ネームレベル

Last-modified: 2023-03-17 (金) 23:33:16

原語は「Name level」。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズで使用される用語。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

レベル9のこと。ただしハーフリングのみレベル8がネームレベルとして扱う。称号の変化もここで終わりとなる。このレベルに達したキャラクターは、それ以降にレベルが上がってもコンスティテューションの数値に関わらず、ヒットポイントは固定値しか上がらなくなる。また、その地域では有名人として扱われ、領地や爵位を獲得する資格を得られる。また、拠点を建造することにより部下や弟子が集まるようになったりする。加えて、ファイタークレリックは別のクラスに転職できる資格を得る。
ダンジョンズ&ドラゴンズが国産TRPGと特に異なる点が、自分の城や要塞、拠点を建造することで領地や爵位を得たり、領地を経営すること、部下を雇用することが明記されていることである。
もっとも、土地を支配して領地を経営するという、いわゆる「立身出世」は現代日本人のプレイヤーにはどうもあまり支持された様子は見られなかったようだが・・・。

  • ファイター
    城や要塞を建造しようとすると近隣の支配者の関心を引き、その支配者に忠誠を誓うことで男爵位を得ることができる。完成すれば、名声を得たキャラクターのもとへ部下が集まってくる。
  • クレリック
    要塞を建造する際に、自身の教会との関係が良ければ要塞の建造費用の一部を負担してくれるかもしれない。建造すると、所属する教会の信者が部下として集まってくる。また、マジックアイテムの製造が可能になる。
  • シーフ
    拠点は市街地の中の隠れ場所。拠点を築くと、その技術を学ぼうと1レベルシーフが2~12人集まってくる。コンパニオン・ルール・セットではシーフギルドを設立できる。
  • マジックユーザー
    マジックアイテムの製造が可能になる。拠点は塔であり、11レベル以上になると1~3レベルのマジックユーザーが1~6人、弟子としてやってくる。
  • ドワーフ
    山岳や丘陵にある地下に要塞を建造することで、氏族から手助けを得られる。
  • エルフ
    エルフやマジックユーザーが使用するマジックアイテムを製造できるようになる。また、森の奥深く、自然環境に調和した要塞を築くことで、氏族からの手助けを得られる。そしてその近隣の動物と友好関係を結ぶことができる。
  • ハーフリング
    ハーフリングが好む場所に要塞を建てると他のハーフリングが集まってくる。ハーフリングが好む場所は緩やかな起伏の丘や静かな小川の流れる田園地帯など。彼らの社会は「庄」と呼ばれ、その長は「庄長」と呼ばれる。