【みんながんばれ】

概要

DQ4からDQ6までのオリジナル版で登場した、攻撃と守備をバランスよく行う【作戦】。
リメイク版やDQ7以降は個別に作戦が指示できるようになったため、【バッチリがんばれ】に代わった。 個別に指示するのに「みんな」ではおかしいからだろう。
しかし、よくよく見るとすごい投げやりな感じの作戦名である。
英語版（NES版DW4）での作戦名はNormal。

DQ4（FC版）

初登場の本作では、雑魚戦で中途半端に【MP】をケチって余計な一手を食らう場合も多く、あまり有用な作戦とは言えなかった。
例えば、【ベギラマ】（消費MP6）で仕留められる相手に【ギラ】（消費MP4）を唱えて仕留め損ね、反撃で余計なダメージをくらってしまい、結局回復用にさらにMPを使ってしまう、なんてこともある。
ただし、ボス戦ではちゃんと全力で戦うため、ボス戦専用の作戦という印象が強い。
特に【デスピサロ】（最終形態）戦では、【ミネア】が最も【フバーハ】を優先しやすい作戦でもあり、回復呪文よりもフバーハを使ってほしい場合は【いのちをだいじに】からこちらに変更するといいだろう。

DQ5（SFC版）・DQ6（SFC版）

DQ5以降では、積極的に呪文を唱えてMPを消費する様に変更され、雑魚をさっさと片づけるには有用だが、やや燃費の悪い印象を受ける。
【ガンガンいこうぜ】に比べると、攻撃だけでなく回復・補助もバランスよく行うため、MP消費を気にしないなら、この作戦が一番安定する。
というか、DQ5以降は「ガンガンいこうぜ」の存在意義がほとんどない。

DQMSL

作戦の１つとして久しぶりに登場。
攻撃・回復・補助をバランス良く使用する。
　
また、サポート専用モンスターである【異次元の冒険者】が同名の儀式特技を覚えている。
味方全員の攻撃・防御・素早さ・賢さを1段階ずつ上げる。消費MP41。
ちなみに【スラミチ】が習得する方は【バッチリがんばれ】と微妙に違う。