【てんくうのよろい】

Last-modified: 2020-12-11 (金) 23:01:54

概要

DQ4と5に登場した、伝説の勇者のみが身につけることができるという防具。
いわゆる【天空シリーズ】の1つである。
DQ6の【オルゴーのよろい】とのデザインの類似性から、強い関係性が示唆される。
 
ロト3部作における【ロトのよろい】【ひかりのよろい】は、文句なしに作中最強の性能を持っていたのだが、こちらはHP自動回復やダメージ床無効といった特殊能力が無い上に、守備力もメタルシリーズに抜かれていたりと、ちょっと扱いが悪い。
それでも上記に遜色ない守備力・耐性を持つため、有用性は折り紙つきである。

重厚な青いフルプレートだったロトの鎧に対し、こちらは白銀に金ラインの軽装鎧で、両肩には緑の竜の装飾が施されている。

DQ4

守備力70、【デイン系】以外の攻撃呪文や炎・吹雪のダメージを85/128≒2/3に軽減し、【メダパニ】【ザキ系】が効いてしまう確率を1/2にする。
【天空人】の血を引く【勇者】のみが装備可能。

守備力もさることながら、耐性が非常に高性能。今作から導入された【混乱時の特殊行動】の面白行動を見辛いという、小さなマイナスもあるが。
守備力だけなら店売りの【はぐれメタルよろい】(守備力95)に譲るが、あちらはただ硬いだけで攻撃呪文やブレスなどに対して全くの無耐性である。
防具は守備力より耐性を重視したほうが役立つ状況が多いため、勇者は基本的にこちらを優先するべきだろう。
また、【天空への塔】へ入るためのキーアイテムでもあり、必ず入手しなければならない。
 
かつて【勇者】が身に纏い、世界を魔の手から救ったという聖なる鎧で、後に【アネイル】の戦士【リバスト】の手に渡り、アネイルの町を魔物の大軍勢から守りぬいたという逸話がある。
劇中リバストが天空人、もしくは伝説の勇者であるとの描写は無いのだが、【ルーシア】の「天空装備は天空人にしか装備できない」発言や、DQ5で強調されている「一般人には装備できない」という描写を考えると、彼も恐らく天空人、もしくは伝説の勇者だったのだろう。
実際、小説版ではリバストも伝説の勇者とされている。
【知られざる伝説】でリバストの友人2人が【天空の剣】【天空の盾】をそれぞれ使っているとか気にしてはいけない(制作側の設定ミスではないのだ、多分……)。
  
長らくアネイルの教会で宝物として守り伝えられてきたが、遙か昔に盗賊により盗み出されてしまった。
その船は北東の海で魔物に襲われて、天空の鎧ごと海の藻屑となったのだが、巡り巡って現在は【海鳴りのほこら】の地下に安置されている。
現在、アネイルの教会に置かれている鎧はレプリカらしい。
海水・潮風にさらされても全く錆びないあたり、流石は伝説の防具だ。
 
海鳴りの祠は、船と【まほうのかぎ】さえあれば入れるダンジョンなので、かなり早い時期から入手可能。
ロト3部作ではかなり後半の入手だった強力な性能を誇る勇者専用鎧が早々に手に入ると聞き、喜んで取りに行った多くのヒヨッコ勇者は洞窟内で【ドラゴンライダー】などの強敵に駆逐され、海の藻屑となった。
確かに早めに入手できれば【バルザック+】【ヒャダルコ】やブレス等を軽減できて非常に有用なのだが、海鳴りの祠を突破する方がよっぽど難易度が高く、そう上手くはいかない。
 
ちなみに、戦闘中に道具として使用しても何の効果も無いのだが、何故か「誰に使うか」を選択する事ができる。
(普通、効果の無いアイテムを使おうとしても、使う事を選択した時点でコマンド完了となる)
これが原因なのか、道具使用効果がないのに【いろいろやろうぜ】でAIが使用することがあるアイテムの1つとなっている。
これを勇者以外の仲間に持たせることなどほぼないだろうが…。

リメイク版

守備力はFC版と同じ70のままだが、密かに耐性面で弱体化。
呪文耐性はFC版と同様だが、ブレス耐性が無くなってしまった。
ブレス耐性はFC版で一切の耐性が備わっていなかった天空の盾に移っている。
「伝説の装備をコンプすると耐性の穴が無くなる」という性質は、おそらくDQ7の【ガイアーラのよろい】【トルナードのたて】に倣ったものだろう。
 
ただ、この仕様変更のお陰で【キングレオ】の吐くブレス(よりによって【こごえるふぶき】に強化されている)を軽減できなくなってしまい、早期入手のメリットが「高い守備力と呪文耐性」のみになってしまった。
おまけにリメイク版では、はぐれメタル鎧にもデイン系以外の攻撃呪文のダメージを2/3に軽減する耐性がついたため、ザキ系・メダパニ系耐性に眼をつぶるなら、勇者であってもはぐれメタル鎧の方が優秀と言える。
もっとも、性能と共に値段も大幅アップしたそちらと比べて「タダで入手できる」というメリットはある。
 
女勇者ならば、ブレスと炎熱系呪文の両方に耐性がある【天使のレオタード】の方が断然良い。
一応天空の鎧の方がバギ・ヒャド・ザキ・メダパニ耐性に優れるので一長一短ではあるのだが、それらよりもブレス耐性の方が役に立つ場面が多い(ついでに魔法攻撃には天空の盾による【マホカンタ】で対抗するという手もある)ため、どうしても見劣りしてしまうのが痛い。
男勇者でブレス耐性を優先するなら【ドラゴンメイル】を持ち歩き、敵に応じて装備を使い分ける必要がある。
 
天空装備がないと【天空への塔】に入れないので必ず手に入れる必要はあるものの、女勇者にとっては天使のレオタードが買えるまでの繋ぎ(先に買ってしまった場合はイベント専用アイテム同然)に成り下がってしまうとは、伝説の防具にしてはかなり扱いが悪い。
この鎧が弱いというわけでは全くないのだが……それもこれも天使のレオタードが便利すぎるのが原因である。
 
しかし、【マーニャ】も言及しているが、【海鳴りのほこら】なんてところに置いておいて錆びないんだろうか。
普通に考えれば伝説の鎧が簡単に錆びるような金属でできている訳がないのだが、DQ4の前の時代にあたるDQ6では伝説の剣が錆びていただけに、あり得ないとは言えない。

小説版

元々アネイルに置かれていたのは同じだが、盗まれた時期が、勇者ユーリル達が訪れるより、ほんの少し前、まだ勇者を探して一人旅をしていた【ライアン】が、砂漠越えするときに同行したキャラバンによって奪われた。
この一味は【エビルプリースト】を信仰する者達である。
 
その後、どのような経緯かは不明だが、海鳴りのほこらに運び込まれ、棲んでいた【プレシオドン】の卵に偽装され守られていた。

DQ5

守備力85、イオ系・デイン系以外の呪文とブレスを30軽減する。
伝説の勇者である【男の子】専用の鎧。
 
他の天空装備が【パパス】【ルドマン】【アイシス】と、勇者の祖父たちをはじめとする正しき心の持ち主に継承されてきた中、唯一魔の軍勢に強奪されてしまった武具。またか。
【セントベレス山】の頂上にそびえ立つ光の教団の総本山、【大神殿】で魔物たちが守っている。
他の剣、盾が男の子加入前に入手出来、兜も青年期後半開始早々手に入るのに対し、鎧だけはかなり入手が遅くなってしまう。
 
具体的な場所が「大神殿」の「牢屋」というのがポイントで、【さいごのカギ】【てんくうのベル】が必要になってくる。
したがってこれをそろえるには、見晴らしの塔で【ブオーン】を、さらにボブルの塔で【ゲマ】【ゴンズ】を倒す必要がある。
地上の大物を軒並み倒さなければ手が届かないようになっているのだ。
 
その割に、難関を突破した先のご褒美には見えない印象を持つプレイヤーは多い。
理由はその場所。確かに、牢の扉に衛兵を立たせ厳重な警備を敷いているのだが、牢自体が正門のワキにある小部屋だからである。
しかも衛兵がわざわざ「これは勇者が身につけていたと言われている鎧だ!」などと宣伝までしてしまう。
そして番人はもはやこのダンジョンの通常敵より下位種の【へびておとこ】。もちろん時期ハズレなのでかなり弱い。もちろん集団リンチされて殺される運命にある。
大事にされてるんだかされてないんだか…
 
登場の唐突さと、番人がへびておとこなので、イマイチ印象に残らない不遇さを見せる。
気付かずスルーしてクリアしたプレイヤーも少なからず居るのではないだろうか。
設定では「天空の武器防具を全て装備した勇者でないと魔王を倒せない」はずなのに…。
なお、さいごのカギが必要という都合から、会話システムのあるリメイク版では、ブオーンイベントでの妻の台詞が聞きたいというプレイヤー達に、後回しにされがちである。
また、おうじゃのマントや【女の子】が装備できる【プリンセスローブ】よりも入手時期が遅く、【ボブルの塔】のゲマ戦に持っていけないという点でも、やや不遇な感がある。
 
とはいえ、強力な上無料で手に入る素晴らしい鎧には間違いないので、準備ができたらぜひ手に入れよう。
例によって守備力では【メタルキングよろい】に抜かれているものの、守備力の差はたったの10な上、
あちらには耐性が一切無いのでこちらを優先して間違いない。
天空シリーズの中では、道具として使える剣・盾と比べると「迷うことなく男の子に装備させるべきもの」と言える。
ちなみに、【主人公】専用装備の【おうじゃのマント】はコレより守備力、耐性面どちらも5上回っている。(リメイク版では耐性は同じ。)
伝説の勇者の装備を超える主人公補正、恐るべし。
【てんくうのたて】も合わせると炎吹雪ブレスを45も軽減でき、【フバーハ】も併用すると灼熱や輝く息すら火炎の息レベルまで軽減可能である。
 
DQ4では海に、DQ5では高山にと、何かと両極端なところに縁のある鎧である。
 
ちなみにSFC版公式ガイドブック下巻のモデルは本来着ることができない勇者の父親である主人公。
親父…無茶しやがって……。
勇者が誰なのかネタバレを防ぐ為のイラストレーターの苦肉の策かもしれないが、同じ頁に装備可能者が載っているのであまり意味がない。
一応たまたま主人公に似ているだけの歴代装備者の誰かという可能性がなくはないが……。

リメイク版

鎧が保管されている大神殿の小部屋は、入口を見つけるために視点を変える必要があり、SFC版よりも見つけにくくなった。
しかし、仲間と会話すると【男の子】が小部屋の存在に気づいたことを教えてくれる。
勇者アンテナが反応したのかもしれないし、子供の視点だからこその気づきかもしれない。
親子のコミュニケーションは大切である。

DQ10

【すごろく】内で登場する「伝説の防具」の外見として用いられている。入手すると被ダメージ-25%。

DQM2

装備品としてではなく、貴重品として登場している。
天空の鍵の世界で風の塔の宝箱から入手できる。
これと剣と兜を集めると、この世界にいる魔王と接見できるようになる。
 
イルルカでは【天空の書】に変更された為登場しない。

DQMB2

第五章から登場。排出率はかなり低い。
ステータスは、みのまもり+55 すばやさ+18。
みのまもりの上昇量は高く、更に雷、暗黒、光、氷に強くなるので、レア度に見合った価値がある。熱に注意。
 
天空の三神器である天空のつるぎと天空のたてを装備する事で兜を装備し、見た目が変わり、技も変更になる。

DQSB

新4弾では2020年2月20日~3月18日の期間限定イベントで登場し、クリア時に宝箱が出ればチケット封印候補に並ぶ。
レベル128、HP:370、力:160、素早さ:60、賢さ:100、身の守り:520。
相性の良い職業は戦士。
1バトル目の初めに味方のテンションが上がる。

DQウォーク

DQ4イベント中のガチャの星5防具として上下に分かれて実装された。
ギガデーモンやエビルプリーストに耐性を持つ。