【ルイーダの酒場】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:06:10

概要

DQ3などに登場するパーティメンバーの編成をする【酒場】。その名の通り【ルイーダ】という女性店主が経営している。
Wizardryの「ギルガメッシュの酒場(Gilgamesh's Tavern)」に相当する施設であり、恐らくはそれが元ネタだろう。
なお本wikiでは「ルイーダの"酒場"」としているが、DQ3・DQ5・DQ6では「ルイーダの"店"」と名乗り、その後に「旅人たちが集まる出会いと別れの酒場」と説明される。
英語版での店名は、NES版DW3ではLuisa’s Place、GBC版DW3ではRuida’s Tavern。DRAGON QUESTに改題後(スマホ版DQ3、DQ5、DQ6、DQ9等)はPatty’s Party Planning Place(パティーのパーティ編成所)と呼ばれるようになった。
 
ここでは呼び出したキャラクターをパーティに加えたり、パーティから外して待機させたりすることができる。
待機させているキャラクターは登録抹消しない限り、呼び出せば再び元の状態でパーティに復帰させることができるが、待機中はパーティから完全に外れているため、経験値や熟練度などは加算されない。

DQ3

【スタート地点】である【アリアハン】で、城下町内の西にある大きな建物がルイーダの酒場である。
オープニングイベントで【アリアハン王】に謁見したときに、まずは「町の酒場」で仲間を集めるように指示されるが、ここがその酒場である。
王に会う前は城に通じる道の手前に勇者を見送る母親が立ち止まっており、FC版ではここで町に戻ろうとしても彼女が通してくれないため、他のすべての施設と同じく王に謁見するまでは訪れることはできない。
 
1階にパーティメンバーの組み替えを行うルイーダがいて、2階にはキャラクターメイキングを行う「冒険者の登録所」がある。新しい仲間を求める際は、ここで探すことになる。
たとえ【一人旅】を志しても、【イエローオーブ】を手に入れるために一度は必ず開拓用に【商人】を登録して加えないといけない。したがってストーリーを進める上でも必要不可欠な施設である。
【バシルーラ】で飛ばされた仲間も、ここで再会できるので覚えておこう。
また、1階には【預かり所】も併設されておりお世話になる。
 
選択できるコマンドは以下。

「なかまを くわえる」は名簿に登録されているキャラをパーティに加入させる。既に4人パーティになっていればそれ以上加えることはできない。
ちなみにリストの最後尾に「そのたのひと」という項目があり、これを選択すると2階の冒険者の登録所のことを教えてくれる。
冒険者の登録所については、こちらを参照。デフォルトで戦士、僧侶、魔法使いがいるが、仲間との連帯感を強めるなら自分で登録してキャラを作ろう。
 
「なかまと わかれる」は逆に、パーティから誰かを外してもらうコマンドである。永久離脱となるわけではなく、名簿には登録されているので「なかまを くわえる」コマンドですぐに再加入させられる。
酒場で別れた仲間は、酒場内でたむろしている様子は見られないが、すぐ呼び出せるような近場にはいると推測される。
またアイテムは装備品も道具もそのキャラが所持したままとなる。このため使わない仲間キャラを手数料不要の預かり所代わりとして利用する裏ワザもある(後述のように強制セーブがある点には注意)。
 
なお、【勇者】と別れようとしても【あらいやだ。 じぶんとは わかれられないわよ。】(リメイク版では「旅の指揮を執る人がいなくなっちゃうわよ」)と言われて別れることはできないが、一度エンディングを見てクリアフラグを立てれば別れることができる。
ちなみに、FC版であってもノーセーブでクリアして勇者抜きパーティで最初からやり直すということは、よほど危険なバグ技に頼らない限りは、できない。詳しくはこちらを参照。

強制セーブについて

FC版ではメモリ節約のために、キャラを登録・加入・離脱させる際にはセーブデータを直接参照・変更する処置をとっている。このため、酒場や登録所の機能を使うたびに「冒険の書に記録します」という意思確認を経てセーブされるようになっている。
これを利用してわざわざ遠い王様の所に行かずにセーブすることができる。
ただし、下記のいずれかの条件では該当する選択肢ではセーブできない。

  • 誰も登録されていない状態(全員を連れ出している状態)で「めいぼをみる」か「なかまを くわえる」
  • パーティメンバーが4人の状態で「なかまを くわえる」
  • パーティメンバーが1人の状態で「なかまと わかれる」

しかし、これらをすべて満たすことは基本的にありえないため、必ずいずれかの選択肢でセーブできる。
近くの実家で【タダ宿】できることもあり、もっと手軽にセーブできる【ダーマ神殿】にたどり着くまでの拠点となる。
ここでセーブした場合は直前に会話した(セーブはしていなくても)セーブ可能な王様の前で再開となる。
便利だがパーティーが弱いと再開場所によっては【ハマり】になることがある。
また、「なかまを くわえる」と「なかまと わかれる」および2階での登録ではキャンセルせずにそのまま加えて(or別れてor登録して)しまうと、加えた(or別れたor登録した)状態でセーブされることにも注意が必要。
 
ちなみに、【きんのかんむり】【ロマリア王】に返却していない場合、この方法で【ロマリア】にワープすれば、返却しないままロマリアでゲームを再開できる。

リメイク版

スタート直後でも母親のブロックを振り切ることができるようになり、それをやって【性格】【がんこもの】【ひねくれもの】になった勇者なら、王との謁見前に来ることができる。
しかし、他の施設と違ってここだけは王に謁見して【バラモス】討伐の命を受けた後でなければ利用できない。一度も利用しないでゲームクリアすることは不可能なので、ちゃんと王に謁見しておくこと。
酒場の客である冒険者は、かつて武闘家、盗賊、僧侶の仲間達と旅をしていた思い出話をきかせてくれる。
 
コマンドは

に変更された。
DQ5の【モンスターじいさん】やDQ6と同じく、パーティから外すコマンドは「わかれる」から「あずける」になっている。預かって世話をしてくれる施設に転業したようだ。
またこれらの作品と同様に、預けるときにそのキャラの装備品以外の道具が自動的に【ふくろ】に入れられるようになった。
 
ルイーダの酒場の機能での強制セーブが無くなった代わりに、簡易にセーブをしてくれる【シスター】が新たにカウンターの横に配置された。
ルイーダや登録所と違い、こちらは王に会ってなくても利用できる。
ここでセーブした場合はアリアハン王の前で再開となる。
アリアハン王と一度も会話したことがなければこのシスターの前で再開となる。死んだときもこのシスターの前で復活する。
ただ、王様の場合とは違い、次のレベルまでの必要経験値は教えてもらえない。
 
預かり所は【ゴールド銀行】に変化している。

小説版

王都アリアハンで一番古く安い酒場だが、【バラモス】が現れ世界が荒れ始めてからは、失業者やならず者が集まるいかがわしい店となっている。
勇者アレル【戦士】クリスが【ネクロゴンド】に向かうために【船乗り】を求めてここを訪れたが、怖気づく者ばかりでクリスが乱闘を起こしただけだった。

DQ5

【グランバニア】のみに存在。
2階の兵士詰め所の酒場のバニーが経営しているが、青年時代後半になってから利用できる。
仲間モンスターの管理は【モンスターじいさん】が担っているので、ここでは人間キャラのみ組み替え可能。
 
選択できるコマンドは2個だけで

  • なかまをくわえる
  • なかまをはずす

になっている。
DQ3との違いとして、「わかれる」が「はずす」に変わった。
基本的に人間の仲間は家族か部下なのでそもそも「わかれる」ではおかしいし、モンスターじいさんでのコマンドとの差別化もあっての変更だろう。
初期からここで加えたり外したりできるのは【男の子】【女の子】のみ。城内にいる【サンチョ】【ピピン】と話しかけ「私も連れて行ってください」と言われれば、彼らも対象に加わる。【大神殿】をクリアすると妻(【ビアンカ】【フローラ】、DS版以降で登場する【デボラ】のいずれか)も加わる。なお主人公はクリア後であろうと外すことはできない。
モンスターじいさんに預ける場合と同じく、外した仲間の装備している武器・鎧・盾・兜以外の所持アイテムは装飾品も含めて、すべて【預かり所】に預けられる(リメイク版では【ふくろ】に入れられる)。
 
基本的に人間の仲間が少ないDQ5では、利用する機会もあまりない。
しかし妻を救った後、主人公以外の人間キャラは全員パーティから外れるので再加入させたい場合は酒場に行ってパーティに入れる必要がある。
大神殿への突入など、人間メンバーが強制的にパーティ入りする場面の場合では、戦力ダウンを避けるためにタイミングよく外しておく使い方もある。
 
酒場で外したメンバーは酒場にいるのではなく、城内のそれぞれの部屋や家で待っている。
ちなみに、ここでモンスターを外そうとすると、「うーん モンスターさんはうちではちょっとね……。」と言って断られる。
ちなみにモンスターじいさんは酒場の中にいる(ただし、昼間にのみ)。

DQ6

今作はなんとチェーン展開している。
最初は【現実の世界】【サンマリーノ】にあるが、【ムドー】を倒すまでは利用できない。他は【夢の世界】【ダーマ神殿】【スライム格闘場】、現実の世界の【ガンディーノ】、そしてなぜか【はざまの世界】【欲望の町】にもある。
また【牢獄の町】では【アクバー】を倒す前の一時期のみ、【ルイ】が「ルイーダ」となって酒場を開く。
どういう仕組みなのかゴールド銀行などのようにどこで預けても異世界をまたいで全支店で入れ替えができる。便利な世の中になったものよのう。
 
今回は前作のモンスターじいさんの役割を兼ねるようになり、人間キャラクターも仲間モンスターも対象となった。初期状態では待機中のキャラは誰もおらず、基本的にはパーティの定員からあふれたキャラを待機させる場所となっている。
本作ではモンスターを仲間にするとパーティが定員オーバーになるため、誰かを酒場に預けないといけない。
 
選択できるコマンドは以下の通り。これは前作のモンスターじいさんと同じで、コマンドの統一のために人間でも【あずける】表記になった。

  • あずけにきた
  • むかえにきた
  • ようすをみる
  • わかれにきた
  • やめる

 
仲間が増えた時にパーティが満員の場合、加入したキャラは自動的にルイーダの店に駆け込んで待機状態となる。またDQ3と同様、【バシルーラ】をくらったキャラはここに送り込まれている。
預けた仲間の装備していない持ち物は自動的に【ふくろ】に入れられる。
ただし、クリア前・クリア後にかかわらず主人公は預けることができない。
他に今作では謎仕様として【バーバラ】も預けられない。【マダンテ】を習得するイベント後には預けられるようになってもいいはずだが……。
 
バトルメンバーが一軍、馬車メンバーが二軍なら酒場メンバーはいわば三軍で、【テリー】が酒場で燻ってることが多い。
このことから使わない仲間の装備を剥ぎ取ってルイーダの酒場に幽閉してしまうことを「酒場送り」と呼ばれる。
 
施設としてはルイーダの店に統合されているものの、内部的には固定メンバー(【ハッサン】【ミレーユ】【チャモロ】【アモス】【テリー】【ドランゴ】【ルーキー】)とそれ以外の仲間モンスターの枠がしっかりと区別されている。固定メンバーとは「わかれる」ことができない。
仲間モンスター枠は定員があり、最大15体までと制限されている。そのため、すべての仲間モンスターを1体ずつ仲間にすることもできなくなっており、3種は諦める必要がある。定員に達した状態で新たに仲間モンスターを加えたいなら、酒場でモンスターの誰かと別れる必要がある。
固定メンバーには専用枠が設けられているため、任意加入のアモスなどを仲間にしなかったからといって仲間モンスターの枠が増えたりはしない。
 
ちなみに、パーティと酒場が両方とも満員状態でもモンスターが起き上がることはあるが、当然行き場が無いのでそのままさびしそうに去ってゆく。
このことを知らずにちょうど満員状態で【はぐれメタル】【ランプのまおう】を起き上がらせた人がいたとしたら悲劇である。
 
わかれるを選択すると、仲間モンスターは元気に野山に戻っていく。
その際持っているアイテムは、そのままモンスターに持たせてあげるかどうか聞かれる。重要アイテムは持たせてあげてもふくろに返される。
棺桶状態で預けた仲間モンスターと別れる選択をすると、ちゃんと台詞が変化する
 
なお、【はざまの世界】でメンバー全員が【HP1、MP0】状態に陥った場合は、ここで待機しているキャラも同様の状態になる。

リメイク版

地図ではワイングラスのアイコンで示される。
仲間モンスターシステムが【スライムスカウト】に変更されたため、仲間メンバーの上限人数が決まっており、それ以上になることはない。
また、主人公とバーバラを預けられない点は据え置きのため、人間キャラの耐性がほとんど無くなっているにも関わらず彼らのバシルーラ耐性だけは変化がない。
コマンドは「わかれにきた」が撤廃された他は、名称や順番は特に変更されていない。

DQ9

【セントシュタイン城下町】【リッカの宿屋】1階で営業。セントシュタイン到着後、すぐに利用できるようになる。
DQ6のようなチェーン展開はなくなったが、DQ3のルイーダと登録所の機能がDQ9ではルイーダに集約され、自由にキャラクターメイキングとパーティの編成ができる。
 
選択できるコマンドは以下の通り。

  • なかまを よびだす
  • なかまを あずける
  • なかまを とうろく
  • なかまと わかれる
  • やめる

「なかまを とうろく」はキャラクターメイキングを行う。詳細はこちら参照。
「なかまを よびだす」は登録したキャラをパーティに加える。加えると、酒場の扉から飛び出してきて飛び跳ねる、張り切って右腕を突き上げる、折り目正しく一礼、などの中からランダムの歓びのポーズを取る演出がある。
FC版DQ3と同じく、キャラクターリストの最後尾に「その他の人」という項目があり、本作ではこれを選択しても、直接新しいキャラを登録できる。
「なかまを あずける」は、現在パーティにいるキャラを待機させる。持っている道具は自動的にふくろに入れられる。【主人公】はエンディング前・エンディング後にかかわらず預けられない。
「なかまと わかれる」は登録しているキャラの削除なので、せっかく育てたキャラをうっかり消さないように注意。
 
DQ3のときと同様、始めから3人のデフォルトキャラが登録されているが、自分の好きに作った方が愛着は湧くだろう。
 
また、【隊列】システムが他作品と異なる本作では、「列の並び順」の変更はここでしかできない。
一度預けてまた加えたりしないといけないので、少し面倒くさい。
 
エンディング後には該当の配信クエストをクリアすることで、店主の【ルイーダ】【リッカ】【ロクサーヌ】【イザヤール】といったキャラが仲間になり登録される。
彼女らと別れようとすると専用の台詞を返され削除することができない。
また、ここにきて初めて店主のルイーダにストーリー中でスポットが当てられた。
序盤はもちろん、配信クエストでのエピソードや仲間にもなることを考えれば大出世と言えよう。
 
仲間の登録は最大で12人まで行えるが、ルイーダ自身を含めた上記のクエスト勢はこの枠にはカウントされない。

DQ10オンライン

DQ10の5周年を記念した期間限定イベント【大魔王ゾーマへの挑戦】で登場。
ルイーダが使いとしてアストルティアに送り込んだ【スラエル】の案内で来ることができ、ここから【ゾーマの城】に旅立つことになる。
パーティーメンバーが足りない場合の補充として【ゆうぼん】【すぎやん】【アキーラ】を仲間にできるほか、転職も可能。
マップの構造はDQ3のルイーダの酒場(1階)を元にしており、【ルイーダの酒場に最初からいる人たち】もいる。

DQ11(3DS版)・DQ11S

【冒険の書の世界】の「ダーマ神殿」(DQ6)と「リッカの宿屋」で再現されている。寄り道イベントなので当然パーティの組み替えなどはできない。
リッカの宿屋の方のルイーダはクエストを依頼してくる。

バトルロードビクトリー

DQ9と同じ容姿のルイーダがいるが、主人公が小学生であることからか、「ルイーダのカフェ」に変更されている。
コーチョーのクイズのヒントを教えてくれたり、アーケードと同じ【バトルマスター】への転職試練を受けるために【伝説の戦士】を紹介してくれる。

ヒーローズ1

【空艦バトシエ】に存在。
2015年3月19日のアップデートでムービー鑑賞機能が追加された。

ヒーローズ2

【リッカの宿屋】に存在。ストーリー展開で一時的に【荒野の野営地】に移る。
操作キャラを【時空の迷宮】限定キャラに変更可能。

トレジャーズ

ライバルズエースのカードが、【お宝】の一つとして登場。

お宝No.566
レアリティジャンク
カテゴリープレイメモリアル
コレクションカード
標準価格150,000G

ライバルズエース

本人とは別に、一人用モード「ソロバトルアドベンチャー」における勇者専用の特技カードとして登場。

コスト4 特技
ランダムな冒険者を1枚手札に加え
そのカードのコストを-1する
味方の場に冒険者がいる場合
さらにMPを1回復しカードを1枚引く
(通常版初期の能力)

コスト1 特技
ランダムな冒険者を3枚手札に加え
そのカードのコストを-3する
味方の場に冒険者がいる場合
さらにMPを3回復しカードを1枚引く
(プレミアム版最大レベルの能力)

冒険者に分類されるランダムなカードを手札に加え、その使用コストを低減する。
流石に対象が広すぎて当たり外れが大きいため当てにはしにくいが、冒険者を出していればMP回復とドローと嬉しい追加効果がある。
【超サポートなかま】と同様にエースカードを入手しても強化が反映されないが、強化により加える手札枚数増加などの効果を得られる。とりあえず使うだけでも相当お得になるので、勇者専用カードなどが来たらラッキーという気持ちでとりあえず使ってしまおう。更にMP回復目的でも使えるようになるが、最大で3枚手札が増えるので溢れないように注意。
1枚で冒険者を複数手に入れられるということで、【伝説の勇者】や同時に実装された【仲間との絆】などの冒険者シナジーの効果と相性がいい。特技なので【王女タバサ】などで使い回すのも良い。
イラストは女勇者が酒場に足を踏み入れているもので、客として女戦士・男商人・男盗賊、女遊び人と思われる【バニーガール】の店員、ルイーダ(DQ9デザイン)が描かれている。
ただし使用時の演出で出てくるのはリーダーの【主人公(DQ1)】とルイーダである。

ウォーク

2020年のDQ3イベントでイベントポータル(イベントの諸情報を確認できる専用ページ)として登場した。
各種ミッションやイベントアイテムの交換、そして他プレイヤーがNPCとして戦闘に参加してくれる「助っ人」機能が存在し、自分のキャラクターを助っ人として酒場に登録することもできた。
この助っ人機能はイベント終了後まもなく標準システムに昇格。助っ人情報の管理として「ルイーダの出張酒場」が開設され、以後ルイーダはDQウォークの世界におけるレギュラーキャラクターになる。

ロトの紋章

アリアハンに変わらず存在するも、アリアハン王ノバァク13世の臆病さに多くの冒険者が愛想を尽かし、今はすっかりさびれている。町の宿屋が不景気のあまり廃業してしまった為、肩代わりに二階を提供している。アルス一行もアリアハン滞在中は、ずっとここでお世話になっていた
かつての勇者アレルと若き日の3人の初代ケンオウ達が描かれたタペストリーが店内に飾られているのが、かつての賑わいを偲ばせる品となっている。
アリアハンでの一連の事件の後アルスが旅立ってからは、アルスと当代の3人のケンオウ達(キラ・ヤオ・ポロン)、そしてタルキンを描いたものが新たに飾られる事となった。

ドラゴンクエスト公式サイト

【公式サイト】の初期時代、「パルプンタウン」から「天空の城下町」の中期ごろまで、「フォーラム・ルイーダの酒場」のコーナーがサイト内に設けられており、ユーザーからの質問やコメントにルイーダが答える形式がとられていた。

LINE PLAY

2014年3月にはスマホアプリのLINE PLAY(現・LINEプレイ)にDQ公式ルームとして「ドラゴンクエスト ルイーダの酒場」が登場。
DQ9のルイーダをデフォルメしたアバターが使用されており、
ルーム内にはスライムのクッションやミミック、ただのしかばね、錬金釜などDQシリーズでおなじみのオブジェが飾られている。
このサービス自体は2023年11月時点でも続いているがルイーダの酒場の更新はされておらず、ルーム内の各種情報は「スマホ版DQ3配信」「DQ10が開始から2周年」など2014年当時のままになっている。

コラボ店舗

現実の日本では公式なDQコラボ店舗として以下の2つの「ルイーダの酒場」が営業している。この2店は運営会社が異なるため、双方のメニューの連動などは無い。
店内の貨幣単位に【ゴールド】が使われることは共通しており、ここでは1ゴールド=1円と分かりやすい設定。
 
なお下記以外にも各地に「ルイーダ」「LUIDA」を名乗る店舗はあるが、DQ公式とは一切関係ないので注意。

カラオケパセラ内「LUIDA’S BAR(ルイーダの酒場)」

2010年1月28日(DS版DQ6の発売と同日)、株式会社ニュートンの運営する「カラオケパセラ」とのコラボレーションにより、ゲーム内のルイーダの酒場をモチーフとした「LUIDA'S BAR(ルイーダの酒場)」が東京・六本木の「カラオケパセラ六本木店」にオープンした。
その後六本木での営業は2020年9月13日にて終了し、同年11月13日からは床面積を増やしたリニューアル店舗として秋葉原(JR秋葉原駅南西の神田川沿い)の「カラオケパセラAKIBAマルチエンターテインメント」に移転した。
公式サイトX
 
内装やメニューはDQシリーズをイメージしたものが並んでおり、店員もDQ用語を使ってきたりと細部にまでこだわりが感じられる。
一定期間ごとに「レベルアップ」が行われ、それに伴いメニューも一新される。2019年3月28日からは「レベル8」となり、DQ11関連メニューなどが販売されている。
またDQシリーズの新作が発売されると店内でもソフトの販売が行われる。
かつて六本木時代はヨドバシカメラ秋葉原店と並ぶ首都圏の【すれちがい通信】スポットとしても有名であった。
2013年10月22日からはDQ10のプレイルームも設けられ、Windows版(秋葉原移転後はブラウザ版)がプレイ可能。
 
イベントなども時々行われるので、ファンなら一度は訪れておきたい場所である。ただし新作発売時やイベント期間中はファンでごった返すので事前予約をお勧めする。

ドラゴンクエスト アイランド

淡路島のニジゲンノモリでは、2021年5月にオープンした【ドラゴンクエスト アイランド】のエリアに「ルイーダの酒場」がある。ここを利用するだけならばアトラクションの入場チケットは不要。
オリジナルのグッズや食事メニューが提供されており、店内にはDQを元ネタにした各種張り紙もある。