【ルイーダの酒場】

Last-modified: 2023-05-19 (金) 19:42:30

概要

DQ3などに登場するパーティメンバーの入れ替えをする施設。
その名の通り【ルイーダ】が経営しており、仲間を加えたり、仲間と別れたりできる。
まさに出会いと別れの【酒場】である。
Wizardryの「ギルガメッシュの酒場(Gilgamesh's Tavern)」に相当する施設であり、恐らくはそれが元ネタだろう。
なお本wikiでは「ルイーダの"酒場"」としているが、作品やメディアによっては「ルイーダの"店"」となっていることも多く、表記はマチマチである。
 
英語版での店名は、NES版DW3ではLuisa’s Place、GBC版DW3ではRuida’s Tavern。DRAGON QUESTに改題後(スマホ版DQ3、DQ5、DQ6、DQ9等)はPatty’s Party Planning Place(パティーのパーティ編成所)と呼ばれるようになった。

DQ3

【スタート地点】である【アリアハン】城下町に存在。
オープニングイベントで王様に謁見したときに、まずは「町の酒場」で仲間を集めるように指示されるが、ここがその酒場である。他のすべての施設と同じく、システム上は王様に謁見前には訪れることはできない。
1階にパーティメンバーの組み替えを行うルイーダがいて、2階にはキャラクターメイキングを行う「冒険者の登録所」がある。新しい仲間を求める際は、ここで探すことになる。
たとえ【一人旅】を志しても、【イエローオーブ】を手に入れるために一度は必ず開拓用に【商人】を登録して加えないといけない。したがってストーリーを進める上でも必要不可欠な施設である。
 
ルイーダの酒場では、既に登録されている仲間をパーティに加えたり、外したりすることができる。
なお、【勇者】と別れようとしても【あらいやだ。 じぶんとは わかれられないわよ。】(リメイク版では「旅の指揮を執る人がいなくなっちゃうわよ」)と言われて別れることはできない。
しかし一度エンディングを見てクリアフラグを立てれば別れることができる。
ちなみに、FC版であってもノーセーブでクリアして勇者抜きパーティで最初からやり直すということは、よほど危険なバグ技に頼らない限りは、できない。詳しくはこちらを参照。
【バシルーラ】で飛ばされた仲間も、ここで再会できるので覚えておこう。
 
選択できるコマンドは以下。

「なかまを くわえる」はパーティ加入、「なかまと わかれる」はパーティから誰かを外してもらうコマンドである。
仲間と別れたとしても、永久離脱となるわけではなく名簿には登録されており、「なかまを くわえる」コマンドですぐに再加入させられる。
なお、酒場で別れた仲間は、酒場内でたむろしている様子は見られないが、すぐ呼び出せるような近場にはいると推測される。
ちなみに、「なかまを くわえる」でリストを開いたときに、最後尾に「そのたのひと」という項目があり、これを選択すると、2階の冒険者の登録所のことを教えてくれる。
冒険者の登録所については、こちらを参照。デフォルトで戦士、僧侶、魔法使いがいるが、仲間との連帯感を強めるなら自分で登録してキャラを作ろう。
また、1階には【預かり所】も併設されておりお世話になる。
 
FC版では、メモリ節約のために酒場や登録所の機能を使うたびにセーブされるようになっている。
これを利用してわざわざ遠い王様の所に行かずにセーブすることができる。
ただし、下記のいずれかの条件では該当する選択肢ではセーブできない。

  • 誰も登録されていない状態(全員を連れ出している状態)で「めいぼをみる」か「なかまを くわえる」
  • パーティメンバーが4人の状態で「なかまを くわえる」
  • パーティメンバーが1人の状態で「なかまと わかれる」

しかし、これらをすべて満たすことは基本的にありえないため、必ずいずれかの選択肢でセーブできる。
近くの実家で【タダ宿】できることもあり、もっと手軽にセーブできる【ダーマ神殿】にたどり着くまでの拠点となる。
ここでセーブした場合は直前に会話した(セーブはしなくてもよい)セーブ可能な王様の前で再開となる。
便利だがパーティーが弱いと再開場所によってはハマリになることがある。
また、「なかまを くわえる」と「なかまと わかれる」および2階での登録ではキャンセルせずにそのまま加えて(or別れてor登録して)しまうと、加えた(or別れたor登録した)状態でセーブされることにも注意が必要。
 
ちなみに、【きんのかんむり】【ロマリア王】に返却していない場合、この方法で【ロマリア】にワープすれば、返却しないままロマリアでゲームを再開できる。

リメイク版

FC版では、王様に会うまではお城の手前で母親がブロックしているため、そもそも【アリアハン王】に会った後でなければ旅立つことすらできなかったが、リメイク版ではブロックを振り切った【がんこもの】【ひねくれもの】の勇者なら謁見前に来ることができる。
しかし、他の施設と違ってここだけは王様に謁見して【バラモス】討伐の命を受けた後でなければ利用できない。一度も利用しないでゲームクリアすることは不可能なので、ちゃんと王様に謁見しておくこと。
酒場の客である冒険者は、かつて武闘家、盗賊、僧侶の仲間達と旅をしていた思い出話をきかせてくれる。
 
コマンドは

に変更された。
DQ5の【モンスターじいさん】やDQ6と同じく、パーティから外すコマンドは「わかれる」から「あずける」になっている。預かって世話をしてくれる施設に転業したようだ。
また、預けるときにそのキャラの装備品以外の道具が自動的に【ふくろ】に入れられる。
 
ルイーダの酒場の機能でセーブしなくなった代わりに、簡易にセーブをしてくれる【シスター】が新たにカウンターの横に立っているようになった。
ルイーダや登録所と違い、こちらは王様に会ってなくても利用できる。
ここでセーブした場合はアリアハン王の前で再開となる。
アリアハン王と一度も会話したことがなければこのシスターの前で再開となる。死んだときもこのシスターの前で復活する。
 
預かり所は【ゴールド銀行】に変化している。

小説版

王都アリアハンで一番古く安い酒場だが、【バラモス】が現れ世界が荒れ始めてからは、失業者やならず者が集まるいかがわしい店となっている。
【主人公(DQ3)】アレルと【戦士】クリスが【ネクロゴンド】に向かうために【船乗り】を求めてここを訪れたが、怖気づく者ばかりでクリスが乱闘を起こしただけだった。

DQ5

【グランバニア】のみに存在。
2階の兵士詰め所の酒場のバニーが経営しているが、青年時代後半になってから利用できる。
仲間モンスターの管理は【モンスターじいさん】が担っているので、ここでは人間キャラのみ組み替え可能。
 
選択できるコマンドは2個だけで

  • なかまをくわえる
  • なかまをはずす

になっている。
DQ3との違いとして、「わかれる」が「はずす」に変わった。
基本的に人間の仲間は家族か部下なのでそもそも「わかれる」ではおかしいし、モンスターじいさんでのコマンドとの差別化もあっての変更だろう。
ただし、もちろん主人公自身は外すことはできない。クリア前はもちろんクリア後も裏ボスを倒した後も。
ここで加えたり外したりできるのは【男の子】【女の子】【サンチョ】【ピピン】【大神殿】をクリアすると妻(【ビアンカ】【フローラ】、DS版以降で登場する【デボラ】のいずれか)も加わる。
ちなみに、イベントで強制加入するわけではないサンチョとピピンは、青年時代後半に直接話しかけるまでは名簿に登録されない。
モンスターじいさんに預ける場合と同じく、外した仲間の装備している武器・鎧・盾・兜以外の所持アイテムは装飾品も含めて、すべて【預かり所】に預けられる。
 
基本的に人間の仲間が少ないDQ5では、利用する機会もあまりない。
しかし妻を救った後、主人公以外の人間キャラは全員パーティから外れるので再加入させたい場合は酒場に行ってパーティに入れる必要がある。
大神殿への突入など、人間メンバーが強制的にパーティ入りする場面の場合では、戦力ダウンを避けるためにタイミングよく外しておく使い方もある。
 
酒場で外したメンバーは酒場にいるのではなく、城内のそれぞれの部屋や家で待っている。
ちなみに、ここでモンスターを外そうとすると、「うーん モンスターさんはうちではちょっとね……。」と言って断られる。
ちなみにモンスターじいさんは酒場の中にいる(ただし、昼間にのみ)。

DQ6

今回は前作のモンスターじいさんの役割を兼ねるようになり、人間キャラクターも仲間モンスターも対象となった。
今作はなんとチェーン展開している。
最初は【現実の世界】【サンマリーノ】にあるが、【ムドー】を倒すまでは利用できない。他は【夢の世界】【ダーマ神殿】【スライム格闘場】、現実の世界の【ガンディーノ】、そしてなぜか【はざまの世界】【欲望の町】にもある。
また【牢獄の町】では【アクバー】を倒す前の一時期のみ、【ルイ】が「ルイーダ」となって酒場を開く。
どういう仕組みなのかゴールド銀行などのようにどこで預けても異世界をまたいで全支店で入れ替えができる。便利な世の中になったものよのう。
 
選択できるコマンドは以下の通り。これは前作のモンスターじいさんと同じで、コマンドの統一のために人間でも「あずける」表記になった。

  • あずけにきた
  • むかえにきた
  • ようすをみる
  • わかれにきた
  • やめる

 
本作ではモンスターを仲間にすると定員オーバーになるため、誰かを酒場に預けないといけない。
ただし、主人公及び【バーバラ】は預けることができない。クリア前もクリア後も裏ボスを倒した後も。
バーバラは【マダンテ】を習得するイベント後には預けられるようになってもいいはずだが……。
馬車メンバーが二軍なら酒場メンバーはいわば三軍で、【テリー】が酒場で燻ってることが多い。
このことから使わない仲間の装備を剥ぎ取ってルイーダの酒場に幽閉してしまうことを「酒場送り」と呼ばれる。
新たに仲間が加わった時点で馬車がいっぱいだった場合、そのままルイーダの酒場に走っていくことになる。
 
酒場にも定員があり、仲間モンスター枠は最大15体までと制限されている。
名目上は酒場として統合されてはいるものの、人間メンバーと仲間モンスターの枠が内部的にはしっかりと区別されている。
そのため、すべての仲間モンスターを1体ずつ仲間にすることもできなくなっており、3種は諦める必要がある。定員に達した状態で新たに仲間モンスターを加えたいなら、酒場でモンスターの誰かと別れる必要がある。
ただし、【ドランゴ】【ルーキー】には人間メンバー同様の専用枠が設けられており、別れることもできない。
【アモス】は展開によっては仲間にならないが、彼にも専用枠があり、仲間にしなかったからといって仲間モンスターの枠が増えたりはしない。
 
ちなみに、定員が満員状態でもモンスターが起き上がることはあるが、当然馬車も酒場も満員なのでそのままさびしそうに去ってゆく。
このことを知らずにちょうど満員状態で【はぐれメタル】【ランプのまおう】を起き上がらせた人がいたとしたら悲劇である。
 
別れるを選択すると、仲間モンスターは元気に野山に戻っていく。
その際持っているアイテムは、そのままモンスターに持たせてあげるかどうか聞かれる。重要アイテムは持たせてあげても袋に返される。
棺桶状態で預けた仲間モンスターと別れる選択をすると、ちゃんとセリフが変化する

リメイク版

仲間モンスターシステムが【スライムスカウト】に変更されたため、仲間メンバーの上限人数が決まっており、それ以上になることはない。
また、主人公とバーバラを預けられない点は据え置きのため、人間キャラの耐性がほとんど無くなっているにも関わらず彼らのバシルーラ耐性だけは変化がない。
コマンドは「わかれにきた」が撤廃された他は、名称や順番は特に変更されていない。

DQ9

【セントシュタイン】【リッカの宿屋】1階で営業。
DQ6のようなチェーン展開はなくなったが、DQ3のルイーダと登録所の機能がDQ9ではルイーダに集約され、自由にキャラクターメイキングとパーティの編成ができる。
 
選択できるコマンドは以下の通り。

  • なかまを よびだす
  • なかまを あずける
  • なかまを とうろく
  • なかまと わかれる
  • やめる

「なかまを とうろく」はキャラクターメイキングを行う。詳細はこちら参照。
「なかまを よびだす」は登録したキャラをパーティに加える。加えると、酒場の扉から飛び出してきて飛び跳ねる、張り切って右腕を突き上げる、折り目正しく一礼、などの中からランダムの歓びのポーズを取る演出がある。
FC版DQ3と同じく、キャラクターリストの最後尾に「その他の人」という項目があり、本作ではこれを選択しても、直接新しいキャラを登録できる。
「なかまを あずける」は、現在パーティにいるキャラを酒場に預ける。
「なかまと わかれる」は登録しているキャラの削除なので、せっかく育てたキャラをうっかり消さないように注意。
 
DQ3のときと同様、始めから3人のデフォルトキャラが登録されているが、自分の好きに作った方が愛着は湧くだろう。
 
また、【隊列】システムが他作品と異なる本作では、「列の並び順」の変更はここでしかできない。
一度預けてまた加えたりしないといけないので、少し面倒くさい。
 
クリア後には該当の配信クエストをクリアすることで、店主のルイーダやリッカ、ロクサーヌといったキャラが仲間になり登録される。
配信クエストで仲間になったキャラと別れようとすると専用の台詞を返され削除することができない。
また、ここにきて初めて店主のルイーダにストーリー中でスポットが当てられた。
序盤はもちろん、配信クエストでのエピソードや仲間にもなることを考えれば大出世と言えよう。

DQ10オンライン

DQ10の5周年を記念した期間限定イベント【大魔王ゾーマへの挑戦】で登場。
ルイーダが使いとしてアストルティアに送り込んだ【スラエル】の案内で来ることができ、ここから【ゾーマの城】に旅立つことになる。
パーティーメンバーが足りない場合の補充として【ゆうぼん】【すぎやん】【アキーラ】を仲間にできるほか、転職も可能。
 
マップの構造はDQ3のルイーダの酒場(1階)を元にしており、【ルイーダの酒場に最初からいる人たち】もいる。

DQ11(3DS版)・DQ11S

【冒険の書の世界】の「ダーマ神殿」(DQ6)と「リッカの宿屋」で再現されている。寄り道イベントなので当然パーティの組み替えなどはできない。
リッカの宿屋の方のルイーダはクエストを依頼してくる。

DQMBV

DQ9と同じ容姿のルイーダがいるが、主人公が小学生であることからか、「ルイーダのカフェ」に変更されている。
コーチョーのクイズのヒントを教えてくれたり、アーケードと同じ【バトルマスター】への転職試練を受けるために【伝説の戦士】を紹介してくれる。

DQH

【空艦バトシエ】に存在。
2015年3月19日のアップデートでムービー鑑賞機能が追加された。

DQH2

【リッカの宿屋】に存在。ストーリー展開で一時的に【荒野の野営地】に移る。
操作キャラを【時空の迷宮】限定キャラに変更可能。

DQトレジャーズ

ライバルズエースのカードが、【お宝】の一つとして登場。

お宝No.566
レアリティジャンク
カテゴリープレイメモリアル
コレクションカード
標準価格150,000G

DQRA

本人とは別に、一人用モード「ソロバトルアドベンチャー」における勇者専用の特技カードとして登場。

コスト4 特技
ランダムな冒険者を1枚手札に加え
そのカードのコストを-1する
味方の場に冒険者がいる場合
さらにMPを1回復しカードを1枚引く
(通常版初期の能力)

コスト1 特技
ランダムな冒険者を3枚手札に加え
そのカードのコストを-3する
味方の場に冒険者がいる場合
さらにMPを3回復しカードを1枚引く
(プレミアム版最大レベルの能力)

冒険者に分類されるランダムなカードを手札に加え、その使用コストを低減する。
流石に対象が広すぎて当たり外れが大きいため当てにはしにくいが、冒険者を出していればMP回復とドローと嬉しい追加効果がある。
【超サポートなかま】と同様にエースカードを入手しても強化が反映されないが、強化により加える手札枚数増加などの効果を得られる。とりあえず使うだけでも相当お得になるので、勇者専用カードなどが来たらラッキーという気持ちでとりあえず使ってしまおう。更にMP回復目的でも使えるようになるが、最大で3枚手札が増えるので溢れないように注意。
1枚で冒険者を複数手に入れられるということで、【伝説の勇者】や同時に実装された【仲間との絆】などの冒険者シナジーの効果と相性がいい。特技なので【王女タバサ】などで使い回すのも良い。
イラストは女勇者が酒場に足を踏み入れているもので、客として女戦士・男商人・男盗賊、女遊び人と思われる【バニーガール】の店員、ルイーダ(DQ9デザイン)が描かれている。
ただし使用時の演出で出てくるのはリーダーの【主人公(DQ1)】とルイーダである。

DQウォーク

2020年のDQ3イベントでイベントポータル(イベントの諸情報を確認できる専用ページ)として登場した。
各種ミッションやイベントアイテムの交換、そして他プレイヤーがNPCとして戦闘に参加してくれる「助っ人」機能が存在し、自分のキャラクターを助っ人として酒場に登録することもできた。
この助っ人機能はイベント終了後まもなく標準システムに昇格。助っ人情報の管理として「ルイーダの出張酒場」が開設され、以後ルイーダはDQウォークの世界におけるレギュラーキャラクターになる。

ロトの紋章

アリアハンに変わらず存在するも、アリアハン王ノバァク13世の臆病さに多くの冒険者が愛想を尽かし、今はすっかりさびれている。町の宿屋が不景気のあまり廃業してしまった為、肩代わりに二階を提供している。アルス一行もアリアハン滞在中は、ずっとここでお世話になっていた
かつての勇者アレルと若き日の3人の初代ケンオウ達が描かれたタペストリーが店内に飾られているのが、かつての賑わいを偲ばせる品となっている。
アリアハンでの一連の事件の後アルスが旅立ってからは、アルスと当代の3人のケンオウ達(キラ・ヤオ・ポロン)、そしてタルキンを描いたものが新たに飾られる事となった。

ドラゴンクエスト公式サイト

【公式サイト】の初期時代、「パルプンタウン」から「天空の城下町」の中期ごろまで、「フォーラム・ルイーダの酒場」のコーナーがサイト内に設けられており、ユーザーからの質問やコメントにルイーダが答える形式がとられていた。

LINE PLAY

2014年3月にはスマホアプリのLINE PLAYにDQ公式ルームとして「ドラゴンクエスト ルイーダの酒場」が登場。
DQ9のルイーダをデフォルメしたアバターが使用されており、
ルーム内にはスライムのクッションやミミック、ただのしかばね、錬金釜などDQシリーズでおなじみのオブジェが飾られている。

コラボ店舗「LUIDA’S BAR(ルイーダの酒場)」

2010年1月28日(DS版DQ6の発売と同日)、株式会社ニュートンの運営する「カラオケパセラ」とのコラボレーションにより、ゲーム内のルイーダの酒場をモチーフとした「LUIDA'S BAR(ルイーダの酒場)」が東京・六本木の「カラオケパセラ六本木店」にオープンした。
 
内装やメニューはDQシリーズをイメージしたものが並んでおり、店員もDQ用語を使ってきたりと細部にまでこだわりが感じられる。
店内の貨幣単位も【ゴールド】が使われ、ここでは1ゴールド=1円と分かりやすい設定。
一定期間ごとに「レベルアップ」が行われ、それに伴いメニューも一新される。2019年3月28日からは「レベル8」となり、DQ11関連メニューなどが販売されている。
またDQシリーズの新作が発売されると店内でもソフトの販売が行われる。
 
ヨドバシAkibaと並ぶ首都圏の【すれちがい通信】スポットとしても有名であった。
2013年10月22日からはDQ10のプレイルームも設けられ、Windows版(秋葉原移転後はブラウザ版)がプレイ可能。
 
六本木での営業は2020年9月13日にて終了し、同年11月13日からは床面積を増やしたリニューアル店舗として秋葉原(JR秋葉原駅南西の神田川沿い)の「カラオケパセラAKIBAマルチエンターテインメント」に移転した。
 
イベントなども時々行われるので、ファンなら一度は訪れておきたい場所である。ただし新作発売時やイベント期間中はファンでごった返すので事前予約をお勧めする。
 
なお2021年5月に淡路島のニジゲンノモリにオープンした「ドラゴンクエストアイランド」敷地内にも「ルイーダの酒場」がありオリジナルメニューを提供しているが、こちらはニジゲンノモリによる運営であり、カラオケパセラの店舗との関連は無い。