【ブルジョワへのみち】

Last-modified: 2025-03-22 (土) 17:53:39

DQ3(HD-2D版)

【性格】を変える【本】の1つ。
表紙には金髪の女性の横顔のようなイラストが描かれている。
読むと性格が【ブルジョワ】に変化する。
【ロマリア城】の前の床、イシス北部の【キラキラ】【エジンベア】【本棚】【○○○○バーク】(4段階目)の商人の屋敷の宝箱、【メルキド】【学者】の家の本棚で入手できるほか、【カンダタ】(2回目)が落としていくことがある。
非売品だが売却は可能で、売却価格は75G。
 
上流社会での生き方がとても素晴らしく描かれているらしく、読むと身も心もブルジョワになりきってしまう。
礼儀正しく落ち着きのある人になる方法について書かれており、テーブルマナーを極めることなどが推奨されているようである。
 
HD-2D版リメイクで【おじょうさま】が「ブルジョワ」へと変更されたことに伴い、性格を「おじょうさま」へと変化させる【しゅくじょへのみち】と差し替えられる形で登場したアイテム。
使用時や商人に鑑定させた際に表示されるメッセージも、「淑女への道」のものの一部を変更したものになっている。
元々「上流社会の女性としての生き方」という文面だった部分が「上流社会での生き方」になり、「おしとやかで慎ましい女性になる方法」と書かれていた部分は「礼儀正しく落ち着きのある人になる方法」に変更されている。
概ね「淑女への道」と同じアイテムなのだが、あちらの売却価格は112Gだったのに対してこちらの売却価格は75Gなので価値が下がっている。「おじょうさま」と比較すると「ブルジョワ」は能力補正が弱体化しているため、それが価格に反映されているのかもしれない。
アイテムグラフィックで確認できるこの本の表紙イラストはどちらかというと「淑女への道」のものとして見た方が合っているようにも思えるが、これは前身が「淑女への道」だったことの名残なのかもしれない。
 
ちなみにタイトルは「お金持ちになるための方法」でも書かれていそうな雰囲気だが、実際の内容は上記の通りでそんなことは全く書かれていない。
というのも「ブルジョワ」と言うと現在ではお金持ちを指す言葉として使われることがほとんどだが、語源となっている「ブルジョワジー」は元々は比較的上位の階級や社会層を表す言葉なのである。
上述の通り、元々「淑女への道」には「上流社会」という言葉が出てきていたため、そこを上手いこと活かしつつ男女…もといルックスA/B兼用の性格(及び本)にするためにこのような変更となったのかもしれない。
つまりこの本のタイトルは「ブルジョワ」という言葉の元々の意味に沿っているということなのだが、現代の感覚で言うとちょっとタイトル詐欺な感じがするのは否めないかもしれない。