概要
DQ5で使用される楽曲の1つ。
構成=Intro:4小節、A:8小節、B:8小節
調=イ短調(Am)
BPM=109(NHK交響楽団)
拍子=4/4
他作品のフィールド曲に比べると特徴は薄く、楽曲自体も短い。
曲調としては、DQ1の【広野を行く】に近く、2周目は壮大さが加わる。
まさに典型的な「ドラクエの旅」という感じが全開になっている曲である。
オーケストラ版では、1周目にオリジナル版に忠実にオーボエやフルートが静かにメロディを奏でた後、2周目は主旋律を弦楽器の重厚なユニゾンによって演奏される。
タンバリン、ホルンのオブリガード、木管楽器の分散和音やハープのアルペジオなど一気に楽器が加わり、1周目とは打って変わって壮大かつ抒情的である。
また、オーケストラ版では、「街角のメロディ~地平の彼方へ~カジノ都市~街は生きている~街角のメロディ」としてメドレーで演奏される。
フィールド曲が街の曲に挟まれるというかなり珍しい編曲になっており、トランペットによる宿屋のファンファーレの後、カジノのBGMへ移るという斬新過ぎる編曲が楽しめる。
「戦火を交えて~不死身の敵に挑む」の戦闘曲メドレーでも間奏パートにおいてこの曲のメロディーをゆっくりにしたフレーズが演奏される。
DQ5
フィールドBGMとして使用されている楽曲。
幼年期だと父の背中を追いながら旅を続けた道やビアンカと一緒に向かうお化け退治の道のり、
青年時代前半だと奴隷の日々から脱出し初めて自分の意志で行き先を決める不安やヘンリーが去って久々に一人になった寂しさ、結婚して妻と共に旅する事に対しての新しい希望、
青年時代後半だと自分の子供たちを連れ、かつて父の背中を追っていた子供が家族を導く父親になったという感慨など、
時の流れや旅の移り変わる状況などを感じさせる曲である。
SFC版では1周目しか流れず物足りない感が強いが、リメイク版ではオーケストラ版と同様に2周目も流れる。
特にPS2版の2周目の感動的な盛り上がりには、旧作プレイヤーも含めて胸を熱くさせたことだろう。
また、PS2版以外では最後の部分だけはカットされている。
ユアストーリー
冒頭の幼年時代のダイジェストで使われた。
最初の1周は画面演出に合わせてSFC版DQ5の音源、2周目はオーケストラ版準拠のシンセサイザー音源(主にスマホ版や外伝で使われるもの)。そして最後の後奏部分で画面が映画本編の3Dアニメに切り替わると同時に、音楽も【東京都交響楽団】によるオーケストラ音源へと切り替わる。
DQ10オンライン
嵐の領界のフィールド曲として使用。
都響によるオーケストラ版だがループは短い。
詳しくはこちらを参照。
DQM
DQ5を題材にした扉で流れる。
8bitのピコピコ音でこの曲を聴けるのは貴重。しかも2周目のアレンジまでちゃんとある。ただし、【ねむりのとびら】の【エスターク】とのシチュエーションはDQ5のものだが、元々DQ4のボスだったため、【勇者の故郷】が流れる。
いたストDS
【死の火山】マップで使用されている。
ヒーローズ2
【グリーネ草原】で流れる。
ライバルズ
「レックス」「タバサ」のLv3スキル使用時に流れる。
また、ゲームモードの一つである「いざないの闘技場」でカードをピックする際にも流れる。
星ドラ
惑星アレスのホーム画面で流れる。
ウォーク
DQ5コラボイベント中のフィールドで流れる。