【ギラ】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:02:54

【ギラ系】呪文
【ギラ】―【ベギラマ】【ベギラゴン】【ギラグレイド】
【ギラマータ】

概要

DQ1から登場する最古の攻撃【呪文】。歴史の深い【ギラ系】の基本呪文。
DQ1とDQ2では敵1体に、DQ3以降は1グループに攻撃を仕掛ける。語源は太陽が輝き照りつける様子の「ギラギラ」からだと思われる。
 
本編やモンスターズシリーズでは常連の呪文だったが、DQMJではまさかの削除。確かに、同じ初級呪文である【メラ】と被っている感は否めないものではあったが、そのままDQ9にも登場できなかった。ギラ、23年目の悲劇である。
しかしDQMJ2やDQ10Ver.3ではギラ系が復活し、さらにギラグレイドなる最上位種も出た。
 
実はDQシリーズの黎明期に何度か設定の変更が行われている。FC版DQ1やDQ2の説明書では、指先から小さな火球を出して攻撃する呪文と解説されており、DQ3以降のメラに相当する呪文だった。以降、熱線、光線、電撃など媒体によって迷走を繰り返した。
設定の変遷の詳細については【ギラ系】の頁に記載されている。
 
使用するとギラの効果があるアイテムとして【はじゃのつるぎ】が複数の作品に登場している。

DQ1

【主人公(DQ1)】がLv4で覚える。消費MP2。敵に5~12ダメージを与える。
 
シリーズ最初の攻撃呪文。
概要通り火の玉の呪文と表現されており、【ベギラマ】は電光・稲妻の呪文だった。つまりイメージ上は、ギラが強化されたベギラマなどという単純な上下ではなかった事になる。
守備力の高い敵に使いたいところだが、威力があまりに低く使い道に乏しい。
もっぱら【まほうつかい】などの敵に使われる呪文。
 
【取扱説明書】にはあの【まほうつかい】を倒すことさえ夢ではない、とあるが、ギラの呪文云々よりギラの呪文が使えるLv4になればそれなりにパラメータが上がってるから倒せるようになる、というのが実情のようである。
ただ【どうのつるぎ】を持っていないと攻撃力が不足気味でモタつきやすく、その間相手のギラで結構なダメージが蓄積するので、まんざら間違ってもいない。実際にこれを覚えることで【メーダ】ぐらいまでとなら対等に戦えるようになる。
Lv4になる時点ですでに銅の剣を持っていることはまずないので、【マイラ】周辺や、ラダトーム南西の【エンカウントエリア】のはみ出し地帯で稼ぐ場合などに、しばらくはギラを主力にせざるをえないだろう。
銅の剣を入手できるようになるとギラで撃ち漏らした敵へ打撃でとどめを刺したり、うまくいけば打撃だけでも勝てるようになるが、ギラで稼ぐことに慣れてくると銅の剣を飛ばして【てつのおの】【はがねのつるぎ】まで粘るケースもある。
それらが買える頃になれば、ほぼギラは役割を終える。
 
ただし固定ボスである【ドラゴン】【あくまのきし】はギラ耐性が低いので、打撃の通らない低レベルで挑む場合には、ラリホーと共に命運を握る呪文となる。
また、どんな敵にも最低1/16の確率では効くので、【メタルスライム】相手に駄目元で放つという使い方もある。
むろん消費MPに対する報酬の期待値は低すぎるので、あくまで博打にロマンを求める類の遊びであるが。
 
Lv1からこの呪文習得までの経験値は47なのでここまでは本当にトントン拍子に強くなってくる。
これは経験値1~2のスライム~ドラキー相手に約40回の戦闘をこなせば到達できる。
だが、この呪文を習得してから次の【ラリホー】を覚えるLv7までは403もの経験値を要する。
この間は、経験値4~6の魔法使い、【メイジドラキー】【おおさそり】クラスをコツコツ狩るしかないので、戦闘回数にして約80回と手間が倍増している。
この呪文を習得したと同時に長く苦しい我慢と苦行が始まると言える。
もっともLv7でラリホー習得後は【マホトーン】を覚えるLv10までに1550の経験値、戦闘回数にして約150回と、順当に倍増していくので、特に明確な線引きがあるわけではない。
その次の戦闘中使用可能な呪文に至っては累積経験値17000の【ベホイミ】までお預けとなってしまう。
最終的には1レベル上げるだけでも約100回の戦闘が必要になるので、この程度で音を上げていたら始まらないだろう。
 
一方、敵が使うギラのダメージは3~10といったところで、序盤においてはかなりの脅威となる。
中盤にさしかかっても守備力では軽減できないので、ほとんどダメージを受けないはずの弱いモンスターのエリアにおいてまとまったダメージをくらう厄介さがある。特にラリホーを併用する相手だった場合は事故死の可能性がしばらく残るので、気が抜けない。
【まほうのよろい】を購入すれば2~6ダメージに抑えられるので、購入が早ければ早いほど役に立つ。
しかし魔法の鎧を購入できる頃に戦うような敵は、主人公の守備力に対して攻撃の通らない場合のランダムダメージがギラ並みに増加しているので、そちらのほうが厄介になってくるだろう。
後半の使い手としてはメタルスライムが有名。まともに相手をしていたら数発喰らうこともある。
さすがに呪文耐性のある鎧を着ている時期なので低レベルプレイでもないかぎり痛くはないが、本作で呪文耐性のある鎧にはもれなくHP回復機能も付いてくるので、平原で回復している最中に喰らうと少々鬱陶しい。

リメイク版

習得時期はそのままに威力が16~20と大幅強化。
守備力が大幅強化された【おおさそり】をちょうど一撃で焼き払えるので重宝する。
これがあれば武器を買わずとも【マイラ】周辺で戦闘が行えるので、序盤のゴールド・経験値稼ぎには使える。
【ほのおのつるぎ】を戦闘中に道具として使用すると、ギラの効果が出るようになった。
今作で初めて「戦闘中に使用できる武具」となった。
 
成長パターンの異なるガラケー版では習得がLv7となった。

ゲームブック(双葉社)

「相手を金縛りにした上で生命力を削る」という魔法になっている。
主人公はレベル2で習得できる。最初に覚えられる呪文なのだが、なぜか使用するシーンが出てこない。設定ミスか?

DQ2

【サマルトリアの王子】がLv3で習得。消費MP2。単体に20程度のダメージ(下限8、上限30)を与える。
 
今作から呪文欄が移動中と戦闘中に分けられたため、順当に進めればシリーズ初の戦闘中しか選択肢の現れない呪文である。
このためレベルアップ時に「じゅもんを1つおぼえた」と出て意気揚々とじゅもんコマンドを開いたら【ホイミ】しか表示されずに困惑したプレイヤーもいたとか。
ただ、DQ2発売当初はまだテレビゲーム、特にRPGの黎明期であり、多くのプレイヤーはまず【取扱説明書】をよく読んだり、手探りでコマンドを確認しながら進めることが多かったため、さすがに新たに覚えた呪文の存在を見逃すようなことはそれほど多くはなかっただろう。
まあ一応、当時は子供たちの間でROMカセットの貸し借りが頻繁に行われていた時代であり、その際に取説を含めて貸すかどうかは人それぞれだったので、なんだかんだで取説なしで挑まなければならなかったプレイヤーも珍しくはなかった。
当時はまだ「ギラをおぼえた」などという具体的な呪文名が表示されない仕様だったので、特にDQ2から入ったRPGに慣れていない手探りの初心者であれば、ギラの存在に気付くのが多少遅れたとしても不思議は無いといったところか。
もっとも時期的にサマルはまだホイミ係としてローレの後ろで防御しつつ打ち漏らした敵を補助的にとどめをさす役割に徹している頃なので、遠出しない限りはそれほど大きな影響も無かっただろう。
 
パーティ制が導入されたが、最初に覚える攻撃呪文ということで、今作で唯一の相手方1体を対象とする呪文である。
このため打撃攻撃と同様に、2体以上のモンスターがいるグループを選択すると、その内どのモンスターに当たるか分からない。
今作唯一にしてシリーズ初の「必ずしも対象を選べない呪文」である。
 
順当に進めれば最初に覚える攻撃呪文であり、今でいうメラに相当する最弱の呪文ではあるものの、【よろいムカデ】を焼き払うのには十分。守備力が特に異常な【かぶとムカデ】の退治にはことのほか重宝するだろう。【マンドリル】のHPも半分以上削れるのでガンガン使っていこう。
【まどうしのつえ】のどうぐ効果としても発動するとされるが、その威力は敵側と同等なのでやや低い。
 
敵側のギラは12程度のダメージ(下限5、上限18)。【まじゅつし】【リザードフライ】などが使ってくる。序盤では結構痛い。
後半戦では【グール】が異常なほど乱射するが、グールは攻撃力120による打撃のほうが何倍も恐ろしい。【マホトーン】で封じる(100%効く)と逆効果の罠が張られているので、そのままほったらかしてギラを好き放題乱射させていればいい。
 
ちなみに敵と味方でダメージ幅が異なるのはこの呪文のみ(【バギ】は敵側が使えない)。
と言うより、味方であってもまどうしのつえのギラ(とされる効果)は敵のギラと同等であるため、当時はむしろサマルのギラだけが特別仕様と言えるような状況だった。

SFC・GB版

僅かに火力が下がった代わりにダメージ幅は安定し、16~20(18±2)ダメージになった。
一方、まどうしの杖の効果は逆に16~24(20±4)ダメージに上昇した。(GB版では16~20)
これに関してはオリジナルの威力が入手時期に対して弱すぎたということだろう。
 
敵のギラの方も6~12(9±3)とやや弱体化。新たに【はぐれメタル】がベギラマに代わって使うようになった。
ベギラマの威力の大幅上昇に伴う措置だが、これによりはぐれメタルに返り討ちにされる危険性はなくなった。

ガラケー版以降

DQ3以降に合わせ、グループ攻撃になった。これにより今作には、相手方単体対象の呪文がなくなった。
反面、威力が10~17と低下しており、消費MPも2から3に増加。
 
【ムーンブルクの王女】加入前からグループ攻撃ができるようになり、序盤での戦闘が楽になったことは利点である。
反面この仕様変更は諸刃の剣でもあり、敵のギラも範囲が広がったので、敵のギラ使いから、火の息より遙かに早い時期に威力の高い全体攻撃をされるようになった。
難敵【マンドリル】が現れるムーンペタ周辺は【まじゅつし】【リザードフライ】のギラ使いが集団で現れ、ガラケー版ではSFC版やGB版の出現テーブルを使い回しているため、マンドリル+ギラ使いといった組み合わせが普通に出てくるのでFC版以上の無法地帯となっている。
先手を打ってギラを叩き込めば有利だが、逆に相手に先にギラを叩き込まれると一転して窮地に陥ってしまうのは言うまでもないだろう。
この時期は、まさに殺るか殺られるかを地で行くようなバランスとなってしまっている。 
 
さらにひどいのが【メタルスライム】で、最大8匹で現れる【ドラゴンの角】は苦行の一言で【メタル狩り】どころではない。

小説版

サマルトリアの王子コナンが初めて戦闘で成功させた魔法。以後、戦闘シーンでは基本的にこればかり唱えている。
またムーンブルクの王女セリア【バギ】との合体魔法も使用している。
 
詠唱は「炎の精霊よ!我に力を!紅蓮の業火を!」。

ゲームブック(双葉社版)

詠唱は「ギラギラギラ、ギラリンコ!」である。
なおゲームとは異なり、王女が使用している。

DQ3

【勇者】がLv10~12で習得する他、【魔法使い】【賢者】はLv7以降、【かしこさ】に関係なく1/2の確率で習得。
敵1グループに攻撃。ダメージは味方が使うと16~23(19.5±4)、敵が使うと10~17、消費MP4。
 
前作までの役割はほぼメラや【ヒャド】に引き継がれ、ギラは今作からグループ攻撃に変わった。
前作では足元も及ばなかった【バギ】に対して威力で逆転し、下克上を果たした。
 
ほとんどの人にとって、魔法使いが覚えるこれがパーティー初めての複数攻撃手段となり、これがあると大群で襲ってくるモンスターの対処が格段に楽になる。
前作のバギと立ち位置が似ている。
魔法使いがあと何発これを撃てるかが進軍の限度を見極める基準にもなり得るもので、上位のベギラマを覚えるまではずっと魔法使いの主力の1つであり続ける。
しかし習得レベルに上限が無いのが少々厄介で、丁度【いざないの洞窟】を攻略する前後に覚えるため、同所の攻略難度が大きく変わってしまう要因でもある。
習得率1/2では4レベル遅れる可能性も1/16あるため、リアル運が悪いと【イオ】と同時に習得などという笑えない状況すらあった。
勇者はMPの都合上あまりアテにはできないが、それでも状況によっては撃つことがある。
 
なお、【カザーブ】あたりから炎系に耐性を持つモンスターがちらほら出始め、本作では弱耐性でも3割ほど外れるので注意。
覚えたてのギラで無双したいところだが、集団で麻痺攻撃をしてくる【キラービー】や守備力を固めた【じごくのハサミ】の群れにやや効きにくいので、状況に合わせてヒャドと使い分ける必要がある。
 
敵側の使い手は【ハンターフライ】【マッドオックス】で、どちらも集団でこれを連発することで有名。

リメイク版

【複数攻撃武器】の登場で一気に肩身が狭くなってしまった。
早ければアリアハン大陸を出る前の段階で【とげのむち】、カザーブまで行けば【チェーンクロス】が入手できる。
また、不確定ではあるが、SFC・GBC版では【ロマリア】到着直後あたりで【すごろく場】から【ブーメラン】も手に入る。
こうなるとグループ攻撃・全体攻撃をしているのがデフォという状態になってしまい、わざわざMPを4も消費してまでギラを撃つ必要性はほとんど無くなってしまう。
 
このように複数攻撃武器叩きのやり玉に挙げられることが多いが、もちろん魔法使いにとってのギラが重要な攻撃手段であることには変わりない。
【性格】次第ではあるが、基本的に非力な魔法使いが複数攻撃武器でギラを上回るダメージを与えられるようになる頃には、既にベギラマ等の上級呪文を覚えているレベルになっていることが多いのである。
本作の序盤には打撃では中々ダメージが通らない雑魚モンスターもちらほら存在するため、攻撃呪文の存在価値はやや低下したとはいえ健在である。
加えて、これも性格次第だがFC版に比べて序盤のMPが潤沢にあるため、ギラを連発してもそうそうMPが尽きなくなっている。
単体にはヒャドを、グループにはギラを、グループが分かれていた場合にはイオをという形で、棲み分けはなされている。
また、元々打撃攻撃に期待できない魔法使いは、打撃を行うくらいなら防御していた方がいいことも多々あり、武器を買う金があるならその分を防具に回した方がいいという事情もある。
【ごうけつ】な勇者や【ちからじまん】の盗賊を主力にしていると序盤に魔法使い自体を使う意義が少なくなってしまうが、結局はプレースタイル次第ということである。
 
勇者も上限レベルが撤廃され、プレイヤーの運が悪いといつまでも習得しなくなった。
上述の通りリメイク版で勇者が唱える機会はまずないが。

小説版

勇者アレルが実戦で初めて成功させた呪文。【キャットバット】を火だるまにして仕留めている。

DQ4

【マーニャ】がLv7、【勇者】がLv9か10で習得する。また、三章で雇って戦わせることのできる【ロレンス】が習得している。
敵1グループに攻撃。ダメージは16~24(20±4)。消費MP4。
 
マーニャのギラは前作と同じく、群れで出現するモンスターに対して大変重宝する。
【つかいま】などが5匹出てきたときは爽快感が段違いだろう。単発のギラでは討ち漏らす敵であっても、【ミネア】【バギ】との連携であれば仕留められることも多く、好相性。
マーニャには前作におけるヒャド相当の呪文がなく、【メラミ】の習得もやや遅め。結果、メラの強化版としてもギラを持ち出す期間が長くなり、MP管理に悩まされる。
攻撃呪文の使い過ぎでマーニャ1人だけMPを切らしてしまうと戦力のバランスが悪くなるため、呪文攻撃役をマーニャ1人だけに押し付けず、ミネアにも積極的にバギや【ラリホー】を使わせてMPの消費配分を考えよう。
 
マーニャにとっては非常に重宝する一方で、勇者がギラを使う機会はあまりない。
前作の勇者ほどではないが、序盤の勇者のMPはあまり多くなく、元々打撃が相当に強い。何よりすぐにマーニャとミネアが合流するので、序盤の呪文攻撃はMPの高い2人に任せた方が効率がいい。そんなわけで、勇者のギラにはあまり使いどころがない。
ただし、勇者1人で戦うことになる【裏切りの洞窟】のボス戦ではお世話になる場合がある。特に1戦目の【ベロベロ】戦では【マヌーサ】をかけられてしまった場合、ジリ貧を回避するのに使える。2戦目でも【うらぎりこぞう】を一気に焼き払うのに便利。
そこまでレベルを上げなくとも勝つことはできるので、必須ではないが、【女神像の洞窟】【メタルスライム】を2匹倒せばLv9に到達するし、他の雑魚を数回倒せばすぐにLv10になるので、【せいすい】で一撃必殺の本作では、レベル上げ自体はあまり苦労しない。
 
使用するとギラの効果がある【はじゃのつるぎ】がライバルだが、そちらは主に一章・三章と呪文の使えないキャラが主人公を務める章で活躍し、五章ではベギラマを覚えた頃に入手することになるので、一応住み分けはできている。
 
敵サイドでは、【プテラノドン】【ひとつめピエロ】【ほのおのせんし】などが、ボスでは【ピサロのてさき】【バルザック(第四章)】【キングレオ】(第五章)が使ってくる。
【武術大会】では【ビビアン】が使用する。【ヒャド】も使ってくるが、それよりも若干ダメージが大きく、ビビアンにとって最強の攻撃呪文である。しかしタイマンの武術大会なので燃費が悪く、MPの少ないビビアンにとってはむしろ致命的。多くの場合、ギラを使われたほうがプレイヤーにとってはラッキーとなるだろう。

リメイク版

習得上限レベルが撤廃された上、賢さの条件も厳しいので、勇者がLv9や10で覚えることはほぼなく、Lv11以降にようやく覚える可能性があるという、異様に厳しい設定となった。さすがに、そこまでレベルを上げる頃には裏切りの洞窟を攻略している場合が多い。
同様に、マーニャもLv7で覚えないことが多くなった。
ただしリメイク版DQ3とは違い、リメイク版DQ4では複数攻撃武器の安易な大量追加は無かったので、FC版と同じような使用感覚&存在価値を維持している。
 
バグ技だが、はじゃのつるぎは裏切りの洞窟に行く前に入手することができるようになった。
 
また、【ひとつめピエロ】はMPが6から3に半減してしまったため使えなくなった。

小説版

【アッテムト鉱山】内にてマーニャが使用。
複数の【さまようたましい】【はじけとぶ】と衝突した結果、危うく落盤を引き起こしかけた。
崩れた壁や天井の岩が降り注ぐ中のマーニャの俗っぽい独白や、直後のミネアとの姉妹喧嘩は4章の見所の1つ。

DQ5

習得者とレベルは【ビアンカ】がLv8、まほうつかいがLv5、はぐれメタルが初期習得済。【ベラ】も使用可能。
敵1グループに攻撃。ダメージは16~24(20±4)。消費MP4。
 
複数攻撃武器が初登場した作品。ギラ水準のグループ攻撃呪文の立場はここから狭くなった。
最初にギラを習得するのは幼年時代のビアンカだが、しっかりお金を溜めて武器を揃えている人ならば、主人公は【ブーメラン】を、ビアンカ本人も【いばらのむち】を装備していてもおかしくないタイミング。わざわざギラで複数攻撃をしなくても間に合う場面がほとんどなのだ。
守備力が高いために武器でなくあえて呪文で攻撃したくなる、といった敵も特にいない。
また、あまりレベル上げをしないプレイヤーの場合、ギラを覚える前に【おやぶんゴースト】を倒してしまうことも十分ありうる。
ただし、さすがにビアンカの腕力ではムチでギラに匹敵するダメージを与えるのは難しく、できるだけダメージを抑えたいような場面では出番がある。
特に【おばけねずみ】を手早く一掃したいときや、【おばけキャンドル】をノーダメージで片付けたいときなどはこれに頼ることになる。
武器と違って後ろの敵へのダメージ減衰が無いこともあり、弱耐性程度ならいばらのむちよりも明らかに高いダメージレートになる。
 
その次に仲間になる、期間限定NPCであるベラもギラを使う。こちらはベラ自身が単体攻撃の普通の武器しか装備していないので、ベラにも複数攻撃をさせたい場合は使うことになる。実際、AIに任せていると景気良くこれを連発する。
しかし、ベラのMPはそう多くないので、特にボス戦が控えた【氷の館】では、むやみに連発させるのはおすすめしない。ブーメランを投げている主人公がいる限りは必要となる場面もそう多くはない。
ただし、下手にケチってダメージが嵩めば結局回復にMPを消費することになるので、必要な場面では使った方がよい。
特に【マッドプラント】のマヌーサをくらったときなどはこれの出番である。
 
それ以外の習得者のギラはまさに用無し。
人間の仲間にせよモンスターの仲間にせよ、早くても青年期前半も始まってしばらくしてから仲間になるキャラばかり。
そんなタイミングでギラがあってもダメージレートが低すぎて正直無用である。【チェーンクロス】【やいばのブーメラン】もあるし。
 
ちなみに、【フローラ】が覚えずにビアンカが覚えられる呪文はこれとメラのみ。
フローラは代わりにベホイミ、【ラナルータ】【イオナズン】を覚えるので、そこだけ見ると落差は果てしない。
 
敵サイドでは、幼年時代の後半あたりから【ベビーニュート】が集団で現れて使ってくるのでかなり危険である。

リメイク版

新たにゴーストがLv10、プチマージがLv5で習得する。
どちらも後半加入のモンスターなので、利用価値についてはお察しください。

DQ6

習得者は【バーバラ】がLv6、ファーラットがLv10、レッサーデーモンがLv8、ウインドマージがLv15、はぐれメタルが初期習得済。
職業レベルでは【魔法使い】★2で習得する。
敵1グループに攻撃。ダメージは16~24(20±4)。消費MP4。
 
敵のHPのインフレ以前に、最も早くギラを持ち込むバーバラが仲間になるタイミングが遅すぎる。正式に仲間になってギラを拝めるのは【月鏡の塔】を攻略し終えてからであり、ギラどころか、上位のベギラマでも2発では倒せない敵がゴロゴロいる。
さらに、この時点で【主人公(DQ6)】【やいばのブーメラン】を既に使え、【ミレーユ】も鞭系武器が使える。そしてさらにミレーユは【地底魔城】あたりからイオを覚えるようになる。
バーバラは非力だし上位のベギラマを覚えるのはもっと後なので、バーバラを攻撃参加させたいときなどギラを全く使わないわけではないが、メインで活躍できるかといわれたら間違いなくNOである。出番があるとすれば、ヒャドが効かない【フェアリードラゴン】【マヌーサ】を唱えられた場合か。
また、あまりレベル上げをしないプレイヤーの場合、ギラを覚える前に地底魔城のムドーを倒してしまう、あるいはムドーを倒した経験値でギラを覚えるということも十分ありうる。
 
バーバラ以外の習得者は、自力習得の仲間モンスターでも転職で習得した者でも、いずれにせよ真【ムドー】を倒した後の段階では今更でしかない。どのキャラでも【まわしげり】をしたほうが強い。
魔法使い★1で覚えるメラミの方が明らかに強い。
こんな呪文よりも、イオやヒャドを職業で習得できるようにしてほしかったところである。
 
とまあ味方側では散々な評価なのだが、【ベビーゴイル】が集団で現れて使われると怖い呪文である。
それ以外にも使い手が、【はなまどう】【ヒートギズモ】【おどるほうせき】など、まだ味方が転職できないころにしつこく出てくる。
【ストーンビースト】【ヘルゼーエン】のベギラマといい、DQ6の呪文は敵に使われる方が怖い。

リメイク版

仲間スライムの【はぐりん】が初期習得済。

漫画版

【ドラゴンクエスト 幻の大地】では【地底魔城】突入戦でバーバラが使用。ストーンビーストや【くさったしたい】の群れを一掃する。ご多分にもれずこの威力はチーフアシスタントの趣味によるものである。
余談だが、このときバーバラはギラを放つ前に【きりさきピエロ】に対し「この性格悪の股さきピエロ!あんたなんか大っ嫌いよ!!」と発言している。きりさきピエロカワイソス。

DQ7

転職では【魔法使い】★1、モンスター職の【サンダーラット(職業)】★5で覚える。
また、【アイラ】が加入時から覚えている。
敵1グループに攻撃。ダメージは16~24(20±4)。消費MP4。
 
習得した時点で既に威力不足が目立つが、本作の魔法使い職は★1でギラを習得して以降、★5のメラミ習得まで他の攻撃呪文を何も覚えない。
イメージ通りにマリベルを魔法使いに転職させた場合、力のマイナス補正もあって物理攻撃はまるで使い物にならないため、しばらくの間はこれが一番マシな攻撃手段になる。
そのため渋々ながらも使う機会は存在したが、リメイク版ではマリベルがイオをレベルアップで習得するようになったため、まるで見向きもされなくなった。
…というか何故イオは覚えるようになったのに、それよりも弱いギラは相変わらず覚えないのだろうか?
ちなみに道具使用でギラが撃てることに定評のあるはじゃのつるぎは、早くても中盤の【リートルード】【ハーメリア】に行ってからという遅さ。いくらなんでも出番は皆無だろう。

DQ8

【主人公(DQ8)】【ゼシカ】がそれぞれLv11で覚える。
敵1グループを攻撃。最初の威力は13~19程度だが、【かしこさ】により29~35まで上昇する。消費MP4。
 
習得時期が久しぶりに早くなったため、それなりに活躍が見込めるようになった。
【テンション】を上げてから撃てば、少ないMPで纏めて敵を倒すこともできる。
ゼシカはイオを覚える迄の繋ぎになるだろう。またベギラマを覚えたばかりのLv20頃には賢さの関係で最大の威力を引き出せるので、こちらの方が強いのだ。
【ヒャダルコ】が効きづらい相手には、MP効率よく結構なダメージを与えられる。
主人公はブーメランを使っている場合でも【マヌーサ】を受けたときに代わりに使えば活躍できるかもしれない。

DQ9 〈没〉

開発段階では存在しており、2007年5月に公開された開発中の戦闘画面では、メラやヒャドに混ざって「ギラ」という文字も確認できる。消費MPは4だった模様。
しかし概要で書かれているとおり、製品版では削除された。味方側が使える「炎属性」の「範囲攻撃」がほとんど絶滅してしまい、寂しさを感じるプレイヤーも少なからずいるだろう。
今作のシステムであれば、魔法使いはギラ、賢者はイオ、等と他の範囲攻撃との差別化も容易にできたはずなのだが。
 
なおデータは残っており、火が燃え上がるエフェクトが確認できる。
「ギラブラスト」なる、この系統の最上位と思われる呪文が存在していたようだが、製品版ではベギラマ以降は削除されてしまっている。

DQ10オフライン

習得条件は【踊り子】Lv14、【フウラ】Lv16(初期習得済み)。
消費MPは3。
 
敵1グループに【こうげき魔力】依存の【炎属性】ダメージ。ダメージ量は(16~88)±2。

DQ10オンライン

当初はDQ9に引き続き登場していなかったが、プレイヤーからは要望が多く寄せられ、Ver.3より実装。
【踊り子】がLV14で習得、【デスマスター】は最初から使える。消費MPは3。ダメージは14~18。
こうげき魔力27から威力が上がり始め、326で頭打ち(ダメージは86~90)になる。
 
敵モンスターでは【ようがんトーチ】(Ver.6.0で追加された【おばけキャンドル】の転生モンスター)が使用。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【主人公(DQ11)】がLv8で習得、【ベロニカ】が習得済み。
消費MPは3、攻撃範囲は敵1グループ、炎属性、ダメージは16±4(12~20)。
こうげき魔力31から威力が上がり始め、132で頭打ち。
最大威力でのダメージは32±4(28~36)と、全攻撃呪文の中で最低である。
 
本作では消費MPが3に減っており、以前よりも燃費が良くなったため、使い勝手が一気に良くなった。
主人公と【カミュ】の2人旅の間は数少ない複数攻撃手段の1つとして使える。
また、こうげき魔力の高いベロニカは加入直後からしばらくは主力攻撃手段として活躍できる。
こちらの燃費が良くなった一方、イオの消費MPは6に増えているため、イオ習得後も、威力、消費MP、攻撃範囲、そして属性を考えて、使い分けをした方が良いだろう。

トルネコ2

魔法使いの呪文として登場。前方3方向に7~10ダメージ。消費HPは4。
同じ消費HPの【バギ】の半分以下の威力で、攻撃範囲でも負けている。
1階か2階で、たまたま2匹同時にモンスターに隣接してしまったときにしか使うことはないだろう。
あるいは、メラ以外の攻撃呪文がこれしかないときにフレイムと対峙したときくらいか。
【トルネコ一家の冒険記】では【ギラの巻物】として登場したが、やはり威力不足なのか連発されることが多い。
しまいには【ネネ】に文字を書き足されて【ベギラゴン】に強化される。

剣神

ステージ1の炎のほこらで伝授される。
剣から炎が出て、敵に当てるとダメージを与えられる。
【がいこつ】【しりょうのきし】に有効。

バトルロード1

2章の【ひとくいばこ】が初出。
敵全員を攻撃する灼熱呪文。

ヒーローズ1

マーニャがスキルポイントを4P消費して覚えられる。消費MP5。
敵ではまじゅつし、きとうし、ようじゅつしと同じような奴が使用してくる。
 
詠唱者の直線状に炎の衝撃波を走らせる。射程は長いが、横の判定が弱いので上手く相手を射線軸に収めよう。
なお敵のギラも、使用者の強さに応じて威力が上がるのでたかがギラと油断しないように。

ビルダーズ1

主人公含め、人間側に魔法の使い手はいないが、モンスターの中にギラを使って攻撃してくるものがいる(彼らの攻撃が「ギラ」であることは公式ガイドブックの記述によって確認されている)。
主な使用者は以下の通り。
 
【キメラ】 ・【スターキメラ】 ・【メトロゴースト】 ・【ヘルゴースト】
・まほうつかい ・【まどうし】 ・【だいまどう】 ・【メタルスライム】
 
おそらく最初にこの呪文を目にする相手は1章の【キメラのつばさ】作成のクエストで戦うことになるキメラだろう。
数秒の呪文詠唱の後、対象に向けて小さな火の玉を飛ばしてダメージを与える(以降、「通常版」と定義)。射程距離に制限というものは無く、どこまでも飛んでいく。
キメラとメタルスライムは5ポイント程度でだいまどうのみ20ポイント前後。それ以外が10ポイント程度の威力。
火の玉は直線上に飛ぶので、撃たれる直前に横移動することで避けられる他、ブロックの陰に隠れたり、相手より極端に高い(あるいは低い)場所に移動することで射線をさえぎって防ぐことができる。
上記の内、メタルスライムはとんでもなく離れた場所から撃ちこんでくることがある。いきなり火の玉が側を横切って驚くが、肝心の威力が最低クラスなので当たってもほとんど気にならない。
また、スターキメラ、ヘルゴースト、だいまどう、3章の【竜王軍バトル】に登場するデカいまどうしは通常版よりも強力なギラを使用する(以降、「高威力版」と定義)。この内、スターキメラとだいまどうは通常版と高威力版を使い分ける。
これは火球が大きく、着弾時に爆発するため、通常のギラと同じ感覚で避けようとすると爆風に巻き込まれてダメージを受けてしまう。当然通常版よりもダメージは大きい。
 
しかし何と言ってもこの呪文が最も印象に残る相手は本作トップレベルのムカつきモンスター、ご存じメトロゴーストだろう。夜になるとどこからともなく高速で近づいてきて挨拶代わりと言わんばかりにギラをかましてくる。
素材採取しているとき、食事をしているとき、他のモンスターと戦っているとき、拠点を整備しているとき、果ては視界外からと、ほぼあらゆる状況にこの呪文の1発から介入してくる。
一定の距離になると詠唱を始めるのだが、接近して阻止しようにもこの距離感がまた絶妙で、移動速度の上がる防具を装備してもギリギリ間に合わないのだ。
ついでにギラを撃つ際の舌をベロベロとする仕草が一段とムカつくこと請け合い。
 
このように使い手こそ数多いが、相手によって印象がまるで異なる呪文でもある。

トレジャーズ

敵範囲に光属性の呪文ダメージを与える。
【キュートスライム】【メタルスライム】【メイジドラキー】【メタルハンド】【メタルキング】【サタンジェネラル】が覚えている可能性がある。
使用者がLv18になると自動的にベギラマに進化し、最終的にLv33でベギラゴンになる。

ウォーズ

キメラの特技1。2マス先までの範囲を呪文で攻撃する。

ウォーク

敵全体にギラ属性微小ダメージを与える。消費MPは8。
通常の雑魚モンスターに使い手がいないが、これはほとんどのモンスターがDQ10をベースにしているからだと思われる。

タクト

Cランクとくぎとして登場。前方横3マス・消費MP6
「範囲内の敵全てにギラ属性呪文小ダメージを与える」
最大強化で 消費MP72・威力360%まで強化可能。
【なげきの亡霊】【じごくのつかい】【メーダ】など数多くのモンスターが使用可能な他、とくぎ書でも習得できる。
さらにその亜種として
【ポップ】が使用可能な3連発ギラ「連続ギラ」が登場。

スマブラSP

【勇者(スマッシュブラザーズ)】の下必殺で出る技の一つ。
前方にまっすぐ飛ぶ閃光を放ち、相手にヒットすると小さく炎が炸裂する。
イオと比較すると威力も攻撃範囲も劣るが、その代わり弾速が猛烈に速く回避は難しい。
勇者の技の中でも圧倒的に速度があり燃費も良好なため、牽制に向く。コマンドから素早く見定めて撃ち込みたい。

ダイの大冒険

指先や杖の先から高熱のエネルギーを放つ呪文。本編へのリスペクトもあってか、【メラゾーマ】を使用できる【ポップ】がそれより後に覚えるというように、初級呪文ながら優遇されている。
メラとの違いはこちらは熱エネルギーであって炎そのものではないこと。炎が広がるように放ったりするほか、熟練すると収束させて高熱のビームを撃てる。
 
【レオナ】【魔のさそり】に初使用。また、新アニメ版では【ガスト】をこれで撃退している。
ポップは【ヒュンケル】との初戦で使用している。
【マァム】【バルジ島】で戦略的撤退をする際に(ポップが詰めたのであろう)ギラ入りの弾丸を【フレイザード】に投げつけメラゾーマの熱で暴発させている。
また、【ロモス】城戦や【マトリフ】の修行中に出てきた【マッドオックス】もこれを使っていると思われる映写がある。
 
【バラン】の血液により蘇ったポップはギラの威力を一点収束して貫通力の強いビームとして連射する使い方を披露。
花びらを燃やさずに穴を空ける集中力が必要になるが、超魔生物【ザムザ】の身体を貫くほどの破壊力がある。
 
…と結構出番はあったのだが、実はそのほとんどが効いていない。
はっきりと効果があったのは兵士を焼き払ったマッドオックスのものと、フレイザードに投げ付けて爆発したもの、ベギラマと同時に詰めて【禁呪法】の氷結封印を解いたものぐらい。
魔のさそりやヒュンケルは高い呪文耐性を持っていたためまったく通じず、ザムザに対しては体に小さな穴をいくつか開けはしたものの、超魔生物の高い再生能力ですぐに傷が塞がってしまい、実質的には効果がなかった。
後にハドラー親衛騎団の【フェンブレン】に対しても使用するが、オリハルコンの体に弾かれてしまい通用しなかった。
扱いやすく強力な技のようではあるものの、後半の敵には並みの呪文ではまるで通じない相手が多かったためか、それ以降は使われることがなくなった。

勇者アバンと獄炎の魔王

【海底宮殿】において【アバン】がさりげなく使用している。本編のポップさながらに収束させられるあたりは流石である。
【ウルス村】の村人たちを連れて脱走する際に武器がなかったため、壁の装飾に埋め込まれている二枚貝をこの呪文で溶断して取り出し、手甲のように装着して簡易武器にした。

アベル伝説

序盤に【ギズモ】が使いまくっている。
しかし設定の混乱の時期ゆえに、ギズモが使うものは雷なのだが、【ムーア】などが使うものは閃熱だったりするので、ぶっちゃけギズモ以外のギラはほとんど火炎である。

ロトの紋章

掌から炎の塊を放つ呪文で、仙人の里にて、襲撃してきたリザードフライの大群にアルスが使用している。
しかし数の多さに息切れしていた。初の実戦とはいえ、いきなりギラを乱発するのは当時のアルスには酷だったのだろう。
他は牽制やまっぷたつにしたゾンビのとどめなどに使っている。

天空物語

第3巻でソラがカデシュから教わる。今作ではメラよりも高位の魔法という設定。
言うまでもないがメラ同様、原作ゲームでは習得しない。
その威力はソラの才能もあってか、1発で輸送船を転覆させてしまう。

勇者ヨシヒコ

第二期7話で偽メレブが牢屋にブチ込まれたヨシヒコ一行に使用。