概要
インターネットの動画配信サービスを使用した、メーカーによるプロモーション。
2010年代以降にライブ中継機能を備えた配信サービスが急速に普及すると、ゲーム業界をはじめとした各社もこれらを利用した販促活動を積極的に利用するようになった。
DQシリーズでは当初、ドワンゴが運営する「ニコニコ生放送」を中心に公式番組を配信していた。ドワンゴが以前【齊藤陽介】の手がけたオンラインゲーム『クロスゲート』の開発をしたという繋がりがある。
DQシリーズ最初の公式ライブ配信は2011年9月5日の「誕生25周年 ドラゴンクエスト新作発表会」で、これはDQ10の概要と対応機種が正式に発表されたイベントである。
2012年頃からドラクエ作品別の公式生放送や、新作発表会、イベント会場(【ジャンプフェスタ】、東京ゲームショウ、闘会議など)からの中継などが行われている。
2010年代末期以降はDQ35周年記念番組などYouTubeのみでの配信が増え、ニコ生における公式番組はDQⅩTVを除いて減少傾向にある。
シリーズ全般に関する番組
●ファミリークラシックコンサート~ドラゴンクエストの世界~
有料ではあったが、2013年の第27回公演から、すぎやまこういち存命中の最後の開催となった2019年までニコ生で中継放送が行われていた。
2016年からは楽屋からの中継もあり、開演前はコンサートプログラムの紹介、終了後には【すぎやまこういち】や演奏者を交えての座談会(2018年は【堀井雄二】や【内川毅】が出演)が行われた。
●誕生25周年 ドラゴンクエスト新作発表会 ~いま開かれる新たな扉~
2011年9月5日の14時より、ニコ生とUstreamにて放送。ゲームメディア関係者を招いての発表会を生中継。
【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン】(Wii、Wii U)が正式に発表。これ以外にスラもり3といたストWiiも取り上げられた。DQ25周年のイベント【ドラゴンクエスト展】も発表。
●ドラゴンクエスト新作発表会(2015年)
2015年7月28日の17時より、ニコ生とYouTubeにて放送。2011年同様、ゲームメディア関係者を招いての発表会を生中継。
【ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて】が発表。DQ11以外に3DS版DQ8やビルダーズ、ヒーローズ2、ジョーカー3、バトルスキャナー情報も流され、翌年からのDQ30周年プロジェクトロゴも発表された。
当時開発中だったNX(現在のNintendo Switch)へのDQ10オンライン・DQ11の進出も宣言された。
●ドラゴンクエスト ゲーム実況
2016年4月23日~4月24日の「DQ1・2」を皮切りに、DQ11までのナンバリング作品の公式実況をニコ生にてリレー形式で行った。出演者は生主(セミプロの配信者)だけでなく、タレントやドラクエのディレクター・プロデューサーが出演する時間帯もある。
スタッフ出演時には当時の製作秘話が語られることも。
通常は2夜ないし3夜に分けての放送となるが、DQ7はその長さから7日間のロングランとなった。
原則クリアするまでだが、ラスボスまでたどり着けなかったり、逆に早くクリアしすぎて時間が余る回もあった。
ラスボス撃破後のエンディングはカットされている。
●ドラゴンクエスト30周年お誕生日カウントダウンスペシャル
DQシリーズ30周年を迎える前夜の2016年5月26日21:30からニコ生にて日をまたいで放送された。
まずは歴代作品の開発の振り返り企画が行われ、DQ1~DQ5、DQ6とDQ7、DQ8とDQ9、DQ10オンラインの各チームごとに開発担当スタッフがシリーズの開発秘話などを語った。コーナーの最後には、DQ11に【ふっかつのじゅもん】が登場することが堀井雄二により明かされた。
スペシャルゲストとして【鳥嶋和彦】、シブサワ・コウ、坂口博信、宮本茂などもビデオレターという形で登場。
【ドラゴンクエストチーム】定例会議の雰囲気を再現した「とある木曜日の会議室」では、【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】コラボや【竜王城の決戦】がプレゼンされた。
●『ドラゴンクエスト』35周年記念特番
2021年5月27日(ドラクエの日)の正午からYouTubeのみで放送。
第一部ではフリーアナウンサーの宇賀なつみと内田敦子の2名が出演(なお内田はユア・ストーリーでプレイヤーの母の声を担当した縁がある)。テレビのニュースを模した形式で、各種オンラインタイトルのイベントや配信タイトルのセール、【グラニフ】および吉徳とのコラボ商品などの告知が行われた。
そして第二部では堀井雄二とタレントのJOYを招いての新作発表。『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』をはじめ、ドラけし!、DQ10オンラインVer6、DQ10オフライン、HD2D版DQ3、トレジャーズも発表。またこれらとは別に、モンスターズ新作(後のDQM3)についても別途開発中であることが語られた。番組最後に「だるまスライム」の片目に眼が入れられ、もう片方の眼はDQ12の発売時に入れるとの意思表示があった。
"新型コロナウイルス" の蔓延中でもあったこの回は、オンラインのみでの発表となった。
なお上述の吉徳とのコラボ商品である「ロトの兜飾り」は、ちょうど2年後のドラクエの日に約35万円で発売された。
●その他
- 「誕生25周年記念 ドラゴンクエスト展 内覧会」 生放送
- 日産セレナ×ドラゴンクエスト 日産セレナ・スライムカー発表会
- ドラゴンクエスト30周年プロジェクト 発表会
作品別番組
DQ9
- 【ドラゴンクエストIX 発売10周年特別企画】 今だからこそ話せることたっぷり話しちゃうぞスペシャル!
2019年7月11日放送。スタッフによる開発裏話など。
GAME TVのYouTubeチャンネルからの配信であるため厳密には公式番組ではないが、関係者総出だった。
DQ10オンライン
【ドラゴンクエストⅩ TV】を参照。
8周年カウントダウン特番(2020/08/01)からはYouTubeでも公式配信されるようになっている。
DQ11
発売前の事前情報公開から発売後のネタバレイトショーに至るまで、ブロモ番組を放送した。こちらも参照。
- ドラゴンクエストXI JF(ジャンプフェスタ)2017スペシャルステージ
- 『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』発売日発表会
- 『ドラゴンクエストXI カウントダウンカーニバル』スペシャルステージ(全5回)
- ドラゴンクエストXI 発売前夜! カウントダウン生放送
- 【ドラゴンクエストXI カウントダウンカーニバル番外編~ネタバレするとはなにごとだ!~ネタバレイトショー】
- 『ドラゴンクエストXI』若手プロデューサー&ディレクター忘年会
2017年12月19日に放送。【LUIDA'S BAR】からの中継。【岡本北斗】、【横田賢人】、【内川毅】の3人が、DQ11の開発こぼれ話や過去作の思い出などを語った。【犬塚太一】と齊藤陽介によるコメントビデオもあり、3人の経歴も明らかになった。
電ファミニコゲーマーでは(ほんの一部ではあるが)公式に文字起こしされている。
DQ11S
モンスターズシリーズ
- 『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェショナル』"Great Masters'GP"チャンピオン大会 生中継!
- 『DQM ジョーカー3』公式大会"Great Masters' GP"
- 『DQM ジョーカー3 プロフェッショナル』公式大会"Great Masters' GP"
- 誕生20周年! ドラゴンクエストモンスターズ成人式
2018年11月6日に放送。
モンスターズ20周年を記念して、同シリーズゆかりのスタッフ達が20年前の自身を振り返ったり、過去作の思い出などを語ったほか、新作(テリワンSPなど)の発表も行なわれた。
【カバシラー】や【ダークドレアム】(新規デザイン)についてのこぼれ話も出た。
ヒーローズ1
- ドラゴンクエストヒーローズTV 特報版
- ドラゴンクエストヒーローズ・ザ・LIVE!
ビルダーズ1
- ドラゴンクエストビルダーズ スクール
- 「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」 課外授業
ソーシャルゲーム関連
- らいなま(ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト 生放送)
- 『星のドラゴンクエスト』超ギガレア生特番
- 【どこパレLIVE】ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード
- 『ドラゴンクエストライバルズ』公式生放送
- 勇者杯(ドラゴンクエストライバルズ公式全国大会)
- スマートウォークLIVE(DQウォーク)