小さな城を建造するだけでも2~30万gpが消えてしまうことになる。
要塞を建造したら、今度は周辺の地域の君主や領主との関係に腐心することになる。城主となった者の態度や宗教、種族などにより他の領主との関係は変わってくるが、普通は城主となった者は少なくともネームレベルに達していることもあり、ある程度の名声を持っていると判断される。
人間の場合は、要塞を建造して城主となった者は男爵(バロン)の位を与えられる事が多い。デミヒューマンの場合は氏族守護者(クランキーパー)として氏族で重要な地位を与えられる事になるだろう。
爵位を与えられる等により、城主になるとその後は周辺の地域を統べる領主と見なされ、要塞周辺の地域を管理することになる。