【公式ガイドブック】

Last-modified: 2023-10-01 (日) 09:22:20

概要

ドラゴンクエストシリーズの攻略本の一つ。
ゲームの販売会社であり、同時に書籍の出版も行っている【エニックス】(現【スクウェア・エニックス】)が刊行する、文字通り公式な攻略本である。
 
最初に刊行された「公式ガイドブック」はもちろんDQ1……ではなくDQ3のもので、1988年8月19日に発売。
そのすぐ後9月16日にDQ1とDQ2のものが刊行されロト3部作のものが揃った。
これはまず第一に、エニックスが出版業を始めたのがこの年であるため。
DQ1のゲームの発売は1986年なので、現在の感覚で言えばとっくに販売時期を過ぎていたのだが、当時はドラクエ人気が絶頂にあったこと、「ゲーム会社が自ら出版する攻略本」が珍しかったこと、後述のように表紙を並べると絵が完成する等の要素が重なって大ヒットし、以降の公式ガイドの方向性を決めると同時に出版業の安定化につながった。
また、DQ1および2の攻略本の発売がDQ3よりやや遅れているのは、当時徳間書店がエニックスと「全てのデータを公開した攻略本を出版して良い」という契約を結んで【完全攻略本】を出版しており、その契約期間である二年が過ぎるのを待ったため(DQ1の完全攻略本の発売日は1986年9月1日)。
これは攻略本の出版の独占契約というわけではなく、事実集英社からも【ファミコン神拳 奥義大全書】【Vジャンプブックス】の前身)が出版されており、エニックスもまた新たに攻略本を出しても問題は無かったのだが、礼儀として契約期間切れを待ってからの出版となった。
また “非公式ガイド” として冬樹社より【どらくえ3 謎の魔王をやっつけろ】が出版されていたが、こちらは後にエニックスと問題を起こしてしまう。詳しくは当該項目を参照。
 
DQ4以降はリメイク版を含む各作品ごとに公式ガイドブックが刊行されており、【町】【ダンジョン】【アイテム】【モンスター】などに関する詳細なデータを収録。
数値的なデータ以外にも【呪文】の仕様やアイテムにまつわる設定、モンスターの性格など様々な情報が掲載されている。
ファミコン神拳やVジャンプブックスではほとんど触れられていない情報も多く、特にゲームソフト発売直後の時期にはかなり有用な情報源といえる。
2005年発売のDQ8公式ガイドブックからは、【スタジオベントスタッフ】が編集に関わるようになった。
 
FC版・SFC版のDQ1~DQ3は全データが1冊(SFC版DQ1・2は2作分合わせて1冊)に纏められているが、FC版DQ4、SFC版DQ5・DQ6、GB版DQ1~DQ3、PS版DQ7・DQ4、PS2版DQ5・DQ8は上下巻に分けられている。
主に上巻(世界編)はショップリスト・ダンジョンのマップやゲームの進め方、下巻(知識編)は【特技】やアイテム、モンスターのデータが掲載されている。
DQ9は上下巻に加えて、主にクリア後やゲーム発売後の配信要素を掲載した「秘伝・最終編」も発売された。
 
一方、DS版DQ4以降はDQ9を除いて世界編と知識編が統合されて1冊に纏められるようになり、その分かなり分厚くなった。このうち3DS版DQ7のみ、DQ9と同じく「秘伝・最終編」が追加で発売された。
DQ10オンラインはアップデートにつれて続刊が出ている。
DQ11はPS4版と3DS版で大きく仕様が異なる為、公式ガイドもそれぞれに合わせてPS4版ガイドと3DS版ガイドが同時発売されている。掲載内容が多いため、各機種これでもかという程分厚くなっている。DQ11Sでは新たに公式ガイドが発売されたものの、3Dモードと2Dモードのマップ同時掲載と新規要素の解説を重視した構成となっており、モンスターの配置や耐性といった詳細はPS4 / 3DS版ガイドを見ないと分からなくなっている。
 
トルネコシリーズは、公式ガイドブック以外に【チュンソフト】から公式パーフェクトガイドも刊行されている。

掲載内容とその変遷

町データやダンジョンマップはストーリーに沿う形で、それぞれ目安となる到達レベルが添えられている。
ただし初期の頃に掲載されている到達レベルは結構高めに設定されており、周辺の敵の【経験値】ではそこまで上げるのが難しい場合が多いが、当時のゲームバランス的には確かにそれぐらいのレベルがあった方が安全に進める。
DQ4以降は格段にレベルが上げやすくなったこともあり、自然と到達レベル程度まで上げられる様になった。
 
DQ1~DQ3の公式ガイドブックの目次には、

本書のデータはすべて、実際にプレイを繰り返し収集したものであり、…

との記述があり、プログラムを直接解析したわけではないようである。
そのためか、ゲーム内部の解析が進んだ現在では誤った記述も散見され、いくら公式書籍といえどもその情報は正確なものばかりではない。

例えば呪文や特技は割と詳細なデータが掲載されており、詳しい効果と範囲、消費【MP】も記載されているのだが、【属性】については結構あいまいな表記であり、特に特技の属性についてはかなり間違った記述をされている。
攻略の際にはぜひ、当wikiの記述も合わせて参考に。

また、先述の目次に

本書はあくまでも手引き書(ガイドブック)であり、解答書(アンチョコ)ではありません。

と明記されているように、他のゲームの攻略本とは違ってゲームの細部にはあまり踏み込んでいないことが大きな特徴となっている。

FC時代

DQ1とDQ2はラストダンジョンまですべての町やダンジョンが掲載されているが、DQ3では【○○○○バーク】【アレフガルド】すべてが、DQ4では【デスパレス】【エスターク神殿】【天空への塔】の中盤以降、【天空城】【闇の洞窟】以降が非掲載である。
また、SFC時代までのダンジョンマップでは【宝箱】の位置と【階段】の繋がりが非掲載で、フロアごとの宝箱の数だけ掲載されている。
 
モンスターに関しては、DQ1~DQ3では一部の中ボスがほかのモンスターと一緒に掲載されているが、【りゅうおう】(第1形態)、【ハーゴン】【バラモス】はグラフィックに?マークとモザイクが掛けられ、データも?で伏せられて掲載されている(ちなみにハーゴンは箱絵に堂々と描かれているのだが……)。【ラスボス】は非掲載である。
またDQ3ではアレフガルドのモンスターのすべて、DQ4は一部のボスと終盤の6種類のザコが非掲載である。
アイテムについてはDQ3ではアレフガルドでしか登場しないアイテムすべてが非掲載だが、DQ4では全アイテムが掲載された。
 
アイテム名やモンスター名はゲーム内での表記を使わずに、漢字混じりで書かれているのも特徴(例. やくそう→薬草、ひとくいばこ→人食い箱)。当時はドラクエに限らずこうしたタイプも多かった。
 
特記事項としては、DQ1・DQ2では「各町村のゲーム中の人口」が掲載されている。
DQ1にはグラフィックごとに細かく人数を数えていたが、DQ2ではNPCのグラフィックが増えたためか男・女・【犬】の三種類にまとめられている。
ただし【ムーンペタ】はカウントされていない。
 
上述の通りDQ3は基本的にアレフガルドに関する情報は一切伏せられているが、マップチップの頁にはアレフガルドにしか存在しない【回転する床】が掲載されている。その一方で何故か同頁に本来ならば載せられるはずの【バリアー】が載っていない(DQ1・DQ2にの同頁には載せられている)。

SFC時代

FC時代よりも少しは規制が緩くなったが、ボスの詳細なデータや、終盤およびクリア後の情報は掲載されていない。
なおSFC版のブックは4作品とも、東映動画によるセル画が挿絵として使われていることが大きな特徴。
 
世界編は、DQ5の【魔界】やDQ6の【嘆きの牢獄】以降が【その他の地域】と表現されダイジェストのみ掲載されている。つまり「ここから先のことはプレイヤー自身の手で確かめて欲しい」「ここまで来られた君の実力を信じて頑張ろう」ということ。
今でこそボスのデータや終盤以降の攻略情報も完全網羅した攻略本がメジャーだが、当時はこうしたタイプの方が主流だったのだ。
リメイク版DQ3のバーク、アレフガルドと裏ダンジョンは相変わらず非掲載。
 
モンスターはDQ5ではザコが全掲載となったが、逆にボスは序盤も含め一切載っていない。ただしモンスター攻略以外の場所では、逃げられない敵のアドバイスで【おやぶんゴースト】が、【死の火山】のページでは名前こそ出てないが【ようがんげんじん】のセル画が、そして上巻チャートページに【ミルドラース】最終形態のシルエットが載っている。
DQ6は【アクバー】までのボスの写真と攻略法が「上巻・世界編」にまとめて掲載されたが、そのステータスデータは非掲載である。
また攻略法もいい加減なものがあり、特に酷いのが【負けバトル】である【ドグマ】【ゾゾゲル】戦の項目。
何せ「(全体マヒ技を使う)ドグマから先に倒そう、正拳突きやはやぶさ切りが有効だ。」など無茶振りもいいところな記述があるのだ。
無属性のはやぶさ斬りはともかく、岩石系のせいけんづきは強耐性のこいつには50%程度でしか当たらない。あくまで「無効ではない」だけであって、そんな博打が有効打とは言いすぎだろう。
ましてやドグマのHPは7000もあり、どうせ博打をやるのなら【まじんぎり】の方がいい。
 
当時としてはまさか負けバトルですなんて大っぴらにはできなかったにしろ、この記述の不条理さは間違いなく歴代随一であろう。
このことへの反省からか、次回作DQ7の公式ガイドブックでは、2回戦うことになりかつ1戦目が負けバトルである【ゴンズ(DQ7)】の項目に「初めて戦うときはとても歯が立たないかもしれないが」と、負けバトルであることをほのめかす記述がある。
 
リメイク作品ではりゅうおうもハーゴンも載っておらず、DQ3では【カンダタ】などの中ボスも載らなくなってしまった一方、アレフガルドのモンスターは生息地不明としてデータが掲載された(裏ダンジョンは非掲載)。
 
アイテムはDQ5とDQ1・2はすべて掲載、DQ6では【オリハルコンのキバ】【へいしのふく4つ】【エンデのどうぐ】が非掲載。
DQ3では【たいようのいし】【あまぐものつえ】【せいなるまもり】以外はすべて載っている。
 
固有名詞については、詳細データページではFC時代と同じく漢字混じりの表記(かな表記も並記)だが、索引や世界編でのリストではゲーム内の通りのかな表記が使われるようになった。
 
ちなみにSFC版DQ5及びSFC版DQ1・2の公式ガイドブックの編集には、後に「ポケモン」シリーズの開発で知られるゲームフリークが関わっていることが奥付で確認できる。

PS・PS2時代

PS以降では情報の規制が緩やかになっていった。
DQ7からは巻末に袋とじで終盤やラストダンジョンまで掲載されるようになったほか、ダンジョンの宝箱の位置や階段の繋がり、各アイテムの代表的な入手場所も掲載されるようになった。
ボスについては「下巻・知識編」で「要注意モンスター」 としてザコの後に掲載されるようになったが、データは非掲載。ラスボスや裏ボスまでは掲載されなかった。
固有名詞はすべてゲーム内表記に統一された。
 
DQ8では、宝箱などの中身や地域ごとのフィールドのモンスター分布も掲載されるようになった。
【モンスター・バトルロード】の対戦相手のデータも掲載されている他、序盤に出てくる【スライム】などバージョン違いのモンスターがいることも掲載されている。
ただし裏ダンのモンスターは名前と姿のみ掲載でステータス無し。
ボス攻略法も「ボス級モンスター」として引き続き掲載されたが、ラスボスや裏ボスまでは掲載されなかった。

DS・Wii時代、3DS版DQ7

DSやWiiなど2000年代後半のリリース作品からは、終盤やクリア後のデータも余さず載せるようになった。
特にDS版DQ4・DQ5に関しては裏ダンジョンのマップの全部までを、DQ9もクリア後に行ける地域を掲載している。
DS版DQ4ではラスボスも全形態の耐性や簡単な攻略情報も記載されたが詳細なステータスは伏せられた(当wikiには掲載してあるので参照)。また、エッグラチキーラはシルエットのみで、進化版エビルプリーストは全く載ってない。
3DS版DQ7では【ふしぎな石版】の全入手場所まで掲載している。ラスボスや裏ボスも掲載され、ボスのHPなどの数値も掲載されているが、配信ダンジョンのモンスターの一部が欠番になっている。その後発売された秘伝の方で補完される形になっている。

DQ10オンライン以降

DQ10オンラインや3DS版DQ8以降、ストーリー上重要かつ意外な相手に関しては名前や画像を伏せて説明されるようになった。
情報公開が緩くなったとはいえ、ネタバレへの考慮は捨てられてはいないのだ。
以下に、情報が伏せられたボスを挙げる。
 
DQ8(3DS版)

  • 【呪われしゼシカ】【マルチェロ】
    序盤から仲間やNPCとして登場する人物で、これらが敵になることが伏せられている。追憶版も含めて名前と画像が伏せられている。ただし、能力値に関するデータの方は解析されている。

DQ11

 
ボスの情報規制がある一方で、戦法に関しては意外なほど勝つことにこだわった説明がなされる。
有効ならば【ラリホー】で嵌めたり【猛毒】にして敵が倒れるまで耐え続ける戦法も紹介される。
DQ11では初手【メガンテ】や初手【マダンテ】が有効な戦闘もあるが、これもしっかり説明されているという勝利への徹底振り。
マダンテに関しては必要MP量も掲載されている。
DQ11Sの公式ガイドではウルノーガやニズゼルファ、追憶の神殿のボスたちの情報が解禁され、ステータスや攻略法も掲載された。

DQ10オフライン

オンライン版と同じB5判となった。
各種データが膨大であり、攻略よりもそれらの大量のデータを網羅することに重点が置かれている。
故に従来のナンバリングタイトルのブックのような町の様子の描写といったものは無い。
ボス攻略法については【小国】のおはなし以降のメインストーリーに関わるもののみ掲載しており、【冥獣王ネルゲル】は姿と名前を伏せて掲載している。それ以外のモンスターの解説は数値データが中心で、行動内容や攻略法といったものは書かれていない。
 
Ver.2のものも新たに発売されているが、制作会社がスタジオベントスタッフからカラーフィールドに変わっている。
巻末のボス攻略はメインストーリーのもののみで、【試練の門】の攻略は無い。【ムッチーノ】【破戒王ベルムド】【魔勇者アンルシア】【邪教祖サダク】【トーマ王子】【大魔王マデサゴーラ】【創造神マデサゴーラ】は名前が伏せられている。
また【バトルファンタズム】は全ボスが解説されているほか、クエスト一覧のページではクエスト内ボスも一部のみ紹介されている。
一方、特技一覧の【レボルスライサー】の項目に肝心の「被ダメージ増加」の記載が無いなどといった欠点もところどころにある。

モンスターズシリーズ

育成・対戦ゲームの性質上だからなのか、ナンバリングタイトルとは違ってラスボスや裏ボスの名前・姿・ステータスが普通に掲載されている。
DQMJ2P、DQMJ3Pの攻略本は追加要素や無印版との相違点がメインであり、基本仕様やストーリー攻略などの情報は大幅に省略されている。

イラスト

出版は前述通り販売元の会社なのだが、【集英社】との契約の関係で【鳥山明】のイラストは一枚も載っていない。
各種装備品や【道具】に関してはほぼ全てにイラストが与えられており、それ以外でもキャラクターやモンスター、町や城の外観など、随所に様々なイラストが掲載されているのだが、
これらのイラストは東映の【中鶴勝祥】や4コマ作家の【村上ゆみ子】等が担当している。
この関係かサブキャラの立ち絵が「ゲームのドット絵の元になったイラスト」ではなく、逆に「ゲームのドット絵を見て描いたイラスト」と思われるものが時々見受けられる。
例としてDQ6のモンスター郡には中鶴独特の笑い方をしているデザインが成されているモンスターもいる(【ぶちスライム】【ようじゅつし】など)だけでなく、DQ5までとは異なりモンスターの公式イラストが使用されているのも根拠といえる。
 
FC版DQ1~DQ4の装備品や道具のイラストは【ガイナックス】によって描き下ろされ、これらのデザインはSFC版以降の公式ガイドブックにも概ね引き継がれ、後年のリメイク版本編に逆輸入もされている。 
装備品のイラストのうち特にに付いては、DQ6までは実際に装備したキャラが描かれているが、SFC版DQ3では多くが装備品本体のみ(【しんぴのビキニ】などは着ている)となり、DQ7からは(理解しにくい【おおばさみ】を除いて)ほぼすべて装備品のみが羅列されるようになった。
【セクハラ装備】を装備している女性キャラが見られなくなったのでこの変更に涙を飲んだファンも多いだろう。
なおリメイク版の公式ガイドでは、装備やアイテム、それどころかサブキャラのデザインが、オリジナル版の公式ガイド掲載のものから変更されていることも多い。
原形を留めているものもあるが、中には全く別物になっている場合もある。

表紙・カバー

初期シリーズの公式ガイドブックには表紙のデザインにも工夫が凝らされている。
DQ1~DQ3の公式ガイドブックはそれぞれに【ロトのつるぎ】の一部が銀箔で箔押しされており、左から順に3冊を並べるとロトの剣が完成するという揃いのデザインとなっている。
背表紙も3冊並べると【キメラのつばさ】が現れる。裏表紙には3冊ともロトの紋章が描かれている。
上下巻に分かれたDQ4では、やはり同様に並べると【てんくうのつるぎ】が完成し、さらに、その2冊の背表紙を合わせると小さく描かれた【てんくうのよろい】も現れる。
また両巻の裏表紙に【てんくうのたて】【てんくうのかぶと】もあり、上下巻揃えると天空シリーズの武具が一式揃う。
箔押しされているのは天空の剣だけであとは印刷されたイラストだが。
この表紙の箔押し仕様はDQ5とDQ6まで続いたが、この2作品では武器ではなくキャラクターがモチーフとなっている。
DQ5では【主人公】【ビアンカ】で、上巻は幼年時代、下巻は青年時代の二人が箔押しされている。
DQ6では上巻は【主人公】【ハッサン】【ミレーユ】、下巻は【バーバラ】【チャモロ】【テリー】が、それぞれ【夢の世界】【現実の世界】の地図をバックに描かれている。
また、SFC版DQ3のものの表紙には【オルテガのかぶと】が箔押しされている。
 
ただ、これらは綺麗ではあるのだが装丁の仕様上塗装が剥がれやすくもある。
何度も本棚から出し入れしたり手にとったりしていると割とすぐに傷だらけになり、最後には箔押しされた部分が全て剥がれ落ちてしまう。
これらを完全な状態で保っておきたいのであれば、それこそ「保存用」を確保したいところ。
だが今となってはそれも叶わないのが現状である。
手元に綺麗な物が残っている人は、今からでもとりわけ大事にするのもありだろう。
一応、この手のタイプの装丁で最も遅く発売されたSFC版DQ3のものは、それらに強い仕様の装丁となっている。

入手に関して

現在では、特にFC・SFC時代のものは入手は困難になりつつあるが、他の関連書籍と比較すると、もともとの流通量が多かったこともあり、まったく手に入らないというわけでもない。
中古ゲームショップでは高値で売られている場合もある一方、一般の古本屋では捨て値同然の価格で売られている場合もあり、いかに安く買うかという “イベント” だと思うと本探しそのものも楽しめるかもしれない。
 
なお【ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III】が発売された際、FC版DQ1~DQ3の公式ガイドが復刻されている。
e-STORE専売で、3冊セットを専用のスリーブケースに入れた商品形態となっていた。

一覧

DQ1

  • FC版
    • ドラゴンクエスト 公式ガイドブック

DQ2

  • FC版
    • ドラゴンクエストII 悪霊の神々 公式ガイドブック

DQ1・2

  • SFC版
    • ドラゴンクエストI・II 公式ガイドブック
  • GB版
    • ドラゴンクエストI・II 公式ガイドブック〈上巻〉(エニックスミニ百科)
    • ドラゴンクエストI・II 公式ガイドブック〈下巻〉(エニックスミニ百科)

DQ3

  • FC版
    • ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 公式ガイドブック
  • SFC版
    • ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 公式ガイドブック
  • GBC版
    • ゲームボーイ ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 公式ガイドブック〈上巻 世界編〉(エニックスミニ百科)
    • ゲームボーイ ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 公式ガイドブック〈下巻 知識編〉(エニックスミニ百科)

DQ1・2・3

  • ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III 公式ガイドブック

DQ4

  • FC版
    • ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 公式ガイドブック〈上巻 世界編〉
    • ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 公式ガイドブック〈下巻 知識編〉
  • PS版
    • ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 公式ガイドブック〈上巻 世界編〉
    • ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 公式ガイドブック〈下巻 知識編〉
  • DS版
    • ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 公式ガイドブック

DQ5

  • SFC版
    • ドラゴンクエストV 天空の花嫁 公式ガイドブック〈上巻 世界編〉
    • ドラゴンクエストV 天空の花嫁 公式ガイドブック〈下巻 知識編〉
  • PS2版
    • ドラゴンクエストV 天空の花嫁 公式ガイドブック〈上巻 世界編〉
    • ドラゴンクエストV 天空の花嫁 公式ガイドブック〈下巻 知識編〉
  • DS版
    • ドラゴンクエストV 天空の花嫁 公式ガイドブック

DQ6

  • SFC版
    • ドラゴンクエストVI 幻の大地 公式ガイドブック〈上巻 世界編〉
    • ドラゴンクエストVI 幻の大地 公式ガイドブック〈下巻 知識編〉
  • DS版
    • ドラゴンクエストVI 幻の大地 公式ガイドブック

DQ7

  • PS版
    • ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち 公式ガイドブック〈上巻 世界編〉
    • ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち 公式ガイドブック〈下巻 知識編〉
  • 3DS版
    • ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち 公式ガイドブック
    • ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち 公式ガイドブック 秘伝●最終編

DQ8

  • PS2版
    • ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 公式ガイドブック〈上巻 世界編〉
    • ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 公式ガイドブック〈下巻 知識編〉
  • 3DS版
    • ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 公式ガイドブック

DQ9

  • ドラゴンクエストIX 星空の守り人 公式ガイドブック 上巻●世界編
  • ドラゴンクエストIX 星空の守り人 公式ガイドブック 下巻●知識編
  • ドラゴンクエストIX 星空の守り人 公式ガイドブック 秘伝●最終編

DQ10オフライン

  • ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン 公式ガイドブック

DQ10オンライン

  • Ver.1時代
    • ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン 公式ガイドブック 上巻 世界編
    • ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン 公式ガイドブック 下巻 知識編
    • ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン 公式ガイドブック 1stシリーズまとめ編
  • Ver.2時代
    • ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン 公式ガイドブック バトル+職業+職人編
    • ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン 公式ガイドブック 冒険+マップ+モンスター編
  • Ver.3時代
    • ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン 公式ガイドブック 宝珠+魔塔+冒険の極意編
    • ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン 公式ガイドブック 氷の領界+職人の極意編
    • ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン 公式ガイドブック 闇の領界+職業の極意編
    • ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ 公式ガイドブック バージョン1+2+3 まとめ編
  • Ver.4時代
    • ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン 公式ガイドブック アストルティア防衛軍+白宝箱+いにしえのゼルメア編

DQ11

  • PS4版
    • PlayStation(R)4版 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 公式ガイドブック
  • 3DS版
    • ニンテンドー3DS版 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 公式ガイドブック
  • DQ11S
    • Nintendo Switch版 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S 公式ガイドブック

トルネコ1

  • トルネコの大冒険 不思議のダンジョン 公式ガイドブック

トルネコ2

  • PS版
    • トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン 公式ガイドブック
    • トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン 公式パーフェクトガイド
  • GBA版
    • トルネコの大冒険2アドバンス 不思議のダンジョン 公式ガイドブック

トルネコ3

  • PS2版
    • トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン 公式ガイドブック
    • トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン 公式パーフェクトガイド〈上〉迷宮踏破編
    • トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン 公式パーフェクトガイド〈下〉超究解析編
  • GBA版
    • トルネコの大冒険3アドバンス 不思議のダンジョン 公式ガイドブック
    • トルネコの大冒険3アドバンス 不思議のダンジョン 公式パーフェクトガイド〈上〉
    • トルネコの大冒険3アドバンス 不思議のダンジョン 公式パーフェクトガイド〈下〉