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Last-modified: 2014-11-04 (火) 15:16:49
リンゴの食べ方100選

《リンゴの食べ方100選》

1.木の桶に漬けて、口でくわえる。
2.蜂蜜をからませて、アイスにする。
3.ジャムにして、アップルパイを焼く。
4.チョコレートフォンデュにして食べる。
5.リンゴカクテルにする。
6.フレイアに食べさせてもらう。
7.ウサきのこの形にして食べる。
8.リンゴジュースにする。
9.リンゴカレーにする。
10.シナモンパウダーをかける。
11.すみに隠れてこっそり食べる。
12.戦神の頭上に上って食べる。
13.熱々のアッサムティーに添える。
14.ワインにつけて、リンゴ漬けにする。
15.雲で作られたふわふわの粉でリンゴを包んで食べる。
16.あげパンにのせて食べる。
17.栄養満点なリンゴとレタスのサラダにする。


……
100.イドゥナを木にしばりつけてから、食べる。

(一体どんないたずらの神がこんな本を書いたのだろうか)
ニーベルングの歌

《ニーベルングの歌》

事実は時空の女神の予言を証明している。魔狼の力がついに爆発した。神々は準備した4つの証しを取り出した。
大天使のためいき

大天使が下層界に堕ちる前、神界に残った最後のためいき。善と邪悪の混合体。
バルムンクの剣

ドワーフが聖剣クランのかけらを集めて作り直した。
後に、英雄ジークフリートの武器になり、竜殺しの剣といわれるようになった。
グングニルスピア

永久不変の槍と呼ばれている、オーディンの専用武器。振りかざしたときに天をまたぐ光は、地上の人から[イナズマ]と呼ばれている。百発百中である。
ラインの金の指輪

もとはライン河底に眠っていた黄金をクラフト技術の高いドワーフが指輪に仕立てた。至上の権力を象徴し、強力な呪いの力を持っている。
証しの力に古い秘術を加え、集結した神々の力はついに魔狼の魂を4つに切り裂き、ヴァルハルの地の四隅に封印した。

魔狼の封印を解きたいなら、まず神器を守る者を倒さねばならない。そうすれば、魔狼の霊魂のかけらは開放される…。
ミール
新しい力

《新しい力》

この世界のすべての種族は、生まれながらに、それぞれの長所がある。生まれつき神力のある神族、魔法の力の強い魔族、創造力の高い人類、これらは創造神が作り出したバランスである。

しかし、やはりこのバランスが崩れることもある。異なる種族の間に生まれる子らだ。
神族と魔族

本体が神であろうと魔であろうと、2倍の力を発揮する。本人の光の部分が暗黒面を上回る時は、慈愛の聖母となり反対の時は邪悪な魔物になってしまう。
魔族と人類

魔族の恐ろしい力と人類の優しい性質を持ち、混沌とした組み合わせとも言える。過去多くは魔力に圧倒され、凶暴な性格の持ち主になった。
神族と人類

最も神秘的な組み合わせで、神族の強力な力が人類の身体に宿ると、様々な変化をもたらすことがある。

これらの者達の一部は、真の力に覚醒すると、時として人の世に多大な影響を与えることがある。しかし、平凡な一生を送る者がほとんどだ。
結論

これらの子らは、把握するのが難しい不確定な要素なのである。今に至っても、さまざまな組み合わせがどのような新しい力を持つのか、誰もわからない…

   無名
世界樹

《世界樹》

世界の起源はすべて世界樹から始まった。上中下の三界のバランスも、世界樹にかかっている。

万物の体内には多かれ少なかれ、世界樹のエネルギーが含まれている。つまり、神族と魔族は体内の世界樹のエネルギー含量が多い生物であるといえる。
世界樹のエネルギーは決して無限ではない。それだけではなく、刻々とエネルギーを消費しているのである。

これらのエネルギーは空気のように、すべての物に対して発散されている。そして逆にあらゆる物からも、ゆるやかに吸収されている。数万年以来、このようにしてバランスが維持されてきたのだ。
しかし、純粋な世界樹のエネルギーが邪念を持った生物に汚染されて、同じ量を吸収できなくなってきている。
世界樹のエネルギーは次第に少なくなり、このような変化は三界のバランスにも影響を与えるようになった。事態をどのように改善し、この危機を乗り越えるか。全力で解明しなくてはならない。
無名
英雄の記録

《英雄の記録》

シモンド

英雄ジークフリートの父親。神族の血をひいていて、幼少のころから常人にはない能力を持っていた。

勇敢な冒険者で、数々の輝かしい功績を打ち立てた。しかし、最後は兄のファフナーに殺された。ファフナーは後に邪神ロキの部下となった。
ジークフリート

英雄シモンドの子で、叔父のレイジンに育てられた。父親の勇敢さと力を受け継いでいる。

レイジンはシモンドの遺した剣を打ち直してジークフリートに与えた。のちに彼はその剣でファフナーを倒し、父の仇をとることになる。
竜殺しの記録

《竜殺しの記録》

父親の仇

ジークフリートは幼い頃に父母を亡くし、叔父のレイジンの手で育てられた。

成人した彼は、父親の仇をとるために、叔父のレイジンが作った巨剣を手に、龍退治の旅にでることを決めた。
森での出会い

ある日、ジークフリートは森で奇妙な老人と出会った。

老人は、彼が神族の血を引いていることを告げ、[グラニー]という灰色の馬を与えた。
この老人は実は主神オーディンの化身であり、さらにこの馬は神馬だったのだ!

ジークフリートは灰色の馬にまたがり、またたくまにファフナーが棲む洞穴についた。
仇うち

三日三晩の戦いの末、ジークフリートの剣はファフナーの心臓をつらぬき、父親の仇をとることができた。
その晩、ジークフリートはファフナーの持っていた宝蔵品をたずさえて家に帰り、叔父のレイジンに知らせた。宝蔵品は長年の恩に報いるため、叔父に贈るつもりだった。
龍の心臓

レイジンは宝蔵品を受け取ることを拒否し、ファフナーの心臓を焼くのを手伝うことだけを要求した。それが良薬だと聞いていたからだ。その晩ジークフリートは龍の心臓を取り出し焼こうとした。
途中、ひとくちなめてみると突然、鳥の言葉がわかるようになったのだ!
陰謀

ジークフリートは驚きながらも鳥たちのおしゃべりに耳を傾けてみた。すると、なんと小鳥がレイジンが自分を殺す陰謀について話しているのに気がついた!
失望したジークフリートは、レイジンを殺し、一介の冒険者として生きていくことを決め、故郷を離れた。
妖狐の解析

《妖狐の解析》

千年の戦で、人類は邪悪な魔族と戦ったが、神や魔物のような力を持たない人類は多くの犠牲を出した。

しかし、そのとき妖狐一族が人類の味方につき、魔族を地上から追い払ってくれた。
人類は妖狐一族に借りができた。彼らの助けがなければ、人類は決してこの戦に勝つことはできなかったからだ。当時の城主ジェンチレイザンは妖狐一族に丁重に報いることを誓った。
妖狐の首領、タマモノマエは人類と一緒に暮らすことを望んだ。風霧の里の人々は彼らへの恩を感じ、喜んでこの願いを受け入れた。
長い長い時間が経ち、人類はだんだんと妖狐一族の力を恐れるようになってしまった。たとえ彼らが権利を奪おうと思っていなかったとしても、敵対相手を陥れる罠として政客につかわれることが多かったのだ。
タマモノマエはこのような状況を好まず、妖狐一族をつれて中層界と下層界の間に退いた。
本来妖狐一族は、女神イザナミが黄泉の国の入り口を守るために遣わせた一族である。タマモノマエは本来の場所に戻っただけと思っていた。
しかしここ数年、風霧の里では、妖狐を魔族のように忌み嫌い、滅ぼそうといった風潮が広まっていた。人類のこのような忘恩の仕業は、まったく恥ずべきことである。
妖狐研究家
創世神話1

《創世神話1》

起源

ある神界のすべての起源は、創世神話から始まる。

大神の呼びかけで、男神イザナギは女神イザナミと結ばれすべての始まりとなった。
イザナミ

ある神界の創世神で、陸地の大部分と神族の子供を産み落とした。

優しく慈愛に満ちたイザナミはしかし、その後大きな変化に見舞われることになる。
イザナギ

ある神界の創世神の1人で、強大な力を持つが、激情的な性格の持ち主だった。

妻と別れた後は、1人で多くの神族の子供を創造した。
創世神話

イザナミとイザナギが結ばれ神界を創造したが、不幸な出来事が起こった。

火の神の誕生が、イザナミを焼き殺してしまったのだ。怒ったイザナギは、生まれたばかりの火の神を斬殺したが、妻の命を救えなかった。
エピローグ

誰も予想できなかったこの悲劇が、その神界の発展に影響を与えた。

斬殺された火の神は、かけらと灰になってちらばった。この世への未練か、運命への抵抗か、それらはまだ強力な力を持っていた。
神話研究家
創世神話2

《創世神話2》

プロローグ

悲しみにくれた創世神イザナギは、愛する妻を失った苦しみに耐えられず、彼女を取り戻すべく、黄泉の国へと向かった。

黄泉の国はひっそりとした世界で、どんな生き物も、死ねば必ず来る場所である。
夫婦の再会

ついに愛する妻を探し出したイザナギは、一緒に俗世に帰ろうと頼んだ。

イザナミは夫の願いを受け入れた。が、彼女はすでに黄泉の国の食べ物を口にしていたので、この世に帰るには、黄泉の国の神の許しを得なければならなかった。
裏切り

イザナミは夫に、黄泉の国の神が帰ることを許してくれるまでは、決して自分の姿を見てはいけないと言い渡した。しかし、好奇心を抑えられず盗み見てしまった彼が見たのは、腐り始めている愛妻の姿だった。驚いたイザナギは、イザナミを捨てて入り口へと逃げ戻った。
黄泉の国の恨み

怒ったイザナミは、夫を黄泉の国の入り口まで追いかけていった。イザナギはなんと、石で入り口をふさぎ、さらに夫婦の縁を切ると告げた。
イザナミは、毎日夫の国民を千人殺すと誓うと、イザナギは毎日、千五百人誕生させると誓った。二人の神はこうして断絶した。
エピローグ

愛し合っていた夫婦が憎み合うようになってしまうとは誰も予想ができなかったことだろう!
イザナミはこのときから黄泉の国の神になり、地上のすべてを呪うことになった。しかし、夫に捨てられた悲しみを誰が理解できるだろうか?
    神話研究家
過去の栄光

《過去の栄光》

ストルサンはかつてツノの民の拠点だった。ツノの民の祖先は、研究の神ロキに助けられ、氷原の生物を打ち負かして[暴風のとりで]を建てた。

かつて[暴風のとりで]は繁栄を誇り、[システィア]以外で、二つ目の神族が許可した天界へ直航できる所である
当時ツノの民は、どこにでもいける[魔法の飛行船]を持っいた。さらに、強大な武力を持つ[竜骨船]を作り、氷原の生物の侵略を防いでいた。

氷原の生物は敗退を続け、アンゼロス山一帯まで落ち延びていった。みな、この繁栄がずっと続いていくと思っていた。
しかし、ロキの裏切りがすべてを変えた。怒った主神の怒りはツノの民にまで及んだ。審判の雷はすべての船を壊し氷原の生物はこのすきをついてとりでの門を突破した。

このような挟み撃ちにあって[暴風のとりで]は一日で崩されてしまった。
ツノの民はなすすべもなく逃げ惑い、最後には城主のカインとともに、ドロイト城のゲオルグ王国に助けを求めにきた。

カインが死んだ後、息子のカオンは遺志を受け継ぎ、残ったツノの民を治めていった。しかし最近、ツノの民の間でも何かが起きているようだ…
邪神秘聞録1

《邪神秘聞録1》

時空の女神・アリシアはまれに見る美貌をもち、神族たちの熱烈な求愛を受けていた。その美しさに、主神オーディンさえもが彼女に惹かれていたのだ。

しかし、時空の扉を守る重責を持つ彼女は、簡単には心を動かされなかった。
ラグナロクが近いことを知った神族は、おそらくオーディン、私とアリシアだけだったろう。

この秘密を共有することで、私の心は躍った。そして神族の未来のために、彼女と一緒に努力することはさらなる喜びだった。否定はできない。私も非常に彼女を愛しているのだ。
アリシアが私を受け入れてくれた瞬間は、ぼんやりしてしまい、聞き間違えたのかとさえ思った!

主神オーディンは私たちの仲を認め、私の研究が成功し、ラグナロクを解決したなら、一緒にさせてくれると約束した。幸せな未来のため、私はさらに努力したいと思ったのだ。 ロキ
邪神秘聞録2

《邪神秘聞録2》

私は主神の秘密を知ってしまった!オーディンは上層界を救うために、中層界と下層界の生き物を犠牲にするつもりなのだ!

オーディンは密かに中層界の世界樹のエネルギーを吸い取っていた。彼は、神族を救うにはこの方法しかないと私に言った。
中層界と下層界の住民は神族ほど強大ではないが、弱い種族を守るのが、我々のするべきことではないのか?

主神は彼らを捨てて神族の命を守ろうとしていた!これは決して強者のすべきことではない!
私の考えは徹底的に打ち砕かれた。神族の誇り、主神への憧れの気持ちはこのとき幻となった。

私は自分の身分や一切を忘れた。怒った私は理性をなくし、ずっと崇拝していた主神に戦いを挑んだ!

ロキ
邪神秘聞録3

《邪神秘聞録3》

私は主神オーディンに敗れた…いや、彼はもうすでに私の偉大な主神ではない! 彼は軽蔑すべき者だ!

オーディンは神族の前で私の裏切りを告発した。私は神族の身分を奪われ、下層界に落とされることになる。
私の罪は主神に背いたこと。陰謀をかくすために、事実無根の罪が私に着せられた。ひどい話だ。

後に、私は、アリシアが情状酌量をお願いしてくれていなければ、死刑になっていたことを知った。
罰を受ける日、私はみなの前でオーディンに神族の力を奪われた。アリシアもその中にいた。

あのとき初めて、強いアリシアの涙を見た…彼女の涙は残酷な刑罰より私を苦しめた。

ロキ
邪神秘聞録4

《邪神秘聞録4》

私は傷ついた心と体を引きずって、中層界のシスティアまで護送された。そこから追放の谷に行った後、下層界に向かうのだ。

尊敬していた主神に裏切られ愛する人と引き離された苦しみに、私の心はなにも感じなくなってしまっていた。あの少女は、そんな時に私の前に現れた…。
神族の私はそんなに簡単に人類の少女に惹かれはしない。まして、彼女の美しさはアリシアの十分の一にも及ばないものだった。だが、彼女は特別な少女だった。

高貴でもなく特別に美しいわけでもなかったが、強い心を持っていた。なにも力を持っていなかったが、口にする一言一言が人の心を動かした。
彼女はいつも、世界には本当の弱者はいない、力があるだけでは強者ではないからだ、と思っていた。

彼女の独特な性格は、人類をあざ笑っていた私を次第にひきつけていった…。

ロキ
邪神秘聞録5

《邪神秘聞録5》

私は彼女を、ただの人類の少女を愛するようになった。神族として、思いもよらなかったことだ!

カレートは私たちに残された時間が多くはないとよく知っていたが、残酷な現実がやってくるまで、やさしく私の愛を受け入れてくれた…。
別れの日、私は下層界の関所まで連れられていった。

私は護送の兵士に、別れの時間をくれるように懇願した。が、神族の兵士は無情にも私の願いを拒んだ。
カレートは涙を見せず、静かに私が離れていくのを見ていた。私は彼女を見つめ、彼女の面影を脳裏に焼き付けようとした…。

これが今生の別れだと知っていたからだ。生き別れと死別のこの苦しみは、かつて神族だった私にとって初めて経験した感情だった。
それ以来、彼女に会うことはなかった。人類の命は弱く短い。彼女はすでに死んでいるのかもしれない…。

それでもいい。すくなくとも彼女は邪神にされた私を見る事はないのだ。以前と違う醜悪な私を…。

ロキ
邪神秘聞録6

《邪神秘聞録6》

長い時がすぎ、下層界の邪悪な空気が私の心に影響を及ぼした。だが私は、本来の自分を守ることを試み、力を取り戻して上層界に戻ることを期待した。しかし、アリシアの死の報せが私の夢を打ち砕いた。彼女の命を奪ったのは主神オーディンだった!私のすべてを奪っただけでなく、罪のない彼女に手を下し…。私は絶対に彼を許さない!
復讐を!偽りの主神に復讐を!私と同じように彼の全てを奪うのだ!

その前に私には力が必要だ。神族に十分に対抗できる力が!
私はだまされて囚われているフェンリルを解き放った。フェンリルは同じように神族を恨んでいる魔狼で、その神族の悩みの種であった。大半の力を失ってはいても、私はガーディアンを打ち負かすことができた。
私と魔狼は契約を交わした。彼が永い眠りから覚める前に力を尽くし、神族の世界をおびやかすのだ!
ハハハ!私の思うツボだ!オーディンのゆがんだ顔さえ見られれば、自分の魂を売ることさえいとわない!

だがその前に、私はアリシアの子供を捜さねばならない。すべては、母の悲しい運命を受け継いだその子にかかっている…。

        ロキ
許仙の日記1

《許仙の日記1》

X月X日

今日も晴れ。店の帳簿をつけるつもりだったが、こんないい天気だし、外に出て新鮮な薬草を摘みに行こうと思う。
結果は、珍しい薬草を見つけられたし、新種も見つけられた。これらの薬草でもっと多くの人を救うことができると思うと、気分がよかった。
帰る途中、美しい湖畔にさしかかった。夕日を見たいと思っていたのだが、突然小雨が降ってきた。運良く傘を持っていた。そうでもなければ、ずぶぬれになっていたことだろう。

すると湖畔の木の下に2人の娘が雨宿りしていた。娘さん達が濡れるのを見るにしのびず、助けることにした。
声をかけると、娘たちは顔を上げた。その瞬間、私は動けなくなってしまった!娘があまりに美しかったからだ。

白い服の娘はハクソテイといい、青い服の娘はシャオチンといった。近くの親戚を訪ねてきたそうだ。私の視線は白い服の娘から離れなくなってしまった。こんなに美しい娘を見たことがなかった。
許仙の日記2

《許仙の日記2》

X月X日

湖畔で出会い、私は白い服の娘の面影を忘れられなくなっていた。だが、見ず知らずの私たちの再会は天に昇るより難しいはずだった。
奇跡が起きた。白い服の娘が私の薬屋にやってきたのだ!彼女は父母を不慮の事故で亡くして、親戚を頼ってきたというのだ。
X月X日

白い服の娘は、私の思ったとおり、美しいだけでなく、性格も良かった。彼女は、私の薬屋を手伝ってくれて、お客にもとても親切に接した。

私と白い服の娘はどんどん親しくなっていった。私は、こんなに賢い妻をもらえたら、一生後悔しないと思った。
X月X日

今の私は世界で一番幸せだ!白い服の娘が私のプロポーズを受けてくれたのだ!

優しい彼女と結ばれることを思うと、興奮して眠れそうにない!こんな賢い妻となら、私の薬屋もこれから繁盛するにちがいない。
ミーミルの泉

《ミーミルの泉》

ミーミルの泉は知識の泉とも呼ばれ、一口泉の水を飲むだけで、膨大な知識を得られるという。

全知全能の主神になるために、オーディンは泉を管理している私に、泉の水を取る資格がほしいと頼んできた。
私は泉の神の意志を伝え、オーディンに、知識を得る代償として片目をささげるように要求した。

偉大な主神は二日迷ったあと、ついに要求に応じた。
そこで私の立会いの下、主神は片目を捧げ、知識の泉の水を飲んだ。

残念なのは、彼は過去と現在の知識を得たが、未来を見る事はできなかったことだ。

ミール
魔狼と戦神

《魔狼と戦神》

魔狼フェンリルはもとは研究の神ロキの作り出したものだった。だが、フェンリルの力の強さは驚くべきものだった。

主神オーディンは、魔狼が上層界に災難をもたらすことを恐れ、追放することにした。
だが、すべての神の力を集めても、魔狼には勝てなかった。

そこで主神オーディンは、ロキに魔法の鎖を作ることを命じた。鎖につながれてしまえば、魔狼であろうと屈服すると思ったのだ。
しかし、問題はどうやって魔狼を罠にかけるかだった。神々がどんな風に挑発しても、魔狼は動かなかった。

だがついに、魔狼は鎖につながれてみることに同意した。条件は、神の一人が腕を彼の口の中にいれることだった。
神々は顔を見合わせたが、誰も名乗り出なかった。せっかちな戦神のテュールが、待ちきれず、自分の手を魔狼の口に突っ込んだ。

魔法の鎖は魔狼を封じ込めるのに成功し、神々は喜んだ。怒った魔狼が、戦神の腕をかみきった…。
みこの予言

《巫女の予言》

予言その一

これからすぐに、上層界には冬が訪れるのだ。その時には太陽の光は失われ、八方から吹雪が吹き荒れる。

災難はそれだけでなく、全世界が動乱に巻き込まれ、上層界でも恐怖の戦争が始まる。
予言その二

復讐のため邪神は運命の子を連れてきた。世界樹の命は猛火に飲み込まれ、邪悪な魔狼が偉大な主神を飲み込む。それすなわちラグナロク。

…第二の運命の子の存在がすべてのカギだ。

クロワ
桜華哀歌

《桜華哀歌》

火の神の灰を持った人類は、火の神の力を使って風霧の里を創造した。

火の神の灰は風霧の里の城主に代々受け継がれ、それを持っていれば魔族の侵略を防げた。
しかし魔族はこのような状態に満足しておらず、城主夫人の花風院桜を操って、火の神の灰を奪わせようとした。

花風院桜は首尾よく火の神の灰を盗み出した。だが、魔族に渡す前に、灰の強大な力に圧倒され、恐ろしいモンスターに変わってしまった!
城主のジェンチレイザンが駆けつけた時、モンスター・花風院桜は手が付けられず、城主として討伐する命令をしなければならなかった。

だが誰も人望に厚い花風院桜に手を出すものはいなかった。追撃隊がモンスターに絶滅されそうな瞬間!
そのときに、花風院桜は自らの意識を取り戻し、愛する人を傷つけないよう、自ら命を断ったのだった。

悲しみにくれたジェンチレイザンは後に、桜の樹のそばに神社を建て花風院桜の霊を弔った。これが桜華神社の由来である。

神話研究家
梅夫の予言

《梅夫の予言》

予言その一

ドラゴン退治の試練をくぐり抜けた勇敢なファイターがやってくる。火の試練に挑戦。

天界の武神を打ち負かし、黄金の腕輪を手にしたものは、ゲオルグ王国の継承者になる。
予言その二

黄金の腕輪の呪いは、英雄や神族であっても抗えない。

無数の光が散らばった後、真相を知ったあとの苦しみは、悲劇に変って襲ってくる…。
勇者

神族と人類が結ばれて出来た子供、体中に偉大な神の血をひいている。彼は邪悪な黒龍と悪辣な陰謀に打ち勝ち、本当の[勇者]になるだろう。

本当の勇者だけが火の試練に耐え、勇敢な武神を打ち負かし、黄金の腕輪の証明を得られる。
黄金の腕輪

勇敢な武神が自分を負かした勇者に与える象徴。神族のアイテムなので、呪いがかけられている…。

その呪いとは、[それをつけたものは、最後は死にいたるだろう]

梅夫
光の死

《光の死》

オーディンの子バルドルが生まれた時、全身に光をたたえていたので、光の子とも呼ばれている。性格はおとなしく、人の気持ちを理解し、上層界のグロリアスと呼ぶにふさわしかった。

バルドルはうまれつき予言能力があった。夢の中で見たものが本当になるのだという。
連日の悪夢、バルドルは自分の死と上層界の崩壊を見てしまった。

オーディンの妻フリッグは子供の安否を憂い、イドゥナ女神に世話を頼み、さらに世界万物のものに、バルドルを傷つけないように誓わせた。こうしてバルドルは不死の身になった。
だが、この誓いにもれたものがあった。それは樹寄生だった。樹寄生は植物の一種で、殺傷能力はまったくなく、女神フリッグも誓いを立てるようにはいわなかった。

この小さな植物が、後に光の子の命を奪う凶器になろうとは、だれが想像できただろう…。
百大冒険家

《百大冒険家》

100人目

レディシア、14歳。南方の名もなき小さな町で生まれた若い冒険者。仕事の経験はまだ浅いが、誰にも負けない情熱がある。

本人は早く他人に認められるよう努力をしている。期待できる新人である。
47人目

バモール。20歳。実力のある冒険者。得意な武器はブレード。人を守る仕事がもっとも得意。

最近、仕事中に怪我をして、しばらく冒険を休んでいる。
1人目

GM、15歳。この大陸で一番有名な冒険者。若いが各種の功績をたてている。

システィアの毒水危機をすくい、風霧の里の対立を調停し、ツノの民の争いを助け、上層界で奇跡を起こした。
エピローグ

この伝説の冒険者はどこから来てどこに向かうのかは、各地で熱烈な議論を呼んでいる話題だ。

我々は引き続き、彼の行動を追っていこう。冒険好きの皆さん、後編に乞うご期待…。

(誰が書いたのだろうか?)
王室からの布告1

《王室からの布告1》

賢者梅夫の予言により、ゲオルグ王国の次の王は、火の試練に耐え、勇敢な式神を打ち負かし、至上の黄金の腕輪を得なくてはならなくなった。
ジョージ王室は、黄金の腕輪を国王のもとに持ってきた勇者がグドルン姫のフィアンセになり、王位継承者になれるとおふれをだした。

 国王・ヨセフ
封神台の歴史

《封神台の歴史》

封神台

コンロン境の仙人たちが作ったもので、道を踏み外したものや堕落した仙人を閉じ込める場所であり、この神界の監獄でもある。

心に邪念のある仙人、または罪を犯した妖怪のすべてが、つかまった後ここに封印され逃れることはできない。
地理環境

封神台のあるところは高い場所で四方を濃い霧に覆われ、神秘的な雰囲気に満ちている

木火土金水5つの封印石柱が空中に浮かんでいて、簡単には破壊できない。
現状

封神台は、もともとホウライの仙人達とコンロンの仙人達の唯一の道だった。今は孫悟空が一部の封印を破壊したのでその役目は失っている。

そこで、どのようにこの通路を修復するかが、仙人達のまっさきの課題になっている。
ツノの民の日記

《ツノの民の日記》

それはとても美しい少女だ。金色の髪を風になびかせ、瞳はまっすぐに遠くを見つめ、表情にはすこし悲しみをたたえていて、どこかかわいそうに思わせる。
この少女はここでいったい何をしているのか?好奇心を抑えきれず、私はあいさつをして、聞いてみた。
少女は、とても大切な人を待っている、と答えた。
恋人かい?と私の質問を聞いたとたん、少女はうつむいてしまった。少しして、彼女はついに顔を上げて私を見た。

美しい顔にはくっきりと涙の跡があった。少女は静かに話した。「私が待っているのは私を助けられる人。…そして私を倒すことができる唯一の人」
私は今までこんなに悲しい表情をみたことがないし、こんなに美しい涙をみたこともない。

彼女はたぶん女神だろう。

パット
時空の扉

《時空の扉》

主神オーディンも誰が時空の扉を作ったのかをしらない。その扉は時空を超える能力を持っている。

この門扉は時空の女神に守られてきた。誰も自由には使えず、ふさわしい資格を持った者だけに開け放たれる。
しかし、その資格とはなんだろう?扉を開け過去や未来に行くなど、人にはもとより、神や魔物でも不可能だ。

もっと驚いたことに、時空の女神でさえ自由に扉を開けることはできないのだ。
もしこの扉を通りたい者がいたなら、3種族のエナジーを超えたものを持つ者でなければならない。

しかし、私がこの門の秘密をとくことができたならば、私たちにとっては大きな助けになるにちがいない。

ヘイムダル
王室からの布告2

《王室からの布告2》

長い間待って、ようやく英雄が黄金の腕輪を手に入れた。私、ヨセフはここに宣言する。勇者ジークフリートは今日から、グドルンのフィアンセである。

ゲオルグ王室は吉日を選び、盛大な婚礼を催すことにし、民衆の参加も歓迎する。

 国王・ヨセフ
ぼろぼろの日記

《ぼろぼろの日記》

この任務を引き受けたときから、覚悟していたわ。愛していない人をだまし、結婚しなければならないと。

この人生に選択肢はない。生まれた時から、私の命は私のものではないから。私は操り人形にすぎない。自分の意思など許されない…。
私は犯人を護送している集団に、目標の男を見つけた。それは、憂鬱な目をした男の人だった。

目標の男は無気力な状態で、この機に乗じてとり入るのは難しくないわ。どうやって私を愛させるか、それは繰り返し学んだことだから。
毎日、自分の役を演じ、彼の悩みを聞き、慰める。けれどある日、ついに私はこらえきれずに彼をののしった。
自分の無力さに腹が立ったのかもしれない。同じことが、彼の身に起こるのを、見たくなかっただけかもしれない。彼をののしり、自分で自分をののしっても、自分の力で立ち上がらなければチャンスは永遠に来ない。
私、どうしてしまったのかしら? こんなことをしたら嫌われてしまう。

幸い彼はこのことで私をきらったりしなかった。逆に新しい目で私を見たわ。そして特別な女性だと言った。
私の役目はもうすぐに終わると思った。ここまで考えて、どうしてか胸が苦しくなってきたわ。

すこし怖い…私は本当に彼を愛してしまったのかしら? 彼に抱かれる温かさは、今まで経験したことのない感覚だった。こんなに安心でやすらかなものなの…。
私は子供ができたことに気づいたわ。そしてこれは任務の終わりを意味している。私は彼と別れて、子供も連れて行かれ、また次の実験台にされてしまう…。

同時に、もうひとつ恐ろしいことに気づいてしまったの。
彼があの研究の神だったなんて!私は悟ったわ。どうして私がここに遣わされたかを。なんて恐ろしい陰謀なの! 私たちは結ばれてはいけない運命だった…。
私はずっとこの秘密を彼に打ち明けなかった。彼が離れていくのを見ながら、私は決心したの。私は絶対に私たち2人の子供に実験台の様な、つらい人生を送らせはしない。
私はこの束縛から逃れねばならない。自分の力で束縛を破りたい!

自分の子供の未来を開くために、命を懸けても惜しくはないわ。
追っ手の足音がだんだん近づいてくる。ここで死ぬのかもしれない。そうだとしても、私はあきらめない!

子供を竹の籠にいれて河に流した。こうすれば、彼らは私たちの子供を捜しだせはしないわ。
河の向こうはシスティアの村。あそこは人情に満ちた村だから、私の子供を受け止めてくれるでしょう。

将来もしも困難にあったとしても、この子には現実に直面する勇気と運命の束縛から抜け出す力があると信じているわ…。
諸仙録

《諸仙録》

天地創造

バンコが目覚めて、ジョカが人類を創造し王母などの神々を産み落とした。

後にジョカがホウライ島にとどまり、神界天地を守ることになる。王母は神々を率いてコンロン境に来て、ジョカが創った人々が王朝を立てるのを助けた。
ホウライの神々

人類を創ったジョカと神々はホウライの神々と呼ばれた。ごく小数の人類はこれら神々の存在を知っていた。

主な原因は、ジョカが人類を助ける任務を王母に渡したことだ。人類が崇拝する対象はほとんどコンロン諸仙だ。
コンロン諸仙

王母と神々はコンロン諸仙と呼ばれ、人々の崇拝の対象となっていった。

これらの神々は、時おり人の姿に化けては、世界中を歩いていた。善を行い悪をくじくその行動は、人々に大変尊敬された。
村人の日記

《村人の日記》

X月X日

村長によると、満月の日の夕方から月がのぼるまでの間、西の天女湖に美しい娘たちが水遊びをしに現れるらしい。

一度そんな光景を見てみたいものだ!今度牛たちにそこの水を飲ませに行こう。
X月X日

本当に信じられない。水遊びをしていた娘たちは、下界に降りてきた仙女のようだ…中でもあのとびきり美しい娘に心を奪われてしまった。
あの娘たちは夕日が沈むと岸辺に置いた透明の羽衣を身につけ消えてしまった…彼女たちはやはり天に住む仙女だったのだ。
X月X日

あの仙女たちをのぞきに行くのは2回目だ。私の好きなあの娘はやはり美しい、もう目がクギづけだ。

彼女を留まらせる方法があればいいのになあ。そうだ!羽衣!羽衣を隠せば彼女は帰れなくなるのでは?
封神演義

《封神演義》

起源

商朝の紂王は美女に溺れ、ジョカの肖像画の横に軽薄な落書きまでした。

ジョカは怒り、キツネの精、ビワの精、キジの精に商朝を滅ぼすよう命じた。
封神計画

仙界を建てなおすため、まだ仙人になっていない仙人や妖怪たちを人間界から新たな神界に入れなければならない。これがすなわち封神計画である。

実行者姜子牙(呂尚)は後に、周の武王の宰相太公望として、紂王の打倒と封神計画を同時に進めた。
結末

非常に大きな犠牲と長い時間を費やして、紂王は打倒され、続いて新たな王朝が成立した。

一方、キツネの精の三姉妹は[むやみな殺生をしてはならない]という命令に背いたため、ジョカに捕まり、太公望に引き渡されて斬罪に処された。
孫悟空

《孫悟空》

孫悟空はもともと花果山のサルの王に過ぎなかったが、長い修行を経て、神通力を持つようになった。

[美猿王]と呼ばれた孫悟空は至る所で騒ぎを起こすとともに、自分の能力は天のすべての神仙に十分匹敵すると思っていた。
ついに、天狗になった孫悟空は釈迦如来に挑戦したが、あえなく惨敗した。

彼を罰するため、釈迦は孫悟空を五行山の下に抑えつけた。こうして数百年が過ぎた。
三蔵法師が西に経典を取りに行くのを助けるため、天の神々は孫悟空孫悟空を派遣することを決めた。

孫悟空は三蔵法師を守るという任務を無事に完了すれば、その手柄で罪の償いをする機会を得て、天の神仙になれることとなった。
ジョウガ奔月

《ジョウガ奔月》

9つの遊び好きな太陽が原因で、人間界に災難がもたらされが、英雄ゲイが太陽を弓矢で射落としたことで、問題は解決した。

ゲイは[太陽を射落とした英雄]と呼ばれ、人々から敬愛され、その地域の統治者になった。
ゲイはやさしく美しいジョウガを妻に迎えた。その後、長い時間が経ち、ゲイは次第に変わっていった。

ゲイは専制的な統治者となり、人々は非常に苦しんだ。善良なジョウガは何度も夫に忠告したが、彼を変えることはできなかった。
ゲイは不老長寿を渇望するようになり、南極仙翁の所から不老長寿の薬を得て、ジョウガと一緒に飲もうとした。

ジョウガはゲイが不老不死の暴君となることを恐れ、ゲイを酔わせた後に、すべての不老長寿の薬を自分で飲み干してしまった。
薬を飲み干した後、ジョウガの体はどんどん軽くなり、ついに空へ飛んで行ってしまった。

最後に、ジョウガは月に降り立ち、二度と人間界に戻ることはなかった。
アーサー王の伝説

《アーサー王の伝説》

アーサーは幼い頃に父母を失い、アイク公爵に育てられた。彼が17歳の年に、キャメロットの指導者が病死し、国内は王位争奪の内戦に陥った。

賢者マーリンの登場で、内戦は一時落ち着いた。彼は神の意向をもって、エクスカリバーの台座を呼び覚まし、剣を抜ける者に即位させるよう求めた。
それからというもの、剣を抜こうとする者が、毎日やってきた。選抜のため、国の大臣ガナンスは武道大会を行う事にした。

アーサーは養父と義兄ケイとともに、聖剣の丘へやって来た。ただ、アーサーはケイが武道大会に参加するのに付き合うだけのつもりだった。
しかし、ケイは持参した剣をうっかり折ってしまった。
アーサーは兄を助けるため、何も考えず近くにあったエクスカリバーを抜き、ケイに渡した。

後日、17歳の若い国王の即位に反対して別の内乱が起きたが、民衆に支えられ、アーサーはついに若く勇敢で英明な指導者になった。
ジョージ国王伝

《ジョージ国王伝》

ジョージはもともと某国の国王の私生児だった。
生活は貧困で、せっぱつまって人々に追われる泥棒へとなってしまった。

国王が危篤の時、ついに彼の身分が公になり、当然のなりゆきで正統的な王位継承者となった。
ジョージは国王になると、まじめに国家を治め、有名な賢君となった。

だが、ジョージの愛する妃が不治の病にかかってから、すべてが変わってしまった。
何をもってしても王妃の病を治す事はできなかったが、国王は懸命に、各地に埋蔵された宝の噂を頼りに、それらを探す事に全国民を投入した。目的は万病を治せる「聖杯」だ。

そして、国王はついに「聖杯」の眠る場所を探しあてた。彼は大軍を引き連れて、威勢よく出発した…。
それ以降、ジョージ国王とその部下を見た者はいない。
円卓の騎士

《円卓の騎士》

アーサー王に仕える事が目的の「円卓の騎士団」に入団するためには、武芸と人格テストをクリアし、アーサー王が認める事で正式に入団できる。

団長のほか、その下には3つの小隊がある。各小隊の隊長はそれぞれ5~10人の団員を統率している。
団長ランスロットは、エクスカリバーを抜いたアーサー王と互角に戦える唯一の強者で、王の最も信頼する友人でもある。

性格は冷静かつ慎重で、普段は国王と皇后の安全を守っている。また、キャメロットに住む女性たちの憧れの的となっている。
彼の下の3人の小隊長は、それぞれトリスタン、ガウェイン、ケイである。

トリスタンは厳格な性格で、ガウェインは温和な紳士、ケイは熱血漢である。この4人に率いられ、円卓の騎士はきっと最高の高みにまで達するだろう。
戦争命令

《戦争命令》

青い魔女ディラに命ずる。

以下のターゲットを確保しろ。名前は「マーリン」、「ニーナ」、「クラリス」。

以下のターゲットを始末せよ。名前は「アーサー王」、「ガナンス」。
目下キャメロット内での連絡地点は修道院、責任者は修道院長マリーである。

必要なら、連絡しろ。
(ここは破かれており、読み取れない)
設備を使い、まずは能力を研究する。ただしすべて秘密で行うこと。
最優先事項を追加する。

冒険者「GM」を可能な限り生け捕りにしろ。生け捕りが難しい場合は、始末して死体を回収せよ。

また、円卓の騎士の「ランスロット」はやっかいな人物だ。何とかして始末するか、手段を講じて追い払わねばならない。
女参謀の解析

《女参謀の解析》

女参謀-ニーナは今年17歳。修道院での経歴以外、すべてが謎に包まれている少女である。

アーサーが即位する前の内乱で、彼はニーナの知恵により王位を虎視眈々と狙う他のライバルを撃退した。アーサー王誕生の第一の功労者である。
アーサー王の即位を補佐してから、円卓の騎士を結成する事を進言し、更に賢者マーリンに推されて、円卓の騎士の参謀となった。

性格は大らかだが気まぐれで、親しくない人にはあまり話さないが、親しい人にはとても親切である。賢く老練した知恵を持ち、円卓の騎士には尊重されている。
また、見かけによらず剣術に優れ、強者ランスロットと数十回戦っても負けない、驚きの成績を持つ。

かつての戦争孤児は、今やアーサーの力強い補佐である。彼女のすばらしい実績は、キャメロットでずっと語り継がれていく。
オシリスの死

《オシリスの死》

賢明なるファラオのオシリスはある日、弟セトの招待で、珍しい金の箱を見に行った。そこでセトは、この金の箱にぴったり入る事ができた者に、この箱を譲ると言った。

オシリスは何の疑いもなく箱に身を横たえた。
その途端、箱に鍵がかけられ、箱は火の海に包まれた。
彼の妻イシスは何とか隣国に難を逃れた。
そして老木と一体化していたオシリスの遺体を手に入れ、ラーの力を借りて彼を蘇らせた。

その後、二人はひっそりと平和な日々を送り、ホルスという息子に恵まれた。
ところがセトは再びオシリスを亡き者とし、遺体を14に切り刻んで各地にばら撒いた。

イシスは妹ネフェソスの助けを得て、数年かけて14の遺体を集め、オシリスを再び復活させた。
しかし、オシリスはセトと人間に失望し、二度と人間界に戻るつもりはなかった。

そして息子に全てを託し、ラー思し召しにより、冥界の新たな王となった。
でたらめな判決

《でたらめな判決》

大法官カラカシュは、コックが焼いているローストチキンが食べたいがために、コックに降りかかる難題を全て解決してやると約束した。

その後、ローストチキンの注文者がコックに尋ねると、コックは「焼いている途中で飛んで逃げた」と答えた。怒った注文者は、コックを殴った。
コックは地面の石を拾って反撃したが、傍で昼寝をしていた人の頭に当たり、死なせてしまった。その家族は怒ってコックに襲いかかった。

反撃したコックの拳は、運悪く通りがかりの妊婦に当たり、妊婦は流産してしまった。妊婦の夫は怒ってコックに襲いかかった。
彼から逃げるため、コックは建物から飛び降りたが、通りがかりの人を押し潰してしまった。その弟は怒ってコックに襲いかかった。

最後に、コックは逃げる途中で、運悪くラクダの尻尾を引きちぎってしまった。
そして、カラカシュは次のような判決を下した。

ローストチキンの注文者はラーが死んだ鳥を蘇らせ、逃がした事を信じないのだな。よって60叩きの刑に処す。

石に当たる前に死んでいたのかもしれないのに、証拠もなくコックを殴った者は60叩きの刑に処す。
妊婦が流産したのは、夫が妊婦を守らなかったからである。よって夫を60叩きの刑に処す。

押し潰された者の弟は、同じようにコックを押し潰せという法官の判決に従わなかった。よって60叩きの刑に処す。
最後にラクダの飼い主が、ラクダが何故尻尾を失ったのかと問われた。
ラクダの飼い主は弁償してもらうつもりだったが、これらの一連の判決に失望していた。

そして、飼い主は偉大なる大法官にこう答えた。
「大法官様、私のラクダは生まれつき尻尾がないんです!」
悪魔との賭け

《悪魔との賭け》

これは、悪魔リブリスとの賭けをした老婆と、賭けの対象になったで雑貨屋夫婦の話である。
悪魔と賭けを余儀なくされた老婆は、雑貨屋で一枚の布を買った。
そして雑貨商人に、この布は人妻を愛してしまった息子が贈り物にする為に使うのだと告げた。

店を出る前、老婆は布に焼け穴を開けた。雑貨商人は親切にも交換を申し出たが、老婆は大丈夫と言って去った。
その後老婆は雑貨商人の家を訪ね、妻に水をもらった。
そして布を置き忘れたフリをして帰った。

そして雑貨商人が帰宅して目にしたのは、焼け穴のある布だった。
老婆の息子の愛する人妻とは自分の妻の事だと誤解し、二人は喧嘩になった。
悪魔は大笑いしながら老婆のやり口を褒めた。

「だが、二人を仲直りさせる事はできまい?」

「そうかねぇ?まぁ、見てなさい」
老婆は胸を張って答えた。
彼女は再び雑貨屋を訪ね、雑貨商人の家にうっかり布を置き忘れた事を告げ、妻の優しさと親切を褒め上げた。

雑貨商人はそれを聞き、笑顔で家に帰り、妻に詫びた。
そして二人はまたいつもの仲睦まじい夫婦に戻った。
それを見た老婆は得意げに悪魔に言った。
「どうだい?年寄りだからってなめちゃいけないよ!」

言葉も出ない悪魔は、鼻をこすりながら老婆に負けを認めた。
運命に弄ばれた予言者

《運命に弄ばれた予言者》

これは、遠い昔の話。
運命に弄ばれた、不幸な預言者の話である。
ある日、ファラオの一番の宝である黄金の箱が強盗に盗まれた。
ファラオは、黄金の箱を取り戻した者には褒美を取らせると、国中に勅命を下した。
しかし、一週間経過しても誰も見つけ出す事ができず、国中の警備が厳しくなるばかりだった。
黄金の箱を盗んだ40人の強盗達は、これ以上警備が厳しくなる事を恐れ、夜逃げを決意した。
同時刻、貧者ラマタンは神に祈りを捧げていた。

彼は祈りを捧げる時、一章読み終えるごとに石を1個投げていた。
石を40個投げた時、強盗が彼の家の前を通った。そして聞こえた「40」という言葉に、強盗達は自分達が見つかったと誤解し、ラマタンに黄金の箱を渡して逃げ去った。
ラマタンは黄金の箱を取り戻した事により、ファラオの寵愛を受け、充実した日々を送るようになった。

ところが、ある日悪魔が彼の耳元で笑いながら、彼の幸せな日々の終わりを告げた。
ラマタンは王宮から逃げようと、気が狂ったフリをしてファラオの浴室に飛び込み、ファラオを浴室から引きずり出そうとした。
その時、浴室の壁と天井が崩れ落ちた。結果、彼はファラオの命の恩人となった。

この事により、ファラオは更に彼を重用したが、ラマタンは一抹の不安を感じていた。
後日、ファラオの娘の嫁入りに伴う宴会の場でも、ラマタンはファラオや衆人から尊敬を集めていた。
しかし宴会場から立ち去る時に彼は王妃と目が合った。それに気付いたファラオは二人の仲を誤解し、怒りに任せて彼を串刺しにした。
最期にラマタンはこう呟いて息を引き取った。

「運命よ……汝には誰も抗えぬものか?」
イゴールのノート1

《イゴールのノート1》

「魂石」とは?

遥か昔の事。
神族は強大な魂の力を1粒の小さな石に封じ、何も知らない人類に授けました。

人類はこの石に宿る強大な魂の力に気付くと、何とかしてその力の謎を解き明かそうとしました…。
そしてついに、操る事のできない力が石に隠されている事を突き止めました。

その隠された魂の力は、元の能力の属性や力を変えてしまうものだったのです。
「魂石」を装備するには?

「魂石」を手に入れたら、バッグを開き「魂石」を左ダブルクリックすると装備できます。

注意:能力が足りず、魂の力を操れない場合や、職業の属性が合わない場合は、装備できませんよ!
「霊魂の結界」とは?

魂の力を解き放つ第一段階の証明となります。

職業に応じて、様々な新しい力を手に入れることができます。

霊魂の結界は、使う度にディレイが生じ、ディレイが終わるまでは再び使うことはできません。
「霊魂の結界」を張るには?

「霊魂の結界」のディレイが終わってから、結界の十字架をクリックすると、霊魂の結界の効果が発動します。

ディレイ中は、十字架に残りディレイが表示されます。
職業ごとに「霊魂の結界」の能力があり、結界の持続時間や能力、ディレイは職業によって異なります。

まだまだ多くの能力が未開発のまま残っています…。

【ソウルマスター】
イゴール
スモージのノート

《スモージのノート》

「霊魂の共鳴技」とは?

誰もが二つの異なる職業を持っておる。二つの職業の力は互いに呼応し、新たな力を次第に形作っていく。
「霊魂の共鳴技」は、完全に異なる力じゃ。異なるというのは、その力は自身のどの職業の元の能力とも異なるという事。そして、同時にどの職業の力にも存在するのじゃ。

能力としては大きな違いが生まれるが、完璧な相補関係が築かれる。
「霊魂の共鳴技」について

二種類の異なる属性の力を組み合わせる方法を学べば、自然と「霊魂の共鳴技」が身につくのじゃ。

その力は同時に異なる職業に存在し、職業に応じて異なる能力を持つ。但しこの場合の共鳴技は、部分的な力しか発揮できん…。
霊魂の共鳴技の力は強大で操りにくい。力を最大限に発揮するには、「霊魂の結界」を張って力を誘発させねばならん。
霊魂の結界を張ると、元の共鳴技の威力を遥かに凌ぐ力を感じるじゃろう。

また、共鳴技の力は霊魂の結界のディレイとともに、次第に弱まっていく。
霊魂の結界のディレイが終わってからでないと、再び使う事はできんぞ。

【ソウルマスター】
スモージ
アイビーのノート

《アイビーのノート》

霊魂の共鳴技・寂

異なる「魂石」を組み合わせて、自身の属性や能力を変える方法です。
魂石にはそれぞれ対応する属性が宿っており、異なる属性の魂石を正しく組み合わせると、それに応じた効果が生じます。

魂石を組み合わせる際に、魂石同士のエネルギーのやり取りを見て、ふさわしい組み合わせを判断します。
そうすることで、正しく能力を変える事のできる魂の力が引き出されるのです。

霊魂の結界を張ると、正しい魂石の組み合わせからも相応の効果が自動的に生じ、元のスキルの威力や属性などに変化を加えます。
残念ながら、この力は自由に操れるものではなく、霊魂の結界を張っている「短時間」のうちに力を支配するしかありません。

様々な魂石の組み合わせや属性は、今も謎に包まれています…。魂石を集めてながら、色々な組み合わせを試して謎を解いてください。
ひょっとすると、神族ですら知らない力を秘めたものも、あるかもしれませんよ…。

【ソウルマスター】
アイビー
イゴールのノート2

《イゴールのノート2》

霊魂の共鳴技・滅

異なる「魂石」を組み合わせて、自身の属性や能力を変える方法です。
使用する魂石の数を増やせば、そこから生じるエネルギーのやり取りも強烈なものになります。

しかし残念ながら、異なる属性の魂石を正しく組み合わせなければ、強大な力は手に入りません。
現在手に入れた魂石ではまだ全然足らない…様々な属性の組み合わせは、大きな難題です。集めながら、色々な組み合わせを試して秘密を解くしかないですね。

でもこの調子でいけば、全ての謎が解き明かされる日が来るかもしれません!

【ソウルマスター】
イゴール
ハヴィーのノート

《ハヴィーのノート》

霊魂の共鳴技・魂

肉体の限界まで耐えながら、魂の力を操るのだ。

同時に多くの魂石を組み合わせて引き出した力は、あまりにも強大な両刃の剣だ。
これ以上極めたら、神ですら耐えられない力となるだろう…。

【ソウルマスター】
ハヴィー
ジャレッドの秘伝書

《ジャレッドの秘伝書》

法則の解析:

「装備の解析」を開き、属性エネルギーを再転化させたい装備を置く。

注意:盾は転化できない。
再転化する装備を確認したら、置いた装備はすぐに不安定なエネルギーへと再転化される。

注意:ここで画面を閉じてしまった場合、法則は入手できず、装備のみ消失する。
続いて、16に分割された装備の部位を1つ選ぶと、一定の確率でそのエネルギーは凝縮され、新しいアイテム「法則の書」となる。

それにはどんな属性のエネルギーが宿るのか、まだ詳しくは分からない。
なお、1つの装備につき「装備の解析」をするチャンスは3回。全て失敗すると、エネルギーは消えてしまう。
こうなると、装備も失い、法則の書も手に入れられないという事になる。
慎重に選ぶように!
法則の書を手に入れ、その属性エネルギーの扱い方を身につけたら、ソウルメイトを通じてそのエネルギーを別の装備に覚醒させる事ができる。

詳しい方法は、ソウルメイト管理人ミネに教わってくれ!
この技術はまだ未知な部分が多く、試行錯誤を繰り返して情報を集めていくしかない。

ジャレッド著
ミネの研究日誌

《ミネの研究日誌》

装備覚醒:

装備覚醒を行う前に、まず装備を解析して「法則の書」というものを用意する。

その詳しい方法は、今のところジャレッドしか知らない。
法則の書は、手に入れただけでは意味がない。アイテムを右クリックし、法則の内容を習得する必要がある。

その後、「装備覚醒」を代行するソウルメイトが、法則の書に記載されていた属性エネルギーを、別の装備に覚醒させる。
しかし、覚醒の過程で、まだ習得していないエネルギーが生じると、装備覚醒は失敗する。
これについては、色々な法則の書を手に入れ、できるだけ多くのエネルギーを習得し、成功率を上げるしかない。
今のところ、装備覚醒はソウルメイトだけが行える。
装備覚醒を行うと、ソウルメイトは体力を大量に消耗するため、ソウルメイトが一定時間休んでからでないと、次の装備覚醒を行うことはできない。

ジャレッドに借りて実験した装備は、失敗してもそのまま残った。良かった、彼に恨まれるところだった!
装備覚醒はソウルメイトにとって苦労の多いものだ。
なお、複数のソウルメイトに装備覚醒を行わせたい場合、それぞれに装備覚醒ガイドを使用しなければならない。

ミネ
魔法研究所

《魔法研究所》

未知の力を開発し、国民の生活を便利にすることを目的として成
立した、百年以上の歴史がある施設である。

研究所は国民の税金によって運営されている。研究所の所長
ティメールは、賢く冷静で実力があり、多くの研究者のあこがれの
対象となっている。

現在研究所では国民の魔力を集め、治療または破壊魔法に転
換する実験を行っている。成功すれば、国家に更に多くの福利を
もたらすだろう。
精霊の女王

《精霊の女王》

精霊王国は、数千年に一人の女王によって統治されている。生
まれつき冷淡で、世間に関わろうとしない彼らは、女王の命令に
のみ従う。

現在の女王モーガンは、知恵、魔力、品格を兼ね備えた優秀な
精霊である。精霊達はの肌は白く美しく、彼らが純潔で高尚な
魂を持っている事を表している。

しかし、精神や人格が汚染された時、闇の精霊へと変貌してしま
う事がある。これは、たとえ女王であっても例外ではない。
クー・フーリンの悲劇

《クー・フーリンの悲劇》

英雄と呼ばれる戦士クー・フーリンは、精霊の女王から貰った聖
槍「ゲイ・ボルグ」を使い、戦場で無数の手柄を立てた。

但し、この力を持つ代わりにクー・フーリンは、自分の誓いを破って
はいけないという条件が課せられた。馬肉を食べないと誓いを
立てた彼は、それを知らずに誓いを破ってしまった。
妻のスカーサハが息子を生んだ後にひっそりと故郷へ帰り、彼は
片思いしていた幼馴染と再婚した。

そしてクー・フーリンは自分の息子と親友を殺しただけでなく、自
分も砂漠で戦死してしまった。
ミンツ兄妹

《ミンツ兄妹》

これは、魔法国の貴族ミンツ家の兄妹の話である。

兄のディライトは、魔力は微弱なものの、類まれなる剣術の才能
を持っていた。妹のエリーゼは、生まれつき前代未聞の魔力を
持っており、国民を驚かせた。

国民の殆どは、エリーゼは魔法国史上最高の魔導士になると
思っていた。しかし、5年前に発生した災難により、ミンツ家は
滅亡した。

幸い生き残ったのは、瀕死のディライトと、失明して大半の魔力
を失ったエリーゼだけだった。それから、エリーゼは隠れるように
生活し、人前に現れなくなった。

ディライトは妹のために努力し、優れた功績により副将軍の位に
上り詰めた……。
懺悔の日記

《懺悔の日記》

俺は…王女様の護衛だというのに、王女様を拉致するという大
変な罪を犯してしまった……。
憎きムガートめが、俺の家族を人質にとるなどしなければ、俺は決
して王女様を裏切ることなど無かったのに。
ムガートめ。貴様はもう無敵の力を手に入れたと思っているのだろ
うが、俺は知っているぞ。貴様の弱点を!
そして今ここに、その弱点を記そう。この日記を拾った者よ、これを
読む時、俺は既に死んでいるだろう。だが、どうか王女様を救い出
てくれ。ムガートは、時空の乱流に潜ることを好む。この乱流を
止める方法は「バッテリーロボX」を「パワースロット」に挿入し、それ
ら3つの「パワースロット」のエネルギーを満タンにすることができれ
ば、乱流から裏切り者「ムガート」を引きずり出すことができる。
しかし「ムガート」を召喚しても、すぐには戦いを挑むな!あいつ
の繰り出す技はどれも危険だ!まずは強力なシールドで技をしの
ぐ必要がある。その後に「不安定融合炉」まで移動し、様々な属
性のモンスターを召喚してから、地図上の右上にある「巨大魔法
陣」の中に連れ込むのだ。

こうすることで、ムガートの強力な技と拮抗するシールドを手に入
れることができる。

しっかり頭に叩き込んでおけ。ムガートは5種類の強大かつ危険
な必殺技を持っている。従って、シールドも5種類を使い分けて対
抗する必要がある。この日記を拾った者よ、王女様を助け出
し、俺の無念を晴らしてくれ!!