【アネイル】

Last-modified: 2020-07-07 (火) 09:51:12

DQ4

第五章で登場する観光都市。
FC版の【公式ガイドブック】によると、英語では「Anneil」という綴りである。
英語版での地名はNES版がAneaux、DS版以降が風呂を意味するBath。
温泉街であり、【砂漠の宿屋】【コナンベリー】の中継地点的な町である。
ルーラ登録されるが、寄らなくてもクリア可能。
 
シリーズでも珍しく、宿屋が二つあることが特徴。
見た目の良いほうは一人5G、ボロい方は一人10Gと料金がちぐはぐ。
これは、ボロい方の主人が昼間は旅人相手に町の案内役を買って出て、最後に自分の宿屋に案内するというカラクリ。
宿に泊まるだけなら当然安くて立派なほうがいいのだが、案内中は色々な話が聞けるのも事実なので、お金に余裕があるならその分の対価として見るのもアリかもしれない。
高いと言ってもボッタクリというほどではないし(DQ4の世界で最高値ではあるが…)。
ちなみにボロい方の主人は、わざわざ隣の宿屋の前でお客を捕まえている。
そして案内を断ると、その宿のネガキャンを行う。
FC版では一通り案内してもらった後にAを押しっぱなしにしておくと、再び最初の台詞を喋りだし、選択肢が出る。
ここで「いいえ」を選ぶと「自分の宿屋をネガキャンする案内屋」という状況を作り出すことが出来る。因みに「はい」を選んでも再び案内が始まるということはない。
この主人、夜は普通に自分の宿屋のカウンターにいて町の案内もしてくれない。もし案内してくれたら後述の【幽霊】と鉢合わせになるところだが。
当り前だがどっちの宿屋に泊まってもHP・MPはちゃんと全員全回復するのでご心配なく…
 
【砂漠の宿屋】から砂漠を越えて南下してきたパーティーにとっては一応は休憩地点にはなるが、
砂漠の宿屋からここまでの距離は短く、出現する魔物もそう強敵というわけではないので、
消耗しきった状態でこの街に辿り着くという事はあまりないだろう。
おまけに、街を出て草原を南下すればそう遠くない場所に【コナンベリー】がある。
 
宿屋の他にも道具屋や武具屋はあるが、特に目新しいものを売っているわけではないので、そちらの意味でもアネイルには立ち寄る必要は特にない。
後述の墓の前で【ちからのたね】が拾えるのが唯一の見せ場。
 
かつて町を守った英雄【リバスト】の墓もあり、彼の使っていた【てんくうのよろい】が教会に飾られている。
夜に墓を訪れるとリバストの亡霊(【骸骨】)が現れて、天空の鎧が何者かに奪い去られた(つまり飾られている鎧はレプリカ)という話が聞ける。
また、鎧を入手してから再訪すると亡霊は「鎧を主人公たちに譲る」と言って満足して消える(例によって訪れるたびに出現するが)。

リメイク版

温泉にいる女性に話しかけた後の、女性陣の反応がおもしろい。
この町のストーリー進行上での立ち位置はFC版と変わらないが、色々と拾えるアイテムが増えているので、寄っておいて損はないだろう。
 
また、ボロい方の宿は移民の出現ポイントにもなっており、
ここにはアネイル限定移民の【キーマン】が出現することもある。