【ミネア】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:08:49

パーティメンバー:DQ4
【主人公】【ライアン】【アリーナ】【クリフト】【ブライ】【トルネコ】【マーニャ】―【ミネア】(―【ピサロ】

概要

【ドラゴンクエストIV 導かれし者たち】に登場する仲間キャラクター。【導かれし者たち】の一人。
英語版での名前はNES版がNara、DS版以降がMeena。
DQ9、DQ10などにもゲスト出演した。
CVは江森浩子(CDシアター、アベル伝説の老ミネア)、長畑由美(アベル伝説の若ミネア)、日笠陽子(ヒーローズ2、DQライバルズ、DQM3)。

DQ4

【第四章 モンバーバラの姉妹】で登場する【マーニャ】の妹。
【踊り娘】の姉に対してこちらは【占い師】
姉とは正反対の物静かなしっかり者。 そのせいか、姉と勘違いされがちである。
また、容姿が似ているため双子と勘違いされる事もあるが、こちらも誤りである(設定上は2,3歳離れている)。
 
「モンバーバラの姉妹」と言いつつ実は出身地は【コーミズ】である。
数年前に殺害された父【エドガン】の仇敵【バルザック】を討つための旅を続けており、ゲーム開始時は姉と共に【モンバーバラ】に滞在している。
第四章の最後にはキングレオ大陸を離れ、第五章で【エンドール】で占い稼業を営みながら雌伏のときを過ごしていたところを偶然、【勇者】と邂逅を果たし、カジノで遊んでいた姉と共に仲間となる。
 
CDシアターでの声優は、後述のアベル伝説の老ミネアも演じた江森浩子。

性格

快楽的で刹那的な生き方をするマーニャとは正反対の、堅実的なしっかり者。 【エンドール】ではせっかく稼いだお金も姉に巻き上げられてカジノにつぎ込まれるため、勇者と邂逅するまでその懐は素寒貧同然である。
リメイク版の【仲間会話】ではその設定がさらに強調されており、ところどころでマーニャとは正反対のことを言うので、2人ともパーティに入れて話の内容を見比べてみるのも面白い(姉妹での掛け合い台詞も多い)。
また、DQでは非常に珍しく、主人公が人の家の金品を持っていくのをやめるよう忠告するシーンがある。
一方で【女神像の洞窟】に第3章であえて取り残した宝箱を入手すべく入ると、ひどく頓珍漢なことを話したりもする。
自分と同じような真面目で常識のある人物が好きなようで、リメイク版では【クリフト】の加入を喜んだり、【アリーナ】に振り回される【ブライ】に同情したりする反面、マーニャや【トルネコ】のようにいい加減で人任せなところがある人物に対しては厳しい発言が目立ち、特にことあるごとに金遣いの荒い姉に対する愚痴を吐く。
姉による苦労は相当なレベルに達しているらしい。結婚願望もあり、エンドールのコロシアムで「結婚なんて人生の墓場」とぼやいている男性に話しかけたあと彼女に話しかけると「人生の墓場でも構わないから姉さんから解放してくれる男性が現れてくれないかしら」とか言う。本来であれば人生屈指の幸せであるはずの「結婚」だが、そこに「姉からの解放」が結び付いている辺り、どれだけマーニャに苦労させられてきたのやら。
また「トルネコが自分達に【大灯台】の魔物退治を押し付けた」とネチネチ言ったり、「【ホフマン】を人間不信にした友達を呪ってやりたい」と毒づいたり、「祖父がスケベだったのだから孫の【バトランド王】もスケベだ」と決め付けたりと、負の側面も覗かせる。
姉妹の実家にはミネアが拾ってきて育てた犬の【ペスタ】がいるが、ペスタに関するセリフを見るかぎり、世話をしていたのはミネアの方らしい。
 
この他リメイク版では狭くて暗くじめじめしたところが好きという性格が追加された。墓場も含まれるらしい。
【王家の墓】が理想的な場所だといい、【ゴットサイド】ではマーニャ曰く「宿屋で夜中に一人で笑っていた」とか。
ゴットサイドや【大聖堂】では、心が安らいだり清らかな気分になるため、静かで聖なる場所も好きなようだ。
魔物にまつわる場所も彼女の好みらしく、【ミステリータワー】ではのんびりここで暮らしたいという発言も。
実際、【デスパレス】で魔物に変身している時に、魔物の吼え方を真似するなどしており、お茶目な部分もある。
彼女の好みの場所で共通しているのは、暗い・墓場・静か・聖なる場所・魔物…
いずれもミステリアスな占いや聖職者に通ずるところだろう。占い師は天職だったのかもしれない。
因みに前述の「夜中に一人で笑っていた」というのは当時の【衛藤ヒロユキ】の4コマネタからの逆輸入。
占い師だけに冒険の途中で【ぎんのタロット】を手に入れればその日の運勢も占ってくれる。
ちなみに勘違いされがちだが、彼女の占いは予知や透視などの超常能力の類ではなく、あくまでも対象の人物の将来に関する抽象的な暗示に留まっている。現実のタロット占いと同じのようだ。
つまり、通りすがりの若者の運命を見抜くことはできても、将来の出来事を具体的に予知したり誰かの居場所を探したりすることはできない模様。
 
小説版では姉とはりあったり弱気からべそかいたり、【かやくつぼ】を手に入れた直後は復讐に燃えるマーニャを横にお風呂に入りたいと言ったり、ところどころで言動に幼さが見られ、より妹らしさが強調されている。
気は弱いが力はそう弱いわけでも無いらしく、【くさりがま】【モーニングスター】を使いこなし魔物達を打ち倒すシーンも多い。
【てつのよろい】が装備でき、盾も【てつのたて】なら持てるあたり、姉よりは鍛えていると考えられる。
 
ちなみに近代に入るまで博奕と占いの境界は曖昧なことが多かったため、なんだかんだあっても【マーニャ】とは相性が良いものと思われる。

容姿

営業スマイル(?)の姉に比べて真面目な顔つきが多いが容姿はよく似ている(勘違いされがちだが双子ではない)。 紫の髪に褐色の肌のミステリアスな美少女。
顔で見分ける部分といえば髪型くらいだろうか。ちなみにかなり額が広い。
僧侶系ということで優しそうなイメージもあるが、姉と同じく釣り目であり、真面目な顔つきでもあることから、初期の公式イラストでは姉よりも厳しい(怖い)表情で描かれたものも多かった。
ビキニ褌という破廉恥な姉に比べ、露出度の低い服装に右肩露出という真のエロスというモノを理解している猛者。
胸がマーニャより若干大きく見えるのも考えもの。
なおヒーローズ2では左腕の袖が無くなり、両方の肩と腋を大きく露出する格好となったが、彼女の物静かな雰囲気と露出度のギャップによる新たなエロスが生まれた。
姉同様宝石が埋め込まれた銀細工のアクセサリーを身に付けている。
なお小説版では、【お告げのほこら】入口の狭い洞窟をスムーズに通り抜ける様子を
マーニャから「出っぱりの少ない子だから」と毒づかれている。
その一方でバルザック【アリーナ】を見て「モンバーバラの姉妹はそんなにぺったんこではない」と発言している。
以上のことから体型のセクシーさは、姉には及ばないものの、サントハイムの姫君を大きく凌駕するようだ。

習得呪文

FC版

※賢さの値によって一部の呪文の習得が1~2レベル遅れる可能性があるが、概ね設定レベル通りに習得する。

リメイク版

※賢さ下限以下だと、設定レベルでは絶対に覚えない。太字は成長最高値でもクリアできない条件、括弧付は、成長が最低値でもクリアできる条件。
FC版に比べると、呪文の習得が1~2レベル遅れることがよくある。
また、低レベルで覚える呪文は賢さの条件が厳しく、設定下限レベルでは覚えないことが多い。
上限レベルの設定されていない呪文に関しては、プレイヤーの運が悪いといつまでも習得できない。

能力

初期値

レベルちからすばやさたいりょくかしこさうんのよさ最大HP最大MP
144966187
成長率(FC版)

成長率(FC版)
MP以外(F:0 E:1 D:2 C:3 B:4 A:5 S:6 SS:8)
MPについては(F:0 E:2 D:3 C:4 B:5 A:6 S:8 SS:10)
HPは概ね体力の1~3倍の範囲で伸びる。
実際は乱数の都合により、概ね上記の標準値よりやや低い値で推移する。標準値が大きいほどブレも大きくなる。
成長率Fは全く成長しない。また、成長限界値を超えていた場合、乱数判定で0か1上昇する。

レベル帯ちからすばやさたいりょくかしこさうんのよさMP
 1~10DDDDCC
 11~20
 21~30
 E(29~)C(26~)
 31~40
 C(39~)
 41~50
 C(48~)
 51~99B(51~)D(51~)E(51~)
 D(53~)B(57~)E(56~)

職業は占い師で、性能としては回復系や補助系に加えて【バギ系】の攻撃呪文を覚える僧侶系のキャラ。
占い師という職業柄、銀のタロットを装備&使用可能な唯一のキャラでもある。
僧侶系のキャラらしく比較的強力な武具を装備でき、はぐれメタルシリーズ全種や【みずのはごろも】、女性ならではの【てんしのレオタード】(リメイク版のみ)も装備できるため、ブレス耐性はかなり優秀。
また、天使のレオタード・【はぐれメタルのたて】【はぐれメタルヘルム】の3つ全てを装備可能な唯一のキャラでもあるので、装備さえしっかり整えれば防御・耐性面は前衛キャラにも引けを取らなくなる。
 
しかし、それはあくまでPS以降のリメイク版での話である。
FC版ではLv10~40の期間で他のキャラがHP成長期になるのに対し、ミネアのHP成長はLv2~47まで常に一定。
その間、成長が鈍るといったことは一切無いが、仲間の成長が高まる分だけ差が開いていくことになる。
中盤以降徐々にHPの低さが目立ちはじめ、ストーリー終盤にはブライをも大きく下回ることが多いため、いくら強力な防具を装備しようと、PS版以降のように前衛キャラにも引けをとらないほど打たれ強くなるわけではない。
自ずと最後尾が定位置となるので、打撃にしか効き目のない【はぐれメタルよろい】よりも、【まほうのほうい】や水の羽衣などの耐性防具を尚更優先した方が良いだろう。
同じ回復役ポジションのクリフトに比べると5章での加入が早く、その分レベルを上げることができるため、クリフトとの合流時点ではミネアの方が全体的にステータスが高い。
しかし、全員集結後間もなくレベルがクリフトに追いつかれ、その後は徐々に素早さ・HPでクリフトに劣っていく。その差は加速度的に広がっていき、Lv20台後半には大差をつけられてしまう。
一方、力の成長はLv20以降で常にクリフト以上となるため、中盤以降徐々に差が広がっていくことになる。
 
FC版ではレベルアップに必要な経験値がメンバー中で最も多かったが、PS以降のリメイク版では、いずれもレベル99に必要な経験値が200万近く減少しており、主人公に次ぐ早さで最高レベルに到達するようになっている。
 
以下はオリジナル、リメイク、それぞれのLv99時の能力値

ステータスFC版PS版DS版
スマホ版
150150190
素早さ230165210
体力14095-
身の守り--105
賢さ255205250
運の良さ215170215
最大HP255575660
最大MP295410480

FC版→PS版の時点で最大HPが倍以上になっているのが分かるだろうか。
また、最大レベルだけでなく、クリアレベル帯のHPからして大幅に上方修正されている。
PS版がLv45前後、DS・スマホ版はLv40前後でFC版のレベル99時の数値に届いてしまう。
クリアレベルに限れば、これほど引き上げられたのは彼女の他はトルネコぐらいである。
これは2人のHPの数値が低過ぎるという批判があったことや、6章以降新たな敵が追加されたことに対する調整だろう。
ただし、ゲームへの理解が深まった現在ではFC版のミネアのHPが後述の通りゲームバランスに支障が出るほど低いものではないことが判明している。
やりこみを前提としない通常プレーの範疇ではキャラごとの防具耐性の落差はFC版とリメイク版で大して変わっておらず、むしろリメイク版の調整が全体として妥当であったかどうかは意見の別れるところ。
最大MPもFC版→PS版の時点で減少しているキャラがいる中で、ミネアは大幅に上昇している。
更にPS以降のリメイク版では回復・蘇生呪文全般の消費MPが減少しており、仕様が特殊な【メガザル】を除くと、
ミネアが扱う呪文のコストは全て消費MP8以内に抑えられているため、MPにはかなりの余裕ができている。
 
クリフトと同様に生真面目なイメージがあるミネアだが、FC版のAIについてはいくつかのネタ要素も持ち合わせる。
1つ目はラリホー。
クリフトの「ボスに【ザラキ】」はそのインパクトの高さから公式ネタにもされているが、ミネアの場合は未学習だとボス戦で効かないラリホーを連発するラリホー魔と化す。ちなみに効く場合の方が問題だ。
ただし、現在ではプレイヤーによる研究も進んだことで、クリフトのザラキ同様これを避ける方法も確立してきている。
なお、AIの仕様上、雑魚戦でもラリホーがやや優先されやすい傾向があるが、これが問題になることはあまりない。(詳細はこちらを参照。)
 
2つ目はメガザル。
ミネアは終盤でメガザルを習得できるものの、使用条件が厳しすぎてまず使用する機会はない。(使用条件等の詳細はこちらを参照)
これが印象的だったためか、4コマ漫画劇場でも絶対にメガザルを唱えようとしないミネアがネタにされていた。

お役立ち度

FC版

当時はAIの学習の仕様や呪文を使わせる条件も解明されておらず、
【ベホマラー】【ザオリク】といった強力な回復呪文を習得しないこと(ベホマラーはAIに使わせるにはかなり厳しい条件があるが、そんなことは当時ほとんど認知されていなかったであろう)や、フバーハ&耐性防具の有用性があまり認識されていなかったこともあり、その極端なHPの低さも相まってミネアを使わないプレイヤーも多かったようだ。
実際には最後尾に配置した上で【みずのはごろも】【まほうのほうい】といった耐性防具を装備することである程度カバー可能なためHPの低さが致命的になるような場面はあまりない。
どうしても気になる人は【いのちのきのみ】で補強するなどするとよいだろう。
 
姉のマーニャに比べ、序盤はHP・力・守備力で勝るので、4章では貧弱なマーニャを守るために先頭に立つことになる。
第五章でも勇者が育ってくるまではミネアを先頭に配置することが多いだろう。
 
五章の中盤に差し掛かり、仲間が増え始めるころには前衛を任せるのはつらくなるのだが、攻撃・補助・回復とオールラウンドに活躍する点は変わらない。
なお、ミネア以外のはぐれメタルの剣を装備可能なキャラは、いずれも奇跡の剣以上の攻撃力を持つ武器を装備可能なのだが、ミネアは次点装備が【マグマのつえ】で攻撃力に67も開きが出てしまうことから、はぐれメタルのけんをミネアに使わせることも一考の余地あり。このスタイルでのプレイヤーはどちらかというと少数派と思われるが、ライアンや主人公はドラゴンキラーや奇跡の剣で充分なダメージを出せる。中盤程度なら、これを装備することでドラゴンキラー装備の勇者やライアンといった前衛に引けを取らない攻撃力を持つストライカーとなり、後衛でありながら打撃、回復、補助、魔法攻撃と、なかなか使い勝手の良いオールラウンダーとなる。ただし終盤のボス戦では敵の熾烈な攻撃への対応が優先され、回復、補助にまわることが多いため、この場合は他の前衛にはぐれメタルのけんを使わせた方がダメージ効率が良いだろう。ライアンや主人公より高い素早さを活かす意味で、この戦法はどちらかというと雑魚戦むきの手段である。
また習得は終盤ながら【バギクロス】も耐性持ちが少ないこともあって便利な上、消費MPも8と省エネ型仕様で使い勝手がいい。逆に、はぐれメタルの剣を装備しても、クリアレベル帯ではバギクロスを上回るダメージは出にくいので、バギクロスを主力として、はぐれメタルの剣をライアンなどに渡すのも効果的。
 
クリフトが習得する【ザキ系】・スカラ・スクルト・ベホマラー・ザオリクは習得できない代わりに、ミネアは【バギ系】【ラリホー系】・フバーハの呪文で差別化されている。
クリフトについては、ザオリクは非常に役立つものの、スカラ・スクルトは狙い通りに使わせるのが困難で、ベホマラーもAIでの使用条件が厳しく使うこと自体が少ない。
また、効けば即死のザキ系は強力だが、即死はその他の攻撃呪文や打撃との連携でダメージを与えることを前提にしておらず、耐性持ちが多いことも相まって小回りが利き難い。
 
それに対し、ミネアが習得するバギ系・ラリホー系は、コンスタントに有効な機会が多い。
そしてボス戦においては、抜群のタイミングで唱えるフバーハが頼りになる。
習得時期の関係で生かせるのは【ヘルバトラー】戦と【デスピサロ】戦後半くらいだが、それだけでも恩恵は大きい。
ボス戦でフバーハを使わせるには【アストロン】×4で学習させるなど工夫が必要だが、
「時間がかかるし面倒!」という場合はボスに【マホステ】を掛けてしまうのが手っ取り早い。
フバーハを一度使ってしまえば、凍てつく波動で剥がされない限り、何度死のうが入れ替えしようが効果は馬車内の味方を含むフィールド全体に永続するという仕様もミネアにとって追い風になる。
以後の作品のように、「死んだら蘇生後にフバーハ貼り直し」が必要無いのだ。
よって、【エスターク】【デスピサロ】以外のボスならば、フバーハ使用後に【てんくうのつるぎ】でマホステを解除しても構わない。
ちなみにデスピサロ最終形態は変身完了直後に【マホカンタ】を使い、ご丁寧にこちらのラリホーを封じてくれるので、学習段階に関わらず凍てつく波動で剥がされる度にミネアがフバーハを掛け直してくれる。

リメイク版

PS版からは作戦【めいれいさせろ】の導入により、他のキャラと同じく各種呪文やアイテムを任意に使い分けできるようになった。
また、銀のタロットが大幅に強化。仕様変更でデメリットカードが「ひいてはいけないカード」のみになり、リスクが大幅に削減された。
ミネアの場合は補助呪文は元々必要時にはほぼ使ってくれていたので、むしろこの銀のタロットを自由に使えるようになったのが大きい。
一方で切り札のメガザルはFC版とは違って任意使用できるようになったが、特殊なプレイスタイルでもない限りあまり使いどころがないので、これに関しては影響は少ない。
リメイク版では【メガザルのうでわ】というチートアイテムがあるのでなおのこと。
 
また、上述の通りHPの成長がFC版から大幅に強化され、クリアレベルでのHP200以上でマーニャ並に増加しており、さらに成長速度も格段に早まっている。
他にもPS版ならば【レディースタウン】で天使のレオタードを早期に購入できるのが大きい。
早期入手には冒険の足を止めてそこそこ頑張る必要はあるが、早く入手すればするほど以降の戦いが格段に楽になる。
【グリンガムのムチ】【ごうけつのうでわ】などの恩恵も受けられるため、1/4の確率で発生する特殊行動のせいで戦果がブレやすいトルネコ以上に安定した打撃力を誇る。
 
さすがに勇者・ライアン・アリーナといった前衛キャラには及ばないが、はぐれメタルの剣を装備すれば、レベル30くらいまでなら【ドラゴンキラー】を装備した勇者と同等以上の攻撃力を維持できる。
スマホ版ではグリンガムの鞭をマスタードラゴンとの会話後(【闇の洞窟】突入前)に入手可能となったため、強力なグループ攻撃を活かせる場面がより多くなり、活躍の幅が広がった。
前述の通り、強力な一品物の次点装備はかなり数値が下がるが、武器に関しては他のキャラが装備できるものが追加された関係で、取り合うような状況にはあまり陥らない。
 
同じく僧侶系のクリフトと比較すると、力で勝る代わりに素早さで劣り、その他のステータスは僅差で下回る。
途中で上回ることがあったり、最終的にMPでかなりの差を付けられたりもするが、基本的には上記の形に収まる。
呪文や装備品込みで比較すると、グループ攻撃・ブレス耐性特化型のミネア、呪文耐性・守備力特化型のクリフト、といった具合に、同じ僧侶系でも特徴や役割がかなり異なっているのがわかる。
回復呪文のレパートリーで劣る代わりに共通の呪文の習得はどれもクリフトより早く、力とグループ単位の火力で勝り、雑魚戦時は仲間との連携による集団殲滅を狙い易いなど、攻撃的な側面が強調された僧侶タイプと言える。
 
ライバルと思われがちなクリフトとの相性も悪くなく、回復役が増えることで普段の戦闘での安全度が大幅アップ。
その分火力面が不足しがちだが、2人の武器や攻撃アイテムをキチンと整えたり、ザキ系・バギ系の攻撃呪文を上手く活用したりで補いたいところ。
終盤になり、ミネアに強力な武器が回ってくると火力が大幅に上がるので、火力不足の心配が低減されますますクリフトとの同時起用が有効になる。
さらにボス戦においてはベホマ×2によるピンポイント全回復、スクルト&フバーハによる鉄壁の防御により、防御・回復面が最も安定するため、その他のキャラに思う存分攻撃をさせるという明確な役割分担が可能となる。
強力な全体攻撃や打撃を繰り出す中盤以降のボスと戦う時は、この2人を入れるだけで難易度が格段に下がる。
 
DS・スマホ版では銀のタロットがさらなる仕様変更により、一度の戦闘につき2回までなら絶対にひいてはいけないカードを引かないようになった。
モンスターの各種呪文耐性がまだ低い序盤~中盤にかけては、ただ打撃を繰り出すよりも有用な場合が多い。
(詳細はこちらを参照。)
特に【ときのすな】と併用すれば、経験値の多いボス戦やメタル戦で星のカード(経験値&ゴールド2倍)を確実に引くことも可能となる。
 
それからラスボスの火力アップや裏ボスの存在により、唯一のフバーハ使いの彼女はボス戦にはもはや欠かせない存在となった。
特に裏ボスの【しゃくねつ】【かがやくいき】などの強力なブレス攻撃は耐性防具だけでは到底防ぎきれないため、フバーハはとても重要。
このフバーハはPS版とDS・スマホ版では微妙に仕様が変更されており、DS・スマホ版の方が強力。(詳細はフバーハの項を参照)
【エビルプリースト(6章)】戦に彼女を連れていかずクリフトを優先してしまうと、余程レベルが高くない限り地獄を見るので、必ず最終決戦には連れていこう。
 
ちなみに【プラチナキング】にはラリホー系が有効なので、まずは【ラリホーマ】で行動を封じておくといい。
プラチナキングに限らず、ラリホーマは強耐性持ちに75%の高確率で効き、無耐性&弱耐性持ちには100%効くため、完全耐性持ちのモンスター以外には活用できる場面が意外と多い。
6章のエビルプリースト(第一形態)にも有効なため、使わない手はないだろう。

DQ6

本人は登場しないが、【デスコッド】
「姉の私をおいてミネアったらどこまでいったのかしら?」
と話す踊り子風の女性がいる。

リメイク版

デスコッドで近い未来を選択すると道具屋のところにいる。
彼女に占いをしてもらうことができるのだが、その時のセリフはエンドールで【主人公(DQ4)】を占った時のものに似ている。

DQ9

【スペシャルゲスト】として2010年4月9日より配信されていた。
「銀のタロット」の占いの導きでやってきたらしい。
初対面では主人公にはよくない相が出たらしく、自分のコスプレ装備を渡すことでお祓いしてくれたほか、【ミネアのサンダル】をもらうには【パラディン】でなければならなかった。
彼女自身はあくまで占い師でありパラディンではないが、DQ4でもある程度は物理攻撃をこなせてホイミ系の呪文やメガザルを覚えるあたりは一応パラディンっぽい。
コスプレ装備をコンプリートすると(男主人公は要【旅芸人の証】)「うるわしき占い師」の称号がもらえた。

DQ10オンライン

魔法の迷宮で低確率で登場。タロット占いで一定時間よい効果をもたらしてくれるほか、迷宮のボスと戦えるカードをくれる。
詳しくはこちらを参照。

ヒーローズ2

パーティメンバー:ヒーローズ2

【ラゼル】【テレシア】【オルネーゼ】【ツェザール】

【トルネコ】【マリベル】【ガボ】【ハッサン】

【テリー】―【ミネア】―【マーニャ】【ククール】

【ゼシカ】【アリーナ】【クリフト】【ライアン】(Switch版)

【アクト】【メーア】【ディルク】【ジュリエッタ】

【ビアンカ】【フローラ】【ヤンガス】【ピサロ】

今回がヒーローズシリーズ初参戦となる。声優は日笠陽子。
前作から続投しているマーニャと合わせて姉妹が揃い踏みした。
作中での初登場は魔法先進国【クレティア】で、誤解から投獄された主人公たちの脱獄を手伝ってくれる。
性格的にはいい加減なマーニャを諌めるしっかり者としての顔が強調されており、リメイク版などで見られたネクラな面は影を潜めている。
他の本編シリーズから参戦しているキャラ達と同様に服装のデザインが若干アレンジされており、見ようによってはマーニャよりも胸が大きいとの意見も。
 
ムービー内で装備しているのは「ぎんのタロット」

戦闘能力

武器はタロットで、自身の周囲に浮遊させたカードを飛ばして攻撃する遠距離攻撃タイプ。
□ボタン(Yボタン)のタロット投げや特技タロットシャッフルで攻撃した敵をマークし、マークした敵に△ボタン(Xボタン)の女帝のカードや特技で使える各種カードで追撃して敵を弱体化させながら戦うテクニカルなキャラ。
動作に癖はあるが、操作系統自体は至ってシンプルで、コンボ派生技や暴発しやすいボタン長押し系の技、一定のタイミングでボタン入力などの操作が複雑な技が無く、遠距離から安全に攻撃できるため、初心者でも扱い易い。
タロット投げは敵を追尾しながら貫通し、スキル習得によりタロットの飛距離と攻撃範囲が強化され、女帝のカードも同様に攻撃範囲を強化できるため、適当にバラ撒いているだけでも非常に広範囲の敵を巻き込めるのが強み。
特技のカード攻撃はダメージと同時に何らかの追加効果を及ぼすものがほとんどで、守備力を下げる悪魔のカード、【毒】状態にする愚者のカード、【即死】効果を持つ死神のカード、【幻惑】状態にする月のカードなど様々。
雷を落とす塔のカードは威力が高く、しかも防御を貫通するため【さまようよろい】系の敵に有効。
【キラーマジンガ】系、特に【キラークリムゾン】には危険だが…。
 
攻撃呪文は本編同様バギ系を使える。
前作と比べて消費MPは軽めになっているが、発動が遅く(特にバギクロスは顕著)、硬直がやや長め。
また、【ジュリエッタ】が使うものと違って他の特技をぶつけて強化するという性能は失われている。
その代わり、本作から導入された天候システムにより、【ゴルダ砂漠】の天候が砂嵐に変わっている間は無条件でバギ系の威力が上がるので、【ストーンマン】【あくまのきし】と戦う際に活用してみるのもいいだろう。
それから新要素のパーティコンボ版バギクロスが通常以下の消費MPを仲間が負担して発動可能、バギクロス未習得の状態でも使用可能、詠唱をカットして発動可能、発動後の硬直も攻撃や特技で即キャンセル可能、当てた敵をマークできる、などいい事ずくめのため、これを攻撃の起点にするのも有効な攻め手の1つと言える。
 
そして何と言ってもDQ4本編のクリフトから譲り受けたベホマラーがミネアの一番の強みと言える。
ボスの攻撃が激しい本作においては使用回数無制限の回復呪文はまさに命綱であり、ちょうどトルネコの【けんじゃのいし】の回復力が心許なくなってくる頃に加入するので非常に心強い。
ただ、消費MP26とかなり重いため、MPの回復が難しい本作ではいかにベホマラーの分のMPを保持するかが重要。
特技やバギ系を併用するとMPが尽きやすいため、最大MP増強&徐々にMP回復の効果を持つ【いのりのゆびわ】を装備させておきたいところ。
ただ、ベホマラーを選択してから発動するまでのモーションがちょっと長いので、タイミングが悪いと発動した時には味方が死んでいた、なんて最悪なパターンも起こりかねない。
 
DQ4と同じくクリフトと立ち位置が似ているが、

  • 近距離攻撃タイプのクリフトに対し、遠距離攻撃タイプのミネア
  • 味方の補助が得意なクリフトに対し、敵の弱体化が得意なミネア
  • HP回復に関しては継続力のクリフトに対し瞬発力のミネア

と、それぞれ違いがある。
また、本編でのアイデンティティの一つであったフバーハは習得しない。
【必殺技】は天変地異で、前方広範囲の敵に占いで予見した隕石を落として攻撃する大技。
演出はバトルロードのものとほぼ同じ。
 
カードによる遠距離攻撃とベホマラーのおかげで安全に立ち回ることができる後方支援タイプだが、
全体的に動作が遅く、一旦敵をマークしないと追撃に移れないため、瞬間的な火力に欠けるのが欠点。
ハイテンション状態になったらモーションの長いバギクロスを連発するよりも、悪魔のカードで守備力を下げて敵に近づき、タロットシャッフル連打の方が良いかも知れない。
また、HPはゼシカと最下位を争うほど低く、みのまもりに至っては最も低い。ゼシカにはガードによるマホカンタがある事を考えると耐久面では断トツの最下位。
更に、状態異常は後半~やり込みのボス相手になってくると殆ど意味がないレベルですぐに切れてしまう事から幻惑や毒は事実上無意味。
その為、全職共通スキルによりステータスが高く、ベホマラーに加えてスクルトやイオナズン、武器によってはテンションサポートまで行える様になる主人公が育ってくるとミネアの利点が悪魔のカードによる守備力ダウンのみになってしまうが、守備力ダウンは火力を持ち合わせるキャラが有している事からパーティーバランスを考えるとミネアを入れる利点が無い。
 
しかしタロットの【パーティスキル】【鑑定武器】を入手するなら彼女を使い続けるしかないので、その場合はボスに接近されただけでも死が見えてくるので、みかわしやダッシュを上手く使って安全距離を確保したい。
敵は操作キャラを優先して狙う傾向にあるので、他の仲間に【ひきよせのすず】を装備させておけばちょっと安心。
タロットや特技の射程が長い関係でボスに接近する必要は無いため、相手の動きをよく見て冷静に対処しよう。
しかしだからと言って敵から離れすぎると味方AIが攻撃を止めてノコノコとプレイヤーに近づいて棒立ちしたりするので、どうしてもある程度の接近戦は覚悟する必要がある。
一応彼女をAI任せにしていてもノコノコ突っ込むような真似はせず、距離を保ちつつ攻撃と回復はしてくれるが、棒立ち時間が長く、回復も安定しないので都度自分で操作した方が良い。
 
クリア後の【ピサロナイト】狩りでは低レベルの内からまともにダメージを与えられる数少ない1人なのだが、瞬間移動斬りで即死する危険性も高いため、起用する場合は慎重に。

スキル

固有

アクション

コマンドアクション
PSSwitch
□・□・□Y・Y・Yタロット投げ
X女帝のカード
空中で□空中でY空中タロット投げ
空中で△空中でX女帝のカード(空中)

ボイス集

ルイーダの酒場選択時さあ、行きましょう。 運命の導くままに
ステージ開始
ボスステージ開始
モンスター召喚
キャラチェンジ行きます!
最後の猛攻!
大ボス撃破終わったようですね
レベルアップ調子が上がってきました
占いの精度が上がりますね!
スーパーハイテンションここが勝機です!
必殺技力を感じるわ… はぁっ!!
勝利私の力、役に立ったでしょうか?
瀕死悪い予感がします…
死亡きゃああああ!!(これが…運命だというの…?)
蘇生したさあ、目覚めてください!
アリーナを蘇生した行きましょう、アリーナさん!
クリフトを蘇生したあなたの使命を果たすのです!
マーニャを蘇生した起きて、姉さん!
トルネコを蘇生したトルネコさん、しっかり!

バトルロード2

【スペシャルカード】【ぎんのタロット】で登場。
【とどめの一撃】【天変地異】

トレジャーズ

お宝に【ミネアの像】【お正月ミネア】が登場。

ライバルズ

職業:占い師の初期リーダーを務める。CV:日笠陽子
占いを戦闘で使う仲間が他にほとんどいないこともあり、基本的にこの職業の特技は彼女かDQ10オンラインの占い師の特技を意識したものとなっている。

ライバルズエース

期間限定の『お正月限定アドベンチャーパック』からソロバトルアドベンチャー限定の勇者用のエースカードとして「お正月 ミネア」名義で登場。

コスト4/攻撃力3/HP4 冒険者
攻撃時:カードを1枚引く
自分の手札にある本来のコストが3以上の特技カードのコスト-1
(通常版初期の能力)

コスト4/攻撃力6/HP10 冒険者
攻撃時:カードを1枚引く
自分の手札にある本来のコストが3以上の特技カードのコスト-4
(プレミアム版最高レベルの能力)

リーダースキンとして実装されていた振り袖に身を包んだミネアが、ユニットとしても実装された。
性能としては、地味に嬉しい攻撃時ドロー効果に加え、【ベラ】と同様コスト軽減効果が目を引く。場に残れば強力な特技をガンガン発動しつつドローでリソースも補充できる。
コスト軽減を活かして【ロトの盾】【ぱふぱふ】などと併用して守るのがいいだろう。特技再利用+コスト減を持つ【王女タバサ】との相性もいい。
ただし勇者専用特技は強化すると(本来の)コストが下がっていき、最終的にはほとんどがコスト2以下になってしまうのでかえって噛み合わないという悩みもある。

ウォーク

2019年11~12月のDQ4コラボイベントで初登場。
その後のイベントでもちょくちょく姿は見せていたが、関わるのは2024年のイベント「ガラスのくつを目指して」。

DQ4コラボイベント

イベントの1章1話をクリアすると助っ人として加わり、モンスターなどから入手する「タロットカード」を渡すと絆レベルが上昇する。
強敵の【ギガデーモン】への対策として有効で、最大で50%のダメージ増加が可能。
レベル4でバギ、8でベホイミ、12でタロットシャッフルを使うようになる。
レベル14になるとギガデーモンとの戦闘開始時に攻撃力を1段階下げる【つきのはどう】を使う。

ガラスのくつを目指して

2024年2月26日から登場。
バエールの一流ブランド化をマーニャからパスされて受け持つことになり、いつもの衣装が少し派手目になったような衣装を贈られる。
その中で盗作を働く男の存在を感知。【ブランカへの洞窟】で追いつめるが、男が変身した魔物の姿を見て、父の仇の存在を感知する。

また、この時に贈られた衣装が同日より「占い師ミネア装備ふくびき」で登場。
頭装備の「ミネアのヘアチェーン」には髪型がそっくりになるコスプレ要素もある。姉の方は2021年8月に同様のものが出ているので、姉妹のコスプレも実現する。
彼女の持つ【水晶玉】が「しんぴの水晶」というEX武器扱いで登場。補助と回復を使いこなせる。

タクト

2022年12月26日開催の「真・ドラゴンクエストIVイベント」にて登場。(実装は2023年1月6日)「ミネアSPスカウト」で仲間にすることが可能。Aランク枠は【デビルプリンス】
英雄系Sランク ほじょタイプ
リーダー特性「英雄系しゅび力+30%」基本特性「塔のカード」(自分以外のなかまがこうげきをした時 敵が射程2~4の範囲内にいる場合 50%の確率で塔のカードでこうげきする)
とくぎは「力のカード」【愚者のカード】【悪魔のカード】
必殺技は【運命の輪】
運命の輪を使用すると真の効果を発揮し、3ターンの間 上記の強化とくぎ「真・力のカード」「真・愚者のカード」「真・悪魔のカード」を使用できる。
覚醒スキル10Pで【インスピレーション】 30Pで「インスピレーション発動率+20%」50Pで「自動MP回復」などを習得できる。
専用武器は「フォーチュンダガー」

ドラけし!

「ミネア」

DQ4イベント「それぞれの旅立ち」の4章で実装。
限定ドラポンから排出される星4の赤属性で、スキルはベホイミ。

「エンジェルマーニャ」

DQ4の後日談イベント「暴走ペットパニック 1章」限定ドラポンで排出される星5の青属性で、水色の新コスチューム。
通常のものと区別するためか、髪飾りは金色となっている。
イベント前半ではストーリー未登場。

スキルは動かした向きで変わる特殊な範囲を呪文攻撃する「塔のカード」。
また当イベントのけしコン!のエヴォス戦では500ポイントを獲得できる。

アベル伝説

CV:江森浩子(老ミネア)/長畑由美(若ミネア)
21~22話で登場。
【かわきのつぼ】が見つからず、難儀していた【アベル】達の前に現れた占い師の老婆。
【闇のバザール】で見つからなかった渇きの壺を占いにより砂漠の街【ドムドーラ】にあると教えてくれる。
本作では【あくまのきし】の呪いで白髪の老婆の姿にされていたが、本来の姿はDQ4と同様の若く美しい女性。姉のマーニャもDQ4と同様の姿で登場している。
衣裳についてもDQ4のものを踏襲しているが、髪色は姉妹で若干違いがあり、マーニャがDQ4と同じ赤紫なのに対し、ミネアは青みがかかった紫になっている。
 
当初は老婆の姿であった事や老いた外見には不釣り合いな言動が目立った事が災いして【モコモコ】【ヤナック】には邪険に扱われるが、最初から自分を気遣って優しく接してくれたアベルに好意を抱く。
占いの呪文は「ミネア アネミー!」と安直だが腕は確かで、渇きの壺の在り処を言い当てる他、【しのさそり】が迫ってくるという危機を事前に知らせたり、【デイジィ】の弟の【トビー】【バラモス】の支配するゾイック大陸にいる事までズバリ言い当てている。
 
ドムドーラで悪魔の騎士を倒した事によって呪いが解け、廃墟にされたドムドーラの町が復活するのと同時に彼女も元の姿へ戻り、神殿に囚われていた姉のマーニャと無事再会する。
その後、渇きの壺と【レッドオーブ】をアベルに託し、オーブを4つ集めると不死鳥【ラーミア】が蘇る事を教えてくれる。
その際にも自分の気持ちをアベルに打ち明ける事はできず、アベルの旅の無事を願った。
デイジィだけがそれを察し、「女心は…悲しいね…」と共感を示している。
 
ちなみにDQ4のメンバーの中でミネア・マーニャの2人は台詞付きでアベル達に関わるゲスト出演扱いであったが、残りのメンバー(アリーナ・クリフト・トルネコ)はエキストラ扱いになっている。
観る機会があったらどこで出てくるのか探してみるのもいいだろう。

ライブスペクタクルツアー

参河智嘉が演じた。

台詞

【この国で学んだのはむやみに他人の家のタンスをのぞかないということ…】
【この洞くつに 我々にとって 必要なものはない】

その他

DQ7に似たような境遇の姉妹が登場する。詳しくは【グリンフレークの姉妹】を参照。